『母と私の挑戦』
内容
めぐみ(永作博美)と舞(福原遥)は、“IWAKURA”の立て直しを決意。
めぐみは、信用金庫からの融資の返済が、半年、延期されたことを社員に報告。
舞も、こん包の仕事をしながら、営業を始めることに。
敬称略
作、桑原亮子さん
演出、原田氷詩さん
「お嬢さん、こん包の仕事は?」
「続けてはんで」
だそうである。ただし、仕事がないことも強調し。半日だけらしい。
そのうえ、五島には、少年の姿と祥子から途中経過報告。
わずか、1,2カット。数秒のことであるが。
こういう疑問点の解消は大切。
いままで、今作では、こういう物語を補強する描写が、
一部の“章”を除いて、少なかったことを考えると。
今回または今週が、“今作初”となる演出ではあるが。
演出と、そのチームが、脚本を補強した可能性が高い。
実際、前述の補強だけでなく。
メイン演出では、全く描写がなかった“主人公の仕事”が、
こん包以外にも表現されている。
そう。主人公が口にしたことを描写しているのである。
細かい部分でも、
“バードマン編”“航空学校編”では、描写があったような、
モブ。。。完全な脇役を含めた奥行きが見える描写も盛り込まれているし。
“ドラマ”として、描くべきコトを描いている印象だ。
単純なことであるが。
ホントは、こういうコトが大切なのである。
そして、秀逸だったのは、終盤の終業ベルそしてカレンダー。
これにより、主人公の“今”が分かるし。劇中の状態もハッキリする。
こういう当たり前が出来ていなかったからね。。。。
これ。。。ってか、週末まで、これが続けられるのか?
という不安はありますが。
ただ、今回のエピソードを見た限り。
中途半端な脚本を、咀嚼、そして精査して整理整頓出来ているかどうか。
それが、エピソードの質に大きく関わってしまっているのが、
よく分かったエピソードですね。
もちろん、先ずは、脚本だけど。演出の大切さが分かる今回である。
本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202301160000/
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