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連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』土曜版第13週



結局のところ。

今週は、“盛り込みすぎ”の一言に尽きる。


錠一郎が、東京から帰ってきたことだけでなく。

るいと錠一郎との紆余曲折を描き。

京都行きを描き。

回転焼き屋を描き。

妊娠まで。


そう。ほぼ毎日、別のコトを描いているのである。

実際、劇中の時間も、週の始まりと終わりで、1年程度経過しているしね!


ってか、

この現在の状態を、“箇条書き”と言わず、何というのだ?


気持ちが悪いのは、

今作が始まった3か月ほど前から、この“箇条書き”は、ほぼ変わらないのに。

出演俳優が変わるだけで、

“箇条書き”を批判せずに、“大絶賛”を行う“宣伝”の垂れ流しを、

行っていることである。

完全に、“アンチ”と“ファン”の“戦い”。

。。。。ならまだしも。

どう見ても、“大人の事情”のニオイしかしないことだ。

良い意味でも、悪い意味でも。。。。

“土曜版”を見れば、その空気が漂いすぎているのが。。。。。(苦笑)

まあ、それを見ても、

批判する人は批判するし、絶賛する人は絶賛するだろうけどね。


私にとっては、俳優が誰か?なんて、些細なこと過ぎて。

ハッキリって、どうだって良いこと。

“ドラマ”が、本当に面白いかどうかには、あまり関係がありませんし。。。。。



いつだったかも指摘したが。

“るい編”ではなく実質的に“るい・錠一郎編”に近い状態の“るい編”

別に、そのことを批判、非難するつもりは、全く無いのだけど。

じゃあ。。。って思うのだ。

だったら“安子編”から、シッカリと描けば良かった。。。と。


なんとなく感動的に見えるのは、

 人の生き死にを描いたり、

 子役を使ったりしているからだ。

そういう、

人にとって、潜在的に感動的に見える“要素”というのは、誰にもあり。

特に、前述の要素は、多くの人に受け入れられる可能性が高い“要素”。

それも、潜在意識にすりこまれている原初的な要素だと言える。

それこそ、描写がテキトーでも、

それなりに、感動出来てしまうモノなのである。


今作が、テキトーであるとは、言いません。

一応、丁寧に扱っている印象はありますしね。

一部の“ドラマ”では、ほぼ“アイテム化”していて、

“刑事モノ”系統と同じような扱いしかせずに、

感動の押し売りをしてくる作品がありますし。

それと比べると。。マシ。。。。いや。丁寧に扱っていると言えます。


だが、だからといって、“ドラマ”として、

本当の意味で、成功しているかどうかは、ビミョーなのは、

そこに至るまでの、初期設定の描写や、過程の描写が、雑だからだ。

ある程度は、好意的に見ることは出来るが。

実際は、視聴者に、ほぼ丸投げに近いのが今作なのである。


個人的には、部分的には評価出来ても、

全面的には評価出来ないです。


何度も書いてきたことだけど。

もうちょっと、本当に丁寧ならばなぁ。。。。。

なんか、

三部に別れていて、

一部、二部で、この状況だと。

脚本を仕立て直しているだけで、手抜きをしているような印象もあるのだ。

重ねている。。。同じような描写だと。。。

単純に評価出来る人は良いだろうが、。。。。。(苦笑)

これで、三部でしょ?


面白くなる期待さえ持てないです。



最後に。

予告を見て。。。。“また”強引に。。。。(失笑)



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