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ホタルノヒカリ2 第四夜 目指せラブラブ!

『部長遭難!?干物女のラブメール

内容
ゴーヤ事件も解決し、高野(藤木直人)ホタル(綾瀬はるか)が一服していると、
突然、瀬乃(向井理)と美香(臼田あさ美)が、家を訪ねてくる!!!
なんとか、部屋を片付け、取り繕った2人は、、、瀬乃と美香に事情を説明する。
“結婚を視野に入れた同居になっている”と。
あまりにもあり得ない状況と、あり得ない理路整然とした高野の説明に、
瀬乃と美香は、戸惑うばかり。

“あんな理路整然と説明されるなんて、あり得ない”という美香。
一方で
“全然ラブラブじゃない”という瀬乃

そんな2人の言葉に、戸惑うホタル。
かといって、、確かに“ラブラブ”っていうワケでもない。
やはり、“ラブラブ”っていうのに、自分が苦手なせい?と考えるホタル。
一方でぶちょおも、それに応えるようにイロイロしようとするが、
ホタル相手だと、肩すかし気味。
絵文字を入れるぶちょおに対し、完全に、飾り無しのホタルのメール。

そう言う状態だとも知らず、
とりあえずホタルは、“ラブラブ”を目指してみることにするのだった。

そんななか小夏(木村多江)の娘・千夏(石井萌々果)から、相談されるホタル。
“部長さんを貸して下さい”
夏休みの思い出作りに、家族旅行をしたいと言うこと。
“千夏ちゃんが寂しそう”と。。ホタルは、ぶちょおを説得し、
ぶちょおは、3日しかない夏休みのウチの2日を旅行することに。

数日後、小夏の店のことで、連絡を入れる瀬乃は、
娘と一緒に旅行すると知るのだった。それを伝え聞いてしまうホタル。
まさか、、小夏、千夏が、ぶちょおと箱根へ一泊旅行!?
戸惑うホタル。。。そのうえ瀬乃からは、ホタルを焦らせるような言葉ばかり。

それでも
“この手の話、深く考えるのめんどくさいんです”
と、、、約束だからと、瀬乃に協力してもらい、台風の準備をするホタル。

そんなとき、千夏から、ぶちょおと小夏が遭難したという知らせが入り。。。。。



敬称略



遭難じゃ、、、ないのだが、
その方が、なんとなく雰囲気が良いかなぁと。


それはさておき。

今回のホタルの課題は“ラブラブ”

高野とホタルの関係を知った瀬乃と美香から、
2人の関係が、、、変だと言われ、ホタルなりに目指してみたのだが。。。。


って感じですね。


恋愛が苦手な“干物女”ホタル。
それでも、ホタルなりのラブラブを目指す。
でも、どうしても、ラブラブとはほど遠く、、、所詮“ホタルなり”

この距離感が良い感じですよね。メールの落差も!!

そんななか、ふと、自分のぶちょうへの気持ち。。
“いつの間にか自然と。。。気がつくといたんです。私の隣に。”
そんな、想いと、、、自然な気持ち。。。。“ぶちょおが好き”
どうしても、上手く伝えることが出来ないホタル。

瀬乃“メールなら、口に出して言えない想いも伝わる感じがする
  雨宮。めんどくさがっていたら、大切なモノ、失うぞ。

と、、、かなり流れが良い感じですよね。


恋愛が苦手だというのを、今期、、、最も前に押し出した切ない物語である。

瀬乃が協力してくれているのも、良い感じ。

一方で、小夏との“関係”を噂話を交えて入れてくるなど、
ホタルの追い込み方、、、ホント良いですよね。

逆に、恋愛ベタというのが分かっているから、
ここまで追い詰める必要があるのか?と、、少し感じたりもしますが、

ま、、、ショック療法。ということでしょう。


そういえば、そんな関係から、
まさかの、山田姐さん!!
“フタちゃん、結婚しよ
 メールばっかりに頼ってちゃダメ


まさに、ショック療法、、
いや、実地による、、、手ほどき。。と言う感じ。でしょうね。

粋だよね山田姐さん!


ということで
キャラの使い方が、本当に良くできていること、
その丁寧さが、よく伝わってきたお話だったと想います


最後は、
“ぶちょお。。。。す。。s。す。。すき!”


そして、“私には縁側があれば”


このカタチこそが2人の関係ですよね。


なのに、、、“雨宮に惚れちゃいました”
次回予告が無くても、次回が見たくなっちゃう締めである。

ほんと、、隙がないというか、最後まで作り込みますよね。。。



これまでの感想
第三夜 第二夜 第一夜 

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ホタルノヒカリ2 第三夜 ガマンしないと結婚できない!

『ガマンしないと結婚できない!』
“部長のチューは干物女を救う

内容
テレビで菊屋麺蔵(林家木久扇)の落語を聞くホタル(綾瀬はるか)は、
“結婚には我慢が必要”と考え始める。
そんななか、高野(藤木直人)から沖縄料理に誘われたホタル。
小夏(木村多江)も一緒だと言う事で、一瞬尻込みするが、、、了承。

食事をする中、高野がゴーヤが好きと知ったホタルは、
店主の勧めもありゴーヤをたくさんもらって帰る。
が、、、実は、高野。。。ゴーヤが嫌いで、小夏に合わせていただけ。
渋々、高野に合わせ、、ゴーヤが嫌い!!とホタル。

翌朝。。。ホタルの顔にじんましんが!!
病院に行ったところ“心因性じんましん”と診断される。

山田姐さん(板谷由夏)は、
ホタルに限って仕事でストレスなんてあり得ない。と言うが、
二ツ木(安田顕)は、経験があると、プライベートではと話し出す。
山田とつきあい始めた時、会えなくでストレスを感じていたと。
やがて、高野が“俺達、健全な仲だから、チューもしていない”と言った途端、
山田と二ツ木は、それが“ストレスの原因”では???と告げ、
ホタルは高野とのチューをガマンしているのでは??

まさか、、、とは思いながら、
ホタルにチューをしようと考え始める高野は、
帰宅後すぐ、、、チューを試みるが、じんましんでそれどころではないホタル。

数日後、どうしてもガマンできなくなったホタルは。。。。。。
一方で、山田や二ツ木、小夏から注意された高野は。。。。。


敬称略




“好きな人のために、ガマンする”

ガマンが結婚の条件の1つと考えたホタルは、、ガマンを開始!
だがそのために、じんましんが!!!

ぶちょおは、ぶちょおで、
友人達に諭されて、ガマンさせすぎていると。。。チューを試みるが

実は、、ガマンしていたのはチューではなく、ぶちょおが嫌いなゴーヤだった!

どうしても食べたい。。。ガマンできない。
まさかのゴーヤに、ぶちょおvsホタル。。勃発!

それでも、山田姐さんに諭され、ガマンするホタル。
その姿を見て、、、、高野は。。。。。

って感じである。


うん。。。。あらすじを追っている“内容”よりも端的だね(苦笑)



まぁ、基本的に、
ビールなどは、“好きなだけ”というホタルですから、
“ガマン”と言う事自体が、不可能に近いわけで。。。。

でも“結婚”というものがちらつくと、
いくら“干物女”ホタルでも、、、、ガマン!

