『スーパードクター編』
内容
3ヶ月前、野々宮総合病院でリチャード(小日向文世)が虫垂炎の手術を行った。
その1ヶ月後。ボクちゃん(東出昌大)は、
リチャードの手術を担当した外科医・田淵安晴(正名僕蔵)が、
クビになったことを知り、リチャードとダー子(長澤まさみ)に伝える。
実は、理事長・野々宮ナンシー(かたせ梨乃)の息子で、
“スーパードクター”と言われる新琉(永井大)は、嘘だという。
難しい手術の実績は全て田淵のモノだというのだ。
元モデルのナンシーがその知名度、人脈でつくり上げたスーパードクターだと。
あまりの低い給料に田淵が、他の病院に移籍しようとしたが、
怒ったナンシーが、嘘の医療過誤により、田淵を医学界から追放したという。
話を聞いたリチャードとボクちゃんは、田淵のために。。。と、
ダー子は、ターゲットをナンシーに決めるのだった。
きっと、新しい医者を探しているはずだろうからと、
ダー子は、ボクちゃんを医師としてナンシーに売り込み潜入させる。
そしてゴルフで腰を痛めたというナンシーの情報を手に入れ。。。。
敬称略
演出は、田中亮さん
今回も、敵討ちが始まりなんだ。
が。
ボクちゃん“結局、お前は金だけだ。だが問題はそれだけじゃ解決しない
ダー子“私たちは、必殺仕事人じゃないのよ。
お金を取るくらいが、せいぜい。でも、ほとんどのことは、お金で解決出来る”
すでに撮り終えている今作のハズだが。
それを考えると。
どうも、脚本家自らが、違和感を感じながら描いていたのかもね(苦笑)
で、
同時に、それらのセリフ等で、3人プラス1のキャラを強調しているし。
そこはともかく。
ちょっと気になったのは、
今までとは違って。。。。舞台裏を表にして、
コミカルな演出にしていることだ。
それも、今まで以上に、演出が突き抜けている印象だ。
そう、大きく捻ってきたということである。
正直。。。。演出が代わったと思ったよ。4人目だと。
ネタ自体は、結構、バレバレだけどね。
妙な思わせぶりなセリフを、序盤からダー子が連呼していたし。
でもまあ。
その捻りに。。。。物、金じゃなく、命ってのは、
どうかとは思いますが。
ちょっと、ヤリスギじゃ?
そこなんだよなぁ。。。。
これは、今の時代、やって良いことなのかな??
ただ、このギリギリの線が、
本当は、バラエティ番組が狙う部分だけどね。
気になったのは、そこだけかな。
とはいえ、演出が、突き抜けているからこそ、
作り物感が強まって、面白く見ることが出来た。。。とも言えるかもね。
そこだけは、かなり評価が出来る部分。
今回の調子で行くならば、
たとえ。。。犯罪行為でも、見ることが出来るかもね。
緩和する前提も盛りこまれるようになってるし。
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