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レベル999のFC2部屋

天地人 第39回 三成からの伝言

『三成の遺言』

内容
関ヶ原における三成(小栗旬)敗戦を伝え聞いた上杉軍は、長谷堂城攻めを中止
兼続(妻夫木聡)の軍を殿に会津へと撤退をした。

そのころ逃走した三成も家康(松方弘樹)に捕らえられ、晒し者となっていた。
やがて家康による直接の詮議にもひるまない三成は、
家康、福島正則(石原良純)小早川秀秋(上地雄輔)らを前にして
強い者が正義とは限らぬと言い放つのだった。

そんななか、会津では、兼続は
そしてお船(常盤貴子)からの文で、家康が大坂城に入ったこと。
菊姫(比嘉愛未)らが、大坂城を退去したと知るのだった
そこへ初音(長澤まさみ)が訪れ、京・六条河原での三成斬首の報を聞く兼続。

そして、家康は、関ヶ原の処理を行い、毛利(中尾彬)だけでなく、
豊臣家へも減封処分を行うのだった。
翌年、景勝(北村一輝)に上洛命令が下り、
実頼(小泉孝太郎)甘糟(パパイヤ鈴木)らは、何らかの意図があると勘ぐるが、
景勝の上洛の意志は変わらず、兼続、実頼が先ず上洛をすることに。
京に到着した兼続の元を、福島が訪ねてくる。
戦い前、三成を奸臣と疑っていたが、誰よりも思っていたのかもしれぬといい、
斬首される前に、三成と会い、豊臣を託されたと告白。後悔していると福島。。。
秀秋にあって欲しいと告げてくる。

後日。秀秋の元を訪ねた兼続は、秀秋が三成を訪ねたと聞く。。。
そして兼続へ言づてを頼まれたと。
“何とぞ生きて、我らの正義を後世に伝えよ”

敬称略




家康の関ヶ原の戦後処理に、衝撃を受ける福島たち。
ようやく、、三成という人物を知り始め。。。。

って感じですね。

ま。。兼続が主人公なので、
ハッキリ言って、もの凄くファンタジー感が漂っているのだが(苦笑)

兼続&三成

をここまで描いてきたのだから、こんなところだ。


簡単に言えば、

三成から、『生きろ!!!』と命じられた。。。ってことだ。

これからの展開を考えれば、
かなり強引な『ネタフリ』ではあるのですが、

『義』という曖昧なモノを振りかざし、
みんなから、助けてやれ。。などと言われるよりは、

『生きる』すなわち、、
上杉存続という大義名分を自分の意志で表現できるのだから、

こういった方法も、この『天地人』だから、アリだろう。

『分かり易さ』を考えれば、納得感は存在する。



にしてもなぁ。。
どいつも、こいつも、三成、兼続と。。。。
もの凄い状態ですよね。
本多殿。。。って言っていたの。。。どうなった?

そっちの方が、気になるぞ!!


もうちょっと、その事を描いていれば、
こんなモヤモヤした感じは受けなかったでしょうに。。。。。

やろうとしていることは理解しているが、
この強引さは、サスガに『天地人』でも、目に余るモノがありますよね

完全に、ずれてますからね。。。

まったく描けていないわけじゃないから、これはこれで良いのかも知れませんけどね


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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第25話 闇の扉

『闇の扉』

内容
グラトニーの攻撃で、謎の空間に閉じ込められたエド。リンもまた無事だった。
まさか、グラトニーの腹の中なのか?周囲には、小屋や車の部品。。炎も。
そしてアルの左手を見つけたエドは、アルの無事を感じ一安心。
だが、、血の海に広がる空間に“底”“壁”が、見つからない。。。。。。
食い物が無く、、、リンでさえも力尽きかけてしまう。
やがて、2人の前に、エンヴィーが現れる。
グラトニーの腹の中だが、中ではない。エドが一度感じたことのあるハズの空間。
“お父様”が作った“真理の扉”の失敗作だった!
そのため、出口はないとエンヴィーは告げてくるのだった。

その後、エンヴィーから、イシュヴァールの“悲劇の始まり”を聞くエド。
怒ったエドは、エンヴィーに殴りかかるのだが、
次の瞬間、エンヴィーは“本当の姿”を現すのだった!!

