fc2ブログ
 

レベル999のFC2部屋

彼女はキレイだった 第8話


内容
愛(小芝風花)こそが、初恋の“佐藤愛”だと知った宗介(中島健人)
そして愛も、宗介が自分のことに気づいたと知る。
愛と再会した宗介は、思いを告げて、抱き寄せる。
愛もまた、喜びにあふれていたが、梨沙(佐久間由衣)のコトが気になる。

帰宅後、家を飛び出していく梨沙を見送る愛だったが。
愛は、梨沙が宗介のことを、本気で好きだったと知ってしまう。

そんななか、“モスト”最新号が発売され、売り上げは好調だったが。
やはり、ライバル紙に追いつけず。宗介は、岸田常務(木村祐一)から、
あと1号で結果を出さなければ廃刊だと告げられる
偶然、その話を里中(高橋優斗)が聞いてしまい、編集部員が知ることに。
宗介が次号の企画会議を開くと言っても、岡島(片瀬那奈)たちは拒絶する。
事実を隠していた宗介に、怒りをぶつけてくるのだった。

結局、宗介は、ひとりで制作にかかることになってしまい。。。

敬称略


脚本、三浦希紗さん

演出、木下高男さん


今回、どうしても、引っかかったのは。

そういう危機的状況を描いている中に、

“恋バナ”ではなく、微妙な“三角関係”“四角関係”を混ぜ込んだことだ。

正直、これ以上盛り込む必要性を感じられないのだが。

きっちりと決着をつけていないので、仕方ない。。。かな。

ただし、さすがに、切り刻みすぎでしょう。

見ていると、宗介は、ともかく。

愛が、どこの部分に悩んでいるのかが、よく分からない状態。

梨沙との関係なのか?宗介との関係なのか?

雑誌のことなのか?編集部員たちのことなのか?

ま。。。全部。。。が、答えだろうけど。

切り刻んでいるモノだから、かなりモヤモヤしてしまった。

“悩み事を抱えすぎだろ!”って。


とはいえ、ちょうど中間地点で、あれもこれもと。

いろいろなカタチでフィードバックがあって、

一応、解決していますけどね。。。。。

かなり強引で、いくつかの要素を横に置いてしまっていますが。

ここまで盛り込んでしまったから、仕方ないでしょう。


今作の設定で、良いところがあるのは、

今作が描いている雑誌が、月刊誌であることだ。

そう。恋バナを集中して描いても、雑誌の解決には、1か月の猶予があるのだ。

今までも、この“設定”のおかげで、

“恋バナ”に振り切っていても、違和感が生まれなかったわけで。

ここは、設定の勝利と言えるかもね(笑)

意外な重要ポイントでしょう。

まあ、ほんとは、描くか、描かないかの選択は、難しいんだけどね。

だって、描かなければ、職場の設定の意味がなさなくなるし。

描きすぎると、どうしても、興味はそっちに持って行かれるしね。

“恋バナ”と両立するなら、

これくらいの、思い切った割り切りは必要不可欠。

かなり、上手くやったと思います。

おかげで、“恋バナ”も“職業モノ”も、ほぼ成立しているし。


もちろん、どちらかを“見たい”という欲求はあるんだけどね。

これくらいがちょうど良いでしょう。


最終章へ向け、上手くやりきった感じかな。

スポンサーサイト



連続テレビ小説『おかえりモネ』第77回


内容
亮(永瀬廉)と連絡が取れた百音(清原果耶)は、すぐに亮のもとへ

そのころ、百音との約束があった菅波(坂口健太郎)が、汐見湯を訪れていた。
唐突に菅波に対して、怒りをぶつける未知(蒔田彩珠)
明日美(恒松祐里)が、事情を説明するが。。。

敬称略



今作は、時間表示、日付表示が多い割に、

時間の使い方が、ほんとに雑。無茶苦茶。

逆に、時間表示などを入れることで、

雑な時間経過の穴埋めをしているような感じだ。

で、穴埋めをして、違和感を作っている。


ほんと、今からでも遅くない。

すぐにでも、削除すべきでしょう。

もしくは、、、ナレーションで、上手く誤魔化すべき。

“土曜版”で、行っているように。

俳優を使わなくても、アナウンサーで十分だし。



ナイト・ドクター 第9話



内容
深澤(岸優太)の妹・心美(原菜乃華)の容態が急変する。
すぐに緊急手術が行われ、一命が取り留められたが、
退院も見込める安定した状態だっただけに、深澤はショックを受ける。
そして本郷(沢村一樹)から、深澤の休職が、美月(波瑠)たちに告げられる。

数日後、深澤の看病疲れなどを心配する美月が、
みんなで見舞いに行こうと提案し、美月たちは見舞いに訪れたのだが、
深澤と心美がもめている場面に出くわしてしまう。
ドナー登録をしたいという心美に、猛反対の深澤。
成瀬(田中圭)は、ふたりが決めることだと、
美月たちを促し病室を後にする。
それぞれに、思うことがあるようで。。。。特に、美月は。。。

そんななか、妹のドナー登録のことで悩む深澤が、
桜庭(北村匠海)と。。。。。

敬称略


脚本、大北はるかさん

演出、高橋由妃さん



確かに、初登場の時から、

こういう展開になることは、読めていたことだけど。

ただ、

だからといって、ここまで掘り下げる話なのかな???って感じだ。

美月だけでなく、桜庭のことも含め、

描こうとしているコト自体は、分かるんだが。


根本的な疑問が1つ。

深澤を休職させる必要性が感じられないのだが。。。。。


そらね。展開的に、“妹から。。。”も理解する。

でもなぁ。。。問題が大きいよね?

だって、本郷も含め6人しかいないナイト・ドクターで。

ひとりは“事情”や“設定”により、現場にいない状態。

基本5人と思いきや、今作が“群像劇”にこだわるあまり、

実際は、基本4人なのである。

で、深澤がいないことで、今回のエピソードは、基本3人。

そのため、

わざわざ盛り込んだトラブルでは、成瀬と女性2人という状態。

ネタとしては、悪くは無いが。

冷静に考えれば。。。。人が少なすぎだよね!

よく、この状態で、救急患者の受け入れをするかなぁ。。。。。。


今作は、基本的にブラックにしか見えない描写なのに。

ひとり欠けているのが分かっていながら、

何らかのシフト変更などを行わなければ、院長、理事長の責任になるんじゃ?

