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レベル999のFC2部屋

新・警視庁捜査一課9係season2(5)第1話 100億の殺人

『100億の殺人』

内容
恋人の石川倫子(中越典子)の店の開店まで数日。
浅輪直樹(井ノ原快彦)が、、、手伝い。..居眠りをしていると連絡が。。
五大銀行頭取・西丸洋一(藤田宗久)が、撲殺された!
元財務相の役人で、1年前に天下り。。。
第1発見者の高橋真由美(小橋めぐみ)、、、、秘書の女性だった。
加納倫太郎係長(渡瀬恒彦)のほか、
主任の村瀬健吾(津田寛治)、小宮山志保(羽田美智子)
青柳靖(吹越満)矢沢英明(田口浩正)たちとともに浅輪は捜査を開始する。
状況から見て凶器は、都市計画の模型。...だと思われた。
それは、グリーンエコシティ計画の模型。。。
だが加納は奇妙なコトを言い始める。なぜ、、将棋盤が複数あるのか?

そんな加納を無視し、模型が関係あると考えた村瀬は、小宮山を連れ、
計画に絡む日本東西建設へ向かうのだった。
篠宮譲社長(石井愃一)から、事情を聞くが。。。妙に強気な態度に出てくる。
同じ頃、周辺で聞き込みをする青柳と矢沢。
すると、、、長身の男が目撃されていたことが分かる。
が、似顔絵を見せると秘書の真由美は、知らないと。。

一方、将棋のことが気になる加納に連れられ、
被害者の西丸に指南していた静畑貴明六段(岡本富士太)から話を聞くことに。
将棋好きが高じすぎて、仕事である融資にまで将棋を持ち込んでいたという。

同じころ、監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)の検視により、
西丸の手の甲に、子どものモノと思われるひっかき傷があると判明する。

そんなとき、村瀬が篠宮から強引に出させた“資料”の中に、
青柳たちが聞き込みで見つけた怪しい男の写真を見つけるのだった。
男は、、、建築家の武智茂(松重豊)

急ぎ、武智のもとへ向かう村瀬と小宮山
融資に絡み、将棋の勝負に訪れたと武智は証言する。
圧倒的な力の差で負けたと。。。が、犯行は否認。

その一方で、プロジェクトの中心であったはずなのに、
秘書の真由美が知らないと言ったのが気になる青柳と矢沢は、聴取開始。
すると、、ようやく、、発見から通報までのことを話し出す。
将棋をした痕跡があり、武智が西丸に勝ったため
もめて、、、殺してしまったと思ってしまったという。

2人の証言が、、、違う。...
それぞれ、嘘はついていないと言うが。....
武智には、、、病気で亡くなった息子・健一郎と、
天才女流棋士の桜沢あかね(三浦透子)がいることが分かってくる。

検視のこともあり、、、、まさか、、あかねが。。。。。

敬称略


公式HP
http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari/


2009年07月期のシーズン1に、、、続く、、2である。
と言っても、、、通算では、第5期

ほぼ年1回放送。。。。5年目ですね。


今回は、
さすがに、、、第5弾ともなってくると、
少しは抑え気味ですが、、、、登場人物紹介も兼ねていた感じですね。

正確には
9係の6人。。。。3組の刑事たちが
それぞれコンビで動いていることをキッチリ表現した。

そして、、その中にキャラを入れ込んだ。。

と言う感じでしょうか。

少し強引な雰囲気もありますが、
そんな無茶苦茶な、、いやバラバラに捜査をする刑事たちを

綺麗に係長がまとめている感じである。
“9係”というドラマの基本中の基本である。

そうなのだ。

気のせいか。
今期の、、、、今回のお話。。。
初期の3部作に近い“捜査のカタチ”が見える感じですね。

実は、、
第4期で、3部作の後始末を描こうとする部分と
新章を始めようと模索する部分が、かなり入り乱れていたのだ。

やっと、、ベタではあるが、“カタチ”になった感じである。



事件の方は、
複雑にミスリードを行いながら、

そのなかに奇妙なコト、、、そして、動機を描くなど
“9係”らしい感じの事件だったと思います

最後は、、
加納“親子は、いつだってやり直せる”

これまでの4シーズンを見ていれば、
かなりジーンと来る言葉ですよね。

このドラマの、、もう一つのテーマ。。
それは、加納と倫子、、親子関係ですからね!


