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連続テレビ小説『おかえりモネ』第89回

内容
台風による被害の連絡が、テレビ局に入ってくる中。
高村(高岡早紀)の指示で、気象班チームの伝えるべきことを選択していた。
そして、、、幸いなことに、台風は大きな被害をもたらすこと無く。
徐々に、雨も収まりかけていた。

そんなとき朝岡(西島秀俊)が、あることに気づき。。。

敬称略



根本的、疑問なのだが。

あのアイデアで、主人公の“おかげ”“活躍”なんですか?

個人的には、全く危機感が伝わってこなかったのだが。。。

だって、見て分かるように、“作り物”

そのうえ、立ってるよね?

だったら、支柱があるのか?命綱があるのか?

この風でも立っていられる!!

って、私なら、思ってしまいます。

だって“作り物”だから。

これで、状況把握をするのは、かなり難しいと思うのだが。。。。

そんなもの。同じ資料映像でも、

車が飛んだり、転がったり。

植木鉢、樹木が飛んだり、ハウスが飛んだり。電柱が倒れたり。

そういう資料映像の方が、よっぽど、印象に残るし、

その時点の風速などを表示すれば、危機感が伝わると思いますが?

理由は単純。“作り物”は映像で見たことがあっても、体験したことが無いモノ。

でも、車、樹木、電柱などは、誰しもが見たことがあるモノだから。

感覚的に、その衝撃は伝わりやすいモノだ。

だから、“衝撃映像!”なんていう、映像番組が作られるんだよね?

だから、“作り物”のほうは、くだらないバラエティでしか使われないんじゃ?

それにね。

今回の案件で、“そもそも”の大問題があるのは。

わずか入社2、3年程度の新人のアイデアであることだ。

もちろん、そこは、主人公だから。。。と無視出来るが。

今回の案件の最大の問題は、台風、風を扱っていること。

そう。今作は、劇中で、すでに専門家の内田を描いているのである。

なのに、なぜ、内田に活躍させないのだ?

全く意味が分からないです。

今回、一応。。。現場の映像、資料映像のようなものは混ぜ込んでいたが。。。。


でね。いつだったかの台風のエピソードにしても、そうだったけど。

思うんだけど。

結局のところ、今作の脚本、および演出。。そしてスタッフは、

東日本。。。いや、首都圏にいるから。

台風の体験をしたことが、あまりないので。

描くこと、描くべきことが、理解出来ていないんじゃ無いだろうか?

だから

気象予報士が主人公のドラマであるにもかかわらず。

あっさりと、別のネタにすり替えてるんじゃ?


今回だって、家族との電話があったが。

被害が無かった。。。。んでしょ?

今作は、いつも、こんな感じだけど。

主人公の周りでは、“何か”が起きていても。

主人公には、何も起きていない。。。。周りと比べて、しあわせな日常。

こんなのばかり。



最後に。

で。。。。で。。。“気象班”って言っているけど。

気象情報会社への電話では無く。。。テレビ局への電話なんですよね。

それも、地方から、首都圏のテレビ局への電話。

警察や、消防、地元の気象台、気象庁でもなければ。

地元のテレビ局でも無いのだ。

さすがに、御都合主義でしょう。失笑するしか無い展開である。

っていうか。

そういう電話では無く。朝岡の部分だけで、十分だろうに。

こういう不自然すぎることをするから、今作はダメなんだよ。


特に、

今回の終盤のネタ。。。。今作の主人公たちを英雄視しすぎじゃ?


なんか、全く楽しめないです(苦笑)

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