今回は、かろうじて、

遊びほうけている姿を、何度も混ぜなかったので、不快感は少ないが。

なんかね。

見れば見るほど、“こんな病院に行きたくない”と思ってしまったよ。


“群像劇”でありながら、

“医療モノ”を扱っているため、

一種の“ヒューマンドラマ”でもある今作だが。

今作のような描写をしていては、

“ヒューマンドラマ”としての説得力が皆無に近いです。



よく感想でも書いていることだが。

基本的な、話の流れは、シンプルこそがベスト。

いろいろな“事情”“設定”を絡めながら、

アレコレと肉付けしていくコト自体は、否定しませんが。

最低限、行わなければならないのは、

“必要性のあること”を盛り込むこと。。。。だ、

上手くやれば、アレコレと盛り込んでいることは“必然”になり、

納得出来る“物語”に仕上がるだろうけど。

不必要なことを盛り込んでしまうと。

たとえ、それが、わずかなことであったとしても、

違和感につながり、面白みのある“物語”に仕上がることは無い。


例えば、今回のポイントは、深澤の休職。

劇中では、“3日”というコトだったが。

日数の問題では無い。それが、必要かどうか?

もし、必要なら、それで生じる違和感を消すことをすべき。。。ってことだ。

今作は、それが、出来ていない。


今回なら、、、桜庭のシーンの違和感も。。だけど。

ラストの本郷なんて、まさにそれ。

今までだって、同じような描写はあったのだが。

“ドラマ”としては、正解だろうけど。

視聴者的には、違和感しか無い部分。

ハッキリ言えば、言葉足らず。

こういうのも、ホントは、“ドラマ”としてはダメな部分。

理解はするけどね。そういう演出は、普通だし。

ただし、

じゃぁ。。。今回の、様々な案件を考え、

どれが、OKで、どれが、NGなのかが、基準が不明瞭過ぎる。

そういうことだ。

“連ドラ”としての一貫性を考えても、違和感だしね。


もっとね。

要不要を的確に考えて、シッカリと取捨選択を行って欲しいです。

で、少しでも、面白く感じるようにして欲しいです。

もう、手遅れだろうけど。。。。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第76回


「若き者たち」
内容
母・亜哉子から、亮(永瀬廉)が姿を消したという連絡を受け、
百音(清原果耶)未知(蒔田彩珠)は。。。。

しばらくして、亜哉子(鈴木京香)から連絡が入り。。。

敬称略


作、安達奈緒子さん

演出、梶原登城さん





そもそもの話。

亮が、主人公たちの元を、急に訪れたとき。

亜哉子から、姿を消したという連絡を受ければ良かっただけの話。

そうすれば、劇中の時間を、全く経過させずに、

不必要な演出などをすること無く、エピソードを描けるのだ。

早朝からの仕事で、主人公の若さを強調する演出だったり。

早朝から亜哉子が電話をかけてきたり。。。と。

違和感のあるような展開なんて、不必要だったのだ。

本来ならば。

が、今作は、

わざわざ、必要ないことを描くことで、違和感をばらまいている。

展開や流れをシンプルにすれば、

内容を、深みのある物語にすることが出来るのに。

それを、やらない今作。

で、ポエムの連呼でしょ?

ワケの分からない展開で、ワケの分からないセリフを並べて、

そんなの、面白く感じるわけが無いだろうに。

凝っているつもりなのだろうが。

そんなの、必要ないです。

ホームドラマなんだから。


日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室』第9話


内容
“MER”の存続がかかる最終審査が迫っていた。
だが、白金大臣(渡辺真起子)は、赤塚知事(石田ゆり子)に一矢を報いるため
正式運用を認めるとは思えなかった。

音羽(賀来賢人)は、久我山(鶴見辰吾)からMER存続を考えるなら、
白金から、天沼(桂文珍)に、勝ち馬を乗り換えるべきだろうと言われる。

そんななか、外国大使館で二酸化炭素中毒事故が発生し、
MERに出牢要請が入る。喜多見(鈴木亮平)たちは出動。
その直後、赤塚知事が持病の心臓の病で倒れてしまい。。。。

現場に到着した喜多見たちは、千住(要潤)から、
大使館の敷地内に入る許可が下りていないと知らされる。
敷地外に搬送された負傷者の話で、
地下駐車場の消火設備の点検中に起きた事故らしく。
閉じ込められている負傷者がいると言うことだった。
だが、許可無く入れば、外交問題に発展する可能性が高く、
喜多見、千住だけでなく、駒場(橋本さとし)も、許可待ちの状態。
そこに赤塚知事から連絡が入り。。。。

敬称略


脚本、黒岩勉さん

演出、泉正英さん



毎回、かなり思い切ったエピソードが展開される今作。

地下駐車場の事故だけでなく。外国大使館。そのうえ。。。。

赤塚知事のことも含めて、今回も、盛りだくさんである!

いやぁ。。。さすがに、今回は、盛り込みすぎでしょう(苦笑)

とはいえ、

“やり過ぎ”だと感じていても、“きっと。。。。”

そんな感じですね。

そういう不安というか、違和感も、最終的に、満足感に変えてくれるのが今作。

ほんと、今作って、その期待に応えてくるからねぇ。。。。


“本物のレスキューは、自分の命を犠牲にしてでも
 誰かを助ける覚悟を持っています。”

まぁ。。。かなり無茶してますが。

喜多見だけで無く、千住も。

トロピカル~ジュ!プリキュア24+仮面ライダーセイバー増刊号+機界戦隊ゼンカイジャー24


機界戦隊ゼンカイジャー 第24カイ「侵略完了! できるか奪回?!」
内容
ヤツデ(榊原郁恵)が旅行で、店を任された介人(駒木根葵汰)たち。
そんななか、バカンスワルドが出現。
介人、ジュラン、ブルーンが向かうことに。
すでにゾックス(増子敦貴)が応戦中だった。
だが、バカンスワルドの攻撃のより、戦意を失う介人たち。。。。

敬称略


まぁ、ホントは、放送はズレているわけだが。

今回第24話の《ゼンカイジャー》と第24話の《プリキュア》

ネタが、なんとなく被ってるね(笑)

仕方ないかな。

時期が時期だし。

とはいえ。

さすがに、ユルすぎじゃ?