途中、、将門の首塚を登場させるなど
一瞬、旅情モノ?と言う感じの部分もありましたが、

事件だけでなく、上手く人情モノとしてもまとめた感じですね。

事件は少し複雑でしたが、
事件、物語、、ともに丁寧に描かれ
初回としては、紹介も含め、結構良くできたお話だったと思います

ちなみに
多少、都合良く動くのは、、、“ドラマ”ってことで!
それ以上言うのは、野暮というモノである。





あ。。。最後にヒトコト。
ネタフリなども、良い感じだったと思うのですが、
それよりも、どうしても気になるのは、、、、

刑事たちの身内のお話。

今期、、、やるの?やらないの?
無理に登場させる必要はありませんが、
せめて、青柳と矢沢。。。
この2人の“家族”だけは、どうなったか知りたいです!!


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臨場(2) 第10話 渾身~前編

『最終章 渾身~前編』
“最終章・渾身前編~停止した時間

内容
とある雑居ビルの下で皆川美咲(高田彩香)という女子高生の死体が発見される。
検視を始める倉石(内野聖陽)留美(松下由樹)永嶋(平山浩行)
足の骨折状況や、現場に残されたほかの状況から見て自殺と見立てる倉石。

数日後、同じビルの下で変死体が発見される。
倉石達が駆けつけたところ、転落死体は美咲の父・皆川修二(武智健二)だった。
検視を始めてすぐ、ズボンの裾から花びら、右手の爪から繊維片が発見される。
調査していくと白紫陽花の花びらが、屋上にもあった。
倉石は、殺人と見立てるのだった。
屋上の手すりには、逆手の指紋。。。。手すりを背に突き落とされたと。
倉石の見立てを聞き、立原(高嶋政伸)は、即座に帳場を立てる。

まもなく、妻・容子(高橋かおり)から、事情を聞く立原。
仕事上のトラブルは、よく分からないという容子。
やがて、倉石は、皆川の家宅捜索で妙なモノを発見する
その腕時計の型。。。裏にあるイニシャルを見て永嶋を呼び寄せるのだった。
16年前、大学教授をしていた永嶋の父・善三(並木史朗)が殺された事件
その善三の持ち物であると特定される。
当時、先輩の谷本正博(螢雪次朗)とともに、臨場した倉石。
倉石にとって検死官心得になって始めての現場だった。
現場には2種類の足紋と、犯人の血痕。そしてタバコの葉が残されていた。
だが根こそぎ拾うことが出来ず、、、昨年時効となっていた。
その後、16年前の血痕と、皆川の血痕が一致。時効事件の犯人だと思われた。

しかし永嶋には、身に覚えがない皆川の存在。。。。

再び容子から事情を聞く立原。
美咲から聞いたと話を始める容子。
夫・修二がもう1人の犯人と会話しているのを美咲が聞いたという。
その直後に美咲が、父・修二を問い詰め事件が発覚。そして美咲が自殺したと。

一方、すでに時効。。永嶋は、どうしようもないと言う。
それでも、根こそぎ拾うだけだという倉石は、永嶋を殴りつける。
一瞬、唖然とした永嶋であったが、、、事件当時のことを思い出すのだった。
父が殺され取り乱した永嶋を殴り、落ち着かせた警察の男。。。倉石だった。
“悔しいのは分かる
 犯人を挙げたい気持ちは、おれたちも一緒だ


そのころ立原達は、皆川が電話していた相手が犯人だと推測。
永嶋善三のゼミにいた男・北村達彦(大浦龍宇一)へ聴取開始を決める。
皆川の家庭教師をしていたこともわかってくる。
立原達は任意での聴取を開始。
事件当時、妻・清美(遊井亮子)の実家にいたと言う事だった。
聞き込みに向かった一ノ瀬(渡辺大)は、、驚く。。。。。留美と永嶋の姿!
2人は、現場に残された白紫陽花を調査していたのだった。
造園業を営む清美の父・大庭久雄(竜雷太)と兄・純一(山田純大)
ふたりは、北村がいたと証言する。

その一方で、立原は倉石に注意していた。
永嶋が近すぎると。。。。
だが、倉石は。

“あいつは遺族である前に警察官だ
 安心しろ。何かしでかしたら、責任は全部、俺がとる”


