fc2ブログ
 

レベル999のFC2部屋

連続テレビ小説『おかえりモネ』第99回


内容
ある日、漁協組合の太田(菅原大吉)が、“はまらいん”を訪ねてくる。
太田は、アワビの解禁日についての注意をラジオで話して、帰って行く。

敬称略



アバンで。。。“きれい事”と言われ、

なんだか、開き直っている主人公を混ぜ込んできた今作。

OP開けにしても、

なんだか、開き直っている感じだし。


そもそも、その後の展開も、無茶苦茶で。

龍己からアドバイスされ、強引に“天気”に繋げている。

まぁ、今作は、基本的に、展開が無茶苦茶だし、

“ドラマ”だから。。。。ってのもあるから、

ある程度は、無視するが。


これ、前述の亮からの指摘や、

先日の強引にラジオの仕事を奪ったことにも繋がるけど。

主人公が“何か”をしているような描写にしているが。

実際は、違うよね?


“本社”の人や、社長。そして、テレビ局の同僚たちを、

無茶苦茶な説明で、言いくるめてまで、

故郷に帰ってきたんだから。

本来、主人公がやるべきは、

“故郷のためにやること”“気象予報士として出来ること”

を、自分で調べて、自分で行動すべきコトじゃ無いのか?


例えば、ラジオの仕事にしても。

元々、“いなくても出来ていたこと”であり。

ある意味、技術の結晶である“AI”を利用している時点で、

主人公程度の経験しか無い天気予報を。。。。。。。

たしかに、社長プレゼンで、

いろいろな“可能性”について言及していたけど。

じゃ、そういう“可能性”を模索する行動を、すべきじゃ無いのか?


今作は、“みんなが主人公に仕事を持ってくる”。。。ばかりで。

かなり好意的に見れば、

“主人公は仕事をしている”と言えなくもないが。

でも、重要なのは、“そんなこと”では無いよね?


重要なのは、“主人公の思い”では無いのだろうか?

今作の表現は、基本的に主人公の受動的な態度ばかりで。

それでは、仕事を押しつけられている印象にもなるし。

それこそ、仕事が無い主人公がかわいそうなので、周りが。。。って。

そんな感じにも見えてしまう。


これのどこの部分が。。。“津々浦々”と語っていた“思い”に繋がるのかな?

自ら動こうとしない限り、

“逃げた”という業は背負ったままじゃないのか?

そう。

何かを描いても、所詮。。。今回も“きれい事”じゃ?


まぁ、それにね。

こういう言い方は、アレなんだが。

そもそも。

ちょっとテレビに出ていた程度の若い女の子に、

みんなが親しく。。。っていう描写こそが、違和感だよ(笑)

ほんと、どこのお姫様だよ。。。。

何も無いのに、そういう“看板”だけで、チヤホヤされて。


あまり言いたくないが。

亮たちって、それぞれが、紆余曲折があったとしても

少なくとも5年は、“何か”をしていたんだよね。

でも、主人公。。。2年程度で、祖父の紹介の仕事を辞めて。

自分の道を見つけたと言えば、聞こえは良いが。

“また”。。。2、3年程度で、仕事を辞めて。

5年との経験の差は、大きすぎると思うのだ。

当然、そこにある“思い”も含めて。

根本的に、そういう部分からも、今作は、間違ってるんだよね。


だからこそ、自分で動かなきゃ。。。。




スポンサーサイト



連続テレビ小説『おかえりモネ』第98回


内容
コミュティーFMで天気予報を放送し始めた百音(清原果耶)
だが、天気ばかりを放送しすぎだとクレームが入る。もっと楽しい話題を。。と。

敬称略


“また”

仕事などの描写を、ほどほど。。。。いや、テキトーにして。

“プチ同窓会”をやってるよ。。。(失笑)


ほんと、懲りないよね。

そもそもの話。

今作は、何度も“プチ同窓会”を盛り込んできているけど。

今作の“描きたかったこと”を表現していると思われる“土曜版”では、

残っている部分って、ほぼ無いのである。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第97回


内容
故郷へと帰ってきた百音(清原果耶)は、
悠人(高田彪我)から、観光課課長の遠藤(山寺宏一)を紹介される。

敬称略


今回のメインイベント?

遠藤が“予想が外れること”

と指摘され。。。主人公“それは、自然相手のことですから。。。”

って。。。。


もうすでに、今作の主人公の行動理由を、自ら全否定だ。

これだって。

そもそも。“未来が”と言って気象予報士になったわけで。

で、

もう一度のそもそも。。。。で。

“地元なら”と強引に故郷に戻ったんだよね?


“ドラマ”としての“転機”の部分では、

必ずと言って良いほど、

“当たる”“外れない”“当たる可能性が高い”という言葉で、

強引に展開しているのが、今作だというのに。


まさか、“自然相手”という単語を出してくるとは!!


連続テレビ小説『おかえりモネ』第96回


「気象予報士に何ができる?」
内容
新規の事業としては認められなかったが、
条件付きで営業所の扱いで、故郷へと戻ることになった百音(清原果耶)

敬称略


脚本、安達奈緒子さん

演出、一木正恵さん



一番近いことばは 

 船頭多くして船山に上る

、、、そんな感じ(笑)



かなり好意的に見れば。

このご時世だから。。。。の可能性も、無くは無い。

が。そこを、上手くやるのが。。。。プロじゃ?



トロピカル~ジュ!プリキュア30+仮面ライダーリバイス4+機界戦隊ゼンカイジャー29


機界戦隊ゼンカイジャー 第29カイ「王子のねらい、知ってるかい?」
内容
突如、ステイシー(世古口凌)の襲撃を受けた介人(駒木根葵汰)は、
落ち着くように説得しようとするが。。。

そんななか“カラフル”の近くにテニスワルドが現れる。
テニスワルドの放った打球が、ヤツデ(榊原郁恵)に当たり、ボールに!
駆けつけたゾックス(増子敦貴)が応戦するも、
テンスでしかダメージが与えられず。

そこで、介人、ゾックスたちはテニスの特訓を始めることに。

敬称略

今週は、“戦隊”が、もっとも“らしさ”と“戦隊らしさ”を

兼ね備えていて、普通に楽しいですね。

まぁ、前回の展開を考え、話数を考えると。

もっと、“何か”が出来たような気もするが。

そこそこ、楽しいので、これはこれでOKかな。

ってか。。。。ステイシー。。。。(笑)




仮面ライダーリバイス 第4話「足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!」
内容
妹さくら(井本彩花)たちのライブに付き添った一輝(前田拳太郎)
そこに、デッドマンが現れ。。。。

敬称略


一応、定番の展開で、新しい力を手に入れた。

そういうことですね。

まぁ。。。今作もまた。可もなく不可もなしなのだが。

気のせいか、これまでのエピソードと比べると。

かなりアッサリな感じで。

ビミョーに違和感を抱いてしまった。

成長だったら、良いんだが。。。。。。

妙なフラグを立ててきたのも、引っかかるし。

今後、何かするためのエピソードだったのかな??






