内容
ある日、夏目(北村一輝)が、ベム(亀梨和也)たちが隠れ住む船にやって来る。
ベム、ベラ(杏)ベロ(鈴木福)は、すぐに隠れるのだが、
物音を立て、ベロが1人見つかってしまう。
なんとか、遊んでいたことにして誤魔化しはしたのだが、
その後、夏目の自宅で、思わぬモノを見せられるベムたち。。。
それは妖怪の姿をしたベムたちの姿だった!!
昨夜、雄叫びが聞こえたため、調べにやって来たという。
バレていないようだが、ベラは夏目家に近づかないようにとベロに注意する。
しかし、納得が出来ないベロは、家を飛び出した行くのだった。
そんななか、警官から捕まりかけたとき、
通りがかった朝比奈光(紺野まひる)という酔った女性にベロは救われる。
そのころ、夏目刑事は、連続放火事件の捜査を始めていた。
被害者に共通点はなく、、、強いて言えば“普通の家庭”
翌朝、ふかふかの布団で起きたベロは大満足。
酔っていたため光は、ベロを連れ込んだのを覚えていないようだが、
温かい食事も用意してくれて、、、満足して船へと帰って行く。
そんな満足げなベロの姿に、ベラは大激怒!
「人間の暮らしに、あたしらの居場所なんか、どこにもないんだ。
関わったって、傷つけられるだけさ。」
ただどうしても、夏目家の面々や、光の優しさに触れたベロは納得出来ず。
「ベラが、いっつもそんなんだから、人間と仲良く出来ないんだ!」
と言い放ち、ベロは家出をしてしまうのだった。
ベムは“ベロは何も分かっていない”というベラに、疑問をぶつける。
「ホントにそうなのか?」と。
そんな折、菜穂子(堀ちえみ)から餃子作りに誘われるベラ。。。。。
一方、家を飛び出したベロは光と再会する。
そのベロの姿に笑顔になる光だったが。。。。。
敬称略
お話は
人間を信じようとするベロ。信じないベラ。
それがもとで、ベロは家出をしてしまう。
そんななかベロが出会う孤独な女性・光。
光の心には人には言えぬ闇があったが、ベロの笑顔により光は変化をしていく。
ベロの様子を温かく見守っていたベムだったが。。。。
一方のベラも、菜穂子や小春と関わっているウチに。。。。
って感じだ。
孤独は、心に傷を作り、人を変えてしまう。
そんなお話であるが、
良い感じで、妖怪人間の孤独と、ベラ、ベロの心を描き込み
かなり上手く重ねてきた感じですね。
変化の描き方が、ホントに丁寧で“秀逸”と言って良いだろう。
それこそが、今作の根幹でアリ魅力。
人間と妖怪人間の対比も見事ですし。
最終的に、ベムたちも
世界の中では孤独だが、家族がいるという描き方も、なかなかのモノ。
家族愛の物語と言って良いのかもしれませんね。
まあ、展開が読めているのは仕方ないが、
丁寧な描き込みが、それを超えている。
特撮であるコトも感じさせないヒューマンドラマになっていますね。
お見事でした
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