そのころ、対応に困っていたアルは、グラトニーから“父親”の存在を知り。。。

一方、軍の上層部の真実を知ったマスタング大佐は、
ブラッドレイ大総統から軍について聞かされるのだった。
そして、マスタング派の軍人達の異動命令。。。。。





次回も含めて、
ついに、ほぼすべてのネタフリが完了。。というところでしょうか。

今回は、全面的にホムンクルスという存在について、描かれた印象が強い。

グラトニーの意味。。そして、エンヴィーの本体とイシュヴァールについて。
ブラッドレイの陰謀。。。

本当に、濃密な30分でしたね。


まさに、“飽きさせない”とは、この事である。

かなり多く盛り込まれた“真実”そして“ネタフリ”が、物語っていますよね。


とはいえ、
基本的に、戦いがあったわけではなく、
そういう部分は後回しにして、

丁寧に物語を描き込んだ印象があります。

そして、序盤では後半のシリアスへのメリハリをつけるため、
エド&リンの漫才。
前後半の落差と物語の面白さ。

本当の意味で“鋼の錬金術師”が始まった感じである。

面白いなぁ。。ハガレン。。。


それにしてもこれだけ並列的に描いているにもかかわらず、
ココ数回のような散漫さが無いのは、
キッチリとテーマを決め撃ちして描いているからでしょうね。

次回。。。どこまでするのか分かりませんが、楽しみである

脱出は後回しかな???

個人的には、脱出の表現が見たくて仕方ないんですけどね!
説明も含めて、分かり易くできるのか??ってことね。



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仮面ライダーW 第4話 ジョーカーで勝負

『Mに手を出すな/ジョーカーで勝負』

内容
マネードーパントとの戦いの中、
フィリップ(菅田将暉)の異変により、勝負は中断。
何らかの異変を、翔太郎(桐山漣)も感じ取るのだった。
“フィリップの家族”
それが、フィリップの悩みであり苦しみであった。

そのころ、ミリオンコロッセオへの潜入に成功した亜樹子(山本ひかる)
見つけた優子(妹尾友里江)に帰るように勧めるが、
オーナー加賀(我修院達也)に勝負を挑んでいくのだった。
勝負に敗れた優子は、マネードーパントにより代償を払わされる。それは命。
亜樹子から情報を受け取った翔太郎とフィリップ。

すると、フィリップは、所有するガイアメモリをすべてかけた勝負を、
加賀に挑んでいくのだった。
様々な情報から、勝利に近づくフィリップ。
が。。加賀が“家族”という言葉を口にしたとたん、フィリップは動揺。。。。
奪われていくガイアメモリ。
様子を見ていた翔太郎は、すべてのコインとメモリをかけた最後の勝負を、
ばば抜きで挑むのだった!!

最後の選択。。。どちらがジョーカーなのか??

次の瞬間、、翔太郎が引いたのは、、、、



敬称略



さて、、サイクロンジョーカーから、ルナジョーカー
ルナメタル、ヒートメタル



戦いも含めて、キレイにまとまったようである。

家族の記憶を無くし、苦しむフィリップ
が、戦いの中、、、相棒の存在に気付きはじめる。

“家族、それなら代わりがある”

敵だけでなく、今回の被害者も“家族”でまとめているし
ある程度の納得感のあるお話になっていますよね。

ベルトを。。。というのも良い感じだし。

最終的に
これからも借金を背負い続けるというのも、良いナレですよね。
こう言うの、大切です。ちょっとしたことだけどね!


おはなしとして、かなりバランスがとれているのが理解できた感じだ。

戦いもある程度特徴を見せながら、魅せてくれているしね!!

すでに、半分というデザインが気にならなくなってきていますし(笑)





ただ。。。なぁ。。。ヒトコト
もう、亜樹子。。。邪魔なんですけど!!

楽しいし、メリハリを生んでいるし、
意外とテンポを生んでいるのは理解しているのだが

ギリギリだよね。。。

4話目にして、少し気になり始めました。
もうすこし、彼女に優しさのようなモノがもう少し見え始めた時、
違った印象が生まれてくるのでしょうけど、

いまのところ、、ひとり暴走しているだけだからね。

ま。
それ言い出せば、ネタフリだけとはいえ、敵の結婚も気になりますが。。。
だって、時間を取りすぎていて、
メインの物語が、結果的に短くなっているし!!!