なかなか、コミカルなお話でありながら、
意外と、、、シリアスに見えるのが、スゴイお話である。

本当の意味で“干物女”からの、
卒業が懸かっていると言っても良い状態だからだ。

もちろん、、途中、高野が言っていたように
“そう言う干物ホタル”が、、高野は好きなんですけどね!(笑)

大好きなゴーヤか、ぶちょおで悩むホタル
大嫌いなゴーヤか、ホタルで悩むぶちょお

くだらないお話であるが
見事な対比と、、それぞれの“ガマン”だったと思います。

結局、ふたりとも、、、結婚したい。。。。ということだよね。


と、、お話自体が、楽しく、面白かったのだが、
今回、そんなコト以上に感心したのは、

山田姐さんと二ツ木を、上手く使ったことですよね。

これまで、あまり使われていなかったので、
個人的に不満だったのですが、
この2人の“関係”を上手く利用しているだけでなく
2人の“思い”をシッカリ表現しているのが、

ほんと、、、“友情”を感じる部分である。

こういう役割をシッカリ表現してこそ、“ドラマ”である。


最後は、ホタルのために二ツ木の協力で、ゴーヤ克服に挑むぶちょお

なのに、、、なのに。。。まさかの“オチ”
“干物”だからこその、、、じんましん。。。お見事でした。


良くできたお話でした。
ってことで、、ラストは一難去ってまた一難



どうしても最後にヒトコトだけ。
週1回は、こういったドラマで息抜きも必要。。。。以上。


これまでの感想


第二夜 第一夜 

GM~踊れドクター 第1話 診断の天才登場

『診断の天才登場』

内容
日本に向かう飛行機の中で、少年隊のDVDを見る男・後藤英雄(東山紀之)
どう見ても、、“ヒガシ”。。。隣に座る小向桃子(多部未華子)は興味津々。
昔から似ていると言われているらしく、
“アミー&ゴー”でデビューしたことがあった。
今回、“ファイヤー後藤”として、再デビューすることに決まったと。
そんなコトを話をしている時、CAが“医師”を探しまわっていた。
機内で、気分が悪いという男性がいるということだった。
男性の状態を診た桃子は、“小脳出血”を疑い、緊急着陸を要請する。
だが、後藤はひと目診て、“良性発作性頭位めまい症”と診断。
的確に指示をして、男性は無事、、、元に戻るのだった。

桃子“あなた医者ですか?”
後藤“医者じゃない。ダンサーだ”


数日後、英仁大学付属名峰病院総合診療科“ソウシン”に赴任する研修医の桃子。
いきなり出会った看護師の本木健介(大倉忠義)からは、
“逃げ出さなきゃ、また会おう”と、妙なヒトコトを告げられる。
そこに、やって来た医師の漆原誠司(生瀬勝久)から、医師たちの紹介。
医局を追い出された病理医・後田淳(吉沢悠)
元救命医でオペ好きの町谷玲奈(小池栄子)
そして左遷されソウシンにやってきた部長の氷室慎太郎(椎名桔平)

誰がどう見ても、奇妙な医師たちの集まりだった。

そんななか神経内科部長の郷田良夫(岩松了)から
“ALS”と診断された斉木武雄(山口粧太)がソウシンに運ばれてくる。
付添の妹・須藤葉子(三浦理恵子)は、診断が納得出来ないので
改めて診断して欲しいと氷室に求める。
“セカンドオピニオン”だった。
郷田は神経内科の権威。。。間違いはないと氷室は説明する。
だが、先日研修で症状を見たところの桃子。
違うのではと意見するが、氷室、漆原は、まったく取り合おうとしない。
そんな彼らを見て桃子は絶望感に包まれるのだった。

“総合診療科って、出来ない医者の集まりってだけじゃない
 患者になんの責任も持たないクズ医者の集まりだったんですね!”


桃子は、ふと思い出す。。。。あの機内の。。。医師・・・後藤を!
そこで渡されていた名刺を頼りに連絡を取り、後藤を勧誘する桃子。

同じ頃、、桃子に言われたことも気になり、
飲んだくれた状態で斉木のベッドの横にいた氷室は、衝撃的現場を目撃。
ALSなのに、、斉木がしゃべった!?
“助けてくれ。。。。”


翌朝、そのことを、ソウシンの医師たちに訴える氷室。
聞き違いじゃ?
そんなコトを言われる始末だが、、、そこに、、、妙な男が姿を現す。
そう、、、、桃子が雇った、、、後藤だった!!
後藤は氷室を筆頭のソウシンの医師たちをバカにした上で、
自分の診断について説明を始める。。。。。

思い当たる節のある氷室達。
そこで、再び検査を始めようとするのだが、
事務長・曽根智雄(八嶋智人)が、引き留め検査を辞めるよう命じられるが、
後藤と桃子が、上手く氷室をけしかけ、
氷室の医師免許をかけた再検査が認められるのだった。


敬称略


公式HP
http://www.tbs.co.jp/GM-odore/



“通りすがりのダンサーです”

そんなコトを平気で言ってしまう、
実は、超凄腕の総合診療の天才医師。。。後藤英雄

日本に帰る途中の機内で出会った“お菊人形”のような研修医・小向桃子から
ダメダメ医師たちが集まる総合診療科“ソウシン”にスカウト!!

今回は、専門医による診断でALSとされた患者。

権威の診断に、やる気のない医師たちだったが、
桃子のやる気と、後藤のヒラメキと診断力により。。。。。


って、感じですね。



踊るダンサー。。。ちがう。。。踊る天才医師

ま、そんな変わり者医師により、
ダメダメ医師たちが奮起していくドラマ。。。と言う感じかな。

そこに、現代の日本の医療のおける1つの欠点。。。
専門医と、総合診療医
ある意味、問題提起型ドラマとも言えるのかもしれませんね。

といっても、

基本的に、
患者の様々な症状から、病気の問題解決をするという、
ちょっとした、探偵モノと言える感じですね。

音楽が、、そんな感じだよね。
難しいことをやっているけど、軽く魅せています。

難しい言葉を連呼しているが、
そこをそれなりにスルーして、医師たちの変化を楽しみ、
主人公・後藤の活躍を見るというのが、

このドラマの楽しみ方なのだろう。


普通に医療モノにしてしまうのも良いだろうが、
こういったちょっとコミカルな医療モノもあって良いかもしれません



ただし、問題点を1つだけ。
主人公が東山紀之さんだし、
ほぼ全ての問題を、色々と解決していくのだろうが、
そうなってくると、、、、“ノリ”も含めて、
雰囲気だけで、最後まで押し通そうとするとマンネリ感がでる可能性が高い。

きっと、踊っている場合じゃない症状だって出てくるはずだし。

細かい部分は、専門的なので、それはそれで良いとして
それらを含めて、最後まで、
違和感なく、まとめていって欲しいモノである。

龍馬伝 第29回 新天地、長崎

『新天地、長崎』

内容
記者の坂崎(浜田学)は、
岩崎弥太郎(香川照之)に“龍馬”についての話の続きを聞いていた。
海軍操練所を閉鎖されたあとのことを。
そこには、千葉佐那(貫地谷しほり)もいて、龍馬のことを話そうと思ったが
それを遮るようにして、弥太郎は悔しさをぶちまける。。。。
わしより先に商売を始めた。。。と。

神戸の海軍操練所が閉鎖され、
薩摩の西郷吉之助(高橋克実)小松帯刀(滝藤賢一)のもとに身を寄せるため、
西郷らと船旅を続け、その途中、、、長崎へと立ち寄る龍馬(福山雅治)たち。
そして長崎一の商人と言われる小曽根乾堂(本田博太郎)の屋敷に、
西郷の紹介で、逗留することになった龍馬たち。
到着早々、龍馬は、西郷に頼み事をする。。。。長崎で下ろして欲しいと。
そして、近藤長次郎(大泉洋)沢村惣之丞(要潤)陸奥陽之助(平岡祐太)らと
自らの力で生きていくと言い始める龍馬
あまりの図に乗った龍馬の言い分に、西郷は呆れるばかりだったが。。。。

そんななか、龍馬たちは、
日本で成功したイギリスの商人であるグラバー(ティム・ウェラード)を訪ねる。
いきなり、“船を貸して欲しい”と切り出す龍馬。
全ては“商売”=“ビジネス”のためだと交渉を始める。
すると、ひと月に3000両ならば、貸そうと言うグラバー
さすがに無理難題。。。。交渉は決裂した。

すると龍馬は、“丸山”に行くと言い始め、料亭・引田屋へと。。。。
どこかの藩と交渉し、船を手に入れようと考えたのだ。
やがて西郷ら薩摩藩士がいると分かるが、、、そこには行かず。。。別の部屋へ
長州藩の高杉晋作(伊勢谷友介)井上聞多(加藤虎ノ介)伊藤俊輔(尾上寛之)
らが、グラバーとの交渉を考える部屋へ乗り込む。
ナントカきっかけを掴もうと話し始める龍馬。
“龍馬”と名乗ったのを聞いた高杉は、突然、、信用すると告げる。。。。
桂小五郎(谷原章介)から、“龍馬”の名を聞いて知っていたのだった。

高杉は、話を始める。。。。
武器を手に入れるために出入り禁止の長崎にやってきたと。
手に入れたいのは1万丁の銃。。。。
攘夷という考えを転換し、幕府と戦い、長州を独立させるためだという。

が。。。その部屋へ、、、、薩摩藩士たちが。。。。。

敬称略


ついに、第3部開始。。。いや、SEASON3か。。。


SEASON 3
RYOMA THE NAVIGATOR



だそうである。

NAVIGATOR????

