『必殺!学園ドラマ!!ダークヒロイン誕生』
内容
「ホントに助けてくれるんですか。あなたたちのこと軽蔑します」
国文館高校新人教師・青柳遥(木村文乃)の視線の先には、3人の女教師がいた。
高倉夕子(榮倉奈々)内田すみれ(市川実日子)そして藤井彩(小林聡美)
4月。赴任してきたばかりの遥。希望で胸を膨らませていた。
芹沢校長(南果歩)堀田副校長(光石研)から、一応の注意を受け、
3年D組の担任となった遥。副担任は、夕子。
クラスで自己紹介した遥は、転校生の戸田トシオ(松村北斗)を紹介する。
その直後、堀田副校長と英語教師の近藤剛(モロ師岡)が怒鳴り込んでくる。
テスト問題を盗んだ生徒がいると。
戸惑う遥。。。だが、夕子は、名乗り出なければ警察に通報すると告げ、
カウントダウンを始めるのだった。
そしてタイムアップ寸前、戸田が、USBを取りだし、
望月亮平(千葉雄大)ら3人が落としたのを拾ったと指摘する。
ただただ、戸惑うしかない遥。
そのころ同じクラスの山岸リオ(竹富聖花)は、
大学生の彼氏・達也(早乙女太一)から、メアド集めの依頼を受けていた。
すべては“脱法”ハーブを売りさばくため。。。。。
だがすでに、リオにメアドを教えれば、、、という噂が立ち初め、
焦り始めるリオ。
達也の依頼で“お香”として、さばこうとするが、上手くいかない。
そんなとき、噂が立ち始めたこともあって、持ち物検査が行われる事に。
一時的に、戸田が助け船を出すのだが、リオは、遥に助けを求める。
秘密にして欲しいというリオの訴えを、遥は了承するが、
そこに夕子が現れ、リオが“販売ツール”であると断言。
「これからあの子は不幸になる。野放しにしたのはあなたよ」
と遥に告げるのだった。
それからまもなくして、3Dの生徒がハーブを吸って倒れたという連絡が入る。
慌てて病院へと向かった遥。そこにいたのは野間薫(杉咲花)だった。
「先生、リオを助けて」
どうして良いか分からない遥が、夕子に助けを求めたところ、
初任給全額17万5000円の“報酬”を渡せと言う夕子。
「もう良いです」と、ひとりで解決することを考えはじめた遥に、
「夜は美術準備室にいます」と言い、夕子は去って行く。
敬称略
公式HP
http://www.tbs.co.jp/kuro-no-onna/
学校に発生する諸問題を、「報酬」を受け取り解決する女教師たち。。。
ま。
簡単に言えば、《仕事人》である。
木村文乃さん。。。引っ張りだこだよなぁ。。。
今回は、準主役ですが。
そんなことを思いつつ、視聴していた今作。
第一印象としては、それほど悪くない感じですね。
一応。対比もなされているし。
あくどい部分もシッカリと表現されている。
やはり
この手の作品の場合、《悪》をどこまで表現するかが重要。
事件も描かれたし。ちょうど良い感じかな。
個人的に、一番気になっていたのは、榮倉奈々さん。。。。。
演出の効果もありますが、許容範囲ですね。
良かったということではなく、
ひとつの“経験”としては、良い“経験”になると思います。
ホントの意味で、一皮剥けるかもね。
さて、《定番》となっている時間延長だが、
序盤に結末を魅せる演出と、今回には無関係のネタフリで、
引き延ばし感を、あまり感じさせませんでしたね。
そのあたりは、構成、演出のおかげでしょう。
あとは。。。。今作が、面白かったかどうか。。。であるが。
悪くないとは思いますが、少しビミョーかな。
理由は簡単。
ラストの“道具の反乱”と写真の送付程度で落とすべきだったからだ。
ここまでが、仕事。。。であって、
妹に関しては、偶然だよね???
偶発的なモノを、キレが必要な勧善懲悪に持ち込んでしまうと、
キレが無くなって見えるのは当然である。
おかげで、、、、“それ、違うんじゃ?”と思ってしまった。
こう思った瞬間、オチがオチとして機能していないのである。
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第1話