敬称略


↑前後半のため、ネタフリなどが満載。
仕方なく、主要人物を列挙した状態にしました。
でも、これで、、、今回の時間で言えば、50%程度。

そう。。やはり、てんこ盛りである。


物語は、

以前少し登場した、倉石の過去。
そして、永嶋の過去と、、、父が殺された時効となって事件。

様々な因縁を表現するだけでなく、
過去も盛り込んだ上で、時効事件を描くとは。

普通の事件モノのドラマならば、2~3本分くらいの

かなり濃いネタである。


やはり、登場人物のキャラを確定して、
人間関係をより深く描いて行くには、
シリーズモノだからこそ、
今回のようなエピソードは、重要であり、

本当に良いネタであったと思います。
あ。。。まだ終わっていませんね。

そこに

時効と言う事で
時効を迎えても苦しむ人たちを、描いた感じですね。


まぁ、こういった警察、事件モノのドラマをバカほど見ている私に言わせれば、
いろいろな既視感を感じる一方で、
ここまでのネタにして、上手くまとめきれるのかが心配でしたが、

良くできていたのは、、、1つの解決を出したことでしょうね。
倉石“生きてくれ。美咲さんのためにも”

今期になって、連続モノで崩壊状態にしたことがありましたが、
今回くらい、決着を魅せてくれれば
納得出来るというモノである。


事件についても、
良い感じでミスリードがなされているので、
次回への期待感が高まっていますしね。

飽きさせず、面白いお話だったと思います。

あとは、キレイにまとまるかどうか?

ですね。


個人的に、今回一番良かったのは
倉石が永嶋を殴った部分ですね。。。
決して殴られて痛かったのではなく、心が痛かった。。。
涙する永嶋。

ちょっとスポ魂モノ、熱血モノ気味ですが
あまり、こういった事を倉石がしないからこそ、伝わってくるモノがあります




最後にヒトコト。

それにしても、今回のお話。
前後編モノとはいえ、、これだけの俳優さんを、良く集めましたよね。
それぞれが、単独で犯人役で十分存在感ある人達なのに、
ま、、“ラスボス”は、決まっているのでしょうが。。。。


これまでの感想
第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

警視庁失踪人捜査課 第9話(最終回) 家族の思い

『最終回!挙式直前消えた花婿が握る娘失踪の秘密!』

内容
娘・綾奈を捜す気になって来た高城(沢村一樹)
そんななか事件が発生する。
矢沢翠(星野真里)がウエディングドレスの試着中に、
婚約者の赤石透(柏原収史)が失踪した。結婚式まで1ヶ月の出来事だった。
高城、法月(小日向文世)は、赤石の部屋を訪れたところ、1つの鍵をみつける。
トランクルームの鍵であり、高城が調査に向かうと、、、バッグが1つ。
中には大金。。。。700万
その一方で、翠と暮らすはずだった部屋には、、、結婚指輪が残されていた。
“ごめん”というメモを残し。。。

会社では、経理部監査室に所属していた赤石。
横領の可能性を疑うが、違った。
トランクルームを契約したのは2年前。..会社に入る前だった。

やがて母・芳江(山口美也子)妹・美矩(森迫永依)が失踪課を訪ねてくる。
“あなたのせいじゃないの”と翠に詰め寄るが、
法月の言葉で冷静に。。。

会社に向かった醍醐(北村有起哉)森田(黄川田将也)が事情を聞いても、
特に、失踪する理由が見あたらない。
そんなとき、同僚で赤石のことを敵視する田所から、奇妙な事実が分かる。
簿記学校を辞め、会社に就職するまでの一年半。.空白の期間があった。
そのうえ就職直前の2ヶ月は、ネットカフェで寝泊まりをしていたという。
その間に、、、700万?
大学の先輩で公認会計士をしていた野村良和(河相我聞)が保証人となり
住んでいるアパートを借りていた。。。。

三浦室長(遠藤憲一)、高城ら失踪課の面々は、
赤石が危険な仕事をしていた可能性を疑い始める。
その一方で、高城は美矩から、耳を疑う話を聞く。
7年前、迷子になり兄に助けられたことがあったという。
そのとき、ぜんそくで病院に行った時、、、、綾奈という少女と出会ったと。。。
心揺さぶられる高城。。。まさか。。。。