まぁ、なんでも良いです。


さて物語は、コレまでのことを全て忘れたかのように、展開される。

明らかに、、、捨てていますよね(苦笑)

それはそれで、思い切った決断だと考えるべきなのかもね。

なんと言っても、『SEASON3』
今回から、『新しい物語』が、はじまるのである。

ここまで割り切って、展開すれば、
約1年にわたる連ドラだとはいえ、
気にせずに物語を楽しむことが出来る感じである。

そう考えれば、
視聴者の感触を確かめながら、
気にせずに、いや、、節操もなく、、、新しい物語を切り出すことが出来るのは

『SEASON』、、いわゆる『部』に分割した、、、良いところ。。でしょう。


こちら、、、視聴者だって、
ハッキリと、割り切って観ることが出来ますしね!!

ってっか、、割り切って観るつもりが無くても
明らかに割り切っている演出なので、

そんな風に誘導させられている感じですよね。。。『今回』を見た感じでは。


色々書いてきましたが。

物語は、ついに動き出す『英雄・龍馬』という感じでしょう。

すべては、
『日本人同士がケンカしちゅう場合か』

この言葉に集約されています。

どうしても、社会の転換に尻込みする西郷吉之助。
その一方で、革新的な考えで進もうとする高杉晋作。

2人の気持ち、考え方を描きながら、

そんな事してる場合じゃないと言いきる坂本龍馬。

分かってはいても、
見事な描き方だったと思います。

いやまぁ、、、
なんだかワケの分かんない龍馬のお話『龍馬伝』が、

一気に、、英雄譚である“普通”の龍馬のお話“龍馬伝”となった印象である。


途中、幕府のことを描いているのも、ちょうど良い感じですし。
グラバー達の、、、“暗躍”も、、良い感じ。

コレから先のことを考えずとも、
まさに、、幕末。。。大混乱期をであることを
上手く表現していたと思います。

ってか、、ほんと、
なんか、今まで以上に熱血漢の龍馬だよね。。。。
それも驚きの1つ、まさに“豹変”である



にしても、、スゴイよね。。。この割り切り方(苦笑)
ビックリしちゃいました。


これまでの感想

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ハンマーセッション! 第2話 万引き少女にお仕置き!

『万引き少女にガツンとお仕置き!!失くした恋を取り戻せ』
“極悪教師が万引き指南!?小悪魔少女に隠された裏の顔!!

内容
高校教師“蜂須賀”となっ詐欺師・音羽4号(速水もこみち)
担当するクラスの生徒・司馬(石黒英雄)を立ち直らせ、一つ目の仕事が終了。
授業の方も、本当の蜂須賀、、通称“ロク”(村上健志)の協力もあり順調。

そんななか、新田真潮(高山侑子)が、クラスメート相手に
オークションと称し、商売をやっていると知る蜂須賀。
商品は、親のディスカウントショップから分けてもらっていると言うが、
実は、、、万引きした品物であるという噂があった。

気になった楓(志田未来)が、真潮の後を付けていると、、やはり、万引!
引き留めようとしていると、そこに店長を名乗る男(デビット伊東)が現れる。
もうしないと約束し、謝罪する真潮と、楓だったが、
男は、身体検査をするからと、服を脱ぐよう強要してくる。
追い詰められた2人だったが、蜂須賀が現れ、危機は逃れる。
が、、、真潮は、まったく反省するようではなく。。。。あきれかえる楓。
その一方で、楓は、真澄のためにナントカしてあげたいと考え始める。

真潮をワザとやり過ごした蜂須賀は、
万引や、反省よりも、なぜ、そこまでして金を稼いでいるかに興味を覚え始める。

やがてロクの協力で、真潮には、
クラスメートの葛城信吾(延山信弘)、工藤、佐伯と結成しているバンドがあり、
自分のせいで壊してしまったギターを、葛城のため買おうとしていること。
そしてバンドとしてではなく、スカウトマンの藤木功一から、
葛城がギタリストとしてのスカウトを受けていることを蜂須賀は掴む。

新田真潮を止めるハンマーセッション。。。。を考え始める蜂須賀。

そこで蜂須賀は、真潮にあるアイデアを伝授する。
それは町外れの骨董品屋からの、、、、、万引き。。。。。。

実は、店主役を今村(六平直政)に依頼したハンマーセッションだった!!


敬称略



仲間のために、
罪を犯してでも金を稼ごうとする新田真潮。

塩田真潮にハンマーセッション!

が、、、店主の言葉が、真潮の胸に突き刺さる。
“お前みたいな犯罪者を、助けるヤツはいない。”

真潮に与えられた、、、“孤独”

そんなとき、真潮のことを心配する“2人”が。。。。。


ま、、、そんなところだろう。



前回のような、事件性のある状態で解決したお話ではないが、

1人よりも、みんなで。。。そこにある“仲間”を表現し、
まさに、青春モノのベタ展開に持って行った感じだ。

まあ、、、楓は、“おせっかい”だけどね(笑)

でも、思った以上に青春モノに仕上がっていたと思います。

罪と罰

そんな感じである。


価値観の相違も含め、
友人から孤立していくのもなかなか良い感じですし、

本当に大切なモノを理解する。良いお話だったと思います。


最後は、

労働には対価が支払われる。。。。と

お前の汗と涙の報酬だ。。。

なるほどね。


そこまで持っていったか!!!
と、普通に思ってしまいました。

少し強引な部分もあるが、良くできたお話だったと思います。


“事件”を解決するだけでなく、
“教育”したのが、まさに教師らしい部分ですよね。

それで、こころを救っているのだから。。。
ホント、良くできていたと思います。




これまでの感想

第1話 

うぬぼれ刑事 第2話 癒し系

『癒し系』

内容
世田谷通り警察署勤務の通称“うぬぼれ”(長瀬智也)
作家の父・葉造(西田敏行)の新刊“うぬぼれ刑事”が出版されたこともあり、
なんだか、いつも以上にチヤホヤ
が、先日のことがあり、心が癒されていないうぬぼれは、
マッサージ店“手には手を”に入る。

そこの従業員・小沼せつ子(蒼井優)を見て、、一目惚れするうぬぼれ。
“運命の出会い”を報告するためにバー“IamI”へ。。。
とそこには、いつもの“うぬぼれ4”以外に、見慣れない女性が!
玲子ママ(森下愛子)だという。。。昨日カラオケで歌いすぎ“筆談ママ”状態。
そのママも含め、みんなに恋の相談をするうぬぼれ。

うぬぼれの評価を聞き、いてもたってもいられず。
運命(生田斗真)征士郎(要潤)貴一(矢作兼)、ゴロー(少路勇介)に、、
ママまで、みんなでマッサージ店へ。
が、誠(坂東三津五郎)が、行ったところ、すでに辞めていた。。。

そのころ世田谷通り署に、
茂木良郎(皆川猿時)という男が母みどり(松本じゅん)とやって来ていた。
“婚活詐欺”。。。女から金をそして指輪をだまし取られたという。
同様の事件は、コレで3件目
犯人の女は、介護ヘルパー、美容師、エステティシャン。。。と職を変え
そして名前を変えて、男たちから、金をだまし取っているようだった。

そんななか、サダメが死体役で出演する“うぬぼれ刑事”の撮影現場で、
主演のうぬぼれ刑事。。。中村梅雀さん(本人)と知り、驚いていると。
梅雀さんの差し入れおにぎりに、それ以上の衝撃を受けるうぬぼれ。
“この絶妙な力加減!!”
中村梅雀さんに、店を訪ねて、、、向かったところ。。。。やはり、、いた!!

