内容
息子からは無視され、夫とも会話も無く。
ため息をついてばかりの大崎(板谷由夏)
その日、出社すると、すでにメンバーは揃い、仕事中だった。
戸惑いながらも、以前にはないスムーズなやりとりに見とれてしまう。
そんなとき、代々木(及川光博)が話があると、大崎を連れ出していく。
上からの命令で、リストラをしなければならなくなり、1人選んで欲しいという。
折しも、息のあったチームを見たばかりで、困惑する大崎。
事情を話さず。働き方改革として、それぞれと面談をすることに。
派遣のアタル(杉咲花)を除いて、
品川(志尊淳)上野(小澤征悦)田端(野波麻帆)目黒(間宮祥太朗)
神田(志田未来)と話を聞いていくが、決めることが出来なかった。
そんななか、偶然、リストラの話を知ってしまい、
大崎は、皆から詰め寄られ、つい、誰も辞めさせないと言いきるのだった。
が。代々木から、早くしろと言われ、追いつめられていく大崎。
敬称略
脚本は、遊川和彦さん
演出は、日暮謙さん
いやぁ。。。突き抜けたねぇ。
チームで、最後の一人の大崎。
どういう展開にするかが、気になっていたが。
大崎自身が関わっている“人物”がいることもあって、展開、演出が一捻り。
目から鱗が落ちる。。。ってのは、こう言うことかもしれません。
基本的に、描いているコト自体は、同じことを繰り返しているが。
これまでの6人が、6人6様。
見事としか言いようが無い。サスガ、遊川和彦さんである。
これ。。。最終回で書こうと思っていたコトだが。
今作が秀逸なのは、その人物構成。
登場人物が、6+1+1で、何も変わらないのだ。
ゲストなどが登場しても薄め。
人間を表現するだけで、ドラマを紡いでいるのである。
まさに“ヒューマンドラマ”
“ドラマ”を描く。。。というのは、“人間”を描くこと。
今作は、それをやりきっているのである。
多少、クセはあるんだけど。
見ていると心が揺れるのは、そういう理由だ。
まあ、こういうドラマをやるには、大きな条件がありますけどね。
そう。。。俳優を揃えることだ。
今作は、それも揃えている。だから面白い。
あ。。。。ってことで、ほぼ総括である。
遊川和彦さんの作品は、こういう感じなんだけどね。いつも。
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