トロピカル~ジュ!プリキュア 第30話
内容
次の生徒会長を決める選挙が迫り、ローラは立候補を決意。
だが、ライバルは、生徒会副会長の一条さんと風紀委員長の角田さん。
ローラが何を言っても、生徒たちの支持が、あまり得られず大苦戦。



まぁ。。。あるある。。。ですね。

可もなく不可もなし

最近、そういうのが多くなっているね。

もっと、今作の“らしさ”っての。。。。無いのかな?

確かに、一部のは“らしさ”はあるが。

それが“今作らしさ”なのか?と言われれば、ちょっと疑問。

所詮、“あるある”だし。

もっと、いろいろ出来ると思うんだけどなぁ。。。人魚だし。女王?だし。

連続テレビ小説『おかえりモネ』土曜版第19週




“百音ちゃんと菅波先生が大きな決断をする”


。。。。。そうだったんだ。。。。(笑)

ってか、“と”を入れて、菅波も混ぜているけど。

今作の主人公は、百音だよね?

そらね。

プロポーズは、相手がいなければ、出来ないも分かるが。

あくまでも、菅波は、“脇役”でしかなく。

“主”に持ってくるのは、間違っている。

たとえ、主人公の“相棒”であったとしても。


まぁ、“ドラマ”だから、分からなくも無いが。

“土曜版”まで、そういう“あざとさ”を持ち込むのは、

辞めれば良いだろうに。。。。。


金曜ドラマ『#家族募集します』第9話(最終回)



内容
突然、銀治(石橋蓮司)の息子の妻・久実子(ヒコロヒー)が現れる。
話を聞いた蒼介(仲野太賀)は。。。。

翌日、銀治の入院する病院を訪ねた俊平(重岡大毅)蒼介。
そこには、久実子の姿があった。
ふたりの会話を聞いてしまった俊平と蒼介は、
銀治の息子と連絡を取って欲しいと伝える。

その後、“にじや”に銀治の息子・達也(宇野祥平)久実子が現れる。
そこに、黒崎(橋本じゅん)の元妻・黛倫子(平原綾香)が、
いつき(板垣樹)を引き取りに現れて。。。。

敬称略


脚本、マギーさん

演出、福田亮介さん



前回を見て、予告を見て。

最終回で、何をするつもり!?

と思っていたのだが。

もう、想定していた以上に、混沌。。。だよね(笑)


で、かなり強引に話を動かしている感じだ。

特に、悪い印象は無いんだけど。

なんていうか。。。。強引すぎて。。。。

もの凄く、それが引っかかるんだよね。

“ドラマ”の“結末”としては、これでいいと思うが。

今までの流れなどを考えると。。。。ほんと、これでいいのか?って。


ドラマ10『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』第2話


内容
偶然から大手柄を立ててしまった一平(池松壮亮)とオリバー。
発見した拳銃が、発見された少女の遺体と関係があることが分かってくる。
そのうえ「関東明神会」に関わっていると判明し。。。。

敬称略


脚本・演出・編集、オダギリジョーさん


小ネタが、多すぎだよね。

途中、“押忍”で引っ張っていたし。

まぁ、次回の最終回のために、準備を整えているんだろうけどね。


ってか。。。これ、。。。決着がつくの?(笑)


あ、ひとつ、気づいたことがあるんだが。

これ、1話完結のほうが、面白かったんじゃ無いのかな?

なんか、そんな気がします。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第95回




内容
かつて、菅波(坂口健太郎)の治療を受けた元ホルン奏者・宮田(石井正則)を
紹介された百音(清原果耶)。すると宮田はホルンを取り出して。。。。

そんななか百音は、新規事業審査会で。。。。

敬称略


なんだこれ。

 仕事で忙しいハズの菅波が、無関係な主人公を伴って、

 仕事中の宮田がホルンの演奏。

というコトなのだが。


百音“音楽なんて、何の役にも立たないよ”

というセリフを打ち消して。。。。というエピソードのようだ。


あとは、いつものように、ポエムの羅列である。

ただ。。。これ。。。。ポエムじゃ無いよね?

ポエムっぽいセリフを並べているけど。

ふつうに“島の人たち”をディスってるし(苦笑)


言葉選びは慎重にしましょう。

木曜劇場『推しの王子様』第11話(最終回)


内容
“ランタン・ホールディングス”傘下に入った“ペガサス・インク”
だが、ランタンからの様々な要求に、泉美(比嘉愛未)は追い詰められていく。
そしてコンシューマーゲーム化のプレゼンで失敗。
ついに泉美は、会社を辞めることを決断。そのことを社員たちに伝え、
付き合い始めたばかりの光井(ディーン・フジオカ)にも別れを告げる。
心配する航(渡邊圭祐)は、泉美のマンションへ向かうが、すでに。。。。

それからすぐ、ランタンから新社長が送られてきて。。。。

一方、航は光井から。。。。

敬称略


脚本、伊達さん(大人のカフェ)

演出、木村真人さん



全体の設定や、流れ自体は、

“イマドキ”なことも盛り込みつつ、ベタな感じで悪くは無いんだけどね。

ほんの、わずかなことで、もしかしたら。。。。。。

結構、オシイ感じだったと思います。


それにしても、なぜ、ここまで、設定を盛り込んだんだろう。。。。

欲張りすぎだよね(笑)



連続テレビ小説『おかえりモネ』第94回


内容
百音(清原果耶)は、妹・未知(蒔田彩珠」に伝える。
「わたし、こっちに、戻ってきても良いかな
 会社には、こっちで出来る仕事、提案してるけど
 だめだったら、辞める。こっちで、なにか、気象の仕事探す。
「そんなのないよ。」
「でも、戻ってきたい。」
「なんで、私に聞くの」


その後、東京へと戻った百音を、菅波(坂口健太郎)が待っていた。

敬称略


完全に、論理破綻しているし。

本格的に、言語不明瞭、意味不明である。


「今回のような突然の災害を減らしたい」

って。。。。絶対に無理だろうに。

朝岡が、“予測不能”だと言っていただろうに。

いや、朝岡に、言わせていたのに。。。否定するの???