気にしない、気にしない。。。


これまでの感想
第3話 第2話 第1話 

侍戦隊シンケンジャー 第三十一幕 恐竜折神

『恐竜折神』

内容
ある日のこと。源太(相馬圭祐)の寿司屋に、
山崎彩(内田もも香)という看護師の女性がやってくる。

“シンケンジャーを探しているんですけど”

彩の話によると、働いている青山記念病院が、外道衆に襲われ、
入院している少年・坂井竜也(仲條友彪)が、人質になってしまったという。

病院に繋がる地下道があるという情報を聞き、丈瑠(松坂桃李)たちは、
源太だけを地上に残し、地下道を進んでいく。。。。
やがて、丈瑠たちの前に現れたのは、クサレ外道衆!
夏の陣で敗した脂目マンプクの手下“アゼミドロ”によるワナだった!

彩は、みんなを止めてくれと言い始めるのだが、
源太はすべてを読んだ上で、ワナにワザと引っかかっていたと説明。
自分は“保険”であるというのだった。
すると、その源太たちの前にアゼミドロが現れ。。。。。。


敬称略



クサレ外道衆の生き残りが出現!!
丈瑠たちも、ワナと分かっていながら。。。。。

ま。そんなお話。

明らかに子供を人質にするなど、
まさに『外道衆』

子供だから、酷いことになってはいけないのではなく
子供だからこそ、敵の酷い目に遭わなければ、

正義の味方としての必要条件である、悪の表現が曖昧になってしまいます。


最後は、シンケンジャーが勝てばイイワケなのだから
こう言うの、、良いですよね。

誰かのために戦うシンケンジャー

これだけで、十分だ。

たとえ、大人の事情で、
オモチャの在庫セールを意図している物語であったとしてもだ!

いや、
映画と繋がりがあるような無いような描き方をしてきた『戦隊』にとって、
今回くらい、シッカリ繋がってしまうと納得感がありますよね。

その部分でも、驚きであり、楽しめたお話だ。

少年達の前に顔を出さずに、立ち去っていくのも、、粋だしね!!




気になることと言えば。
インロウマルではなく、恐竜ディスクでスーパー化していること。

なら、、もうひとり、、、スーパーになれるんじゃ???

ってことかな。


実は、もう1つ気になっていることがある。
それは、最近、、源太メインが多すぎること。
使い勝手の良いキャラなのも分かるし、特徴的なのも分かるのだが
他の5人の誰かであっても問題ないのだから、
もうちょっとバランス良くして欲しいなぁ。。。



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第三十幕 第二十九幕 第二十八幕 第二十七幕 第二十六幕 
第二十五幕 第二十四幕 第二十三幕 第二十二幕 第二十一幕 
第二十幕 第十九幕 第十八幕 第十七幕 第十六幕 
第十五幕 第十四幕 第十三幕 第十二幕 第十一幕 
第十幕 第九幕 第八幕 第七幕 第六幕 
第五幕 第四幕 第三幕 第二幕 第一幕 

華麗なるスパイ 第10話(最終回)許し

『悪の十字架!脱獄潜入狙撃!!東京灼熱地獄を救え!』


内容
多くの裏切り者が存在した秘密諜報部。
追い詰められた京介(長瀬智也)は、吉澤総理(渡哲也)を警護目的で、
世話になっている三九(杏)の家に招く。
だが、、その吉澤総理が、ドロシー(深田恭子)に撃たれた!
“京介にだってあるでしょ、許せないことって”
そう言い残しドロシーは逮捕された。

諜報部に向かった京介と杏は、霧山(寺島進)が
来栖(世界のナベアツ)エリス(友近)オサム(藤原一裕)らにより、
捕まっているのを目撃。
そこで、ミスター匠(柄本明)からの指示を京介は耳にするのだった。
12時間後に世界中にミサイルを発射すると!!
すでに、灼熱地獄と化している東京。

そんななか、京介は三九を呼び出し、ドロシー奪還作戦を開始する!
助け出した京介は、襲撃した理由を問いただすが、答えないドロシー。
源一(高田純次)泉(伊藤かずえ)三九の優しい言葉に、ようやく口を開く。
7年前、厚労大臣をやっていた頃の吉澤総理は、救急病院は医師を進めていた。
そんなとき、双子の弟・圭一郎(深田恭子・二役)が、事故で病院たらい回し。

ドロシー“すぐに手当てを受けていれば、助かったはず。吉澤が弟を殺した”


そのころ、京介は、意識を取り戻した吉澤の病室にいた。
吉澤から語りかけられる京介。
“強い人間は人の気持ちを自分のコトのように思えるモノだ。
 京介、母親に会うんだ。おかあさんを許してあげなさい。
 人と人の信頼は、相手を許すことから始まる

諜報部に入ってからのことなどを思い出した京介は、決断するのだった。
京介“人を憎んでも何も生まれない、
 生まれるとしたら自分への憎しみだけ
 オレは母親を許そうと思ってる。
 人を許すことは自分を許すことかもしれない
 そうすりゃ、何か、一歩前に進めるような気がする
ドロシー“京介は、私のことを許してくれるの?
京介“バディだろ?