いっそのこと、敵の幹部の混ざれば良かったのに。。。

ってか。。。。意外とせつないエピソードだったね。

その内容とは、打って変わって。




仮面ライダーセイバー 増刊号「新たなページが、開くとき、」
内容
戦いが終わった飛羽真(内藤秀一郎)たちは、それぞれが次へと進み始めていた。

そんなある日のこと。
飛羽真と、賢人(青木瞭)の前に、少女を襲う怪人が!!
そこに。。。。

敬称略


ここ最近の定番である“つなぎ”の話だ。

まぁ、内容らしい内容は、全く無いのだが。

顔見せとしては、“劇場版”という方法よりも、

適切だとは思うので。。。。これはこれで、問題ないだろう。

面白いかどうかは、別の話だけどね!!

個人的には、こういうエピソードを作らずに。

ストレートに、最終回、初回でハッキリと分けた方が、

良いと思いますが。

それでも、どうしても。。。。っていうならば。

本格的に“繋がり”を作れば良いと思います。

もう、かなり以前になるが。。。そういうの、やったよね?






トロピカル~ジュ!プリキュア 第24話
内容
学校に来ていたテレビ番組の取材を邪魔をしてしまったトロピカる部。
生徒会長から部活動の停止を命じられてしまう。
停止処分をかけて、生徒会とクイズ番組対決をすることに。。。。


ゲストが登場する回としては、無理が無いエピソード。

むしろ、同種のエピソードのなかでは、よく作られているほうだ。

時期的にも、ちょうど良いしね!


って感じだ。

まぁ、もう少し“トロピカる部”らしさというか、

“トロピカっている”感じが、もっとあった方が良いとは思いますけどね。

先日までの南乃島でのエピソードのように。

《プリキュア》としては、悪くないが。

“トロピカル~ジュ”としては、どうなのかな??





。。。。。。。。すでに、《プリキュア》は、TVerで視聴済みだが。

関西地方の変則的放送に合わせています。

連続テレビ小説『おかえりモネ』土曜版第15週



サンド“百音ちゃんの周りで、大変なことが巻き起こる”

だそうだ。

いや。。。。。だったんだ!?。。。。のほうが正確かな。

っていうか

どの部分が“大変”だったんだ????????



正直。。。個人的には、

今作は、ホントに終わってしまった。。。。。と感じた“土曜版”である。

で。。。あの予告。。。

もう、取り返しのつかない状態ですね(失笑)

この状態で、《おかえりモネ》になるの??????????????

意味が分からない。



金曜ドラマ『#家族募集します』第5話



内容
黒崎徹(橋本じゅん)いつき(板垣樹)親子のシェアハウス入居を、
結果的に、断ることになった俊平(重岡大毅)たち。
だが、いつきが、“にじや”にひとりで現れる。
「私を、このうちの家族にしてください」

蒼介(仲野太賀)から連絡を受け、駆けつけた俊平。
すでに、蒼介、礼(木村文乃)めいく(岸井ゆきの)銀治(石橋蓮司)が、
いつきから、話を聞いていた。家に帰りたくないらしい。
いつきの気持ちを察した俊平が、黒崎の説得へと向かう。一晩だけ預かりたいと。

5年前、妻と離婚した黒崎。いつきは、妻が引き取っていたという。
だが3か月前。仕事が忙しいため、半年間、預かって欲しいと、
急に、一緒に暮らすことになったという。
俊平も自信のことを打ち明けて、一晩だけ預かる許可を得るのだった。

そして“にじや”で、みんなと一緒に楽し時間を過ごすことになるいつき。
俊平は、黒崎親子の関係を何とかしようと。“にじや”フェスを利用して。。。

敬称略


脚本、マギーさん

演出、村尾嘉昭さん



追加戦士のトリプルブラックの橋本じゅんさんに、かなり助けられているね。


それにしても。

まさか、決まった主要登場人物たちで、話を紡ぐのでは無く。

あくまでも“ゲスト”で登場した人物で、話を紡ぐとは!

。。と、かなり思い切ったコトをしているなぁ。。。と思ってみていた。


前回までの“仲間”の関係を、揺さぶる“新キャラ”だからね。

良い感じで対比にもなっているし。

このまま。。。ゲストなのか?。。。。それとも。。。

すると最終的に。

“家族募集”は、締め切っていない。。。。らしく。

ほんとに、“追加戦士”になってしまった。


奇妙な言い回しだが。

“追加戦士”のキャラ。。。その関係性の描写も含めて、

“戦隊”として、適切な追加だったと思います。

。。。。“戦隊”じゃないけど、そういう感じだからね。


メインにフィードバックしているのも、良い感じだし。

上手く練られているのが、よく分かった今回である。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第75回

内容
深夜。亜哉子(鈴木京香)から、百音(清原果耶)に連絡が入る。
亮(永瀬廉)が、船に戻っていないという。
そして先日の出来事を話し始める。。。。

敬称略


あの~~~~~~~~~~

何をやってるのかな??

ほんとに、何がやりたいのか、分からない。

逃げる、逃げない。。。。

先日の朝岡、耕治のやりとりを、発展させているのだろうが。

先日のやりとりだけで、十分だろうに。



木曜劇場『推しの王子様』第7話


内容
過労で倒れ、病院で治療を受けた杏奈(白石聖)を、
泉美(比嘉愛未)に命じられ、航(渡邊圭祐)は、自宅へと送っていった。

翌日、航は、次の給料まで同居させて欲しいと泉美に申し出る。
泉美は、快諾。あと1週間。。。。だった。

一方、新キャラの社内コンペで、航は苦戦していた。

敬称略



脚本、阿相クミコさん、伊達さん(大人のカフェ)

演出、木村真人さん



いやいや。。。。イマサラの三角関係だよ。

まぁ、今までも描いていなかったわけじゃ無いけど。

そこを広げる必要って、あるのかな???

それ以前に、新ゲームについても、

さすがに、引っ張りすぎだし。

そこがメインでは無いとしても、引っ張る必要性が無い。

それどころこか、今回は、妙なフラグまで。。。。

これ、アレコレと盛り込みすぎ!


