「種まく人」
内容
地震により壊滅状態となった東京。
四三(中村勘九郎)は、行方不明のシマ(杉咲花)を捜し続けていた。
そんななか、嘉納治五郎(役所広司)は、建設中の神宮競技場付近を、
避難所として解放することを永田秀次郎(イッセー尾形)東京市長に申し入れた。
混乱する中、友人たちに勧められ、四三は熊本に帰郷する。
四三の無事に、喜ぶスヤ(綾瀬はるか)実次(中村獅童)
すると幾江(大竹しのぶ)が、思わぬ言葉を口にする。
なぜ、帰ってきた。。。と。。こういう時こそ、東京で踏ん張るべきなのではと。
皆からの言葉に、何かを感じた四三は、スヤとともに東京へ。。。。
物資を背負って走り回る四三たち。
そして孝蔵(森山未來)は。。。。。
そんななか、四三は、神宮外苑競技場で復興運動会を行い、
皆を元気づけることを思いつき。。。。
敬称略
演出は、一木正恵さん
まさに“いだてん”“韋駄天”だね。
人々のために。。。。走る。。。走る。
一気に、重い雰囲気になった前回だが。
今回は、“主人公ふたり”が、多くの人たちに笑顔を届ける。
暗いけど、一筋の光明。。。明るさが。。。。という話ですね。
そっか。そっか。。。。。。
今回を見て、気付いてしまった。
一種の“歴史ドラマ”だと思っていたが、
想像以上の“ヒューマンドラマ”であることが、
ハードルを高くしてしまっているんですね。
これだけ完成度が高くても。
いや、高いからこそ、ハードルも高くなる。。。ってことだ。
今回なんて、間違いなく“初回”と重ねているし。
志ん生の落語で落としているのも、見事だ。
こういうところだよね。。。完成度が高いってのは。
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