内容
銀座の料亭で板前をしていた村木新吾(松岡昌宏)は、店を後にする。
その直後、幼なじみの岸野宏(伊藤英明)から電話が入る。
臨時教師として採用することが、決まった。。。。と。
町役場の職員である岸野は、町おこしの一環として“高校生レストラン”を企画。
母校の相河高校の調理クラブを使い、レストランをオープンさせようとしていた。
クラブの新しい顧問として一流料亭の板前の新吾に白羽の矢が立ったのだった。
親友の頼みと言う事もあり、引き受けることにした新吾。
町に到着すると、岸野が出迎えてくれる。
その後、岩瀬厚一校長(平田満)から免状を手渡されるが、
思わぬ事を知ってしまう。
“1ヶ月後にオープン!?”
岸野から細かい説明がないまま、観光課課長・戸倉正也(金田明夫)を紹介され、
新吾の助手として、農林商工課の都甲仁美(柴本幸)を紹介され、
そのまま、、、調理クラブの厨房へと通される新吾だったのだが、
多くの生徒たちに面食らうだけでなく、厨房を見て唖然とする。
あまりに汚い厨房。食材も無駄ばかり。。。。
出された天ぷらの評価もそこそこに、新吾は部員たちに命令する。
“先ず、掃除からだ!!”
その新吾の態度に、文句を口にする部員たちに対して
“今、帰った者は、明日から来なくて良いから。
厨房と道具をキレイにするのは料理の基本だぞ!イヤなら帰れ!”
と、、、諭すのだった。
一気に半数以上が減り、、、残った部員18人で掃除を始める新吾。
あまりの態度に、怒る戸倉課長だったが...そのまま続けられ。。。
やがて掃除が終わり、
3年生の坂本陽介(神木隆之介)が、天ぷらがダメ出しされた理由を尋ねる。
すると陽介が左手である事を指摘した上で、
“大事なものは、手だ。料理は、手だ。”
と。。。右手で料理が出来るようにと新吾は伝えるのだった。
思わぬ答えに、米本真衣(川島海荷)ら面食らう部員たちだったが
陽介は、、、なにかを感じていた。
“あの先生は、本物のニオイがする”と。
一方で、新吾は、“料理は基本が大事だ”と
オープンを延ばしてくれるように岸野に伝えるが、
逆に、新吾の決断の遅れが、今回の状態に経ったと説明される。
そんななか調理科の教務主任の吉崎文香(板谷由夏)から、新吾は指摘される。
生徒が客寄せパンダとなる可能性があるのに、なぜ引き受けたのか?と。
教員免許さえ、なんとなく“押さえ”でとった新吾にとって耳の痛い質問。
答えに窮してしまう。
また、部員たちを辞めさせてしまったことも吉崎だけでなく、
保護者からの抗議もあり、佐藤圭作教頭(河西健司)からも問題視されてしまう。
掃除をさせるようにするのが“教育”なのでは??と。
なんとか取り繕うとする岸野に、岩瀬校長はシミュレーションを提案する。
問題が浮かび上がれば、次の対処を考えると言うことだった。
話し合いを聞いていた新吾は、
“料理のことをちっとも。...”と口にするが。。。。
やがて新吾の指導で、調理クラブの活動が再開される。
だが、部員たちがやることは、、キュウリを切ってばかり。。。
不満な部員たちであるが、。。。陽介は慣れない右手で奮闘。
翌日。新吾からシミュレーションのメニューの説明がなされる。
名産の伊勢芋を使った「とろろうどん」
そしてキュウリの切り方から、ホールと厨房に部員を割り当て、
それぞれにシミュレーションに向けた活動が始められるのだった。
が、陽介だけは、なぜか、仕事を割り当てられなかったが、
その後、陽介をダシ係にする新吾
そして、シミュレーション当日。。。。。
町役場の人々だけでなく、教師、、、生徒に“とろろうどん”が振る舞われ、
なんとか、、、“成功”と思われたのが、
“客”の丼を見た新吾は、ある事に気付く。ダシが違う!?
どうやら部長の中村幸一(野村周平)が。。。。。
敬称略
公式HP
http://www.ntv.co.jp/kouresu/index.html
知っている人は知っているとおり、“実話”を基にした作品ですね。
“料理の味は、もっと丁寧に極めていくもの”
たとえ、
“高校生にしては。。。”と言われたとしても、
それが良いとは感じられない。
そんな、、、板前教師の登場で、生徒たちも変わっていく。
なんていう感じである。
一部に“流れ”として、欠けている部分はあるものの
初回の“つかみ”としては、悪くない、、、青春モノ。。。
いや、、、教師モノ。。。かな。
どちらとも言えそうな感じですね。
“結果”は、上手くいくのは見えていますので
そこに至るまでに、成長していく生徒たち。。そして、、新吾。
まあ“料理”ということを除けば、ベタな印象もありますが、
今回の感じならば、ジックリと見ていくことは出来そうである。
今の印象だと、、、無駄がかなり少なそうだしね。
ただまあ。。最初に書いてしまいましたが、
欠けている部分。。。なんですよね。
全体としては悪くないと思うのですが
いくつかある“転機”となる部分のインパクトが、少し弱かった感じ。
だから切れて見えているんですよね。
細かすぎることですが、問題は、そこだけでしょう。
今回は初回だし、、こんなところかな。
次回からは、上手くまとめるでしょうね。きっと。
あとはまあ。。キャスティングがキャスティングなので、
意外と、想定していた以上に楽しめる可能性もあるかもね
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