小沼さんだ~~~~~~~~~!

大喜びのうぬぼれは、“ニコラス”という名前をもらい。。いつものバーに招待。
恋人が出来たと、みんなに報告。


が、、、そんなとき冴木刑事(荒川良々)から、
3年前山形で発生した保険金殺人事件について聞かされる。
その被害者の妻が、受取人であり、、、、マッサージが上手かったという。。。。

まさか。。。。

敬称略



ということで、
今回は、『癒し系』の彼女に一目惚れのうぬぼれ。

である。


小ネタ満載のクドカンワールドは、今回も健在。

が、
前回と大きく違ったのは、
その“癒し系”が、他の登場人物との絡みがあったことだろう。

おかげで、みんな、、、デレデレ。
そして、そこからも小ネタが生まれてくる状態だ。

ま、だからこそ、被害者も多いんですけどね!
詐欺師を表現するには、ちょうど良いのかもしれません。


最後は、ニコラスが、“大黒ふ頭”に呼び出し。。。。
だが急展開!

それにしても、いびきの音で、詳細を聞かせない演出とは!!
なるほどね。

今回も、長瀬智也さんのコントも面白かったが、
それ以上に、
蒼井優さんの演技がいいですよね。
メリハリがシッカリしています。

おかげで、ドラマも楽しめている状態である。



ただ。気になったのは、結末
“あなたは不幸にしたくない”

前回よりは、見えにくい感じですね。

ま、、楽しめているから良いけどね。


あ。。。ゴミくらい拾いましょう。
どう見ても、拾えていませんよね。。。。



そういえば、サダメ、、、うぬぼれ刑事役に大抜擢!!
ネタは、どう変化するんだろう?
もう死なないのかな?


これまでの感想
第1話 

ホタルノヒカリ2 第二夜 節約したい干物女


『節約したい干物女
“節約は愛!?47円干物女の逆襲

内容
高野(藤木直人)から“結婚しよう”とプロポーズされたホタル(綾瀬はるか)。
浮かれまくっていたのだが、、、その流れで、おつかいを頼まれる。
買い物に出かけたホタル。。。醤油1本のはずが。。。
帰ってくると、スイカ、ワイン、ビールなどなど、、無駄遣い三昧
あきれかえり、怒った高野は、“47円女”ホタルに告げる。
“節約ひとつ出来ない女とは、結婚できない”

自分なりに節約を始め、、、“節約美女”を目指し始めるホタル。

そんななか、瀬乃(向井理)が予算20億の最終コンペに残ったと部署は大騒ぎ。
その一方で、ホタルは、商店街の“キッズフェア”の準備を進めていた。
予算は50万。。。
だが、、ある日。商店街会長(金田明夫)から予算が集まらないため
フェアを中止にしたいとホタルは、告げられる。
すると、、“お金が無くても、ナントカします”と言いきるホタル。

色々やりくりして、予算の節約を始めるホタル。
そして手作りが多く、、、アットホームだと会長に喜ばれる企画書が出来上がる。

会長の了承もあり、フェアの企画は進み始め
家で、、手作りで準備を始めるホタル。
徹夜明け。。。。。と、、、そこに、
謎の女性・浅田小夏(木村多江)と娘・千夏(石井萌々果)がやってくる。
高野の学生時代の知り合いであり、
小夏が店を出す相談に高野が乗っていたとわかり、ひと安心。
だが、小夏が持ってきたお弁当などを受け取ったホタルはショックを受ける。
仕事が忙しいという小夏だったのに。。。。。。まさに“節約美女”だった。

考えてみれば、、高野から“雨宮”と呼ばれていることに気づくホタル。
小夏は、、、“小夏”なのに。。。。。
高野から慰められ、納得したホタルは、、、高野のために。。。。。。


敬称略



高野“節約美女は、どこに行ったんだ?
ホタル“旅に出たのかもしれません。

そして、、、

高野“旅に出てるんだろ!

もう、なんていうネタフリを。。。。(笑)


そのうえ、まさか、その流れで、
イベリコ豚のために必死に、、、もちろん、、、高野の為なのに

みんなからは、“熱心”と言われるホタル。

よく作られている“ネタ”である。
お見事でした!

あ。。。。ネタ番組じゃないね。。。ドラマだよね。


ということで、ドラマ。

プロポーズされ、浮かれたホタルは、
高野のおつかいで、、散財!
節約美女を目指すことになるホタル!
でも、仕事が忙しくて。。。。。。


っていう感じですね。


前回から、キッチリ繋がっているのも良いところだし、
そこにホタルらしさを描くことで、
楽しく、、そして奮闘する姿。。。

それに感じ入る高野。。そして、会社のみんな。

仕事モノのドラマとしても良くできています。
そこに、高野とホタルのギャップがあるから、
ほんと良い雰囲気の、、ちょっとした恋愛ドラマにも。。。。

最終的に“アホ宮”と呼ばせる当たりなんて、
見事な流れだったと思います。

その一方で、山田姐さんと二ツ木の話を組み込むことで
結婚の現実を描く。
対比も良くできていますよね。

それでも、明るく振る舞おうとするホタルが、、、良い感じ。

で、まさかの以心伝心。

自分たちの幸せよりも優先しているのが、高野とホタルの優しさ。。。


今回も良いお話でした。
ここまで、キッチリキャラを描けば、満足行くと言うモノだ。



っていうか、
少し気になっているのですが。。。。
高野、、ホタルに節約して欲しいと思っているのかな??

節約しないホタルも、好きなんじゃ?(笑)

と、、、そんなコトを少し。。。。




これまでの感想

第一夜 

新・警視庁捜査一課9係season2(5)第3話 殺人ベストセラー

『殺人ベストセラー』

内容
青春小説の教祖と呼ばれていた作家・恩田真理(木野花)が、
出版社の倉庫で、首をつった状態で見つかった。
第1発見者は、新人作家の南条あかり(穂のか)
南条の担当の編集者・高森久仁子(高橋ひとみ)によれば、
見つけた時には、すでに首つり状態。
だが、矢沢(田口浩正)は、、首に2本の索条痕を見つける。
もしも自殺ならば、1本しかないはず。と。
首には、擦過傷もあった。
監察医の真澄(原沙知絵)の解剖で、誰かが首を絞めたあとが見つかる。
そしてツメには自分の皮膚片と、、首の擦過傷。
そのうえ、両膝には、立ち上がれないほどの打撲痕と亀裂骨折。
自殺に見せかけられた殺人と考えられた。

そんななか、加納倫太郎(渡瀬恒彦)は、
文光社の新人賞の選考員を、被害者の恩田がやっていると分かる。
そして受賞者の南条あかりの作品を駄作であると酷評していた。

加納と浅輪(井ノ原快彦)は、あかりのもとに向かい事情を聞く。
受賞作の“青の鎮魂歌”を酷評していたことを伝えるが、
選考には影響はなかったという、、、久仁子。
死体の発見も、車内を歩き回り、偶然見つけたモノだと言う事だった。

同じ頃、村瀬(津田寛治)と小宮山(羽田美智子)は、出版社へ。
編集長の橋本和男(阿南健治)によると、
5年前、恩田が書いた小説の影響で少年が4人自殺したと分かってくる。
そのため、それ以降の作品を出版しなくなってしまったという。

そのころ、青柳(吹越満)と矢沢は、現場に落ちていたブローチが、
あかりとの対談で出版社を訪れていた作家の香田龍太郎(河合龍之介)と知る。
香田と恩田は、たびたびトラブルを起こしているらしかった。
そのうえ香田は、担当編集者の篠田明日香(吉本菜穂子)のIDカードで
出版社に入館していた。。。あきらかに言動が怪しい香田。
ブローチは、恩田にプレゼントしたモノだと言うが。。。。。

