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ホカベン 第10話(最終回) 私の歩む道

『私は法律の正義を信じる』

内容
7年前
女性を暴行した富田大介を弁護した杉崎忠志。
被害者の女性は自殺した。
それは、杉崎の弁護方針に問題があったためだと、
女性の母・鈴木政恵が杉崎を訴えたのだった。

そんななか、政恵の代理人・不破弁護士が襲われてしまう。

杉崎の後押しもあり、政恵の代理人を引き受けた灯。
そして、灯は、マスコミを通じて『弁護士の正義』を論じ、
何が『正義』であるのかを問うと宣言する。


様々な思惑の中。
ポイントが、富田大介と杉崎の関係へ。
その時の杉崎の考えは?富田が感じ取ったモノは?

だが、富田を法廷に呼ぼうにも、まったく連絡が取れない状態。
そんななか、杉崎が、富田の居場所を告げに来る。
法廷に出席するよう説得する灯だったのだが。。。。。

そんな灯も、命の危機が襲いかかる!







最も、難しい部分に挑んだお話でした。

『加害者弁護』
弁護の結果に、責任は発生するのか?


ということである。


ただ、今回は、感想がものすごく難しい。

そのため、少し違います。


不破『自分の良心を偽って、「仕方がないんだ」
   「これが弁護士の仕事なんだ」って
   胸を痛ませながら生きてる日々に比べたら、今は天国ですよ。
   もちろん恐いです
   でも自分が自分の仕事に胸を張れなくなる方が
   もっと恐い
   心の痛みに比べたら、体の痛みなんてどうってことありません

と不破の熱意が、灯の気持ちと一致することを認識。

不破の言葉は、『決意』とも言える。


だからこそ、
自分が所属する『エムザ』を辞めてまで、代理人を引き受けた灯。

灯『何もしないで後悔したくないんです
  だから、1度信じようと決めた人をとことん信じて
  1度信じた道をとことん歩こうと思ったんです。
森岡『信じている人を裁判で訴えるのが、あなたの信じる道だと?
灯『はい

そして、それが杉崎の『気持ち』でもあったと。


そして、マスコミへの宣言

灯『7年前に行われた、
  杉崎忠志の違法な弁護活動は決して許されるものではありません
  法律の抜け穴をクライアントにコッソリ教え有罪判決を受けないように
  証書や証拠を巧みに隠す
  それが弁護士としての正義なのか
  クライアントの利益を優先するあまり
  被害者の痛みや苦しみを顧みようともしない
  それが弁護士の正義なのか
  私は、そうは思いません

完全に自分を追い詰めた灯。
母からも、、、気をつけてと。。



そして、公判。
自分自身の行為に問題があった可能性があると思っている杉崎。
弁護する、エムザ弁護団にとっては
杉崎自身も『ある種の敵』

その杉崎は、法廷で発言する。
杉崎『私を裁くと言うことは、今の日本の弁護士を裁くことになる
  ということを忘れないでいただきたい


公判の行方を左右する可能性がある富田大介の証言。
だが、
杉崎から教えられた灯は、杉崎に問いかける。

灯『理不尽なことばかりで
  世の中間違っていると思うことは何度もあるけど
  それをいちいち怒っていても、仕方がない
  そんな風に、みんな簡単にあきらめちゃって良いんでしょうか
  だから世の中がゆがんでゆく
  それって、私のひとりよがりですか


この部分、良い感じ。
『ひとりよがり』という単語を出したことである。

自分の行動が、正しい行為であっても
ひとりの弁護士として考えた場合、間違いの可能性もあることを
ハッキリ言っているのだ。

だから
ココが、最大のポイントかも知れません。

まぁ
富田に、クサイ言葉を投げかける灯は、定番ですので。。

灯『今変わるんです
  自分に胸が張れるように
  この裁判は、その最後のチャンスです
  もう、自分をごまかすのは辞めませんか
富田『犯罪者に何説教こいてるんだ
  あんたばかだろ


ココで重要なのは、
わざわざ『犯罪者』と言うことを連呼させたことだろう。
『自暴自棄』のようなモノを感じることが出来て、
許せない行動、結果を招いていても
そこに、一瞬、病的なモノを感じることが出来た。

それは、『裁かれなかった不満』であるのかも知れません。


そして、、裁判

工藤から証人としての証言を求められた灯

『弁護士は依頼人を信じることが出来る
 そして、信じた結果については
 その責任を負うのは、当然だと思います。』

1つの理想論ではあるが、
灯の今までの『弱者救済発言』などを考えれば、
納得と言えば、納得である。




で、、、、1年経過

杉崎『今日の判決で裁判は終わりだ
   良い弁護士になれよ
灯『私は、杉崎先生のような弁護士になります。
杉崎『そいつは気の毒に。


森岡『ついに最後まで戦い抜いたね.たいした新人弁護士だ
  今日の判決、どっちが勝つか分からんが、辛い道だぞ
  君のこれからの道、とてつもなく辛い道だ。
  ずっと見てるよ。君のこれからを。





いろいろな意味で、大きく成長した灯。。。

ということだろう。



今回、ドラマとしては、今までになく。
かなり詳細に描かれた。

灯の気持ち、杉崎の気持ちなど
かなり分かり易い感じである。
当然、工藤たちの気持ちも。

森岡のエールも、何とも言えない良い感じだ。

ただ、基本的に
事柄を並べ、気持ちを伝えただけなので
その部分は、淡々とした印象ではあるが、

ワザとどちらの立場も強調しないというのは、
1つの問題提起としては、十分機能している。
結果は、、、、視聴者任せと言うことなのだろう。。。

来年、始まることですし。
明らかに、そこに向けられている感じだ。

そんななかにも
灯の、灯らしさを発揮させた、富田大介との接触。
ココは、削除出来ないキャラなので、必要だった。


なかなか、考えさせられる感じであり、
襲われる灯など。
灯の行動が招くことも表現したのは良いことである

物事には、明と暗がありますので。

そこに、母を絡めたのも、今までにない感じで面白い部分だ。



結果も含めて、面白かったと思います。





ドラマ全般を考えて。
序盤、どの方向に行くかが分からない感じだったが
途中から、『学習』を思わせる言葉などを投入し、
整合性を合わせながら、最後まで信念を貫き通した感じだ

今回、襲われたときに、携帯したのもそういうことだ。
工藤との電話でも。。。

そして、ネタとしても、
明らかに、灯の目指している『弁護士』とは違う話もあり
葛藤だけでなく、ドラマ全体が暗くなるようなネタなど
特に奇抜なことをせずに、描いたのは評価出来る部分だろう。
それもまた『弁護士』であると。

ただ、暗い話も多かったので、
完全に『好み』が出たのも確かで、
面白いドラマであっても『数字』にならないという。。。
そこは、来年からのこともあり
残念な部分ですけどね。

わたし的には、そんなことも考え
『マスコミ』というモノに、
もっと踏み込んだ裁判があっても良かったと思っている。
それもまた、残念な部分だ。


でも、私好みで、ほんと面白いドラマでした。


これまでの感想

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