最終的に、「もう一度、やり直させて欲しい」

何が言いたいのか、サッパリ分からないです(失笑)


もっとも、不快なのは、

もの凄く、上から目線の言葉を並べ立てて、

妹・未知の逃げ道を無くすような言い回しで、

明らかに高圧的な態度であること。。。。。。だ。

そう。

1対1に持ち込んで、逃げ場を無くし、脅迫している感じである。



結局、コレは、どういう風に考えれば良いのかな?


 突風により、実家に被害が出た。
 ↓
 慌てて帰ると、島の人たちが集まって、お祭り騒ぎ。
 ↓
 なんだか、自分だけハブられているような気がした。
 ↓
 帰りたい!


っていう流れで良いのかな?(笑)

連続テレビ小説『おかえりモネ』第93回

内容
島に帰ってきた百音(清原果耶)は、みんなが笑顔で片付けをしているのに驚く。
百音は、思い切って。。。。

敬称略



好意的に見れば、数回前から繋がっている。。。のは分かる。

そう、あくまでも数回前。。いや、前回から?(笑)

でも、ここまで90回くらいを無視しなければ、ほぼ破綻。

それが今作である。

今週が初回で良かったんじゃ?

そこまでのこと。。。不必要だと思います。

そういうことだ。






連続テレビ小説『おかえりモネ』第92回

内容
菅波(坂口健太郎)からプロポーズされた百音(清原果耶)
その直後、菅波から、思わぬことを聞かされる。

そんななか、明日美(恒松祐里)から連絡を受ける。
カキ棚が被害に遭ったようだと。
実家に連絡を入れるが繋がらず。菅波に背中を押されて。。。

敬称略





コレを言っちゃおしまいだけど。

主人公は、“何らかの理由”で、故郷から逃げたんだよね?

で、家族たちも、それを“よし”としたわけである。

もちろん、良い意味で。

まぁ、妹は、悪い意味で捉えていたかもしれませんけど(笑)

なのに。。。。帰るんですか???



こういうのが、今作のダメなところ。

“今回は”。。。は、“連ドラ”では通用しない。

もし、通用させるなら、そこまでに、いろいろと描くべきだったのだ。


ほんと。見れば見るほど、御都合主義の人でなしが、

強調されているような気がする。

“今回だけ”みれば、成立しているだろうけど。。。。



ちょっと、自分勝手すぎるだろう。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第91回


「島へ」
内容
朝岡(西島秀俊)から突風があったという話を聞く百音(清原果耶)
実家付近だと思われた。
すぐに、連絡を入れた百音。
すると母・亜哉子(鈴木京香)は、被害には遭ったが、皆無事だと伝える。

だが、明日美(恒松祐里)から。。。。

敬称略


作、安達奈緒子さん

演出、梶原登城さん


結局、

主人公特権で、主人公の実家の表現を、極端に強調しているだけ。

むしろ、不快感を感じています。

実家だから心配するんじゃ無く。

なんらかの災害によって被害を受けている人たちを心配する表現。

ただ、そういう表現にするだけで、良かったのに。

今作は、いろいろな要素を混ぜすぎて、

そういう“今作の根幹”と思われる主人公の気持ちの表現が、

ほんとうに。。。ほんとうに。。。雑。

今回だって、実家のことを描きながら、“恋バナ”でしょ?(失笑)

なんか、ひとりだけ、浮かれているように見えて仕方がなかったです。


どっちが重要なんだ?っていう話である。

両方が重要なこともあれば、一方だけを強調すべきコトもあるのだ。

その取捨選択が、全く出来ていないことが、

今まで以上に、よく分かった今回である。




トロピカル~ジュ!プリキュア29+仮面ライダーリバイス3+機界戦隊ゼンカイジャー28



機界戦隊ゼンカイジャー 第28カイ「週刊少年マンガワルド大図解!」
内容
ゾックス(増子敦貴)らの協力を得て、
母・美都子捜しを続ける介人(駒木根葵汰)たち。

そんななかマンガワルドが出現。
マンガワルドは、カッタナー、リッキーをマンガにしてしまい、
人質に取られてしまう。そのうえジュランたちもマンガに。。。。

敬称略


なかなか、意外性のあるネタですね。

まさかのゾックス。。。だし。


まぁ、プロの仕事を、“お宝”を、そんなところに置くな!ばらまくな!

という気持ちも、無くは無いが。

いろいろとアイデア。。そして小ネタが詰まったエピソードで。

意外な秀作かもね。








仮面ライダーリバイス 第3話「人質トラブル、どうする兄弟!?」
内容
友人の彩夏と買い物をしていたさくら(井本彩花)
その目前で、デッドマンズが現れ、街は大混乱に。
さくらは、兄・一輝(前田拳太郎)に連絡を入れ。。。。

敬称略


これまた、意外とあっさりだったね。

特に悪いわけでも無いが。

主人公がバイスを完全に空気化したことで、

無駄な小ネタも少なくなり、話が進みやすくなったのは分かる。

まあ、そのキャラが。。。薬にも毒にもなるのが、よく分かった今回。

今後次第かな。

気になるのは、序盤と終盤の弟くん。

正直、すでに必要性が分からなくなっているので。

そろそろ、そこにも何らかの役割を与えるのだろう。









トロピカル~ジュ!プリキュア 第29話
内容
夢の中で、“伝説のプリキュア”とであったまなつ。
ローラによると。。。。

そんななか、街は、“超ゼッタイヤラネーダ”により。。。。




最近のパターンですね。

伝説のプリキュアを持ち出して、強化するっていうヤツだ。

意外とシンプルだったのには、ちょっと驚いたが。

まぁ、こういうのもアリでしょう。

ただ、もう少し。。。核心というか。

もっと、その先に進んでも良かったような気がするが。。。。


連続テレビ小説『おかえりモネ』土曜版第18週


サンドウィッチマンのやりとりじゃないけど。

ほんと。。。“50代”のほうが、良かったんじゃ?(笑)