やがて、恩田の小説で亡くなった少年の遺族から出版社への抗議の手紙の中に、
兄・弘樹が亡くなったと訴える、南条あかりからの手紙を見つける小宮山。
そのことについて、あかりに、村瀬と小宮山が事情を聞くと。。。
兄をモデルにした“青の鎮魂歌”も含め、
ワザと恩田の気を惹くために書いたと話し始める。
だが、そのことを恩田に問い詰めたが、まったく悪びれた様子もなかったという。
その様子に呆れて、恩田を超える作家になると考えたというあかり。
“殺す価値はない”と言いきるのだった。

そんななか、香田の小説を調べていた加納は、ある事に気付きはじめる。
香田の書いた小説にある、、、“間違い”

敬称略



あいかわらず、若干複雑な事件が多い今作『シーズン2』

でも、前2回に比べれば、
誰もが犯人となる可能性を提示し、ミスリードしているのが良い感じですよね。

動機にしても、シッカリと描かれているし、
ここまでミスリードすれば、お見事と言って良い感じである。


編集者と作家との関係を描いているのも、
面白い部分ですね。

一瞬、、『ゲゲゲの女房』を思い出してしまったのは、言うまでもありません。


今回、最も絶妙だったのは、
言ってみれば、3人の容疑者について、
『9係』のメンバーの役割分担を丁寧に描いていること

今まで以上にハッキリしていて、それぞれがキャラも前に出ている。

どうなるかと思ってきた『新・9係』ではあるが、
今回くらいの状態であれば、

これからも、物語だけでなく、登場人物でも楽しめそうである。


それにしても、、、2本の索条痕。。。。なるほどね。

3人それぞれの復讐劇。
3つの物語を、かなり上手く組み合わせた事件だったと思います。

っていうか、
結局、一番の悪は、、、被害者なんですけどね。。。。

『言葉は人を殺すためじゃ無い、人を救うためにある』

今回の物語、全てに絡む言葉でした



最後にヒトコトだけ。
事件の複雑さと面白さが、格段に上がった『シーズン2』
それはそれで大満足なのだが、

『旧・9係』で、積み上げられた登場人物のキャラクターが
あまり表現されないのが、実のところ不満の一部である。
たしかに、無くても良いことだし、
ある事により、事件がワケがわからなくなると言う事もわかっている。

が、ここで、根本的な問題として。
『クセのあるメンバーを係長がまとめる。。。検挙率ナンバーワンの9係』
そう言った表現が、薄くなってしまっているような気がします。

もう少し、キャラを魅せて欲しいモノである。
そうでないと、『普通の人が集まった9係』に見えてしまいます。

それに、使わないのはもったいないことだと思います。
3年もやってきたんだし!!


これまでの感想

第2話 第1話 

ジョーカー~許されざる捜査官~ 第1話 2つの顔をもつ刑事

『2つの顔をもつ刑事…凶悪な真犯人を闇で裁く』

内容
西山耕平、、、というナイフを持った男をナントカ取り押さえる男は、
遅れてやって来た来栖淳之介刑事(平山浩行)たちに注文を付けていた。。。
神奈川県警捜査一課強行犯4係の班長・伊達一義(堺雅人)。
“仏の伊達さん”。。。そう呼ばれるほど、優しく、、、一見頼り無い男だった。

次の事件でやって来たのは、、河川敷。
被害者は子供(貴島康成)。。。。胸部には銃創
鑑識の久遠健志(錦戸亮)たちによると、急所を外されていた。
犯人は、泣き叫ぶ状態を見たかったよう。。。。
その様子を見て、悲しく、頼り無い背中を部下達に向ける伊達であったが、
新人の宮城あすか(杏)は、感じていた。。。“怒り”を感じると。。。。

やがて、被害者の名前が判明する。河相満。
泣き叫ぶ母・美津子(中込佐知子)。。。。
そして警察に怒りをぶつける父・勇造(小市慢太郎)
“もっと真剣に捜してくれていれば。。。。”

そして久遠から、使われた銃についての話を聞く伊達。
改造銃。。。。
威力を試すための標的とされたようだった。

一方、捜査一課長の井筒将明(鹿賀丈史)から、
伊達があすかの世話係となった理由を知る。
あすかの亡き兄・宮城夏樹とコンビを組んでいたため。。。。。という。。。

そんななか、改造銃を作ったという男・木内亮(細田よしひこ)が出頭してくる。
大学生の木内は、高校時代の同級生の新垣豪太(山根和馬)から、
作って欲しいと依頼されたという。
止めたにもかかわらず、被害者を撃ち続けたと。。。怖くなり逃げたという木内。
その直後、前科のある新垣が逮捕され、指紋の付いた銃も発見される。
新垣の証言では、犯行時の状況はまったく逆。撃ったのは木内。逃げたのは新垣。
だが状況証拠は、すべて新垣に向いていた。
“木内にハメられた”という新垣だったが。。。。。。。
井筒たち捜査一課は、木内の父が検察庁の幹部と言う事もあり、
木内の証言を高いと考え、新垣を容疑者として逮捕状の請求を考え始める。

そのころ、木内の証言に疑問を感じ始めた伊達は、あすかを連れ現場へ。
そして西山を逮捕した時の言葉を思い出す。。。。どこかに、カメラが。。。。
カメラに残された映像中の音声から、木内の犯行と断定した伊達であったが、
井筒から手渡された“木内の供述調書”は、明らかに“真実”とは違った。

すべては、、、上からの圧力。。。。。事件ではなく事故となってしまった。
憤りを感じる伊達、あすか、そして、、、井筒たちだったが。。。。。。
まったく手出しが出来ない状態。

警察では、裁けない。

敬称略




公式HP
http://www.fujitv.co.jp/JOKER/index.html




“あんたらは解決しなくても、終わりに出来るかもしれない
 でも、残されたおれたちは、そうはいかないよ。

“この怒りや、悲しみを、誰にぶつければ良い?
 犯人が捕まるまで、おれたちの時間は、永遠に止まったまんまなんだよ。



苦しみは続く、なのにその痛みを和らげてやることが出来ない。

“神隠し”を待つしかないのか。

そんなとき、伊達が。。。。。。。


って感じである。



大雑把に言えば、“怨み屋本舗”や現代版“必殺仕事人”
それ以外にも色々とアル、、、
そんな系統ではあるが、あくまでも“仕事”ではなく、

主人公の刑事の心の中にある“苦しみ”“悲しみ”“痛み”が、
一線を越える。。。

と言う流れになっている。


差し込まれる苦悩も表現されているし、
犯人の残酷さ、異様さもキッチリ表現されている。

そして、、最も重要な、遺族の苦しみ。。。。

かなり丁寧な描き込みだったと思います。

あまり言いたくありませんが、“同枠の前作”より格段に良い感じである。


“法から逃れたモノを裁く、それだけだ。
 おまえに、あしたは来ない。


そして見事に、裏と表を演じきっている堺雅人さん。
表の時の対比となる、、、あすかの存在も抜群。

かなりバランスの良いお話ですね。


いくつかの部分。。。
組み込まれている“いくつかの過去”らしき部分や、
今回の事件自体の“始まり”など
色々と分からないところが多いため、
フラストレーションを感じる部分もあることはあるのだが


それを、物語の面白さが、補っている感じですね。

痛快さ、爽快さを感じるのも良いところ。


“悪党を倒してえなら、悪に染まるしかねえんだよ”


なかなか面白いドラマだったと思います




最後にヒトコト。

今回は、細田よしひこさんで、、次回は、、、、
なるほどね、

誰を出してくるか?

