「おかしな二人」
内容
嘉納治五郎(役所広司)の口車に乗せられ、
自費でオリンピック行きを宣言してしまった金栗四三(中村勘九郎)
が、金が無く。兄・実次(中村獅童)に手紙を出すが、手紙は戻ってこない。
それでも可児(古舘寛治)とともに練習を続ける四三。
四三の気持ちを知り、可児は嘉納に、ナントカならないかと告げるも。
先の借金で、嘉納も首が回らず。
一方で、首を縦に振らない三島弥彦(生田斗真)に、
嘉納は記録を口にして、弥彦の自尊心を揺さぶる。
弥彦の変化に気付いた兄・弥太郎(小澤征悦)は、叱りつける。
だが弥彦は。。。。
そんななか、兄・実次から四三に手紙が届く。
四三は誇りであり、金の心配はするなと。
が。。。見栄を張ってしまった実次は、春野(佐戸井けん太)に懇願するも。
やはり、無理だと。すると娘スヤ(綾瀬はるか)が、
池部重行(高橋洋)に頼んでみては。。。。。と。
そのころ、三島家で大森安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)から
英語やマナーを学び始めた四三だが。。。
敬称略
演出は、一木正恵さん
ここのところ、アバンが長い今作。
こんなに長尺になると、OPが終わる頃には、
“朝ドラ”なら、ほぼ終了時間間近の10分過ぎである(笑)
ただ今作の描いているコトは、一般的に馴染みがないだけでなく。
その宮藤官九郎さんの作風である独特の構成により、
若干、分かりづらくなっているのは事実で。
普通のドラマのような時間のアバンを、
無理に盛りこみ、意味が分からなくなるよりは。
長時間のアバンにすることで、“物語”をハッキリさせる方が、
どう考えても得策であろう。
短すぎると、逆に時間の無駄遣いだしね。
時間の有効活用でしょうね。
そのあたりはともかく。
見えてはいたが、やはり、そういう展開なんだね。
いろいろな“愛”があふれている作品である。
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