ドラマで主人公を活躍させようとすると。

設定上、中堅やベテランであれば、その経験を発展させ、使ったりする。

その一方で、若ければ。。。才能や、キャラなどを使ったりする。

別に、それが良いとか悪いとか言うのでは無く。

そういうのもまた、“役割”“役割分担”だから、

適切に利用すれば良いだけなのである。

が、今作の場合。そういうことでは無い。

必ず、主人公に白羽の矢が立つ。

確かに、“ドラマ”なので、“主人公”の“役割”で

目立たせているワケなのであるが。

問題なのは、“主人公だから”ということだけで“役割分担”されていること。

そう。主人公特権なのである。

今週のエピソードでは、それが、頻発する。

例えば、新人だったり、そういうキャラだったり、

逆に、中堅以上だったりすれば、説得力が生まれるのだが。

今作は、そういう感じでは無く。

不必要に時間経過させてしまうことが多くて、

不必要に目立たせすぎてしまっているのである。


で。最終的に、“ポエム”っぽい“セリフ”を連呼させて、

なんとなく、誤魔化している。

そういう“セリフ”ひとつにしても、説得力が必要なのに。

だって、それが“連ドラ”。。。。“連続性”が必要だからだ。


今回だって、

ラストでサンドウィッチマンが、気持ち悪いほどあげまくっている。

説明しまくっている(失笑)

こういうことをするから、“言葉”でなく“セリフ”に感じるというのに。

そもそも、

説明をしなくても、見て分かるようにするのが“ドラマ”だろうに。


だから、最初に書いたのだ。

50代のほうが、良かったんじゃ?って。

もしかしたら、逆説的に。。。ある種、自虐的に、

サンドウィッチマンが、“わざと”入れた可能性があるかもしれませんが。


金曜ドラマ『#家族募集します』第8話


内容
俊平(重岡大毅)礼(木村文乃)たちの旅行中に、
大地(三浦綺羅)から電話がかかってくる。銀治(石橋蓮司)が倒れたと。
子供を連れ、慌てて帰る俊平たち。
病院に駆けつけると蒼介(仲野太賀)めいく(岸井ゆきの)たちがいた。
黒崎(橋本じゅん)も合流し、本当の家族に連絡すべきではと話し合う。

一命を取り留め、ICUから個室へと移った銀治に、
蒼介たちは、家族のことを聞くのだが、“世話になりたくない”と銀治は拒否。

一方で、SNSの効果か、“にじや”には、
客が、次々と押し寄せていた。
蒼介が中心になり、俊平、礼、めいく、黒崎も協力して、営業を再開する。

その後、家族の手がかりさえ見つからない状態。
そこでSNSで、銀治の家族を捜すことに。。。。

敬称略


脚本、マギーさん

演出、福田亮介さん



本来。。。蒼介の目的は、銀治のため。。。が大きかったので。

もしも、そこが失われてしまうと。。。

そんな“if”な、エピソードですね。

だから、蒼介のラストに繋がっていくんだろう。


ってか。。。。新キャラ多すぎ!!

次回が最終回だというのに。

どうするんだ?どういう結末に?

今回で、十分、最終回の空気が漂っていたのに(笑)



ドラマ10『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』第1話

内容
警察犬係のハンドラーをする青葉一平(池松壮亮)
相棒のオリバーとのランニングを終えて、鑑識課に戻ってきた。
テレビでは、スーパーボランティアの小西(佐藤浩市)が、
行方不明だった女児を見つけたというニュースが流れていた。

そんななか、詐欺被害にあったという女性のもとへ、出動する一平、
柿崎ユキナ(本田翼)漆原冴子(麻生久美子)、オリバー、ラッキー。
家に残されたニオイを追ったオリバーが、あるモノを発見する。

敬称略



脚本・演出・編集、オダギリジョーさん


オリバー。。。怖いよ(笑)


そこはともかく。


ここまでやると

もう、コレは、オダギリジョーワールド。。。と言えるかもね。

出演作品だけで無く、CMまで、

いろいろなモノが、頭をよぎったよ。

ただ。。。“普通”に“刑事モノ”を描いているわけでも無く。

“職業モノ”“お仕事モノ”を描いているわけではないので。

このテイストが受け入れられるかどうかが、分岐点。

受け入れられれば、普通に“刑事モノ”してるんだけどね!(笑)

まぁ、想定を超えて、小ネタが多いけど。


それにしても。。。。1。

俳優を、たくさん使っているね。凄い!

それにしても。。。。2。

よく、こういうドラマを作って、放送したよねぇ。。。


結局、

“NHKだから”のひとことで解決出来るかもね。

キャスティングだけ見れば、本格的なヤクザ映画を作れるレベルだし。


“ドラマ10”枠って、“よるドラ”枠と同じで、

挑戦的な作品が多いからね。

“朝ドラ”と“大河ドラマ”や、一部の“土曜ドラマ”を見て、

“NHK”のドラマって、、思われがちだけど。

でも、昔っから、NHKって、

民放と違って、挑戦的な作品を、ゴールデン、プライムで

放送することが多いのだ。

今作も、その一環だろう。


しっかし。。。よく作ったよね。。。。(笑)


連続テレビ小説『おかえりモネ』第90回


内容
台風の影響で、ある河川の氾濫の危険性を察知した朝岡(西島秀俊)は、
高村(高岡早紀)に連絡を入れ、会社にひとり戻して欲しいと伝える。

会社に帰ってきた百音(清原果耶)は、
朝岡の指示で、ネット配信の準備を始め。。。。

そのころ、テレビ局でも、高村が。。。

敬称略



いきなり、違和感で始まった今回。

そもそも。。。大型の台風で危機感を煽っておきながら、

テレビ局の“気象班”は、多少、騒いでいるけど、いつも通り。

“台風”なんだから、“気象会社”で影響を受ける部署ばかりのハズなのに。

台風が去ったからと。。。。会社は、閑古鳥。


最大瞬間風速45M、975hpaと。。まだまだ、大型。

別に、消滅したわけでもないのである。

なのに。。。。なに、これ???

台風の予測では、強風域は茨城県、千葉県あたりに、まだかかってるよね?


長野の河川が。。。は、分かるが。

そんなことを言っている場合じゃ無いと思うんだけど????

違うの?


