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レベル999のFC2部屋

星降る夜に 第5話


内容
一星(北村匠海)とデートをしていた鈴(吉高由里子)
そこに、佐々木(ディーン・フジオカ)から連絡が入る。
すぐに“マロニエ”へと戻った鈴そして一星。
佐々木たちが春(千葉雄大)の妻うた(若月佑美)の処置を行っていた。

翌朝。うたが落ち着き、一息つく春に、鈴が声をかける。
春の事情を知った鈴は、自分のことを打ち明ける。

そのころ出社した一星は。。。

一方、うたに切迫流産では無かったと説明する佐々木に、
うたは、“あの人、流産すれば良かったと思っていると思います”と。

そんななか、マロニエの公式アカウントに、鈴が人殺しだと書き込まれる。

5年前、鈴が勤めていた大学病院に、
伴七海という患者が搬送されてきたのだが。。。。。

敬称略


脚本、大石静さん

演出、深川栄洋さん



“本当の気持ちも手話でなら言えた”


今回は、本当に盛りだくさん。

春とうた夫妻のことだけでなく。

それに端を発した、一星と春のケンカもあるし。

そのうえ、鈴には過去のトラウマだ。

それだけなら、飽き足らず。

佐々木を加えて、三角関係風な恋バナまで描く始末。


ハッキリ言って、ネタだけを並べれば、

明らかに、盛り込みすぎである。

だが、登場人物それぞれの苦悩をシッカリ描き、

それぞれを、丁寧につなぎ合わせているので、

完全に一つの物語に仕上がっている。


最終的に、春の苦悩そして一星との出会いなどを、

丁寧に描きつつ。。。妻うたとの。。。。。


とんでもない、作り込みだ。恐れ入った。

よく、これだけのことを、つなぎ合わせたよねぇ。。。。凄い。


意外に大きなポイントは、一星の設定でしょうね。

今回のエピソードって、そこだけを無くしてしまっても、成立するのだ。

そう。一星がいなくても成立するのだ。極論を言えば。

だが、それでは、今作として成り立たないので。

一星がいる必要のある物語に、作り上げた。

春夫妻のこと、春の苦悩なども含めてだ。

いなければ、成立しない。

設定を持ち込んでも、都合良く無視することも、良くあるコトなのに。


なかなか、凄いことである。

本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202302140001/
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