やがて赤石の通話記録から、福永ユキという女性が浮かび上がるのだが、
そのユキが、殺されて見つかる。
ユキはJGAOという会社の元社員であり、代表の林貴久の愛人。
そのJGAOは、、投資詐欺事件に絡む会社だった。
そして赤石もまたJGAOの元社員。。。
被害者から起こされた訴訟で、ユキは証言する予定があった。
ユキから1億を預かっていた赤石。。。

そしてついに赤石の消息の一部が判明する。
ボラティアとして働いていて介護施設にいた。
施設の明子(山口いづみ)の話では、、、、、、

敬称略



なぜ、あの場所に?
と言う究極の疑問はあるが、まあ、、、良いだろう。


物語は、

結婚直前に失踪した男。
調べていくウチに、、、過去の一部に空白があると分かる。
犯罪のニオイ。。。。
そんななか、高城は、偶然に、、、、娘の手がかりの一部を見つけ。。。


ってことである。


少し捻りすぎの感じではあるが、
幸せを手に入れようとしたために生まれてきた罪悪感。
そして、、、贖罪。

細かい部分。。。。失踪人を捜しているのに殺人事件が発生したりと、、
ちょっと無駄な部分は存在するが、
メインのお話部分では、かなりベタな感じで、それなりに、楽しめたお話である。

最後は、、、“おかえりなさい”。。。。
キレイにまとまっています。

そして、、ついに見つかる娘への手がかり。

心配する家族。
失踪した人の思い。。。
良い感じで繋がり、高城と絡め、ドラマを盛り上げていたと思います。


ただ、もう一回書いておきますが、
サスペンスで、犯人当てをしているドラマではないのだから、
そんなに捻る必要ないと思いますけどね。。。。
特に、途中の殺人なんて、本来必要のないネタだし。。。。


とはいえ、最終回として、明るさも見え、
良い感じのお話だったのは確かである。



ドラマ全体を見て。
何度か書いたことですが、
“異動してきたという設定”
これさえなければ、もっと序盤から盛り上がったかもしれませんね。
途中から、突然なんとなくみんな親しくなるんだったら
初めから、異動する必要性は無いわけである。

その部分さえ気にならなければ、
かなり良くできた刑事モノであり、サスペンス。。
そして、人情モノのドラマだったと思います。
こういった違う方向性のテーマを絡めるのは、
定番の刑事モノだけに、かなり難しいモノである。

が、、それを途中からではあるが、難なくやってしまったのだから、
かなり良くできた作品だと言えるでしょう。

あとは、視聴者が、どんな見方をしているか?
ただそれだけのことだ。

どこかにこだわりすぎれば、くだらなく見えるが、
人情だと思えば、どうってコト無いくらいのバランスで描かれていた。
“秀作”と言っても過言ではないだろう。

個人的に気になったのは、
1クールと言う事だけでなく、主人公の高城が謎めいた雰囲気を表現しすぎ、
他の登場人物のキャラが、あまり描かれなかったこと。
こう言うの、もったいないですよね。
バカバカしい感じや、明るくする必要はないだろうが
これだけの俳優を登場させているのだから、
配慮しろとは言わないが、もう少しキャラが見えても良かったかもしれませんね。


とはいえ、今期。。。
数字はそれほどではないが、3本の指に入る作品だったと思います。
できれば、、、、続編を!!

上手く作れば、同局の“水9”の看板になるんじゃ?


これまでの感想
第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話


警視庁失踪人捜査課 第8話 爆破事件と失踪人

『爆破現場から消えた男!』

内容
失踪から3日後、河川敷で失踪者の死体が見つかった
被害者は、森野学園事務局長・藤井碧(越智静香)
高城(沢村一樹)法月(小日向文世)は、絶望しながらも、捜査一課に引き継ぐ。

翌日、港大学で爆弾テロ事件が発生し8名の負傷者が。。。
そして、、翌日。
被害者のひとりで港学園理事長・占部俊光(野村宏伸)が、病院から失踪した。
男と一緒にいたという目撃情報もあり、何者かに拉致された可能性が高かった。