も、楽しみの1つなのかもしれませんね。

ホントは、堺雅人さん、錦戸亮さんも、、この系統だが、、、(笑)


龍馬伝 第28回 武市の夢

『武市の夢』

内容
半平太(大森南朋)を救おうと、土佐に舞い戻った龍馬(福山雅治)
兄・権平(杉本哲太)に絶縁状を書いてもらったうえ、
吉田東洋(田中泯)殺害を行ったと、後藤象二郎(青木崇高)に名乗り出た。
そして象二郎を挑発し、龍馬は逃走を開始する。

すぐさま登城した象二郎は、容堂(近藤正臣)に報告するが、
話を聞いた容堂が、その足で向かったのは、、、半平太を捕らえている牢。
龍馬が、東洋殺害を告白しにやってきたと話したうえで、
そんな嘘は信じないと半平太に告げ、容堂は半平太たちの犯行だと断じる。
続けて容堂は、ハッキリと半平太に告白する。
土佐藩に忠義を尽くそうとした半平太と
徳川に納得出来ずとも忠義を尽くそうとする自分が似ていると。
もしも初めから上士であったならば。。。。
その容堂の言葉に感激した半平太は、覚悟を決めるのだった。
すべては、帝、日本、、土佐、、、そして容堂のために行ったと罪を認める。
すると容堂は、、、
“おまんを他の者たちと同じように死なせるわけにはいかん。
 腹を切りや。武市半平太は、わしの家臣じゃ”
その言葉は、半平太にとって、喜び以外のなにものでもなかった。

そんななか、龍馬と弥太郎(香川照之)が、半平太のいる牢に忍び込み、
龍馬が罪をかぶったことで、解放されるだろうと告げるのだが、
逆に半平太から、罪を容堂に告白したと言われ、衝撃を受ける龍馬、弥太郎。
“おまんにわしの身代わりは、させられん。
 おまんのやるべきことは、もっと大きなことじゃき”
龍馬は、半平太から日本の行く末を託されるのだった。

やがて、、、以蔵(佐藤健)は、斬首
そして、半平太は、切腹と決まる。


敬称略

第21回 5月23日放送 半平太投獄
第23回 6月 6日放送 以蔵投獄

今回は
第28回 7月11日放送


引き延ばしも、いい加減にしろ!!!

龍馬が遊びほうけているような印象しかない、
ほんと、バカバカしい、引き延ばしでした



ということで

今回は、、、ようやく。。。というお話である。

半平太と容堂の部分が、かなり切なく、
容堂の苦しみをここで表現するという意外性だけでなく、
あくまでも、、“上士”として“武士”として
そして、、容堂の家臣として、本懐を遂げる半平太。。。。
心が相まみえた様子も、かなり良い雰囲気で

“腹を切りや”。。。。格別のはからい。

ホント、良いお話だったと思います。

もちろん、その“差”。。。。もあり、
以蔵の処刑も、なかなか良い感じの最期。

涙する以蔵、涙は分からないが良い表情の半平太

もう、最高の最期だったと思います。

まさに、“サムライ”である。

半平太に告白したことで、
飲んだくれている容堂の気持ちも、なんとなく分かったしね!

ちなみに、史実がどうかとか、そう言うのは、この作品には意味がない。
ま、、、そういうのは、全て忘れたうえで、
それなりに満足していればokということである。




ただまぁ、、途中で、わざわざ腰を折るために牢に忍び込む。。。主人公

もう、フィクションだろうが、ファンタジーだろうが、
そんなコト、どうだって良いので、

良い雰囲気を壊してまで、
龍馬を引き立てようとするのだけは、辞めて欲しかったモノだ。


たとえば、究極の手段として、
あれだけ牢にやってきていたのだから、、、
弥太郎に対して文を出すことも出来たはず。
そこに、龍馬のことを書いていても良かったはずだ。


そこまでして、もり立てたいかなぁ。。。。(苦笑)


最後は、薩摩行きを。。土佐から、どこかにいる龍馬。
どこの場所で仲間に宣言しているのかまったく意味不明だが、

なぜだか、豹変してヒーローっぽく、
そしてカッコ良く決めようとしているんだから、

もう、、、それだけで良かったんじゃ???
それとも、
脱藩している仲間と一緒に、土佐に帰ってきていたのか???

困った“龍馬アドベンチャー”である。

いくら、弥太郎が、
命、志、別れ、、、などなどと、、もり立てても、
なんかまぁ、、、変な印象しかないお話でした。

ま、、、宣言したところで、
あまり説得力、無いんですけどね(苦笑)


ちなみに、
次回予告の中で、弥太郎が、、半平太を龍馬の盟友と言っていたが、

ハッキリ言わせてもらう。

どこが?????

最終的な引き延ばし作業の印象が強くて、
女ったらしの印象しかないんですけど!!!


ということで、ワケのわからないアドベンチャーも終わったことだし。
第3部。。。。は、

今までのことは、9割以上忘れたうえで
新しいドラマが始まると思って、見ることとします。



これまでの感想
第27回 第26回 第25回 第24回 
第23回 第22回 第21回 第20回 第19回 
第18回 第17回 第16回 第15回 第14回 
第13回 第12回 第11回 
第10回 第9回 第8回 第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

ハンマーセッション! 第1話 天才詐欺師が高校教師!?

『天才サギ師が高校教師に!?イケメン問題児を叩き直す!一人目はお前だ!』

内容
護送される音羽4号(速水もこみち)とヤクザの今村昌平(六平直政)
護送車に同乗する警察官(中村靖日)に音羽4号は、妙な話をして
警察官は顔面蒼白に!
そう、、、話していた男は世界を股にかける第一級の詐欺師。。。音羽4号。
実は音羽、犯罪で金を儲ける金持ち相手に金品をだまし取り、
貧しい人たちに分け与える“義賊”と呼ばれていた詐欺師だった。

その護送車が、事故を起こし、海へと転落。。。。。

立花刑事(堀部圭亮)は、、、岸壁にいた。
音羽4号と、今村。。そして警察官ひとりが行方不明。。。。

そのころ、今村と逃走した音羽4号は、広い場所にたどり着く。学校!?
目の前で放火しようとしている男(村上健志)を見つけるふたり。
そこに駆けつける、、もう1人の男(小日向文世)が、男に声をかける。
“蜂須賀先生!”
放火したのは、明日から働く予定の蜂須賀悟郎という名の新任教師だった。
すぐに、みんなで蜂須賀を捉え、、、なんとか消火。。。。

もう1人の男は、、その学校。。。
光学園の学園長・水城賢一だった。。
有数な進学校であるため、表向きは普通だが、ウラでは問題ばかりを。。。
水城は、蜂須賀に同情する。
蜂須賀も、生徒の心がつかめず苦悩する教師たちのひとりだった。。。

それを聞いた音羽4号は、
“人の心なんて、意外と簡単につかめますよ”
とアッサリ言ってのけ、
次の瞬間、話を始めて、水城たちの心を掴んでみせるのだった。
嘘の話だというのに。。。。
続けて、音羽4号は説明する。
心の壁を壊す何かを頭にぶち込めば良い。。。
それが“ハンマーセッション”だと!

その直後、警察が学園に現れるのだが、上手くやり過ごした水城学園長は、
詐欺師という話を聞いて、、、ある事を、思いつく
“私と、取引しないか?
 警察に通報しない代わりに、蜂須賀くんの代わりに我が校の教師となる”
学園を建て直して欲しいと言う依頼だった。。。。。
そして水城は自分の娘・涼子(比嘉愛未)を副担任に指名し、
蜂須賀は、教壇に立つことになるのだった。。。。。

そのころ、光学園では、
ハッピースラッピング。。。通称“ハピスラ”という。。
人を襲撃した映像をネットにアップ、その行動を自慢しあう事件が発生していた。
3人目の犠牲者は、太田晴子教頭(濱田マリ)
そんななか、立花楓(志田未来)という女子生徒が、
ひとりの男子生徒と言い合いになっているのを目撃する蜂須賀。
司馬祐生(石黒英雄)。。。ハッピースラッピングの首謀者のようだった。
後を付ける蜂須賀。
司馬は、父・弘之(甲本雅裕)の働くところを見た後、
何か怒りをぶつけるかのように。。。ホームレスを襲撃をしていた。。。。
そして、家では母・奈津子にまで。。。

最初のハンマーセッションは、お前だ!
蜂須賀は、司馬をターゲットにして行動を開始する。
事務員となった今村と、ホンモノの蜂須賀の協力を得て。。。。。

敬称略



公式HP
http://www.tbs.co.jp/hammersession/




詐欺師が教師となって、
教師がつかめない生徒の心を掴み、問題を解決していく

ま、、そんな感じのドラマのようだ。


原作は当然未読。


初回としては、分かり易い問題で、
結構、演出も含めて、良い感じだったと思います。

意外と。。。失礼。。。想像以上に良かったのは、速水もこみちさん。

ちょっと軽めの教師を上手く表現している感じだ。
思った以上にハマッテいる感じなのが、ちょっと驚き。

もちろん、“好み”というのはあるだろうが、
もしかしたら、、、“絶対彼氏”のロボット以来のハマリ役かもね。


“司馬、ハピスラって楽しいな!!”

