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泣かないと決めた日 第8話(最終回)長いトンネルの先

『今夜ついに完結はい上がる女伝説!

内容
フェアのための中華のシェフ・中村恭一郎(今井雅之)との試作料理作りは、
千秋(片瀬那奈)も協力してくれ順調に進んでいた。
そんなとき、会社にやってこない佐野有希子(木村佳乃)を心配し
自宅を訪ねる美樹(榮倉奈々)。
すると、、有希子は倒れていた!。。。急性アルコール中毒。
桐野(藤木直人)も病院に駆けつけ、意識を取り戻した有希子は、、、告げる。
数年前にあった、不正な取引について。。。。

一方、梅沢(段田安則)に呼び出された仲原(要潤)は、
美樹との関係を問いただされ、美樹を子会社へ出向させるつもりと聞かされる。
そのことで、美樹も呼び出されるのだが、桐野が間に入り、桐野が預かることに。

そんななか、有希子を心配し、再び訪ねた美樹は、
有希子が、イジメにより会社を辞めた社員・山内静香(柳沢なな)のことで、
悩んでいると知る。そして、、、酒に走ってしまっていたと。。

やがて、フェアの会場の準備も進み、。。。。ついに、、、フェアも明日。
その日の夜の会社で、残業をしていた千秋は、
田沢(長谷川純)のPCにあるモノと見つけ、“真実”を理解する。
すべては、万里香(杏)による策略であった!
そして仲原も事実を知るのだった。

同じ頃、どうしても気になった美樹は、静香に会い、
自分が受けてきたいじめを告白していた。
そして、有希子が苦しんでいると告げる。。。

そして翌日。。。。フェア当日。
会場で、最後の準備をする美樹。。。。そこへ、食材が届く。
明らかに、少なすぎる食材の量。
美樹や千秋達は、担当していた西島(五十嵐隼士)があったと気づくのだった。
怒った中村は帰ろうとするが、千秋、琴美(紺野まひる)早苗(町田マリー)が、
中村に頭を下げ、、、、すぐに食材を集めると言う事で、時間がもらえる。
田沢も加わり、必死になって食材集めをする美樹たち。
その頑張りを見た中村も、協力し。。。。。。。無事にフェアが開催される。

“準備をしていて無理かもしれないと思ったこともありました。
 諦めそうになったこともありました
 でも、そんなときに見守ってくれている人たちがいました。
 手をさしのべてくれた人たちがいました
 たくさんの支えがあって、今があります
 決めつけなくて良かったと思いました、諦めなくて良かったと思いました。
 皆さんに美味しいと言って頂けたら嬉しいです


だが、そのころ、出社した有希子は、梅沢から辞表提出を求められ、
どうにもならない状態に追い詰められてしまっていた。
桐野は感づく。。。
不正隠しのために利用しようとしている梅沢こそが、元凶であると。
はじめから、佐野と美樹が狙われていた!!
桐野は、仲原と協力し。。。。。。。。

敬称略


桐野“人を陥れて手に入れた幸せなんて、はかないモノだぞ。

この言葉が全てだったようなお話である。

そして
なんだか、かなりカッコイイ
片瀬那奈さん、藤木直人さん、、そして、、要潤さんである。


“あのとき、あなたのことを信じようとしなかった。
 ごめんなさい。”


物語は、美樹が提案のフェア。。。
真実に気づき、一致団結して大成功!

ま、、そんなところである。

あとは、、、梅沢の悪事発覚!
ついでに、
いるのかどうか、まったく分からないが万里香。。。である。


多少、詰めこみすぎの印象もあるが、
ちょっとしたことをきっかけにして、変化していく流れはキッチリしているし
サクセスモノとしても、、、不正告発の物語としても、
十二分に楽しませてもらった感じだ。


“出来すぎ”は、、、禁句と言う事で!
だって、、、“ヤリスギ”の、イジメ表現もあったことですし!


しかしまぁ、万里香の台詞。
“何で邪魔するのよ!”、、、じゃないよね。。。

“何であなただけ幸せになるのよ!”、、、ですよね。。。

そのうえ
“私は、あなたと一緒にいたいだけなの!”
にしても、、、そういう展開で進んでいなかったような。。。。。

と、少し気になる部分ではあるが、
他のところで、キレイにまとまっているし。
それなりに楽しめているから、良いけどね!

桐野“お前には、佐野もいるし、俺もいる




ドラマ全体を見て

序盤、明らかに不自然すぎるほどのイジメ表現。
ここが、全ての分かれ道だったような気がします。

ここで我慢できれば、、それなりに楽しめるヒューマンドラマに。
出来なければ、、、ただただウザイだけのドラマ。

そういうことでしょうね。
最終回の感想でも少し書いたが、
一部のキャラの登場理由の不確かさと、不自然さ。
1つのオモシロ味でもあるが、逆にドラマとして足を引っ張っていたのも確か。

その部分と
多少..犯罪者集団気味なのは、ヤリスギ演出の一部として受け入れれば、

“誤解さえなければ、理解できないという感じではない”
という絶妙かつ微妙なバランス。
それは、いじめる側も、いじめられる側も。

と、、上手く感じさせることが出来て、
起伏があるだけでなく、

主人公の成長も見えた、一種の社会派ドラマにもなっていたと思います


そして、主人公が成長し、強くなったからこそ、
“妹”との関わりにも意味が出てきた感じだ。

これも、前回からの急展開ですが、、、ここもね、気にしない、気にしない。

キレイすぎるほど、キレイにまとまったことですし!

あと少しで、傑作になったかもしれないことだけは、
残念ですけどね。
たった8回だからね、、、もうあと、2話くらい使って
丁寧に描けていれば。。。。。
そんな感じかな



社会という名の扉の向こうで私を待っていたのは、長い長いトンネルだった
その暗闇の中を私は歩いてきた。
つまずいても立ち尽くしても、一歩、また一歩
そして、今、遠くにかすかな光が見える。
その光は幻かも知れない
たどり着く前に消えてしまうかも知れない。
それでも。。。。私は信じてる。
未来は、キラキラと光り輝いていると




これまでの感想

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