描こうとしているコト自体は、特に悪くは無いんだが。

今作の、一番の問題点は、

“主人公”が、だれか?がハッキリしないことだ。

もちろん、

“恋バナ”だと考えれば、メインが2人なのは確かであるが。

さすがに、今回のような描写なら、

誰が。。。いや、どっちがメインかが分からない状態だ。

物語の“芯”を2本にしているから、こんなことになるのだ。

1つの物語のハズが、2つの物語になってしまっている。

それも、かみ合っているように見えて、全くかみ合っていない2つの物語。

“芯”がブレているから、面白く感じにくいのだ。

一方だけにすれば、良かったのに。

いや、もっと正確に言うなら。

強調の仕方が。。。。ってことなのだ。

それさえ、ハッキリさせていれば、違っただろうに。。。でしょうね。。。


恋バナ1つとっても、分かりにくいんだよね。。。

木曜ドラマ『緊急取調室(4)』第6話


内容
特殊犯の鬼塚貞一(丸山智己)と大鳳聖(古舘佑太郎)が“キントリ”に現れる。
財務省勤務の諸星和彦(駿河太郎)のもとを、
別居中の妻・麻美(瀧内公美)が訪れ、夫のもとで暮らす息子・翼を、
連れ去っていったということだった。麻美と争って、諸星は負傷したという。
梶山(田中哲司)が、特殊犯に行く予定の有希子(天海祐希)に、
交渉させると、北斗部長(池田成志)に訴え、有希子の交渉役が決まったと。

特殊犯も交渉したと言うが、
“返すくらいなら、一緒に死ぬ”と麻美が宣言したと言うことだった。

早速、有希子が電話で、麻美と交渉するが。。。。

一方で、思わぬ事実が判明する。
諸星は、妻・麻美と離婚交渉中。
離婚の成立後、同居する桐山小夜子と結婚予定だという。
そのうえ、元々、翼は麻美のもとで暮らしていたが、
麻美の失業。麻美が翼に暴力を振るっていたことなどから、
先に、諸星が、麻美のもとから、翼を連れ去ったと分かってくる。

主導権争いで、有希子と鬼塚がもめる中、
諸星が、突如、失踪する。

そんななか、監物(鈴木浩介)渡辺(速水もこみち)たちが、
諸星の自宅で、遺体を発見。桐山小夜子だった。

敬称略


脚本、井上由美子さん

演出、常廣丈太さん


えっと。

今回は、監物&渡辺が、動き回る回。。。ってことかな(笑)

でも、正直なところ。

今作いや、“キントリ”って、

この2人の動き、そして活躍こそが、“肝”なのでは?

と思っているのだ。

取り調べる人たちと、現場を捜査する人たち。

この両者が連携しているからこそ、

事件が解決出来る。。。。と。

もちろん、

基本的に、取り調べ、交渉がメインなのも分かっているが。

それだけでは、証拠などが見つかるわけが無く。

それじゃ、ただの会話劇。

俳優たちのやりとり自体は、面白みがあっても、

“刑事モノ”の一種としては、

最近の今作は、カタチが崩れていると言い切っても良い状態だったのだ。

もちろん、描いていないわけでは無いが。

シッカリと描き、連携しているからこそ、

ホントの意味で、今作は面白みが生まれる。。。ハズ。

だって、取り調べなどで、新たな証拠が。。。って。

それが、本来の流れのハズだからだ。

最近は、証拠がある程度そろい、推理してから、

交渉で解決。。。ばかり。

これじゃ、ただ犯人を落としているだけ。。。なんだよね。

取り調べから得ることが出来るのは、

“ドラマ”としての、面白みだけだし(笑)

ほんとは、取り調べから、一歩進んだ、

今回のような“コト”“カタチ”こそが、

ホントの意味での、今作らしさ、今作だと思います。


なんか、原点回帰のようなエピソードでしたね。



連続テレビ小説『おかえりモネ』第74回


内容
突然、亮(永瀬廉)と再会し、驚く百音(清原果耶)
仕事で築地まで来たと言うことだった。
近況を話していると、明日美(恒松祐里)未知(蒔田彩珠)が帰ってくる。
楽しい夜を過ごすことに。。。

翌朝、百音のデートの日。
菅波が汐見湯にやって来たところ、帰ろうとする亮と出くわす。
軽く挨拶をして、帰っていく亮。

その直後、母から指示を受けていた未知が、菅波と軽く会話。
百音と菅波が出発しようとしたところ、菅波が仕事で呼び出されてしまい。。。

敬称略


やっぱり、今回のテンションこそが“明日美”だよね!?

いや、まさかと思うが。

まさか、前回のシーン。ホントは、別の登場人物だった?

で、なんらかの“事情”で、代役?

今回を見ていて、一瞬、そんなことが頭をよぎりました。

まあ、絶対に違うとは、思わないが。9割以上。。。。違うと思ったのは事実で。

。。。。そういうことだ。


しっかし。なんだコレ???

“恋バナ”。。。それも、強引な四角関係は、どうでも良いが。

せめて、仕事を。。。。とか思っていたのだが。

が。そんなことより、気になったのは、

今回のラスト。。。。深夜2時3分だよね?

なのに、外が明るい、明るい。。。。。

あ、それも、どうでも良いや。

気になったのは、デートの翌日であることだ。

こうなると。土曜がデート。約束だったからね。

戻って、亮との再会が金曜。

で、ラストが、日曜の早朝だ。

まあ、“月金”で、仕事をしているのだろうけど。

なんだろ。。。。これは、何を描いているんだろう??

視聴者へのなんらかの挑戦状?


だって、このまま、騒動になると。

翌日の月曜の仕事に。。。。。なわけで。。。。

まさか、ここで、主人公特権を発動ですか?


あの=====

こういうことをするから、仕事をしていないようにしか見えないんだよ。

何度も書くが。

その仕事から、繋がっていくんだよね?

未来に。


水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』第6話



内容
猛暑の中、飲まず食わずで警らから戻ってきた藤(戸田恵梨香)川合(永野芽郁)
するとそこに源(三浦翔平)山田(山田裕貴)が、“客”を連れてくる。
田村麻美、雅樹は。。。。交番前で大げんかし。。。

一仕事を終えたところ、吉野副署長からメンタルヘルス研修の招集が!!

