「オペ室の悪魔!金で救う天才医師・新ダークヒーロー」
内容
東城大学医学部付属病院に、東京の帝華大学から
西崎啓介(市川猿之助)教授と、高階権太(小泉孝太郎)とともにやって来る。
西崎教授のライバル、心臓外科の佐伯清剛(内野聖陽)教授の手術があったのだ。
3か月後に、日本外科学会理事長選を控え、2人の一騎討ちと目されていた。
そのため、通常では不可能とされる患者の手術を行う佐伯を、
見学にやって来たのだった。失敗をするのを確認するために。
佐伯にとっても、失敗が許されない手術だった。
早速、手術をはじめる佐伯。そんなとき、佐伯が担当する別の患者の容態が急変。
現在の手術を止めるわけにはいかず。
佐伯は、助手をする一番弟子の横山正(岡田浩暉)を手術室へと向かわせ、
自身は手術を続行し、横山に指示を出す。
佐伯は、自身の手術を順調に進めていたのだが、
横山が行っていた手術で、思わぬ事態が発生する。
モニターを確認していた西崎、高階は、何かが起きたと感じ取る。
横山達は、緊急で処置をはじめるが、手が付けられない状態に。
そこに、渡海征司郎(二宮和也)が現れる。
出て行けと言う横山に。渡海は、横山のミスを指摘し、
『1000万でもみ消してやるよ』と。。。。
異変を感じモニター室で、2人の手術を見ていた高階は。。。。
その後、横山は、異動となり。
研修医・世良雅志(竹内涼真)の指導医を、渡海がすることに。
そんななか、皆川妙子(山村紅葉)を担当することになった世良。
初めての患者に戸惑いも多かったが、
先輩外科医の垣谷雄次(内村遥)関川文則(今野浩喜)たちから、
渡海の悪い噂を聞いてしまう。
確かにスゴ腕で患者を救うことは出来るが、それにより医師を殺していると。
それからすぐ。。。高階が、講師としてやって来る。
敬称略
原作は未読。
脚本は、丑尾健太郎さん
演出は、福澤克雄さん
そろそろ、某作家の作品も。。。。と。
海堂尊さんの原作に目をつけた。。。。。っところかな(笑)
そのため、設定や展開など、原作に引っ張られる部分は違うものの。
ドラマとしては、“日曜劇場”のいろいろな作品のニオイがプンプンする。
。。。仕方ないかな。
ホントはね。
出来るスタッフを育てるべきだと思いますが。
まあ、それはそれ。
評判が良い作品を作ってしまうと、
どうしても2匹目のドジョウを。。。と思うのが人情というものだ。
とはいえ。
原作の作風もあるだろうけど、
既出の“日曜劇場”のいろいろな作品よりも、
落ち着いてドラマを見ることが出来そうですね。
独特の演出も、抑え気味だし。
それもあってか、既視感が薄まり、全体的に、悪くないかな。