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レベル999のFC2部屋

臨場 第10話(最終回) 十七年蝉

『十七年蝉』

内容
公園で、女性の撲殺体が発見されたと小坂(松下由樹)から、
連絡を受けた倉石(内野聖陽)。一見したところ撲殺。。
だが倉石の検視し、胸に小さな穴を見つけ、撲殺ではなく射殺と断定。
そして被害者が、弁護士・寺島省吾(矢柴俊博)の妻・弥生(岩橋道子)と判明。
調べたところ、弥生自身は、誰にも恨まれているフシはない。。。。。

立原(高嶋政伸)は、なにかを感じすぐに残された弾を分析すると。
その弾に残されていた線条痕が、17年前の連続殺人で使われたものと一致。
それを倉石に報告するのだった。。。

17年前。派出所勤務の警察官が拳銃を奪われた。
その銃で、小学校教諭・大瀬健太郎(大杉漣)の妻・恵美子が射殺。
そして、、、倉石の妻・雪絵(京野ことみ)も殺された。
過去に3発、そして、今回1発。。。。残り、1発残されている。。。

立原は、倉石に、
17年前の事件で寺島省吾が、事情聴取を受けていたことを告げる。
寺島のアリバイは全て、、当時の恋人だった弥生が証言していた。

そんななか、弥生の友人・友部佳代の話で、
17年前の事件で、弥生が偽証をし、夫・省吾が犯人だと分かる。
すぐさま、立原は家宅捜索に向かうが、
寺島は“弥生を殺したのはオレじゃない”と告げ、、銃口を胸に向け発射。

寺島を倉石が検視することで、倉石の事件は終わったと思われた。
一ノ瀬(渡辺大)、小坂も、事件が解決したと。
が、、、倉石は
“オレのとは、違うなぁ”

一ノ瀬、小坂が、恵美子、雪絵の死因を調べると、妙なことに気付きはじめる。
殺され方が、違う。。。。
それは、弥生の・・・・



敬称略



小坂『たとえ、確実な物証がなくても、ホトケが叫びを上げてる限り
  事件を終わらせることはできません
  それが、私たちの仕事です
倉石『ホシを挙げるのに、鑑識も刑事も関係ねえよ



今回の事件は、ちょっと複雑。

弁護士の妻が殺され、そして、弁護士が自ら命を絶った。
17年前の殺人はやったが、今回はやってないと。。

その17年前の事件こそ、、倉石の妻が殺された事件。

すでに2年前に時効が成立している上、
犯人死亡。。。と思われたが、倉石は、、、、『違う』と。

そして、浮かび上がってきたのは、
連続殺人の2番目の被害者の夫。。。。。

それは、、復讐。

そんな感じである。



大瀬『あんた、ほんとに、復讐を考えたことがないのか
  もしそうだとしたら、それは、あんたが警察官だからだよ
  私たち、市民には、捜査手段も逮捕権もないんだよ
  ただ警察に、ゆだねるしかないんだよ
  あんたら警察が、時効前に、もし犯人を逮捕してくれれば
  こんなことに、ならなかったんだよ
  遺族に時効なんかないよ
  人を殺して、罪に問われないなら、オレが罰するしかないだろう
  倉石さん
  あんたなら分かるだろ!
倉石『あんた、満足か?
  オレは雪絵のことを、1日たりとも、忘れてたことはねえよ
  雪絵は、生きてる。。。オレが忘れなけりゃオレの中で。。。
  雪絵は、いつまでも生き続ける。
  それがオレの悼み方だ
  大瀬さん、あんたなら分かるだろ


ということで、
倉石がキキョウを大事にすることも分かったし。。。

最後は、立原もキュウリ食わされていたし。。。



一応、時効と言う事を交えながら、
遺族の苦しみ、、、、ふたつに分かれた行動。

両者ともに、ある意味『真』であるだけに、
なんだか、切なさまで漂うお話に仕上がっています。

立原との関係も、良い感じだしね。


ただまぁ、

全て、と言うか、倉石の事件をまとめようとするあまり、
『今回の事件』については、最後に一気に解決してしまうと言う、

ある意味“アンフェア”な展開。
そこに、記者の愛が、、異動、、、と“最終回的な掟”まで、
紛れ込まされているため。

なんだか、今回の事件だけに絞り込めば、
大杉漣さんの存在感だけで、、番組開始10分過ぎには解決済みだ。

そこがねぇ。。。

ドラマとしてみた場合、倉石の気持ちなどを描き込んでいるので
“ドラマ”のオモシロ味はあるのであるが、


“刑事モノ”としてのオモシロ味は、若干薄めだ

ま、、、“最終回”なので、、、仕方ないかな(笑)


キレイにまとまっているし。。。。。



ドラマ全体を見て

内野聖陽さんが生み出す“倉石”というキャラに、
以前やっていた“ドラマ”のニオイがプンプンするのは、
サスガに気になる部分。
そうでなくても、
ドラマって“枠”で観る人が、ある程度固定されている部分もあるわけで。。。
が、1人だけを目立たせず、他の登場人物達を
上手く紛れ込ませている部分は、大きく違う部分でしょうね。
そのあたり、キャラのニオイさえ気にならなければ、
かなりバランスの良い“事件もの”だったと感じだ。

ま、一部、明らかに、ネタが似ているモノはありましたし、
事件を中途半端にしちゃって、別物に、、と言うのも。。。
その部分の違和感がなければ、もっと評価を上げても良いかも知れません。

ただ、全体としてみれば、
良い感じの雰囲気と、オモシロ味のあったドラマだったと思います


あ。。最後にヒトコト。
この手のドラマを良く見てしまっているから書いておきますが。
続編をやるやらないに限らず、
話数が限定されているドラマなのだから、
無理矢理、事件と登場人物を絡ませる必要はないと思います。
絡ませるならば“自然”に、、、して欲しかったものです。
それをやり過ぎていたのも、このドラマですので。


これまでの感想

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