内容
インターハイ予選が近づき、ボクシング部部員たちの練習は激しくなっていた。
スパーリングを見ていた桐沢（木村拓哉）は、
伊庭（高橋海人）と玉乃井（坂東龍汰）を呼び出す。
マネージャーの西山（吉柳咲良）のことで、もめていた。
どうやら、ふたりとも、西山のことが。。。。
一方で、折原（満島ひかり）は、
大場校長（内田有紀）から、京明に勝つようにと命じられてしまう。
そこで折原は、甲斐（安田顕）に特別コーチを依頼する。
だが元日本チャンピオンの甲斐の指導は、部員たちには難易度が高く。
練習を見ていた桐沢は、基本の練習を繰り返すことを決める。
そんななか、桐沢は、最近、親しくなった圭太（川原瑛都）と遭遇。
思わぬトラブルの発生から、圭太の素性を知ってしまう。
敬称略
脚本、福田靖さん
監督、星野和成さん
無理に“恋バナ”を混ぜなくても。。。。とは、思いますが。
まぁ、舞台が舞台なので、仕方ないかな。
こういう言い方は、どうかと思うが。
“目標”だとか、“モチベーション”だとか。
そういうのは、大切だと思いますしね。
悪くは無いです。
ただし、折原との関係性については、別に良いとして。
気になったことがひとつ。
それは、桐沢の授業が無かったこと。
本来、今作が持ち込んでいる“テーマ”および
そのためのシチュエーションからすると、
必要な要素なので、描く必要性は無いのですが。
盛り込んでしまっているからこそ、気になってしまったよ。
一応、新聞部？で生徒を出していたので、
“ドラマ”としては、なんの問題も無いでしょうけどね。
それにしても、今回驚いたのは。
大場校長を、シッカリと絡めてきたことだ。
今作の設定上、前回のように混ぜないという選択は、無いはずだし。
今までのような、不要な紆余曲折で、混ぜるのも、
“ドラマ”としては、無駄遣いでしかないわけで。
実際、あまり意味が無かったし。
何度も書くようだが、
本来なら、今回のエピソードのような絡め方が、最適解なのは言うまでもなく。
そのほうが、第三者視点を持ち込めるので、
ボクシング部の変化だけでなく。桐沢の変化も描けたハズなのだ。
その変化こそが、今作の“醍醐味”“面白み”だろうし。
利用しない手は無いはずなのに。
とりあえず、目指すべきカタチになっただけでも、
今回のエピソードは、良かった。。。。と言って良いでしょうね。
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