「懐かしの満州」
内容
一命を取り留めた志ん生(ビートたけし)は、家族には回復を告げず。
五りん(神木隆之介)に酒を買いに行かせ、ベッドで眠っていた。
そんななか、五りんに、満州慰問に行ったことを語りはじめる。
戦争が終わる数ヶ月前のこと。
空襲で家を失った孝蔵(森山未來)たち。、
おりん(夏帆)ら家族に、追い出されるような感じで、満州へ慰問に行くコトに。
三遊亭圓生(中村七之助)と満州の慰問をしていた孝蔵。
そんなとき、五りんの父・小松勝(仲野太賀)と出会うのだった。
そして同じく慰問をしていた森繁久彌(渡辺大知)から沖縄が占領されたと聞く。
しばらくして、日本に大きな爆弾が落ちたという噂が流れる中、
滞在していた街はソ連軍が来るという噂で大騒ぎになり、
孝蔵、圓生、勝の3人で逃げ回る中、大連で終戦を知る。
一方、終戦を迎えても、孝蔵の消息が分からないおりん。
敬称略
演出は、大根仁さん、渡辺直樹さん
先週から始まった《怪談牡丹燈籠》にも、
中村七之助さんが出演されているのだが。
今作《いだてん》とは、全く違う役で。
ほんと、才能の凄さを見せて、魅せてくれています。
そこはともかく。
ついに、今作の始まりでネタフリされた“富久”である。
当然、それが、今作《いだてん~東京オリムピック噺~》にも繋がるわけで。
いや、むしろ、今作の物語の“始まり”だと言って良い。
言ってみれば。。。“エピソードゼロ”ですね。
ただ、今回の序盤で、いくつもフラグを立てられていたので、
結末が見えてしまっていたのが。。。
それにしても、
シリアスな部分だけでなく、コミカルな部分も盛りこんできたね。
緩急の付け方が秀逸。ほんと凄いねぇ。
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