翌日、チェーンソーを持った男が現れたと通報があり、
藤、川合、山田、源が現場へと。。。。

敬称略



脚本、根本ノンジさん

演出、南雲聖一さん



ほんとに、どうでも良いことなのだが。

今回のエピソードの序盤から、かなり強い違和感を感じてしまった。

もしかしたら、そういう“構成”なのかも。。。。。

そう。それは、今回が第6話で、後半戦突入。

で、前半戦とは違う、ドラマ作りになっている感じということだ。




しっかし、ここで、かなり重いエピソードでしたね。

いろいろな部分を感心しながら見ていたけど。

そこに、一番、驚き、感心したかもしれません。


最後に、

ラストあたりのムロツヨシさん。

初めて、カッコいいと感じたかも(笑)


連続テレビ小説『おかえりモネ』第73回



内容
永浦家を訪れた新次(浅野忠信)亮(永瀬廉)が、
耕治(内野聖陽)から百音(清原果耶)の話を聞かされていると。
そこに、美波の母・フミエ(草村礼子)がやってくる。
そしてフミエは。。。。

一方、百音と菅波(坂口健太郎)が、2人で会うと知った明日美(恒松祐里)は、
気持ちを伝えるべきだと百音に。。。。

そのころ、登米の菅波の妙な様子を見たサヤカ(夏木マリ)は。。。

敬称略



しっかし、なんだこれ。

あの~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

キャスターになったんだから、せめて、そこを絡めようよ。

と言っても、

気象予報士になったからと言っても、そんな感じじゃ無かったけど。

。。。こういうところだよ。

今作がダメなのは。

これで、“成長”だ。“経験”を積んだ。。。って言われて、

納得出来るわけが無いだろうに。


そこまでして、“恋バナ”を描きたかったなら。

トラウマも必要ないし。気象予報士も必要ないです。

ひとりの人間の成長物語では無く。ラブストーリーにすれば良い。

そういうことにしないなら、シッカリと成長物語を描こうよ。

じゃないと。

これで、時間経過させたり。

故郷で、何かをさせようとするんだよね?



彼女はキレイだった 第7話


内容
宗介(中島健人)への気持ちに気づいた愛(小芝風花)は、
全てを打ち明けようと、宗介のもとへと向かったのだが、
そこには、梨沙(佐久間由衣)の姿があった。
梨沙が未だに“愛”を演じていることに、ショックを受ける愛。

翌日、宗介は何か言いたげだったが、愛は、宗介のことを避けてしまう。
ふたりの様子を見ていた樋口(赤楚衛二)は。。。。

一方で、梨沙も、自分の気持ちに決着をつける覚悟を決める。

そんななか、ついに愛は、憧れの作家に会うことが出来て。。。。

敬称略


脚本、清水友佳子さん

演出、紙谷楓さん




残り話数を考えれば、当たり前のことだけど。

ここ2回ほど、微妙に迷走していた今作だが、

今回の序盤で、一気に解決して、話を整えてしまいましたね。

なんらかの“結末”があるんだろうから、

これくらいが、ちょうど良いでしょう。

これ以上、無駄に引っ張ると、

不必要な描写や、ワンパターンな描写を多くして、

水増しするしかなくなるでしょうし。

そういう意味でも、今回で、ちょうど良い感じだ。

まぁ、無駄な描写が、全く無くなったわけではありませんけど。

やはり“連ドラ”なんだから、

どこかで、結末へ向けて話を進めるべきでしょうしね。


ということで、整理整頓を行い、方向性が決まったので。

ほぼ“恋バナ”になっている。それも、ベタな恋バナだ。

完全に、“ラブコメ”感は無くなってしまったが、

全体の雰囲気や、流れを考えれば、これが“正解”だと思います。

“原作”に引っ張られている感じもなくなったしね!


いろいろと、好みの問題などもあるんだろうけど。

過去の描写をほどほどにしておけば、違っただろうに。。。。

“原作”も分かるんだけどね。それはそれ。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第72回


内容
キャスターを朝岡(西島秀俊)から引き継いだ莉子(今田美桜)
だが、大失敗をしてしまう。
その後、
百音、莉子、内田(清水尋也)野坂(森田望智)の様子を見た朝岡は。。。

敬称略




今週のメイン?。。。。ここで、新次たちに。。。。。

きっと、

そういう“ベタ”な展開になるのだろうけど。

そこは、良いだろうが。

そんなことより、気になるのは、アルコールじゃ???

どうなってるの?どうなったの?

ナイト・ドクター 第8話


内容
美月(波瑠)は、成瀬(田中圭)が脳外科へ誘われているのを目撃する。
問い詰めたところ、成瀬の論文を読んだ高梨部長(益岡徹)からも、
脳外科に誘われていることを、成瀬は打ち明ける。
だが、ナイト・ドクターとして受け入れてくれた八雲院長(小野武彦)や、
本郷(沢村一樹)に恩を感じているらしく。。。。

その後、美月は、深澤(岸優太)高岡(岡崎紗絵)に相談したところ、
ナイト・ドクターの危機だという高岡。

そして、いつもの勤務が始まる。
そんななか、くも膜下出血の男性が搬送されてきて、手術をすることになる成瀬。
だが想定外の事態が判明。手術を中止する。

敬称略



脚本、大北はるかさん

演出、野田悠介さん




成瀬が、どうかとか、それで、大騒ぎする同僚とか。

そんな“些細なこと”は、どうだっていいよ。

なぜ、いまさら、

手術、処置が、出来る出来ないで、専門医に。。。っていう

“引き継ぎ”を描くかなぁ。

あ。別にね。

今回の“引き継ぎ”が、悪いと言っているのでは無い。

こういう描写をしてこそ、救命医では?と思っているからだ。

むしろ、描いてこなかったコト自体を批判しているのである。

もっと、今回みたいに、

“役割分担”を明確に描いていれば、面白く見ることが出来ただろうに。

そういうことである。


八雲“彼らは、朝まで患者の命をつなぐ医師。ナイト・ドクターですから”


こういうことを、本気で描いていれば、

遊びほうけている姿を盛り込んでいても、

緩急に見えて、より一層、盛り上がったと思いますよ。





連続テレビ小説『おかえりモネ』第71回



「百音と未知」
内容
父・耕治、祖父・龍己が帰り、しばらくして。

2016年11月。
未知(蒔田彩珠)が上京してくる。

一方で、百音(清原果耶)の中継キャスターデビューが近づき。。。

敬称略


作、安達奈緒子さん

演出、一木正恵さん



最も気になるのは、“4人目の気象予報士”の件である。

あれだけ、大騒ぎしたのに。。。。。

それとも、朝岡が“裏方”にまわっただけで、

その話は、後日?

いやぁ、絶対に、無いよね???