敬称略



ドロシー“みんなやってくれるかな
京介“信じるしかねえな


そして、ついに、、、、、奇跡が生まれる。


そんな感じ。


まぁ、まったく“スパイコメディ”という感じではないが、
それさえ無視すれば、

意外と良い感じでまとまったお話だったと思います。

一応、ドロシーのことも解決したしね!
細かいことを言い出せばキリがないワケだが、

裏切りの理由を、京介の活躍においたというのは、面白い部分だったし
みんなの善意に任せるというのも、
たとえ、方法が小さく見えるようなことであっても
ある意味“奇跡”が見える演出ですので、
これはこれで、良い解決策だったと言えるでしょうね。

それは、京介のことも同じ。。。母を許す。。。みんなを許す。。。である。

最終回。。
たしかに、都合が良すぎる部分もありますが、
すべてをまとめることを考えれば、こんなところだろう。

わたし的に気になったのは、
すべての事件が解決したあと、、三九たちの映像がなかったことくらいかな。

普通すぎますが、
京介の過去、そして現在を上手く絡めているし、
悪くない最終回だったと思います。


ドラマ全体を見て

さすがに、クセのあるドラマであるため、
コメディ演出を含めて、かなり評価の分かれるドラマだったのは確かだ。
初回から、長時間のSPという。。とんでもないことをやっちゃってますし!

気持ちは分かるが、
この雰囲気が万人向けに作られているわけでないのも確かなこと。
明らかに、序盤から。。。。

逆に考えれば、
この手の特殊なニオイのするドラマを、
最後の最後まで、描ききったことには驚きますけどね!

もうちょっと、コメディを分かり易くしていれば、
もっと違った印象になった可能性があるだけに、
そのシュールさが、足を引っ張り続けてしまっていますよね。
苦戦は、すべてここでしょうね。

ちなみに、もう一つ苦戦に拍車をかけているのは
お笑い芸人を多用してしまったことでしょうけどね。
こう言ってはなんだが、この出演陣でシリアスにすること自体が不可能。
せめて、霧山というキャラが、もう少し前に出るだけで
変わった可能性があるでしょうね。


これまでの感想


第9話 第8話 第7話 
第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

オルトロスの犬 第9話(最終回) 選択

『望み』
『感動の最終回SP!生か死か!最後の死闘予測不能涙の衝撃ラスト』

内容
沢村(佐々木蔵之介)に策で爆発に巻き込まれた竜崎(滝沢秀明)碧井(錦戸亮)
同じ教会で瀕死の重傷を負った神父・巽史明(平田満)の前に現れた竜崎。
命を救おうとするのだが、
巽“治すな!!鬼の手が神の手を消し去る。それが使命。
  もう、その力は使わなくていい。もう、お前を苦しめたくない”
竜崎は、力を使わず、立ち去っていく。。。。。。
そして、、
巽“あいつを救ってくれ、救えるのはお前だけだ”
と、碧井に言い残し、息を引き取る。

様子を見ていた沢村は、巽が実の父であると碧井に告げ、
竜崎への憎しみを植え込んでいくのだった。

そのころ長谷部(水川あさみ)は、二宮(六角精児)の証言どおりに、
爆発現場から、沢村が爆破を行った証拠を発見していた。

そんなとき、竜崎が、メッセージを流しはじめる。
“今後力をつかうのをやめようと思います。希望者全員を治したいと思います”
だが、居場所は伏せられた。。。

一方、メッセージを見た沢村は、一般人が立ち入れない龍谷村と断定。、
自分たちへの宣戦布告であると榊大臣(高畑淳子)熊切(柴俊夫)に話をし、
碧井を切り札にすると告げるのだった。

約束の地に向かう前、竜崎は、
長谷部の娘・澪(熊田聖亜)の入院する病院に現れた。
そして、澪の病気を治そうとするのだが、澪は。。。。。。。。。
やがて、ちいさな奇跡が生まれる。

そんな中、沢村から、竜崎抹殺を命じられた碧井であったが。。。。。。


敬称略




竜崎の前に現れた碧井は、選択をせまられる。

“ここで終わるのか、ここから始まるのか”


