内容
貴司(赤楚衛二)から、短歌を辞めると打ち明けられた舞(福原遥)
敬称略
作、佃良太さん
今作は、短歌をテーマにした“連ドラ”でも無ければ。
短歌をテーマにした“~講座”なんていう番組でも無い。
なのに、
主人公が進む道。。。主人公が紡ぐ物語、テーマとは、
全く違う“要素”である、短歌を盛り込んでしまった。
まぁ、“メイン”が、盛り込みたかったのだろう。
きっと、そんな“些細な理由”だ。
だが、そもそも。短歌だろうが、なんだろうが。
多くの視聴者というか、多くの人にとっては、全く馴染みが無いもので。
それを、ごく一部の馴染みの有る人や、なんらかのうまみを感じた人が、
今までより評判になったからと、
それをブームだと言い切っているだけの話だ。
実際、ブームなんて、所詮、一過性のモノでしか無いのも事実で。
それを“きっかけ”にして。。。っていうのも、
理解出来ないわけでは無いのだけど。
じゃ、
そういう“要素”をテーマにしているわけでもない“連ドラ”で、
“要素”を扱おうとすれば。
展開は、数えるほどしか無いのは、言うまでもない。
歌を詠んで成功するか、失敗するか。
逆に、歌を詠めなくなるか。
そう。
今作の描こうとしている展開自体は、間違いでは無いのだ。
だからといって、
結果的に、今作のように同じような展開ばかりだと、
ワンパターンな印象しかないのは言うまでもない。
今作の場合。これが、脇役キャラの設定では無く、
主人公のパートナーであるため、
なんらかの“目立たせる展開”が、必要になるわけで。
。。。そう。。。ワンパターンしか、無かったのである。
あ。別に、今作の展開などを擁護しているわけでは無い。
むしろ、
“わざわざ”、こんな設定にする必要なんて、無かっただろうに。。。
そんな、気持ちしか無いです。
実際問題。
今週にしたところで。
主人公の物語があるにもかかわらず、
“盛り込まなければ!”という、“縛り”があるために。
度々、盛り込んでしまい、
明らかに、話の腰を折ってしまっている。
今回のエピソードなんて、良い例だ。
無理に、ちりばめる必要なんて、無かっただろうに。。。ってのが本心である。
いや、どうしても。。。っていうならば。
たとえ、とってつけたような印象になり、
あざとく見えたとしても。
今回の主人公が口にしたように、
“支えてくれた”を、徹底的に、表現すべきだったと思います。
で、“金曜”で、落とせば良いだけの話だ。
そこが、少し弱かった感じ。
とはいえ。
“メイン”が同じ事をやっていても、違和感しか無かったので。
今週の“サブ”は、“流れ”の中で“支えてくれた”を、
それなりに、盛り込んでいたのは、事実ですけどね。
貴司のキャラがキャラなので、ちょっと弱かったかな。
なんなら、娘と一緒に、舞の仕事ぶりを、
見に行くことくらいしても良かったかもね。
そうすれば、舞の頑張りが際立つし、貴司の苦悩も際立っただろうし。
本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202303240000/
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