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連続テレビ小説『ちむどんどん』第76回



「御三味(うさんみ)に愛をこめて」
内容
和彦(宮沢氷魚)との結婚を決めた暢子(黒島結菜)は、
母・優子(仲間由紀恵)らに報告する。

和彦は、母・重子に。。。。。

敬称略


作、羽原大介さん

脚本協力、新井静流さん

演出、中野亮平さん



優子“両家の皆に祝福してもらいたい”

の前に。。。視聴者に祝福してもらおうよ(苦笑)


そこはともかく。

まるで、“普通”な感じで始まった今回のエピソード。

。。。確かに、普通に見えるんだけど。


問題点がある。

一番の問題は、略奪婚からの“普通”な展開だったことだ。

全く好感が持てない状態の主人公と和彦。

そんなふたりが、くっついただけでも、不快感なのに。

今回の“普通”は、その不快感を際立たせてしまっている。

別に、略奪だろうが、そこは、良いのだが。。。。良いのか?(笑)

でも、せめて、

“普通感”を出すのは、辞めようよ。

これ、主人公・暢子が、愛から和彦を奪った。。。だけに見えるけど。

それは、違う。今回は、大違い。

主人公・暢子への一途な想いを抱いていた智から、和彦が奪ったのだ。

そして、主人公・暢子は、主人公で智を裏切った印象があるのだ。

それが、智の一方的好意であっても。

そう。略奪は略奪でも、

結婚はしていないけど。。。ダブル不倫。。。ダブル略奪に近いのである。

この状態で、“普通”ですか??


これ、以前から、書いていることだけど。

主人公・暢子へは不快感しか抱いていないが、

少なくとも、自分勝手、身勝手なのは、ブレずに描いている。

だったら、そういうキャラで、押し通すべきなのだ。

こんなところに“普通”なんて、必要無いのである。

だから、何度も書いているのだ。

なぜ、房子に、父のことを聞かない?

とか。。。三郎に聞かない?。。。とか。。。。

もちろん、不快感だけは倍増するが、

そういうキャラだと思えば、応援したくなくても、

“ドラマ”として、一定の安心感が生まれるのである。

ほんと、普通に描くなよ。。。普通に。



頭が痛いのは、もうひとつある。賢秀だ。

個人的には、強引に混ぜないで欲しいけど。

だが。。。だが。。。である。

ここまでブレずに描いてきたことだけは、評価しているのだ。

不快だけどね。でも、キャラとして認めることが出来ますので。

そう。こういうのが、大切。だから、前述の主人公の。。。に繋がる。


で、思ったのだ。

これ、賢秀を、後で。。。ってコトなのだが。

出来れば、

結婚報告の場にいて欲しかった。

良子、歌子からの言葉もイマイチだったし。

良子の時のように、賢秀が。。。。って思うのだ。

歌子も、先生に追いかけられていたとき、いたのは、賢秀。

意外と、鍵になる登場人物なんだよね。

だからこそ、いて欲しかった。

母だけの存在感で“普通”を醸し出すならば。

混乱させる必要は無いけど。

存在感だけはあるキャラなので、。。。。欲しかったです。


きっと、それこそが、“普通”じゃない“鍵”だったと思うんだよね。。。。


本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202207250000/

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ディレクターの目線blog@FC2 | 2022年07月25日(Mon) 13:19