現在、森野学園と港大学は、合併話が進んでおり、
2つの事件には、何らかの関連があると思われた。
爆破事件は、捜査一課が捜査し、占部の捜索を開始する失踪人捜査課。

まず、港大学に聞き込みに向かった法月と愛美(森カンナ)
副理事の須藤博之(佐戸井けん太)の話では、失踪時刻、会食中だったという。
一方で、カリスマ理事長と呼ばれる占部。
シビアな行動をすることで、敵も多かったという。
捜査一課の調べでは、爆破が関係者しか入れない図書室で起きていること。
そして、森野学園ではない別の大学が、港大学関係者に賄賂を渡していた事実。
内部犯行の可能性を須藤に伝えるが、自分ではないと。。。。須藤

そのころ、森野学園学長・佐田明美(黒田福美)から
話を聞く高城と三浦室長(遠藤憲一)
合併話を勧めていた藤井の死に続く、占部の失踪に
佐田は、ショックを受けているようだった。
占部の持つ教育論と経営方針に、感服していたという佐田。
だが、なぜ森野学園のような小さな大学を合併に選んだか、理由が分からないと。

そんななか、防犯カメラの盗難車の映像から、ひとりの男が浮かび上がる。
浜崎徹(窪塚俊介)。。。。
4年前、論文の盗作を占部に指摘され、大学を去っていた。。。
浜崎の自宅から爆発物が発見され、爆破事件は浜崎の犯行と断定される。
と、同時に、須藤が姿をくらましてしまう。

須藤の携帯の位置情報を基に捜索すると、
そこには、占部を連れ去ったと思われる盗難車があった。
高城、法月、醍醐(北村有起哉)、愛美らが、現場に乗り込むと
、、、、椅子に縛られた、須藤と浜崎の姿が!!!

浜崎は、占部に拉致されたと証言し、須藤に依頼され爆破を起こしたと自白する。
そして占部は、藤井の事件のことで須藤を問い詰めているようだったと。
だが事件には無関係のふたりを残し、真犯人捜しを占部は始めたという。

やがて、森田(黄川田将也)が、占部と藤井の関係を見つけ出す。。。。


敬称略




ある大学の事務局長の女性の死。
同じ頃発生した別の大学の爆破事件。

合併話が進む、2つの大学で起きた2つの事件。

関連性があると考え、捜査する中、、、一方の理事長が失踪。。。。


ってことで。。


失踪事件を2つ持ってくるとは、上手いお話ですね。
一方の事件により、次の事件を発生させるという、

なかなか良い感じで。。。。そこに、高城に力不足を痛感させるなど、
高城という男の苦しみも、一緒に表現したようなお話だ。

こう言うの、ベタだけど、良い感じですね。

そして
終わってみれば、事件が事故になっているわけだが、
ドラマとして、愛情表現をするには、これはこれで良いだろう。

やはり、事件を描き、人情モノとして描いているのが今作だと考えれば、
流れも悪くないし、そこに別の欲望が絡む事件を絡めているのだから、
良い盛り上がりとミスリードが混在し、

オモシロ味のあるお話に仕上がっていたと思います。

ほんと、いろいろな事件を上手く組み合わせたお話でした。




ただ、いくつか気になったのは、事件の解決法と、その流れだろう。
事故になった事件。
これに関しては、検視、、、であるが、
それ以外の、色々あった事件については、“証言”が優先で、“証拠”が甘い。
たしかに、事件モノのドラマではないという部分があるため、
そう言った証拠を明示する必要性はないわけなのだが、

どうも、証言を信じすぎているような印象があるため

もしも嘘証言をしていたら??

そんなことが、頭の中を支配し、モヤモヤしたモノがあったのも事実だろう


仕方ないと言えば、、それまでなんですけどね。



面白かったから、良しとするか!


これまでの感想
第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

臨場(2) 第8話 証言

『証言』
“証言~パパがママを殺した!!

