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海月姫 第10話(最終回)

内容
“天水館”を出た月海(芳根京子)は、漫画喫茶で暮らしはじめる。
クラゲのクララを預かった蔵之介(瀬戸康史)が、月海を訪ねてきたところ、
そこには千絵子(富山えり子)ジジ様(木南晴夏)ばんばさん(松井玲奈)
そして、まやや(内田理央)の“尼~ず”がいた。
まさかのことに呆れかえる蔵之介。
とりあえず、月海が“天水館”に残したクララの飼育道具を
月海と蔵之介はとりに行くことに。

そのころ修(工藤阿須加)から、プロポーズしたと聞いた花森(要潤)は、
まさかのプロポーズに愕然としていた。

そして再開発計画の見直しを知った稲荷(泉里香)が、
慶一郎(北大路欣也)のもとに行くと。思わぬ答えを聞いてしまう。

“天水館”にやって来た月海と蔵之介。
そこにカイ・フィッシュ(賀来賢人)が現れる。
デザイナーを辞めるという月海の言葉に、カイは、
月海の才能に関して、蔵之介の責任を指摘する。

何かを感じ取った蔵之介は、“ジェリーフィッシュ”の解散を決断。
すると月海たちが。。。

敬称略



例えば、ノムさん

例えば、ニーシャ

そこに、花森。。。も加えても良いと思うが。

この3人って、ほとんど登場していないのに、インパクト絶大。

キッチリとキャラも表現出来ているし、見せて魅せているのだ。


何が言いたいかというと。

そもそも。

今作は“天水館”の存亡を巡る“尼~ず”たちの戦いを描いているハズだ。

それを、個性的なキャラたちで見せて魅せているのだ。

たしかに“敵”の表現は大切なのだが、

メインが“尼~ず”なのは、紛れもない事実で。


極論を言えば、稲荷も。。。この3人並みで十分だったのだ。

そこそこ個性的だしね。


が、今作は、修、慶一郎とのやりとりなどを含めて、

ベタなドラマを描き、恋バナまで描いてしまったことで。

結果的に、本編を削るハメになってしまったのだ。


もちろん、今作には“原作”があるのも分かっているし。

登場させるなと言っているわけでは無い。

ただ、魅力的に。。。見せて魅せなきゃならないのは“尼~ず”であり。

それを放り出してまで、描くようなことでは無かったと言うこと。

そう。

たとえ、原作があったとしても、ドラマは別物。

どこかで、切り捨てなきゃならないモノのあるのである。

逆に、個性的すぎる“尼~ず”と同等のインパクトが稲荷にあったということ。

泉里香さんが頑張っていたと言うことなんですが。


でもね。

もし仮に、序盤から、主人公たちを、もっと魅力的に描いていれば。

基本的に、ベタな物語なのだから、興味を惹いた視聴者はいたはずなのだ。

正直、何があったのか分からないし。

どういう作戦を立てたのか、分からない。

あ。。。分かっているのは、イレギュラーで決まったことくらい。

でも、ここまでのモノを作ることができるならば、

もっと序盤で、切り替えることが出来でさえいれば、

“奇跡”が起きた可能性はあったと思いますよ。


それくらい、ドラマをシッカリ描いていましたから。

ま、中盤アタリから。。。だけどね。


無いだろうけど。

いっそ。。。特別編集版。。。ディレクターズカット版で、

組み立て直すことが出来るならば。

もしかしたら。。。。と、思いますよ。

それくらいの可能性はあった作品だと思います。


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