木曜劇場『推しの王子様』第10話


内容
“ラブ・マイ・ペガサス”のサービス終了を決めた泉美(比嘉愛未)
“ペガサス・インク”は、“ランタン・ホールディングス”の傘下に入った。
本当に正しい選択だったのか悩む泉美は、光井(ディーン・フジオカ)に
話をしたところ、みんなでパーティーをしようと提案される。
新しいオフィスに移動する前、使っていたオフィスでもパーティーに、
みんなは、思い出話に。。。。
親しげな泉美、光井の姿に、航(渡邊圭祐)有栖川(瀬戸利樹)は複雑で。。。

一週間後、ランタン・ホールディングス本社の新しいオフィスへ。
早速、十蔵(船越英一郎)を交えた企画会議で、
十蔵から、あることを提案される。

敬称略


脚本、阿相クミコさん

演出、河野圭太さん


次回の最終回のためなのだろうけど。

なんていうか。。。。状況を変化させすぎだよね。。。

そもそも、今作は、基本的に“恋バナ”じゃないのかな???

結末を作るために変化をさせるのは、普通だと思うが。

ここまでの変化で、そのうえ情報量の多さは、

さすがに、メインの“恋バナ”の印象を消しすぎていて。

何をメインに描きたいのかが、分からなくなってしまっている。

一応、三角いや、、四角関係は、描いているんだが。。。。

情報が多い上に、切り刻みすぎだし。

恋か仕事か。。。最終段階なんだから、どちらかに絞れば良いだろうに。

恋も盛りだくさん、仕事も盛りだくさん。

って。。。。最終回前だよね?(苦笑)



最後に、なぜ、こういう展開にしたんだろ。。。。


木曜ドラマ『緊急取調室(4)』第9話(最終話)


内容
菱本(でんでん)が、逮捕されたという連絡が“キントリ”に入る。
国交副大臣・宮越(大谷亮平)の秘書・須田太郎を切りつけたという。

そんななか、真壁(天海祐希)たち“キントリ”に、
大國塔子(桃井かおり)の国選弁護人・羽屋田空見子(大塚寧々)が現れる。
協力したいという。

一方、小石川は、東奨太のもとを訪ねる。
“菱本さんは犯人じゃ無い”と連絡をくれたためだった。
奨太は、宮越にはめられたと憤りながら、菱本を助けて欲しいと、
小石川に懇願する。
母・逸子によると、父の死から、奨太は変わったという。

そのころ、渡辺(速水もこみち)山上(工藤阿須加)が、
被害者の須田(尾上寛之)から話を聞いていた。そこに宮越が現れ。。。。

その後、空見子が、菱本と面会し、事情を聞こうとするが、
菱本は黙秘する。

そして、宮越、須田両者の調書を確認していた、
真壁たちは、ある事実に気づく。

同時に、真壁は、菱本の残した言葉“空気が悪い”に引っかかっていた。
すると山上が。。。

敬称略


脚本、井上由美子さん

演出、常廣丈太さん


初回から、無駄に、引っ張ってきた“縦軸”。

ようやく、話が動き出した。。。ハズの前回。

気がつけば、メインのエピソードがあり、

“縦軸”は、サブだった。

で。。。やっと。。。今回こそ。。。と思っていたのに。

正直、ここまででも、

中途半端に引っ張って、あまり興味を惹くような感じでも無く。

それでも、我慢して、見ているというのに。

ほんと、話の展開が遅すぎです。

無駄話ばかりで。。。開始20分でも、前回ラストからの変化は皆無。

時間延長を、こんな使い方をするんじゃ無い!!

ほんと、時間の無駄遣いである。


何度も書くが。

そもそも、興味さえ抱けていない状態で、

ようやく、前回のラストで、“動く”と期待したんだよ。

なのに。。。。これ。。。。なんだよ。。。。これ。。。

さすがに、酷すぎです。

こんなのなら、時間延長するじゃない!!!


ってか。。。登場人物の設定が“大物”というだけで。

事件自体は、かなりチープ。展開も雑。

よっぽど、前回のエピソードのほうが、深みがあって面白かったです。

にしても。

この程度で“縦軸”にするじゃない!!!

それだけである。



終わる、終わるで、煽っているだけで。

全9話で、満足出来たのは、2,3話程度。

一番ダメだったのは、その煽りと。。。“縦軸”だ。

今までのシリーズと、やることを変えるから、

こんなことになってしまうんだよ。

終わろうが、終わるまいが、そのあと、どうなろうが。

そんなもの最終回で、テキトーにやれば良いだけの話だ。

この程度の煽りと“縦軸”では、

何も考えず満足している人には良いだろうが。

今までのシリーズのようなドラマに期待を抱いている人には、逆効果。

そういうことである。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第89回

内容
台風による被害の連絡が、テレビ局に入ってくる中。
高村(高岡早紀)の指示で、気象班チームの伝えるべきことを選択していた。
そして、、、幸いなことに、台風は大きな被害をもたらすこと無く。
徐々に、雨も収まりかけていた。

そんなとき朝岡(西島秀俊)が、あることに気づき。。。

敬称略



根本的、疑問なのだが。

あのアイデアで、主人公の“おかげ”“活躍”なんですか?

個人的には、全く危機感が伝わってこなかったのだが。。。

だって、見て分かるように、“作り物”

そのうえ、立ってるよね?

だったら、支柱があるのか?命綱があるのか?

この風でも立っていられる!!

って、私なら、思ってしまいます。

だって“作り物”だから。

これで、状況把握をするのは、かなり難しいと思うのだが。。。。

そんなもの。同じ資料映像でも、

車が飛んだり、転がったり。

植木鉢、樹木が飛んだり、ハウスが飛んだり。電柱が倒れたり。

そういう資料映像の方が、よっぽど、印象に残るし、

その時点の風速などを表示すれば、危機感が伝わると思いますが?

理由は単純。“作り物”は映像で見たことがあっても、体験したことが無いモノ。

でも、車、樹木、電柱などは、誰しもが見たことがあるモノだから。

感覚的に、その衝撃は伝わりやすいモノだ。

だから、“衝撃映像!”なんていう、映像番組が作られるんだよね?

だから、“作り物”のほうは、くだらないバラエティでしか使われないんじゃ?

それにね。

今回の案件で、“そもそも”の大問題があるのは。

わずか入社2、3年程度の新人のアイデアであることだ。

もちろん、そこは、主人公だから。。。と無視出来るが。

今回の案件の最大の問題は、台風、風を扱っていること。

そう。今作は、劇中で、すでに専門家の内田を描いているのである。

なのに、なぜ、内田に活躍させないのだ?