まさに、事件ですが、
流れからすれば、許容範囲でしょう。

“楽しかねえよ!”

もう、これだけで十分、爽快感を味わえた感じである。


物語自体は、かなりのことをやってますが、
ドラマですから!

ま、変な言い方だが、
ヤクザの孫娘が、大暴れしているのと大差ない感じだ(笑)


キッチリとキャラも描かれているし
今回の生徒の悩みも描かれているし、

最後は、以外と人情オチ。。。。家族愛。。。。
ちょっと良いお話だ。

“お前達のためなら、何だって出来る。死ぬ気で守る。死んでも守る
 それだけが父さんのプライドだ”

“父さん。。ごめん”


やっぱり、教師の蜂須賀が、軽めなのに、
シッカリ芯が通っているのが良いのでしょうね。


“全て、計算通り!めでたし、めでたし”



一風変わった作品で、強引なところもあるが、
描き込みだけでなく、テンポも良かったし。。

あなどっていたが、、、結構面白いドラマだったと思います。


うぬぼれ刑事 第1話 初恋篇

『初恋篇』

内容
恋愛心理学者・栗橋誠(坂東三津五郎)のDVDを実践する男(長瀬智也)
ある日、コンビニで目があった女性・リサを見つめる。。。。が違った。。。。

この男。1年前までは本庁の強行犯捜査係にいた敏腕刑事“うぬぼれ”
が、、、恋人の日暮里恵(中島美嘉)にフラレ、それ以来調子が狂い。。。。
所轄へ異動。。。それからというモノ、泣いて暮らしているという。

ある日のこと、駅の改札で美しい女性(加藤あい)に目を奪われる。
出会いなのか??
そんなことを考えながら立ち寄ったバー“I am I”で、妙な男たちと遭遇。
あきらかに、ウザイやつらだったが。。。。
バーテンのゴロー(少路勇介)によると“うぬぼれフォー”という4人組。
俳優の本城サダメ(生田斗真)パティシエの松岡征士郎(要潤)
そしてカメラマンの穴井貴一(矢作兼)、、、に、、、あこがれの栗橋誠が!!
うぬぼれは、恋の指南を受けるのだが。。。。。。

翌朝。上司の町田警部(小松和重)から、
ゲームソフト会社“マジソン”の社員・宮本克也(猪岐英人)殺害事件の捜査を
新婚の冴木優(荒川良々)という刑事と捜査するよう命じられるうぬぼれ。
10月には、本庁の強行犯捜査係に異動するということだった。。

殺害現場でもある会社へと向かった、うのぼれと冴木
あくまでも冴木の“相棒”として捜査をするうぬぼれ。
そんなとき、昨日の改札の女性。。。貴崎恵里子と“再会”する。
被害者の宮本の下で働いていたらしい。
“捜査”“聞き込み”にかこつけて、恵里子のことを聞き出そうとするうぬぼれ。

どうしようもなく、うぬぼれは“うぬぼれフォー”に恋の指南をと、バーを訪れ
“キャップ”栗橋たちに、話を聞いてもらうのだが。。。。。

ついに、、“儀式”をと、、、、ラブラブエッサイム!
と唱え始める、うぬぼれフォー
すると、、うぬぼれのケイタイが!!!まさか!?
父・葉造(西田敏行)からだった。。。。。。。。。


敬称略


公式HP
http://www.tbs.co.jp/unubore5/



宮藤官九郎さんが手掛ける刑事ドラマ。。。。

もう全て。。クドカンワールドである。


ヘイ!ヘイ!ヘイ、ヘイ、ヘーイ!
うぬぼれフォー。。。。。を含め、
いや、、うぬぼれ5.。。。バカだよね~


でもそれがドラマの楽しさであり、“ドラマらしさ”なのだから、

ここが、好みの分かれるところ



恋に溺れ、、、そして恋に浮かれながら、
刑事が殺人事件の捜査をするという、

妙な雰囲気ではあるが、奇妙なメリハリ感。

オモシロ味と、シリアスを両立している感じである。


っていうか、長瀬智也さん、、ほんと頑張ってますよね。
シリアスな刑事の部分だけでなく、コント部分も!

結局、宮藤官九郎さんと息があっていると言うことなのでしょうね。



ドラマ自体は、事件を、、、横に置いておくとして(笑)
ノリで見るドラマ。。というところかな。


でも、これだけ、コントを盛り込みながら、
良くここまで事件を描きましたよね。

最終的に、オヤジが相棒か!!

そういうのも、アリなのかもしれません。

一応。バレバレだけど、アリバイ工作も
シッカリ“再現”しているのも、良いところ。

“金のむにょむにょは、避けないと”

なるほど!


ってか、、、“ここからが本題です”。。。。って、、バカ。。。

“そんな事したら、どうなるんですか?

“あなたの夫になります

良いセンスだよね。。。。。

“あなたを僕と結婚するの刑に処す!

ほんと楽しい刑事ドラマである。
ちょっと人情モノなのも良い感じですよね。

いや正直、刑事ドラマで、ここまで笑ったの、、初めてかも!


おそるべし、宮藤官九郎さんである。


金曜日は、これくらいのドラマがちょうど良いです。



ふと思ったのだが、、、主人公が“うぬぼれ刑事”ということは、
毎回、、女性が犯人なのかな???


ホタルノヒカリ2 第一夜 帰ってきた干物女

『帰ってきた干物女』
“恋よりビール!干物女の結婚大作戦!?

内容
恋愛するより、休日は寝て過ごす。。。“干物女”雨宮蛍(綾瀬はるか)が、
3年にも及ぶ香港勤務から、帰国する。
人事部長の二ツ木昭司(安田顕)によると、、社内もだいぶ変わったと。
高野誠一(藤木直人)部長の第1企画部に配属されたホタル。
だが、、、契約社員、、だからと、5時に帰る瀬乃和馬(向井理)だけでなく、
正社員でも、自分の仕事が終わったと、、桜木美香(臼田あさ美)と、、
なんか、妙な雰囲気にホタルは圧倒されてしまう。

とりあえず、仕事を済ませ、、、高野部長に書類を提出したホタルは、“帰宅”
その姿を見て、二ツ木と先輩の山田早智子(板谷由夏)は、心配していた。
3年前は、、、ホタルと高野は、つき合っていたはず!
3年で変わったのか?それとも。。。。

高野家に“帰宅”したホタル。
3年間、社内メールで仕事の連絡だけ。。。あったのは、、たった1枚のハガキ。
“毎日メールする、手紙をする”と言っていたのにと、
ホタルに怒りをぶつける高野。
自分はこまめにメール、手紙を出していたのに。。。。。。。と愚痴る。
するとホタルは、、
“遠距離恋愛は、ハードルが高すぎた”と開き直り、高野を慰める始末。。。

次の瞬間、、ホタルの部屋は、荷物で散乱し、唖然とする高野。
“3年の間に、干物女っぷりが、パワーアップしている!”