内容
女性の変死体の発見。。。
臨場要請で、倉石(内野聖陽)留美(松下由樹)永嶋(平山浩行)と現場へ
すでに、立原(高嶋政伸)らも到着していた。
立原によるとマンションの住人の女性だという。
死体はマンションの階段下にあり、検視を始める倉石。
体中に打撲痕があり、階段から落ちた際の傷とは思えなかった。
左手首には、新しい圧迫痕。踵には、擦過傷。
被害者は仲田真弓(舟木幸)
発見者は、水漏れを調べる“ふくろう隊”の村越英二(たかお鷹)と同僚の植田(斉藤祐一)。
調査中に階段を落ちるような音を聞き、駆けつけたという。
倉石は、状況を見て他殺と見立てる。
ただしなぜか、犯行時の擦過傷があるにも関わらず、靴を履いていると指摘。
そんななか、被害者の息子・周平(下田翔大)が証言する。
逃げていく“父親”の姿を見たと。

立原は、帳場を立て、一ノ瀬(渡辺大)に周平への聴取をまかせる。
すると周平は“パパがママを殺した”と。
被害者から相談を受けていた付き添いの担任教師・古川達郎(東根作寿英)の話
では、離婚した元夫・小菅光晴(村井克行)が、度々被害者のもとを訪れ、
暴力を振るっていたと言う事だった。

防犯カメラに小菅の姿もあり、坂東(隆大介)が取り調べるが、
マンションにいたことは認めたが、犯行は否認。
翔子があるなら見せろと高圧的な態度を見せ開き直る小菅。
それどころか、周平が嘘をついていると断言する。

本当に小菅が犯人なのか?
ふとした疑問を抱く倉石は、現場のマンションへ
すると被害者の息子・周平が、
マンション管理人・岩瀬厚一郎(深見三章)と親しくしていると知る。
同じく疑問を抱き、聞き込みに来た一ノ瀬が、周平に再び話を聞くが、
やはり同じことを
“嘘じゃない。パパがママを殺したんだ!”

そんななか、倉石は、留美につぶやく。。。父は犯人じゃないと。
周平が嘘とついていると断言し、、“ふくろう”の村越のもとへ。。。

同じ頃、周平が嘘をついている可能性が高いと見た一ノ瀬は、
岩瀬への聞き込みを行ったところ、
犯行当日の深夜、古川がマンションを訪ねていたと分かる。防犯カメラにも古川。
ただ、犯行時間までに3時間のギャップが。。。。だが、カギを拾ったことも。。
任意で古川への聴取を始める捜査本部。

捜査本部に向かった倉石は、立原達に告げる。
“オレのとは違うなぁ”


敬称略




“パパがママを殺した”と証言する少年。

捜査線上に、元夫、好意を寄せていた担任教師があがるが、
倉石の見立ては。。。。。


ま。。。そんなところだ。


明らかにセンセーショナルな“証言”で始まった今回。
“ふくろう隊”という存在もあり、

ドラマとしてはベタだけど、
オモシロ味のある要素を上手く組み合わせた事件ですね。

もちろん、犯人は、見えていますが、、それはそれ。

職人の耳が聞いていた!!

そんなオモシロ味が、事件の謎解きを面白くしています。
ネタ自体は、こういった作品をよく観ている人にとっては、

ベタ中のベタ。
子供を強引に組み合わせていますが、
“人情を組み込むならやりやすかった。”。。ってところかな。


最終的に現場検証で、立原と連携するなど
刑事モノとして良い感じの盛り上がりにはなっていたと思います。

うん。連携だよね..見事に。

やはり、倉石&立原のコンビが、一番シックリ来る感じですね
この“臨場”というドラマにとって。


それにしても、、、剣道かぁ。。。。そっか。。。そうだよね。


それ以外でも、一ノ瀬、立原、坂東と、、
それぞれに役割を与えているのも良い感じですし、

ちょっと、驚いたのは、一ノ瀬と立原を描いたことでしょうね。

“検視が向き合うのは死体だ。
 おれたちの相手は生きている
 死体は嘘をつかないが、生きているヤツは嘘をつく
 いろんなヤツが様々な嘘をつく。おれたちを惑わす。だから面白い”

なるほどね!
立原のキャラも、今まで以上に立ってきた感じですね。


あ。。。一応、書いておくが。
数日前に“よく似たセリフ”を“同局のドラマ”で聞いたところなのは、
ツッコミは入れないと言う事で。。

一部気になるところはあるが、結構面白かったと思います。



最後にヒトコト
ラストの“アレ”は、、、ちょっとねぇ。。。
悪くはないが、そんな“反則”しなくても、十分楽しいと思いますけどね。


で、、、ほんと、どうでもいいことですが
被害者の妹・井上朋美(濱田万葉さん)。。。。必要だったのかな?


