『さらば、東京』
内容
明治6年。帰国した岩倉(笑福亭鶴瓶)を交えた閣議が開かれ、
隆盛(鈴木亮平)は、決定事項だと、朝鮮国への使節派遣を提案する。
しかし大久保(瑛太)から、戦争の火種になると猛反対を受けてしまう。
対立する隆盛と大久保。
そんなとき太政大臣の三条実美(野村万蔵)が倒れる。
大久保の策謀もあり、岩倉が太政大臣代理に就任。使節派遣は延期に。
あまりの横暴に怒る江藤(迫田孝也)たち。
すると隆盛は、朝鮮国に残された居留民のことを頼み、政府を去るのだった。
その後、江藤、後藤(瀬川亮)板垣(渋川清彦)も政府を去ってしまう。
敬称略
前回のラストで、一応の対立を描いた今作だが。
これ、完全にストーリーに、穴が開いているね。
大久保は、今やるべきこと、そして未来のことを口にしている。
が、西郷は、今やるべきことは口にしたが。それは、あくまでも交渉。
交渉が失敗したときのこと。。。。未来のことは口にしていない。
そう。対立の構図を描いているが、
前者は感情的に見えて理論的。
後者は理論的に見えて感情論。
思うんだけど。。。。
その言っていることの是非はともかく。
主人公が後者であるため、物語に説得力が生まれていない。
これ、ドラマとして。。。。
それも、最終的な結末へ向けての“転機”としては、
ミスしていると言わざるをえない。
まあ、もともと、
前回の話でも、対立のための物語を、強引に描いているだけで。
対立までの流れが強引すぎて、説得力がなかったんだけどね!
ここに来て、なんか。。。。致命的な。。。。
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