全く意味が分からないです。

今回、一応。。。現場の映像、資料映像のようなものは混ぜ込んでいたが。。。。


でね。いつだったかの台風のエピソードにしても、そうだったけど。

思うんだけど。

結局のところ、今作の脚本、および演出。。そしてスタッフは、

東日本。。。いや、首都圏にいるから。

台風の体験をしたことが、あまりないので。

描くこと、描くべきことが、理解出来ていないんじゃ無いだろうか?

だから

気象予報士が主人公のドラマであるにもかかわらず。

あっさりと、別のネタにすり替えてるんじゃ?


今回だって、家族との電話があったが。

被害が無かった。。。。んでしょ?

今作は、いつも、こんな感じだけど。

主人公の周りでは、“何か”が起きていても。

主人公には、何も起きていない。。。。周りと比べて、しあわせな日常。

こんなのばかり。



最後に。

で。。。。で。。。“気象班”って言っているけど。

気象情報会社への電話では無く。。。テレビ局への電話なんですよね。

それも、地方から、首都圏のテレビ局への電話。

警察や、消防、地元の気象台、気象庁でもなければ。

地元のテレビ局でも無いのだ。

さすがに、御都合主義でしょう。失笑するしか無い展開である。

っていうか。

そういう電話では無く。朝岡の部分だけで、十分だろうに。

こういう不自然すぎることをするから、今作はダメなんだよ。


特に、

今回の終盤のネタ。。。。今作の主人公たちを英雄視しすぎじゃ?


なんか、全く楽しめないです(苦笑)

水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』第9話(最終回)


内容
川合(永野芽郁)が、“守護天使”の似顔絵を完成させた。
それをもとにして町山署は、捜索を開始する。

そんななか、村川署に似顔絵に似た男が現れたという情報が入る。
木村良徳という男だった。
川合、藤(戸田恵梨香)源(三浦翔平)山田(山田裕貴)
そして伊賀崎(ムロツヨシ)は。。。

敬称略


脚本、根本ノンジさん

演出、南雲聖一さん


やっぱり、今作、やばすぎるわ。

前回のラストから、話が動くかと思っていたら。

まさかの鑑識コント。“班長はんと舞子ちゃん”

そのうえ、ようやく確信に。。。。と思っていたら。

再び、車でコント!!

恐るべし!!

で。。。。それなりに、良い感じで事件を解決。

再び。。。。。ほんと、楽しいドラマである。


まぁ、結局のところ、

この雰囲気が楽しめるかどうかが、今作の最大のポイントで。

楽しめれば、

普通の刑事モノではあり得ない“日常”が見えて楽しめる感じ。

警察官だって人間。

そんなところかな。


良い意味で、、、“あんな原作”なのに、

全般的に、良い感じで押し通したのは、もの凄いことだと思います。

ちょうど良い感じで“原作”を利用した感じかな。

それでいて、“原作”からつかず離れずで、

俳優を上手く利用して、今作オリジナルの面白みも生み出したし。

かなり上手い“ドラマ化”だったと思います。

こういうの、ほんと難易度が高いんだよね。

原作を壊さず、面白いドラマって、少ないからね。。。今作は成功例でしょう。



連続テレビ小説『おかえりモネ』第88回


内容
大型台風12号の発生で、百音(清原果耶)たちは対応に追われていた。

そして高村(高岡早紀)を中心に、報道の方法についての検討もなされる。
何も起きていない中で、危機感を抱いてもらうため、百音は。。。

敬称略




どうしても、主人公に、“活躍”させて、

故郷に帰らせたいのだろう。

その前段階のエピソードって言うだけですね。


彼女はキレイだった 第10話(最終話)


内容
謎の作家・楠瀬凛から、インタビューの許可を得た宗介(中島健人)
待ち合わせの場所へ行くと、そこにいたのは、樋口(赤楚衛二)だった。
まさかのことに、戸惑う宗介に、“モストを救いたい”と、
自身のことを綴った原稿を、樋口は手渡すのだった。
“覆面作家”である楠瀬凛の正体が明らかになることより、モストのため。。と。
樋口の気持ちを理解しながらも、宗介は、掲載を見送る決断をする。
だが、その直後、
すでにインタビュー記事が載った雑誌が印刷されていると知らされる。
樋口が原稿を載せて、印刷を許可したようだった。
宗介は、樋口と連絡を取ろうとするが、すでに。。。

その後、インタビュー記事のおかげで、モストは廃刊を逃れることが出来た。
愛(小芝風花)は、廃刊を切り抜けたことに喜びを感じるが、
同時に、モスト編集部での最後の仕事を終えたことを意味していた。
そして元通り。。。総務で仕事を始める愛。

そんな愛のもとに、、絵本作家の夏川ちかげ(日髙のり子)から
絵本の仕事を再開することになったという連絡が届く。
そして。。。。一緒に働かないかと提案され。。。。

敬称略


脚本、清水友佳子さん

演出、紙谷楓さん




結構、衝撃的だね。

“縦軸”で引っ張ってきた廃刊ネタを、そこそこ引っ張るのかと思っていたら。

まさか、10分程度で終了するとは。

さすがに、驚いてしまった。

とはいえ、

そのおかげで、今作が、いろいろなネタを盛り込みつつ、

それなりに時間をかけて“答え”を描こうとしていることが、

よく分かったと言えるでしょう。

いつだったかも書いたが。

いくつものネタを盛り込んでいるが、干渉するところは干渉させ。

ネタごとで、きっちり分けているのが今作。

結果的に、アッサリ見えてしまうのだが。

分けているときは、全力で描いているから、不満は少なく。

不必要に絡ませるよりは、良い選択だったと思います。

切り刻み方が上手いので、良い感じのテンポも生んでいますしね。

初回、第2話くらいまでは、原作だと思われるニオイがしていたが。

徐々に、話の見せ方、そして盛り上げ方に変化が。

で、最終的に。。。今の状態である。

思い切ったローカライズと、話の構成の再構築が行われたのは明らかで。

この最終回なら、ほぼ成功したと言って良いでしょう。


話の内容や、俳優も含め、好みがあるのは分かっているが。

個人的には、ここまでやったなら、

成功。。。ではなく、大成功と言って良いと思っています。




連続テレビ小説『おかえりモネ』第87回


内容
“あなたの町の気象予報士 全国津々浦々”計画を、
百音(清原果耶)は、プレゼンで提案した。

一方、高村(高岡早紀)は、莉子(今田美桜)に。。。

敬称略


“気象予報士がいたら察知出来ます”

。。。。?

