内容
愛(小芝風花)こそが、初恋の“佐藤愛”だと知った宗介(中島健人)
そして愛も、宗介が自分のことに気づいたと知る。
愛と再会した宗介は、思いを告げて、抱き寄せる。
愛もまた、喜びにあふれていたが、梨沙(佐久間由衣)のコトが気になる。
帰宅後、家を飛び出していく梨沙を見送る愛だったが。
愛は、梨沙が宗介のことを、本気で好きだったと知ってしまう。
そんななか、“モスト”最新号が発売され、売り上げは好調だったが。
やはり、ライバル紙に追いつけず。宗介は、岸田常務(木村祐一)から、
あと1号で結果を出さなければ廃刊だと告げられる
偶然、その話を里中(高橋優斗)が聞いてしまい、編集部員が知ることに。
宗介が次号の企画会議を開くと言っても、岡島(片瀬那奈)たちは拒絶する。
事実を隠していた宗介に、怒りをぶつけてくるのだった。
結局、宗介は、ひとりで制作にかかることになってしまい。。。
敬称略
脚本、三浦希紗さん
演出、木下高男さん
今回、どうしても、引っかかったのは。
そういう危機的状況を描いている中に、
“恋バナ”ではなく、微妙な“三角関係”“四角関係”を混ぜ込んだことだ。
正直、これ以上盛り込む必要性を感じられないのだが。
きっちりと決着をつけていないので、仕方ない。。。かな。
ただし、さすがに、切り刻みすぎでしょう。
見ていると、宗介は、ともかく。
愛が、どこの部分に悩んでいるのかが、よく分からない状態。
梨沙との関係なのか?宗介との関係なのか?
雑誌のことなのか?編集部員たちのことなのか?
ま。。。全部。。。が、答えだろうけど。
切り刻んでいるモノだから、かなりモヤモヤしてしまった。
“悩み事を抱えすぎだろ!”って。
とはいえ、ちょうど中間地点で、あれもこれもと。
いろいろなカタチでフィードバックがあって、
一応、解決していますけどね。。。。。
かなり強引で、いくつかの要素を横に置いてしまっていますが。
ここまで盛り込んでしまったから、仕方ないでしょう。
今作の設定で、良いところがあるのは、
今作が描いている雑誌が、月刊誌であることだ。
そう。恋バナを集中して描いても、雑誌の解決には、1か月の猶予があるのだ。
今までも、この“設定”のおかげで、
“恋バナ”に振り切っていても、違和感が生まれなかったわけで。
ここは、設定の勝利と言えるかもね(笑)
意外な重要ポイントでしょう。
まあ、ほんとは、描くか、描かないかの選択は、難しいんだけどね。
だって、描かなければ、職場の設定の意味がなさなくなるし。
描きすぎると、どうしても、興味はそっちに持って行かれるしね。
“恋バナ”と両立するなら、
これくらいの、思い切った割り切りは必要不可欠。
かなり、上手くやったと思います。
おかげで、“恋バナ”も“職業モノ”も、ほぼ成立しているし。
もちろん、どちらかを“見たい”という欲求はあるんだけどね。
これくらいがちょうど良いでしょう。
最終章へ向け、上手くやりきった感じかな。
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