だから、シンプルに、

主人公が加わった時点で、“増員”にしておけば、

ひとり減っても、違和感が無かったんだよ。

無理して騒ぎを作ろうとするから、

こういうことが起きてくる。

“連ドラ”であることを、無視するから、こういうことになるのだ。


日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室』第8話


内容
妹・涼香(佐藤栞里)から、“過去”を打ち明けてはと言われたが、
喜多見(鈴木亮平)は。。。。

そんな喜多見のもとを、
警視庁公安部外事第四課の月島(稲森いずみ)高松が現れる。
そして“ツバキ”について問われるのだった。
喜多見の態度を見て、月島は、喜多見がテロに加担していると確信する。

そんななか、ある病院で、停電により、医療機器が停止になり、
MERに出動要請が入る。
喜多見たちは、出動するのだが、その車内で、音羽(賀来賢人)は、
“空白の1年”について言及する。テロに加担し、逮捕されていたのではと。
正直にメンバーに話して欲しいと告げる。だが喜多見は。。。。

メンバーに喜多見への疑心暗鬼が生じる中、現場に到着したMERだったが、
直後、土砂崩れの発生で、非常電源まで停止し。。。。

敬称略


脚本、黒岩勉さん

演出、松木彩さん


コレを言ってしまうと、おしまいなのですが。

これ。。。MERの案件じゃないんじゃ??

だからといって、特定の組織も、思い当たりませんが。

最低限、MERと救急隊。。。ドクターヘリも含めて、

動き始めるべきだったんじゃ無いのかな?

一応、いろいろと理由をつけているんだけどね。

まぁ、難しすぎる案件ではあるのだが。


ただ、今作って、いろいろと複雑にするのが、大好きなようなので(笑)

とはいえ。

今作は、複雑にしても、それなりにカタチにしますからね。

今回だって、複雑な事案なだけでなく。

主人公の過去まで盛り込んできた。

ほんと、欲張るよね。。。。

面白いから、良いんだけどね。


“待ってるだけじゃ、救えない命があります”

ここから、ラストまで、良い流れである。



最後に、どうでも良いことを。

“軽症者2名、重傷者1名。”

のうちに、、、喜多見は入っているのかな?


連続テレビ小説『おかえりモネ』土曜版第14週



“百音ちゃんのお父さんと、菅波先生が対面”

。。。。先週の“鮫島がキーパーソン”ってのと同じで。


これは、サンドウィッチマンの“ネタ”なのか????


とか、思っていたら。

土砂災害、そして、暮らしに着目した“土曜版”になっているし。

まぁ、時間配分を見れば、

耕治と菅波の描写が、思った以上の長時間ですが。

でも、

内容的に強調されているのは、耕治と朝岡のやりとりで。

かなりの長時間を費やしている。


このことを否定しているのでは無い。

あからさまに“ネタ回”だった、ふたりのやりとりであり。

本来なら、今作にとって、“最重要”である部分。

いや、間違いなく、今作の根幹なのである。

ここを、丁寧に広げていれば、

主人公だって“ポエム”表現を継続させる必要なんて無かったし。

“ドラマ”“連ドラ”として、まとまりが生まれていたハズ。。。なのだ。


最終的に、“気象情報は、未来をよくするためにある”で、

綺麗にまとめていますしね!



ってことで。話を強引にすり替えて、

ホントの意味で、後半戦が始まったと言うことなのだろう。


ま。。。耕治と菅波の対面は、ほぼ無意味だったけどね!!

それどころか。

主人公が“ポエム”になる原因になっている菅波の存在が、

“ドラマ”としては、ほぼ無意味なのが、よく分かった今回の土曜版である。




金曜ドラマ『#家族募集します』第4話


内容
俊平(重岡大毅)は、息子・陽に、みどりのことを打ち明けた。
その後、蒼介(仲野太賀)のシェアハウスの世話になることを決めた。
礼(木村文乃)めいく(岸井ゆきの)たちとの賑やかな共同生活がはじまる。

そんなある日のこと、黒崎徹(橋本じゅん)いつき(板垣樹)親子が現れる。
“今日から入居したい”という。
俊平が、蒼介に尋ねると、募集を取り下げるのを忘れていたらしい。
早速、黒崎と話をしたのだが、受け入れるかどうかで、意見が分かれてしまう。
結局、断ることになったのだが、このことが、きっかけで、4人の関係に変化が。

敬称略


脚本、マギーさん

演出、村尾嘉昭さん


ようやく、今作の“テーマ”であろう、

シェアハウス。。。共同生活。。。。いや、新しい家族のはじまりである。

当然のように、それぞれの考え方の微妙な違いが表面化!

そんな話ですね。


ありがち。。。と言ってしまえば、それまでですが。

こういうドラマなので、必ず通らなきゃならない部分だろうから。

まあ、こんなところでしょう。


黒崎の登場により、

きっと視聴者が抱いている“モヤモヤ”も、盛り込んできたしね。

“黒”の役割としては、良い感じである。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第70回

内容
耕治(内野聖陽)は、菅波(坂口健太郎)を呼べと百音(清原果耶)に告げる。
心配する百音だったが、耕治は、菅波に。。。

一方で、百音は、朝岡(西島秀俊)に。。。。

敬称略


“気象情報は、未来をよくするためにある”

。。。。折り返しを過ぎて、

いきなり。

それも、一気に、ひっくり返してきたね。


上っ面だけの“未来が分かる”という単語を叫び続けたり。

“ポエム”を並べ立てて、分かりにくくしたり。

何を描いているかが、サッパリ、伝わってこなかった今作。

もちろん、そんな“コト”は、

本来“ドラマ”を楽しむ上では、どうだって良いことなのだが。

だが、“物語”の根幹部分である“要素”。。。“テーマ”を、

視聴者に伝わりづらくしてしまっている時点。

ただの、制作サイドの自己満足でしか無いのだ。


で、今回。それが正しいかどうか。納得出来るかどうかは、別の話として。

一応、きれい事ではあるが、分かりやすい言葉で、

いろいろとあった“コト”を、上書きして、誤魔化してきた。


まぁ、“未来が分かる”と“未来をよくする”は、

全く違う意味だと思いますけど。

朝岡に悩ませるという行為を行わせることで、

ごまかしを入れたのは、“正解”かもしれません。

た・だ・し。大問題が1つ。

それは、“未来が分かる”という言葉で、

気象予報士になってしまった主人公の。。。。。人生。。。。


だから、何度も書いているのだ。

“ポエム”を並べるんじゃ無く。

もっと、丁寧に、それも、分かりやすく、主人公を描け。。と。


もう、手遅れだろうけどね。。。。

木曜劇場『推しの王子様』第6話



内容
泉美(比嘉愛未)と光井(ディーン・フジオカ)が、
自分をめぐって、賭けをしていたと知った航(渡邊圭祐)は、
“ガッカリした”と告げて、泉美の部屋を出て行ってしまう。

