「1943-1945」
内容
空襲により、祖母ひさ(鷲尾真知子)と母小しず(西田尚美)が命を落とした。
責任を感じる父・金太(甲本雅裕)は、空襲で残った雉真家で床に伏し、
安子(上白石萌音)も、気落ちしながら、父の世話をしていた
そして8月15日。ラジオから玉音放送が流れる。
体と心が回復しない父・金太に、小豆を見つけたと、
お供えのおはぎ作りのための、あんこ作りを教えて欲しいと頼む安子。
敬称略
きっと、“ラジオ”を扱っているからこそ。
“無音”の演出を、ポイントで使っているんだろうね。
同時に、様々な“音”や“音楽”も、上手く使って、強調する。
台詞回しは、ともかくとして。
“声”および“声の大きさ”“ナレーション”なども、その一端かもね。
まぁ、。。。声などについては、俳優の力だろうけどね。
ただ、今回のエピソード。
話自体は、
何気ない日常を描いているだけにしか過ぎないが、
しっかりと、戦争の傷跡を描いている。
それだけでなく。
今作が、そういう“音”を丁寧に扱っていることが、
ホントによく分かったエピソードである。
丁寧な描写、展開に、定評のある脚本家さんなので。
こういう部分も、わざと。。それも、積極的に、やっているんだろう。
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