内容
一星(北村匠海)とデートをしていた鈴(吉高由里子)
そこに、佐々木(ディーン・フジオカ)から連絡が入る。
すぐに“マロニエ”へと戻った鈴そして一星。
佐々木たちが春(千葉雄大)の妻うた(若月佑美)の処置を行っていた。
翌朝。うたが落ち着き、一息つく春に、鈴が声をかける。
春の事情を知った鈴は、自分のことを打ち明ける。
そのころ出社した一星は。。。
一方、うたに切迫流産では無かったと説明する佐々木に、
うたは、“あの人、流産すれば良かったと思っていると思います”と。
そんななか、マロニエの公式アカウントに、鈴が人殺しだと書き込まれる。
5年前、鈴が勤めていた大学病院に、
伴七海という患者が搬送されてきたのだが。。。。。
敬称略
脚本、大石静さん
演出、深川栄洋さん
“本当の気持ちも手話でなら言えた”
今回は、本当に盛りだくさん。
春とうた夫妻のことだけでなく。
それに端を発した、一星と春のケンカもあるし。
そのうえ、鈴には過去のトラウマだ。
それだけなら、飽き足らず。
佐々木を加えて、三角関係風な恋バナまで描く始末。
ハッキリ言って、ネタだけを並べれば、
明らかに、盛り込みすぎである。
だが、登場人物それぞれの苦悩をシッカリ描き、
それぞれを、丁寧につなぎ合わせているので、
完全に一つの物語に仕上がっている。
最終的に、春の苦悩そして一星との出会いなどを、
丁寧に描きつつ。。。妻うたとの。。。。。
とんでもない、作り込みだ。恐れ入った。
よく、これだけのことを、つなぎ合わせたよねぇ。。。。凄い。
意外に大きなポイントは、一星の設定でしょうね。
今回のエピソードって、そこだけを無くしてしまっても、成立するのだ。
そう。一星がいなくても成立するのだ。極論を言えば。
だが、それでは、今作として成り立たないので。
一星がいる必要のある物語に、作り上げた。
春夫妻のこと、春の苦悩なども含めてだ。
いなければ、成立しない。
設定を持ち込んでも、都合良く無視することも、良くあるコトなのに。
なかなか、凄いことである。
本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202302140001/
- 関連記事
スポンサーサイト