いやいや。。。。無理だろう。。。。

そらまぁ。不可能では無いが、可能だというのとは、違うような。。。。

ちょっと、万能感を抱きすぎじゃ?

安西社長の指摘。。。テレビ局の気象予報士、気象台ってのが。

真っ当な指摘のような気がする。

言わんとしている“コト”は、理解出来なくも無いが。

ただし、極論を言えば、

自治体が、そういう会社に依頼をするだけで、必要十分な気がするのだが?

細かいことは、メンドーなので指摘しないが。ひとつだけでも。

気象予報士は、気象の専門ではあるだろうが。

土木や土壌、海。。。などの専門では無い。当たり前のことだ。

例えば、同じ雨の量だったところで、土砂災害が起きるかどうかは、

ほぼ“運”次第。

そもそも、その雨の量にしたところで、計測器のあるところしか分からないし。

どうも、今作は、

鮫島のエピソードでも、こういう感じだったが。

専門外の部分まで、まるで専門家のように“出来る”という表現をしすぎじゃ?

だから、万能感。

それも説得力に欠けた万能感。

“ドラマ”だから。。。。と言ってしまうと、終わってしまうが。

“ドラマ”だとしても、、、、さすがに、どうかと思います。




で、主人公。。。結局、“恋バナ”しか印象に残ってないのだが???




ナイト・ドクター 第11話(最終回)


内容
本郷(沢村一樹)から“ナイト・ドクター”の解散が告げられた。
まさかのことに、驚く美月(波瑠)たち。
そんななか3件の事故発生の連絡があり、
美月、深澤(岸優太)高岡(岡崎紗絵)の3人は、それぞれ別の現場へ。
本郷は、成瀬(田中圭)に指揮を任せるのだった。
一方、桜庭(北村匠海)は、母・麗子(真矢ミキ)に事情を聞こうと、
電話をするが、繋がらず。そんなとき、トイレで倒れている患者を見つける。

敬称略



脚本、大北はるかさん

演出、関野宗紀さん



最終回なので、きっと盛り上げたかったのだろう。

だから、“夜に勤務する救急医”。。。“ナイト・ドクター”の設定を無視して。

わざわざ、複数の事故を発生させて、現場へと向かわせてしまった。

そらまぁ。。“医療モノ”としては、間違っているわけでは無いが。

ただ、これをやってしまうと。

“ナイト・ドクター”の意味が、無くなってしまうんじゃ?

コレを言ってしまうと。。。終わってしまうんだけど。

じゃあ、救急の受け入れ要請が入ったら、どうするの?って話。

それにね。

前回だよね。受け入れを拒否したエピソードって。

さすがに、そのエピソードとの違いが大きすぎて、

御都合主義的な展開だと言われても仕方ないだろう。

何度も書くが。

“医療モノ”として、別に、展開が間違っているわけでは無い。

でも、今作の最重要設定は“ナイト・ドクター”

“ナイト・ドクター”だからこそ。。。のエピソードでなければ、無意味。

そういうことである。

ハッキリ言えば、医療行為を描けば良いってもんじゃ無い。。。ってこと。

描くなら意味を持たせろ!!ってことだ。

当然、“セリフ”を並べ立てても。。。。。。(苦笑)

例えばね。今回の3つの案件なんて、

その生死が、どうかとか。その難易度が、どうかとか。

そういう問題じゃ無く。3件とも、病院に搬送し、

そこで、治療すれば良いだけの話なのである。

だって“ドラマ”だから。

え?リアリティ?

それ、必要ですか?

あくまでも“作り物”である“ドラマ”なのに?


最終回で、超えてはいけない一線を越えたような気がします。

今回のような展開にしてしまうと。

今回は現場に行ったのに、なぜ、他のは行かないの?

っていう究極の疑問が生まれてしまいますよ。



ちなみに、今回のエピソードの最大の疑問は。

なぜ、複数の案件を盛り込んだのか?である。

可能性としては。。。

最終回だし、、、延長を見据えていた。。。

もちろん“大人の事情”も込みで。

そんなところかな。

それぞれの成長を描くのは、悪くないことだし。

今作の展開。。。それぞれの未来を考えれば、

独り立ちは大切な描写だとも、思います。

そこは、納得しているんだが。

ただし、それ。。。“連ドラ”なんだから。

もうすでに、成長などは、描けているはずだよね?

いまさら、必要ですか?

エピソードがバラバラで、それぞれに何かを描くモノだから。

結果的に、盛り上がりが薄く。散漫な印象になってますよ。

どうしても。。。ってなら、

最終回前にすべきエピソードだったでしょう。

じゃないと。

“群像劇”である意味さえ、薄まってしまうと思います。

バラバラだしね。

それとも、バラバラだから“群像劇”とでも?

薄っぺらな感じのエピソードを複数描いても、所詮、薄っぺら。

だから、盛り上がらないのである。

本末転倒である。


ちなみに、それでも、今回のエピソードのように、

複数案件を描きたかったならば。

思い切って、ひとつまたはふたつに、絞り込むべき。

あとは、アッサリで十分です。

単純に、それだけのことで、盛り上がった可能性があります。

ま。。。“大人の事情”で、無理でしょうけどね。



やり方次第で、盛り上がった可能性があっただろうに。

模索していたのも分かるが。

もう少し、決めてから、物語を作って欲しかったです。

良い感じの部分も、結構あったんだけどね。。。。




連続テレビ小説『おかえりモネ』第86回

「伝えたい守りたい」
内容
2019年9月。東京に来て3年半となる百音(清原果耶)。
その日は、百音たちがサポートする鮫島(菅原小春)の選考レースの日。
鮫島は無事に代表に選ばれる。

そんななか、菅波(坂口健太郎)から上京するという連絡を受ける。

一方で、百音は、社長プレゼンに挑戦し。。。

敬称略


作、安達奈緒子さん

演出、桑野智宏さん、原英輔さん


前回が、2017年だったので。2年経過したことになる。

どうしても。。。。成長し、“出来る”ことにしたいらしい(苦笑)

そもそも、“時間経過”するのは、分かっていたことなんだから。

“時間経過後”の表現や、説明よりも、

“時間経過直前”の表現が重要なのである。

だって、連続するから。

なのに、今作が行ったのは、ここ数週間、ほぼ恋バナ。

仕事の表現を全くしていないわけでは無いが。

これで、“やった”と言い切るのは、どうかと思うレベルで。

“恋バナ”の印象しか無いのだが。。。。



これ、、、、繋がってるんだよね???

