FC2ブログ
 

レベル999のFC2部屋

魔王 第9話 罪と真実

『真犯人は俺だ知りすぎた男の悲劇』

内容
事故資料などから
成瀬領(大野智)の正体が、真中英雄の兄・真中友雄である可能性が分かり、
領こそが『雨野真実』であると確信した芹沢直人(生田斗真)。
そのころ、宗田充(忍成修吾)は大隅和真(嶋田久作)達に捕まっていた。
その背後には、葛西均(田中圭)がいた。
そして、、、宗田が暴行されるのをとめる葛西。。。
自分が始末をつけると、葛西は宗田に言い聞かせ解放する。
が、、、1人になった宗田の前に、、、典良(劇団ひとり)が現れ。。。。。

そして、、直人の携帯が鳴る。
謎の足音が聞こえ、立ち去っていく。。。。。
直人は、宗田を発見したが、すでに遅く死亡。
すべては『雨野真実』の犯行だと、
領を呼び出し詰問した直人であったが、
逆に領は『証拠』を差し出すように要求し、
『早く捕まえてください』と言い立ち去っていくのだった。
そんななか、宗田の死が暴行ではなく毒殺と判明。
そして、、犯行現場に落ちていた万年筆には。。。。。
『H.KASAI』の文字。
直人は、葛西を逮捕。。。
死亡推定時刻のアリバイを聞くが、口をつぐむ葛西。
現場近くのNシステムにも葛西の車。。。

そこに、栄作(石坂浩二)による指示を受けたと
弁護人として領が現れるのだった。



敬称略



内容としては、2割くらいですが、
ドラマの時間では、、、、4割くらい?


ま、、、そんなところです。


今回もてんこ盛りですが。

やっと、『雨野真実』が行っていた『ワナ』が見えた感じだ。

真実を知ったとき、親友を助けることは出来る。
が、、それは、、家族にとって致命的な結末。。

真実で親友に罪をかぶせないようにするのか?
嘘で、家族が守られるのか?

ほぼ『直人が犯した事件』と同じシチュエーションですね。

最後は、、、
『真実』を知り、『葛藤』が生まれる直人。。。。

かなり回りくどいやり方ではあるが、
完璧にリンクさせるには、
そして、
直人に思い知らせるには、

ドラマとして、本当に面白い展開だったと思います。



さて、、
様々なことが動き出し始めた今回。
やはり、『雨野真実』=『成瀬領』=『真中友雄』

『証拠』はないが、その事に直人が気付くというのがポイントだろう。

お話は、その事により、大きな転機を迎える。


1.まずは対決!

領の携帯が鳴る
直人『あなたの本当の姿が分かりました

そして

直人『正直に言え
   あんたの正体は、英雄の兄、真中友雄
   そして、連続殺人の真犯人、雨野真実だ
領 『私は、真中友雄で
   真犯人の雨野真実です。
   そういえば、満足ですか?
直人『ふざけんな
   あんたが宗田を殺したんだ
   熊田さんも陽介も池畑も宗田も
   みんな、みんな、あなたが殺したんだ!
領 『人殺しは、私ではなく、あなたです
   真中英雄の、そして彼の家族の人生までも
   あなたが一瞬にして奪ったんです
   大切な人を無残に失った悲しみ
   今のあなたなら、分かるはずです
直人『だからって、
   だからって人を殺して良いはずはないだろ!
   どれだけ他人を巻き込めば、気がすむんだ!
   なんで俺じゃないだ
   あんたの目的は俺だろ
   やるんだったら、俺を殺せ
領 『私を真犯人だとおっしゃるのなら、
   確実な証拠を持ってきてください
直人『これ以上犠牲者は出させない
   俺が必ず捕まえてみせる
領 『あなたの無念さはよく分かります
   だから、早く私を捕まえてください。


そして、、、

領 『やっと会えましたね。。。

全面対決のための『序章』となるわけだが、
ドラマにとっては『大きな転機』である。
途中、CMも挟んじゃいましたが、

それぞれの気持ちを今まで詳細に描いてきたからこそ。
どちらの言葉も、かなり良い感じのセリフ回しです。

緊張感も抜群でしたしね!!!



2.疑惑の目

突如、葛西の弁護に現れた領
真犯人が、何を言っている???

と言う疑惑の目が直人にあるために

厳しい言葉を領に投げかけるが、、、領は冷静に

領『助けてあげたくないんですか
  無実の葛西さんを。。。
  葛西さんの無実を証明したければ、必死に証拠を見つけてください。

そして、、少しとんで。。。

領『助かる方法は1つ
  真実をすべて話すことです  
  真実を偽るものが、救われることはありません。

ココでも『証拠』を連呼する領。
取調室で
いらつく直人と、怪しげなほほえみを浮かべる領。

2人の秀逸な無言の対決だけでなく、
直人には、領への疑惑。
すべてを知っている領。

『雨野真実』のことがあってもなくても、
2人の思惑と、その距離感の違いが面白いために
サスペンスとして、
かなり面白い緊張感だったと思います。


3.懇願
アリバイが無く、犯人としての証拠が挙がり始めた葛西。
送検が決まり、、、絶望状態の直人に。。

領『あきらめるんですか
  このままでは無実の友人を殺人犯にしてしまいますよ

そして、、直人は、、、領に頭を下げる。

直人『全部俺が悪いんです
  もう、俺以外の人間を苦しめないでください
  お願いします
  葛西を助けてやりたいんです
  俺がどうすれば、どうすれば
  あいつを救ってやれるんですか
領 『良いんですか?
  真実が、あなたの胸を貫くことになっても
直人『構いません、それであいつが救えるのなら
領 『人は大切な誰かを庇うときは真実を隠すものです
  それを一番分かっているのは、あなたのハズでは?
  楽しみですね。あなたが真実を知ったとき
  どんな選択をするのか?

そこにしか真実がないと、懇願する直人。
直人もまた、領により手玉にとられていることがよく分かる。


そんな感じだ。




これらのように、1つの事件をキッチリ描きながら
直人と領の2人の関係を
対決にはじまり、
微妙に変化させながら、領の支配を受けてしまう直人につないでいった。

そう!『魔王』という意味が、ココにある感じと言える展開だ。


そして、、最後の最後で、
『真実』にたどり着く直人。。。。それは『絶望』だった。。。




このドラマ
考えてみれば、本当に凄いことをやっていますよね。

事件の面白さだけでなく
盛り上げ方、、、関係の変化が、本当に面白い。

ドラマにとって、人間関係の変化ほど
面白いモノはありません!!

気がつくと。。1時間終わっている感じだ。

そのうえ、
今回面白いのは、演出的に、
『変化』を描くために、区切りをキッチリ作っていますよね。

それがテンポを生み出すだけでなく、
分かり難くても、1度立ち止まるような状況を作るため
キッチリを拾い上げています。。。

視聴者をかなり意識して作っていることが分かります。
伏線にしても、『魔王』の細かい策略も詳細だし。。。


ココまで作り込まれてしまうと
多少のモヤモヤも、目をつぶることが出来るし。
強引さも気になりません。

そして、最終的には、。。。。

楽しみじゃないか、、、次回!!



これまでの感想

第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 


関連記事
スポンサーサイト