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大河ドラマ『青天を衝け』第一回

「栄一、目覚める」
文久四年、京。
渋沢栄一(吉沢亮)と渋沢喜作(高良健吾)は、ある馬の列の前に飛びだした。
去ろうとする馬列を追いかけるふたり。
すると、ついに、馬が止まり、栄一らの前にやって来た徳川慶喜(草彅剛)が、
問いかけてくる。すると栄一は、供回りの刀に臆せず、告げる。
「徳川のお命は尽きてございます。この渋沢をおとり立てくださいませ」と。
興味を抱いた慶喜は、側近の平岡円四郎(堤真一)に。。。。。

天保十五年。武蔵国。血洗村で、養蚕と藍玉作りを営む農家に生まれた
栄一(小林優仁)は四歳になっても、大人たちを困らせる毎日を送っていた。
その日も、姿を消した栄一を、渋沢家の面々が捜し回るが見つからず。
父・市郎右衛門(小林薫)母・ゑい(和久井映見)は、さらわれたと考え始める。
が、偶然から、栄一が見つかり、一同はひと安心する。
ふたりは、栄一に注意する。。。。大切なことが何かを考えろ。。。と

そのころ、水戸では、藩主の徳川斉昭(竹中直人)が、
家臣らに追鳥狩を行わせていた。
その中には、息子・七郎麻呂(笠松基生)の姿もあった。
領民達も、その姿を見て。。。。。

敬称略


作、大森美香さん

演出、黒崎博さん



題材は。。。知る人ぞ知る。。。に近い存在で。

ほんとは、近代日本にとって、最重要人物のひとりだが。

ま。。。知らないなら、それはそれで、仕方ない。

さて、

“徳川家康”は、横に置いて置くが。

なんて言ったら良いだろう。。。。


見ていて感じたのは、ひとつ。

“なぜ、子供時代が必要なのだ?”である。

確かに、大人になるまでの時間稼ぎも含めて、

“時代”を描きたいのは、理解する。

ただ、描いているコト自体は、

“幕末モノ”で、ありがちなコトばかりで。

別に、目新しいことは、何一つ無い。

知らない人も多いだろうから、仕方ないとは思いますが。

だからと言って、“主人公の物語”に必要か?と言えば、そうでもない。


それこそ、序盤の“文久四年”の部分から、

物語をはじめた方が、話が面白かった可能性が高いからだ。

出会いなどを描きたいのも分かるし。

“文久四年”に繋げたいのも、分かるんだけど。

だったら、もっと、テンポ良く。

そして、もっと、ストレートに、描けば良かったと思いますよ。

悪いとは思いませんけどね。

せめて、江戸、水戸は、全削除で。

中盤アタリからの“鬼”の部分からがスタートだったら、良かったのに。


なにせ、“何を描きたいかが分からない”というのは、

“連ドラ”で、一番ダメなヤツだからだ。

実際、興味を抱けた部分なんて、“文久四年”だけだしね(笑)


次回は、もっと楽しめることを願うばかり。

ってか、、、、幹以外の枝葉。。。多すぎだろ。。。

昭和まで描くんだよね?

時間、足りるの?


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