そんなこんなで、高野にとって衝撃的な帰国初日は終了。


翌日。同僚の井崎豊作(高橋努)から、衝撃的なコトを知らされる。
昨夜、ホタルに唖然として出て行った高野。
あのあと、、、バーで、綺麗な女性・浅田小夏(木村多江)と会っていた!?
その日の夜。高野と話をしようとするホタルだったが、
“人は3年も経てば、変わる
 君は、この3年間、いったい、何やっていた?
 変わってないのは、君だけだ。”
と、、告げられ、高野は、再び夜の街へ。。。。。。

ショックを受けたホタルは、山田姐さんに話を聞いてもらおうとするが、
電話に出てもらえず。。。すると、、瀬乃からの電話が。。。。。。
桜木の相談に乗ったつもりが、いつの間にか泥酔。

翌朝、ホタルは目が覚めると、、、横には瀬乃!?


敬称略


公式HP
http://www.ntv.co.jp/himono2/



2007年07月期の連ドラの続編。。。

まさかの続編である。
3年も経てば、忘れ去られているだろうに。。。。

この英断は、驚くばかりである。


ドラマ自体は、

干物女の復活!
ま、、どたばたと、楽しい感じのドラマである。

良い感じの高野とのキャラのギャップもあるし、
そして、、新キャラ瀬乃の登場。

その立場の違いなどもあり、
前作と同じ雰囲気もあるのが、良い設定ですね。


既出の面白さの部分と、新ネタの面白さの部分
たとえ、同じようなネタで物語が作られても、新鮮さを感じるところだ。

なかなか良いアイデアですね。


全体として良い雰囲気なので、失敗はないだろうが、

あとは、謎の“ぶちょおの女”も含め、
どんなドラマになっていくのか???

小ネタの部分で、どれだけ魅せることができるか?

そう、
干物状態だけじゃなく、仕事が出来ることも魅せて欲しいモノ。

だって、、、入社5年ということで、3年前、、、の2年とは違いますし。
どれだけ“成長”が表現できるか?ですね。

ホタル“頼り無い先輩かもしんないけど、わたしのこと信じて
そして
高野“雨宮なら大丈夫だ”

この“意味”ですね。。。。。

これからも飽きないドラマ展開を期待したいところである。


それにしても、
“なんのために、頑張るか?”ですか。。。。

なるほどね。良いテーマのひとつですね。


最後は、まさかのプロポーズ!?
3年間の“差”が見えているのも良いところですね。

結婚と、仕事か。。。。なるほどね。
いや、結婚か仕事か?


初回としては、ツカミ、、、ほぼ完璧。。。かな。
オチもキッチリついていたし。




最後にヒトコト。
あまり、こういった事は書かないのですが。
向井理さん。。。“ゲゲゲ”の効果が現れているのか、
一皮剥けた感じですね。

ハンチョウ~神南署安積班~シリーズ3 第1話 神南署ジャック!

『神南署ジャックされる…届け魂の叫び!』

内容
神南署管内で散弾銃が盗まれた
駆けつける、、、強行犯の安積班長(佐々木蔵之介)たち。
所有者の三田村によれば、面倒なので車のトランクに。。。
銃弾も500発、、、盗まれたという。
安積は、現場にいる鑑識の石倉晴夫(唐十郎)を見て、現場復帰を喜ぶ
そんななか、警備会社の現金輸送車が行方不明になったと金子課長(田山涼成)

警備会社を訪れる安積と水野(黒谷友香)
車に同乗していた警備員・神山の話では、
突然、沖田(金井シゲル)という警備員が、車を止めて立ち去ったという。
上司の話でも、、そんなコトをする人間ではないと言う事だった。
なにかを感じた安積は、村雨(中村俊介)に沖田の家に向かうよう命じる。
家族が人質になっている可能性が高い。。。と。

村雨と桜井(山口翔悟)が、沖田の家を訪ねると、、
やはり、、妻・江里子(月船さらら)と、、娘・結衣が人質になっていた!
すでに犯人はいなかったが、2人組で、散弾銃を持っていたと分かる。
盗まれた散弾銃が使われた可能性を考え始める安積。
須田(塚地武雅)黒木(賀集利樹)に地域課と連携し、捜査するよう命じる。

そんななか、交通課の速水(細川茂樹)が、スピード違反の車を検挙。
直後に到着する須田たちは、運転していた男(宮川一朗太)を逮捕。
車は盗難車。車内には大金。。。明らかに、、、犯人の1人と思われた。
神南署に男を連行し尋問を始めるが、黙秘する男。

すると、、、“共犯者”らしき男(岡本健一)から連絡が入る。
“逮捕した男に1億を渡し、30分で釈放しろ!”
そのうえ、警備員を撃ったため、命の危険があると告げてくる。
安積は、そのことを逮捕した男に話した上で、
居場所を聞き出そうとするが黙秘する男

そのとき、、、神南署内で銃声が鳴り響く!
散弾銃を持った男は、
新聞記者の山口(安めぐみ)と藤井敏子巡査(多岐川華子)を人質に
資料室に立てこもるのだった。
安積が内線通話で散弾銃男と交渉を始めると。。。やはり、、先ほどの男。
男を釈放しろの一点張り、、、タイムリミットは1時間だと。

そこに、本庁捜査一課の特殊犯捜査係の高野雄司警部(宇梶剛士)らが、
SITの突入班を準備した上で、神南署に乗り込んでくるのだった。
冷静に、交渉するよう、、事件の背景などを考えるべきと言う安積。
だが高野は、自分が指揮を執ると言い始め、安積班は一切手出しできない状態。

そのころ安積は、逮捕した男“小西博人”に、再び交渉。
ようやく、散弾銃男の名前が“岸本浩平”であると話し出す。
岸本の娘・紗耶香が心臓の病で渡米。。。移植手術が必要だが、金が無く。。。
安積は、犯人の岸本の気持ちを理解し。。。。。。。



敬称略


公式HP
http://www.tbs.co.jp/hancho/



つい3ヶ月前まで、シリーズ2をやっていたと思ったら、、、
もう、シリーズ3である。
たしかに、最終回で、7月からの『再開』を予告していましたので。。。。

『水戸黄門』以外の『柱』を育てたいのでしょう。

意図は分かるのだが、、結局、1クール放送したら、、、“また、水戸黄門”

1年をあれやり、これやり、、、
いっそ、1.5クールくらいで、変則放送にしません?


さて、物語は、
散弾銃が盗まれた事件が発生!
現金輸送車の行方不明!
共犯者の1人は、逮捕したが。。。。

そんなとき、犯人が、神南署に立てこもり!!

と、、、かなり、てんこ盛りである。

流れ自体は、悪くはないと思いますけどね。

人情モノとしてのネタフリもシッカリしているし、
本庁の刑事とのやりとりも、捜査も含めて、

安積を際だたせるには、ちょうど良い感じ。

ま、、最後は、いつものように、安積ハンチョウ&安積班の活躍ですね。



“娘さんは必死で今も生きようとしている
 なのに、あんたがそれをぶちこわそうとしてるんだぞ
 同じ境遇で、闘っている子供たちは、たくさんいる。
 みんな頑張って奇跡を信じて生きている
 なのに、あんたが、こんな騒ぎを起こしたら、みんなぶちこわしだ
 あんたは、その子たちの未来も奪うつもりなのか!
 あんたのやり方は間違ってる
 銃を下ろして、もう一度やり直すんだ


キレイ事は、ドラマの定番なので、
どれだけ綺麗にまとめるか?それだけである。

安積らしい事件に、上手く転換した感じですね。

“らしい感じ”で、悪くはなかったと思います。

初回としては、このドラマの“カタチ”を魅せなきゃなりませんし、
これくらいがちょうど良い感じということだ


個人的には、金子課長が
これまでのパターンと同じで、頑張ってくれた方が良かったと思います。

手柄横取りは、良いと思うのですけどね!

そのほかの、ヤリスギは、、気にしない、気にしない。。。ドラマ、ドラマ。


気になるのは、ずっと見ていると知っている人は知っているが、
本庁の刑事が、毎シリーズ変更されること。

気にならない。。といえば、嘘になりますよね。

何らかのカタチで、繋げません?

神南署の外装、内装は無視しますので!