ラストは。。。。どこから繋がってるの?

直前の朝岡、内田?

それ。。。パクってるってこと?(笑)


もう、どうしろっていうんだよ。。。。。。。。



日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室』第11話(最終回)


内容
妹・涼香を亡くし、失意の喜多見(鈴木亮平)は、MER解散を口にし、
メンバーを驚かせる。だが、なんとかしてMER存続を考えるメンバーは、
最終審査会で、必要性を訴えると、音羽(賀来賢人)に伝えるのだが。
音羽は、天沼(桂文珍)の息のかかった者たちには無意味であると。
今後のことを考えて欲しいと、訴えるのだった。

音羽自身も、天沼に動きを封じられてしまい、どうにもならない状態に。

一方、喜多見のもとに、月島(稲森いずみ)南(三浦誠己)が現れ、
椿(城田優)のテロ阻止に協力をするよう言われる。

そんななか、椿による連続爆弾テロが発生。
MERに出動要請が入る。音羽は、喜多見がいない中、
メンバーの医師たちも、所属病院から出動禁止が出ていると、断りを入れる。
だが、弦巻(中条あやみ)は、音羽が止めるのも聞かず、MER出動を決断。
喜多見、音羽がいない中、弦巻たちは出動するのだった。

赤塚(石田ゆり子)が出席出来ないなか、最終審査会が開かれる。
白金大臣(渡辺真起子)天沼幹事長たちが出席する席で、音羽は。。。

敬称略



脚本、黒岩勉さん

演出、松木彩さん


“彼らは、誰かに褒められたいからでも、
 認められたいからでも無く。
 ただ目の前の命を救いたいという気持ちだけで行動しています”


話の内容、展開が、どうかよりも。

“厚労省”という言葉を、序盤から、今まで以上に使っていたので。

あの人は、元医系技官なので。。。そういうことなのだろう。。。。

と思っていたら。

やはり!。。である。

上手く赤塚も使っているし。

御都合主義に見えても、かなり作り込まれているのが分かった今回である。

まぁ。御都合主義は、“連ドラ”の最強の手段ですし。

上手くやるためならば、絶対に使うべき手段でしょう。

“DMAT”なんて、まさにそれである。


にしても。

最終回なのは分かっているけど。

わずかな時間延長だけで、さすがに、盛り込みすぎじゃ?

ここまでやったら、30分延長くらいだと思いますが?(笑)

ラストは、衝撃的な展開で、

今作らしさ。。。。主人公らしさが、見えましたし。

面白かったので、OKでしょう。


“目の前の命を見捨てたら、俺は医者じゃなくなります。

 俺たちはMERじゃなくなります”

そして

“こんなことに意味があるんでしょうか

“分かりません。でも、命を救えて良かったと、今は思っています



トロピカル~ジュ!プリキュア28+仮面ライダーリバイス2+機界戦隊ゼンカイジャー27



機界戦隊ゼンカイジャー 第27カイ「7つのセカイを大航海!」
内容
母・美都子(甲斐まり恵)が、トジテンドから逃げたと知った介人(駒木根葵汰)
別の世界へ逃げたと考えた介人は、
ゾックス(増子敦貴)フリント(森日菜美)の協力を得て、並行世界へ向かう。

カシワモチトピア。そしてレトロトピア。。。。コオリトピア。。。。。
だが、コオリトピアで、美都子を捜す、ステイシー(世古口凌)に遭遇する。

敬称略


敵が変わるのでは無く、世界が変わる。。。ってのは。

今作の設定だし。

いままで、利用しなかった理由が分からないくらいなのだ。

そもそも、ゾックスたちが登場した時点で、

こういう方向で、話を広げることも出来たハズなのに。。

だから、これはこれで、良い方向。。。ってところかな。






仮面ライダーリバイス 第2話「悪魔はあくまで悪いやつ!?」
内容
狩崎(濱尾ノリタカ)に促され、ドライバーを使った一輝(前田拳太郎)は、
仮面ライダーに変身。“悪魔”バイスとともに、悪魔の撃退に成功する。

現状では、“リバイスシステム”を使えるのは一輝しかいない状態。
狩崎は、一輝に、今後のことも依頼するが拒否されてしまう。
“フェニックス”幹部の若林(田邊和也)は、
一輝の弟・大二(日向亘)に、一樹を説得するよう命じる。

早速、説得へ向かった大二だが、兄・一輝は、拒否。
バイスの説得にも応じない一輝だったが、デッドマン出現の一報が入り。。。

敬称略


まだ、完成されたわけでは無いが。

基本的には、通常モードに入ったと思われる今作。

話の流れなどは、あまり気にならないのだが。

“事情”も理解するが。

ちょっと、ネタを混ぜ込みすぎかな。

真面目に描こうとしている部分も、今作のは存在するわけで。

ギャップが大きすぎて。。。。。(笑)

メリハリの演出になっていない感じ。

まぁ。。。。“らしさ”には、なっているとは、思いますが。


ってか。

ここまでやってしまうと、慣れるのに時間がかかりそう。。。








トロピカル~ジュ!プリキュア 第28話
内容
文化祭で、まなつたちトロピカる部は、“あおぞらメイク教室”をすることに。

そのころ、みのりは、あることに悩んでいた。

偶然、ローラが、みのりの悩みに気づいてしまい。。。




まぁ、エピソード自体は、

プリキュアで、グルグル回るのは、定番なので。

それはそれで良いと思うのだ。


ただ、。。。というか、今作になってから。

敵との距離感が、かなり近い印象になっている今シリーズ。

最終的には。。。ってのが、定番だったのに。

いろいろと事情があるのだろうが。

正直、ここまで近くにするならば、

もういっそ、敵も味方も、みんな一緒で良いんじゃ無いのかな?

最近、見ていると、そのほうが、いいと思うんだよね。

そもそも、今作だって、“設定”がある。。。ハズなのだが。

そこが、明確では無いので、妙なネタが、度々盛り込まれている。

だからこそ。。。って、思いますけどね。。。。

別に、規模を大きくして、派手にドタバタすることだけが、

面白みに繋がるんじゃ無いと思いますよ。

まぁ、“ヒーロータイム”全てに言えることだけど。


最後に。今回のエピソード。

お話としては、悪くないと思うのだが。

“文化祭”というお祭り騒ぎのハズなのに、

想定していた以上に、真面目な感じだったね。

今シリーズって、、、そういうの多いからなぁ。。。。