「本能寺の変」
内容
天正十年五月。
家康(風間俊介)の饗応の席で、光秀(長谷川博己)は、信長(染谷将太)より
罵倒され饗応役を解かれてしまう。
直後、信長は、その真意を光秀に伝えたが。
続けて、信長は、思わぬ命令を光秀に下す。
敬称略
作、池端俊策さん、脚本協力、岩本真耶さん
演出、大原拓さん、一色隆司さん
わざわざ、思わせぶりな“御用記事”を垂れ流し、
前回ラストの予告でも、フラグを立てていたので。
今回のラストは、想定内でしたが。
ま。。。これはこれで、良いのでは無いでしょうか。
重要なのは、無理に戦を描かなかったことだ。
その“おかげ”で、どういう解釈も出来るという状態だったのだ。
そう。今作は結末に向けて、描かないことで違和感を生み出さなかった。
そういう風に、捉えることも出来るだろう。
ただまぁ、様々な噂が流れ、謎が多い事変だったことが、事実で。
これはこれで、正解でしょう。
今回だって、いろいろな思惑、心情が、シッカリ描かれていたので。
ドラマとしては、間違っていない。
好みはあるでしょうけどね。
最後に。
今作が、初めから、この結末を想定していた可能性もあるだろうが。
ただし、“昨今の事情”が発生する以前と、以降とでは、
明らかに雰囲気が違うドラマになったのは、事実で。
最終回までの過程については、
話数が同じであっても、大幅に変更された可能性はあるでしょう。
例えば、“大河ドラマ”といえば。
NHKというだけでなく。日本のドラマにとって大きな意味がある作品群。
予算自体は、それほどでもなくても。
他のドラマでは出来ないくらい、やれることはやりきるのである。
だから、序盤とその後で、雰囲気が違う。
間違いなく影響があったのだ。
一番、目についたのは、画面に映る人の少なさ。
一見、民法の夜ドラ、深夜ドラマレベルの人数だしね。
それでも、ギリギリの線で、作られていたのは、伝わってきた。
むしろ、
“大河ドラマ”で、ここまでやったのは、褒めるべきでしょう。
個人的には、現状では“コレが正解で、成功”だと思います。
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