これまでの感想

第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

絶対零度~未解決事件特命捜査~ 第8話 慟哭

『慟哭』

内容
ある日のこと、長嶋室長(北大路欣也)に呼ばれる特命捜査第4係の面々。
6年前。。。2004年に発生した“杉並事件”の再捜査の命令だった。

当時、現場で指揮を執っていた長嶋。
そして捜査員でプロファイラーだった高峰(山口紗弥加)
国会議員・本谷拓郎(中根徹)の娘・翔子(志保)が、下校中に拉致された。
制限時間は72時間。身代金の受け渡しがなければ、人質が犠牲になると脅迫。
だが、受け渡し現場に犯人が現れず、人質の翔子が死亡した事件だった。

その“杉並事件”の犯人だと
傷害致死で服役中の受刑者・小栗太一(滝藤賢一)が、連絡を入れてきたのだ。
小栗が書いた機械の絵が、事件で使われたモノと酷似していたのだった。
長嶋は、高峰と桜木(上戸彩)を連れ、小栗の取り調べへと向かう。
ポリグラフをつかった取り調べが行われ、犯人の可能性は高まるが、
小栗は、当時、捜査に加わっていた高峰を挑発!、、、、高峰は動揺してしまう。
それは長嶋も同じだった。マスコミに出ていない紙飛行機を知っていた小栗。

一方で、脅迫電話の声紋と小栗は一致せず。共犯者の可能性も伺わせた。
また、父・拓郎、母・恵理子(宮田早苗)の話からも、小栗との接点が浮かばず。
脅迫状の筆跡も一致し、犯人である可能性は高かったが、明確な証拠はなかった。

やがて、小栗と面識のある
元暴力団員の畑田隆二(斉藤陽一郎)を見つけ出す塚本(宮迫博之)
畑田への取り調べで、小栗意外に設計をし、小栗を誘った主犯がいると分かる。
そのことを深沢(丸山智己)が小栗に問いただすのだが、
不敵な笑みを浮かべ“俺はヒントを言った”という言葉を残し、病が悪化し絶命。

警察の失態と言ってもいい、人質死亡事件。被疑者死亡という思わぬ展開。
そして美山昭(菊池均也)という新聞記者が動き出し騒ぎ立てていることから、
上層部は、再捜査中止を命じるのだった。

憤る塚本達であったが、捜査は中断。
そんななか、高峰のプロファイリングにより、
追い詰められ亡くなってしまった・仙道豊という男性がいると分かる。
そのため、母・多喜子(山口美也子)から、責められ続けていたのだった。
高峰の苦悩を知った桜木は、捜査をするなという命令を無視し、
被害者の遺留品のケータイを見ているウチに、何かを感じ始める。
そして見幸台の、、翔子の思い出の場所で、、、妙な男(飯田基祐)を見つけ。。

敬称略




前後編モノなんだ。。。。

ま、あれだけ注意を受けているのに、主人公が...ッてのは無視するとして。

いや、もう一つ。。。
主人公が、捜査に加わっている印象が無く、人質状態にっていうのも、、無視。



今回は、
長嶋、高峰が関わった事件の犯人を名乗る男が!!

っていう感じだ。

それは、両者にとって、大失態の事件。
指揮を執っていた長嶋。
高峰のプロファイリングで捜査線上に浮かんだ無関係の男が自殺。。


ネタとしては、それなりに面白さはある。
まぁ、、、先日の塚本、倉田のネタに比べれば、
1つの事件に、ふたりも関わっているの???

という疑問は存在するが、、、、、大人の事情?かな。

とりあえず、事件の謎と捜査、
そして、過去のことを上手く組み合わせているとは思います。

あとは、、、強引な、、人質事件だよね。。。。。

これ、真犯人の動機が、警察に向かっているならば分かるが、
そうでなければ、
なんのためにやったか分からない人質事件になってしまいますよね。

今回も、過去も。
その部分をキッチリ説明がなされるのかな??

それがあるかどうかで、今回の事件の評価が決まりそうな気がします。

もちろん、、、過去とのこともね!

あ。。。その場合、桜木事件は、どっちでもよくなるのは言うまでもありません。

正確に言えば、ドラマではあるが、
命令無視の勝手な“単独”捜査で、人質になると言う。。。。大失態ですし!

しっかし、、新人刑事を野放しにし過ぎだよね。。。。


これまでの感想

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