そんななか、泉美と光井は、新作ゲームに投入する新キャラを、
社内コンペで決定することを発表する。自由な発想でいいということ。
航も、挑戦することを決め。。。

一方、泉美は、賭けのことを航に知られたことを光井に打ち明ける。
“ちゃんと話すしか無い”とアドバイスされた泉美は、
航に気持ちを伝えようとしたのだが、航に拒絶されてしまい。。。

敬称略


脚本、阿相クミコさん

演出、倉木義典さん




う~~~ん。。。。航。。キャラ変しすぎだろ(苦笑)

残り話数などを考えれば、仕方ないんだろうけど。

前回から、全く違うドラマを見ている感じだ。

もうちょっと、上手く出来なかったのかなぁ。。。

キャラなんて、

外見以外を、何でも良いからひとつ、シッカリ描けば良かっただけ。

ただ、それだけだったのに。


恋バナとして、そんなに悪くないだけに。

“連続性”が無いコトだけが。。。。ほんと、残念。

木曜ドラマ『緊急取調室(4)』第5話


内容
北斗刑事部長(池田成志)の呼び出しを受ける“キントリ”の面々。
前代未聞の事件が起きたという。
1人暮らしをしていた村松和代(夏樹陽子)が死亡して見つかったのだが。
その被疑者が、ロボットなのだという。
まさかのことに、唖然とする有希子(天海祐希)たち。

現場を確認したところ、事故では無く、事件性が高いと思われた。
ロボットは、被害者の息子・彰(小池徹平)の会社で作られたもの。
長野に住んでいる息子が、リモートで行った可能性もあったが、
データなどは、残っていなかった。
そこで、キントリは、リモートで、彰から話を聞くことに。
だがロボットの故障や、プライバシー保護の観点などから、
情報を得ることが出来ないだけで無く。協力を得ることも出来なかった。

そんななか、監物(鈴木浩介)から、妙な連絡が入る。
隣人である主婦の土居マサエ(杉田かおる)が、
現場に不法侵入していたという。

そして、彰の秘書・飯塚万里(黒川智花)が。。。。

敬称略


脚本、井上由美子さん

演出、樹下直美さん


話自体は、今作としては、普通だし。

面白みを感じているのだけど。

ちょっと、気になったのは。

今期の今までのエピソードより、“作戦”を立てている演出が強いことだ。

もちろん、これもまた“今作らしさ”ではあるんだけど。

妙に、あざとくて。気になってしまった。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第69回

内容
娘・百音(清原果耶)の勤める会社を訪れた耕治(内野聖陽)は、
朝岡(西島秀俊)と出会う。

敬称略



う~000ん。。。。。酷いな。これ。

“OP”を見れば、

今回が、完全に“ネタ回”なのが分かる(苦笑)

一応、

“表面的”には、アレコレやっているけどね!

完全に“ネタ回”。

今作として考えれば、見る意味、見る価値なし。

“土曜版”じゃ、かなりの部分が削除されるんだろうね。。。。。


先日も指摘したが。

本来、今回、今週、描こうとしている“ネタ”いや。。。“要素”は。

主人公の行動および言動などに、最も重要な意味がある“ハズ”のことで。

だからこそ、主人公が登米に行ったこと。

主人公が気象予報士を目指そうとしたこと。

を、丁寧に描くべきだったのだ。

“ポエム”を連呼させるんじゃ無く。

が。

“大人の事情”があったのか。それとも。。。別の“事情”があったのか。

“ポエム”を連呼させて、“顔芸”で曖昧に表現してきたのが今作なのだ。

上手くやれば、耕治の就職。そして耕治の親友への思いなども、

もっと絡めることが出来たはずなのだ。

当然、永浦家の面々。。。。当然、妹、祖父。

そして、幼なじみたちのことも。

やり方次第では、母や、祖母も絡めることが出来たはずなのだ。

なのに。。。。

こういう“コト”“要素”を上手く使っていた作品がある。

そう。。。同じようなことをテーマにしていた《あまちゃん》だ。

だから、どの部分を切り出しても、面白かったのだ。

特徴的なセリフなど、表面的なことばかりが、取り上げられていたけどね。

これと同じようなことは、他の作品にも存在する。

そして、テーマに沿って、シッカリ描かれた作品は、

その《時》に話題になるだけで無く。

後世にまで強い印象が残る“名作”になるわけである。

“朝ドラ”に限らず。


これもまた、先日、指摘したが。

朝岡を、今回のネタで使うならば。

たとえ、“大人の事情”があったとしても。

今回のネタだって、“事情”の1つなんだから。

“スポーツ気象”のくだりは、全削除しても良かっただろうね。

もし、このままで、展開してしまうと。

朝岡の“スポーツ気象”への興味は、

“その程度”だったという印象になってしまう。

どうしても、必要な要素だというならば、

朝岡にとっての「離れられないもの」は、“スポーツ気象”のハズ。

ハズ。。。。だよね??(苦笑)



だから、これまた先日、指摘したのだ。

全体の構成が、考えられていなかった可能性があるのでは?と。

水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』第5話


内容
藤(戸田恵梨香)に誘われ、合コンに参加することになった川合(永野芽郁)
警察官であることは言わないようにと注意を受け、初の合コン!
だったのだが。。。。同じ店には、源(三浦翔平)山田(山田裕貴)が合コン中。
お互いに邪魔しないように合コンをしていたのだが。。。。

翌日、三宅(小野武彦)という男性が交番を訪れる。
妻・幸子のDVから逃げてきたという。話を聞いていた藤は異変を感じ取り、
川合に、ある指示を出して。。。。。。

そんななか、火災現場への出動要請が入り、駆けつけた藤、川合。
川合は、そこで出会った消防士・武田駿介(小関裕太)に。。。

敬称略


脚本、根本ノンジさん

演出、伊藤彰記さん



そもそも。前回、前々回が“特別編”で、

言ってみれば、面白いところを寄せ集めていたわけだが。

再開して、先ず、それらを超える必要があるからね。


ってことで。

いやぁ。。。序盤から、突っ走るねぇ(笑)

ムロツヨシさんを混ぜながらのちょっとしたコントに始まって。

合コンの見せ方が、なかなか良くて、ほんと、楽しすぎ!!

そんな楽しい描写から、いきなりの“仕事”で、緩急の付け方が抜群。

チンピラ大奥も含めて、面白すぎです。


にしても。

今作は、安定して、面白いしね!

ってか。

なんだか、今回。ムロツヨシさんの場面、多いような。。。。(笑)



ただ、いくつかの場面で、ちょっと。。。違和感が。。。

きっと、“そういうこと”なんだろうね。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第68回


内容
百音(清原果耶)が菅波(坂口健太郎)に相談していたところ、
父・耕治(内野聖陽)祖父・龍己(藤竜也)が現れ、ふたりを驚かせる。
龍己のカキが品評会で金賞を受賞。その授賞式のため上京したと言うことだった。

敬称略


あえてハッキリ書いておくが。

“ネタ回”としては、インパクトも含めて、悪くは無いとは思います。

まぁ、面白いかどうかは、別の話ですが。


平成28年10月20日

平成28年。。。2016年なんだ。。。。正確な“日時”は不明だが。

カレンダーだと“20日”は“木曜”のよう。

で。。。。“21;09”

いつ寝るんだろう。。。。。(笑)


えっと。

今作は、“若いって良いね”っていう話ですか???


彼女はキレイだった 第6話


内容
“早く帰ってこい”と宗介(中島健人)の言葉に、覚悟を決めた愛(小芝風花)
“モスト”編集部に帰ってきた愛の以前とは大きく変わった美しい姿に、
編集部の面々を驚かせる。

そんななか、愛が考えた童話の企画が、会議にかけられ、
宗介により担当のひとりに抜擢される愛。
何度も、宗介に修正されながら、“初めての原稿”を愛は仕上げるのだった。
そして人気絵本作家“夏川ちかげ”への思いが強い愛は。。。

一方、宗介への思いが強くなる梨沙(佐久間由衣)は、
宗介が、昔の話ばかりをすることに。。。。つい。。。
そして宗介は、そんな“愛”に違和感を覚え始める。
同時に、今までの愛の態度や言葉に対して、宗介は。。。。

敬称略

脚本、三浦希紗さん

演出、松田祐輔さん


あれ?むしろ前回が、イレギュラーだったのかな???


今回は、基本的に、ふたりの恋バナを中心に据えながらも、

無理に四角関係を描くようなことをせず、四角関係っぽく描きつつ、

良い感じの“ふたりの恋バナ”に仕上げている。

細かいことだけど、このあたりの強調の案配が、かなり難しく。

描写のバランス次第で、何を描いているのかが、分からなくなるのだ。

まぁ、今作には“原作”が存在するので。

どうしても、そのあたりの紆余曲折を強調しがちなのですが(苦笑)

そこは、“原作”があろうが、無かろうが、

“恋バナ”なら、普通にあることだしね。

とはいえ。

総和数を考えれば、紆余曲折が足を引っ張りかねませんし。

個人的には、今回くらいがちょうど良い。。。と思っています。

展開として四角関係であっても、描いていること自体はふたり。。。ってことだ。


これで、あとは、最終回へ向かうだけ。。。ってところかな。

良い感じで修正をしているので、

次回から、上手く盛り上げてくれると、期待したいです。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第67回



内容
朝岡(西島秀俊)がキャスターを辞めることが発表され、
百音(清原果耶)は中継キャスターに抜擢される。

その直後、百音が、サヤカ(夏木マリ)に相談していたところ、
数日前に、朝岡が登米を訪れていたと知らされる。

そんななか、沢渡(玉置玲央)が、避難行動に関する特集を企画し。。。

敬称略



えっと。。。。8年前?

たしか、“今”は、2016,7年だよね?

う~~~ん。。。。。“あの日”は、2011年だし。

別に、何を表現しても良いんだけど。


そもそもの疑問があるのは、

“朝岡は、なぜ、東北に?”ということだ。

そして、もう一つの疑問。

今回は、あくまでも土砂災害であって、水害に注目しているわけでは無い。

ということだ。


例えば、前者など、シンプルに、

朝岡が、東北出身。。。または、サヤカと親類であれば、良いだけで。

今作のように、“あざとく、東北を強調”する必要は無いのだ。

朝岡の設定に意味を持たせるだけで、そこに必然性が生まれるからだ。

なのに、こんなコトも、今作は出来ていない。

おかげで、違和感が生まれるわけである。


で、後者にしても、事実かどうかでは無く。

重要なのは、今回は、あくまでも土砂災害。

確かに、そういう“現場”を見に行くのは大切なことだろうが。

じゃぁ。。。。

今回に限らず、今までの冠水、台風などでも、

朝岡は、もっと反応すべきだった。。。ってことだ。

冠水はともかく。台風も“直撃”だったわけで。

“連ドラ”なのに、

こういう一貫性の無いコトをするから、違和感が生まれるのである。


他にも、いろいろと有るんだが。

もう、どうでもいいです。


しっかし。。。。なんだよ。これ。

“大人の事情”が。。。。ってのも、分かっているが。

そんなの、視聴者には関係が無い話。


で。根本的な“そもそも”の疑問。

そもそも。今作は、本当に“連ドラ”として、

全体の構成がなされているのか???

やっつけ仕事にしか見えないです。

基本、表面的な表現だけだし。

なにかといえば、すぐに“ポエム”。。。すぐに“顔芸”だし。

質の低い民放のドラマを見ている感じだ。

中には、良いドラマもあるんだから、

“例”にするなら、良いドラマを。。。。。(笑)



ナイト・ドクター 第7話


内容
ある夜、病院に受け入れられなかった患者が運ばれてくる。
救命士の星崎(泉澤祐希)の大喜びの声に、美月(波瑠)たちは驚く。
搬送されてきた患者を診て美月は気づく。
男性(神尾佑)は、以前、美月が助けたホームレスだった。

その直後、風見まどか(藤嶋花音)が搬送されてくるのだが、
高岡(岡崎紗絵)は、付き添ってきた父・信行(林泰文)により、
“ナイト・ドクター”による処置を拒絶されてしまう。
本郷(沢村一樹)は、“それが、ナイト・ドクターの現実”だと告げる。

敬称略



脚本、大北はるかさん

演出、関野宗紀さん



へぇ~~~

そういう“レッテル”を、イマサラ、描くんだ。

まぁ、個人的には、そういうのは、全く気にならないのだが。

ただね。

今作。もしも、そういうことを描くのならば、

夜勤明けに昼間に合コンという、印象操作をすべきじゃないんじゃ?

今作を見ていると。

夜に働き、朝昼に遊んでいる印象が強いものだから、

若いかどうかや、ナイト・ドクターがどうかではなく。

そういった“自己管理”が出来ていないドクターには、診てもらいたくない。

とは、思って、ズッと見ていましたけどね!!

前回のエピソードなんて、まさに、それだよね?


描きたいこと自体は理解するんだけど。

だからこそ、無茶な印象操作は、絶対にすべきじゃ無いでしょう。