ま、そんなところだ。


今回だけでいえば。
結局のところ。。。碧井から竜崎への気持ちの変化や
葛藤などが、、ラストの部分にしか表現されていないため、

正直。。中途半端な印象はあるのだが、

ただ、すべてをキレイにまとめた。。。
それは、“力”のこと、細かいサブキャラのこと。。。そして過去のこと。

キレイにまとめた印象だけはあります。

1年後。。。は、少しヤリスギだが、
こんなところかなぁ。。。と言う程度である。

榊くらいしか、
物事の本質を見ていないような気もするしね!!
“大人の社会は力を奪い合う、でも子供達は力を譲り合っている”

ここからは総括気味で。

実は、この部分こそが、
このドラマの根本的な問題であったでしょうね。

細かいネタがどうかよりも、
変化が起きて、なにかを感じる時、
ある程度。。。なんらかの視聴者任せの部分が存在する。

そのため、
スッキリ感がないし、キャラの変化が見えにくいところにも繋がる。

それは、碧井だけでなく、竜崎についても同じだ。

最終的に、ある程度まとめているので
納得感は生まれたのだが、
いままでのことがあるから、無駄な引き延ばしに見えてしまっているのも確かだ。

いやまぁ。。。
ここまでの8話と最終回を含めて、
今回が、一番楽しく見ることが出来ましたけどね!!


しっかし、
このドラマって、最初から最後まで道筋がハッキリしない状態だったよね。

何かを描きたいならば、、
例えば、力なら力、兄弟なら兄弟。
そんなのどこでも良いから絞ればいいのに、
曖昧なセリフと大げさなセリフで、視聴者を無駄に惑わせる。

それが面白いネタに繋がったり、
期待感を生むセリフなら、良かったのだろうが。
思わせぶりなだけで、何にも繋がらない。
結果、期待感よりも不満の方が大きくなっていくばかり。

先読みが出来ようが、出来なかろうが、
丁寧に描いていれば良いだけだったのにね!

個人的には、ネタ自体が面白いとは思いませんが
使い方次第では、きっと盛り上がるドラマになったという印象があるだけに
あきらかに、脚本も含めて、戦略ミスと言えるでしょうね。

結果が単純だっていいし、
無駄にセリフだけで盛り上げる必要性なんて無いんですよね。
登場人物の目的はともかく、
登場人物の気持ちが見えなければ、楽しく見ることなんてあり得ませんし!


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第8話 第7話 
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救命病棟24時(4) 第7話(最終回)選択のとき

『遂に感動の最終章!!緊急出動したドクターカーに最大の危機が訪れる!?
 仲間の死?そして進藤と楓の選択!?
 崩壊した救命センターに未来は訪れるのか!?』

内容
2ヶ月前、救命医が大量離脱し崩壊状態に陥った海南医大。
が、澤井(ユースケ・サンタマリア)の意志もあり、立ち直りつつあった
一方で救命改革機構を、衆議院議員・岡部宗一郎(佐戸井けん太)と立ち上げ、
澤井なりの、救命医療への改革が起き始めていた。

その澤井から、小島楓(松嶋菜々子)は1つの依頼を受ける。。。
医局長となってほしいと。
だが、力不足であると、断った小島。

そんななか、一人の老人が運ばれてきて、工藤(石田卓也)が対応。
が、、ちょっとした診断ミスをしてしまう。
命に関わりのあることではなかったが、
進藤(江口洋介)花輪(板尾創路)らに指摘され、力の差にショックを受ける。
その様子を見ていた小島は、慰めようとするが、悩みは深いよう。。。
やがて1つの要請が入る。。。工事現場の事故でドクターカー要請。
キノコ中毒の対応の追われていた進藤、花輪らは、
澤井の使用停止命令を聞かず小島、工藤らをドクターカーで向かわせる。

進藤“患者を見捨てられません!”

状態の悪い患者を小島が処置をしながら病院に運んでいる時、
工藤担当の患者が急変する。
進藤は、現場での対応を命じたのだが、、、患者は死亡してしまう。
一方の小島の担当の患者は、一命を取り留めたことで、
患者死亡というだけでなく、力量差に再びショックを受ける工藤。
進藤、澤井らは、優しく語りかけたのだが、翌日から無断欠勤。。。。。

数日後。階段から転落した男性の受け入れ要請。
到着した患者は、泥酔状態の工藤だった。。。。。飲めないはずなのに。。。
どうやら、亡くなった患者の葬式の帰り姿。

進藤らは必死になり処置を開始、澤井も加わり、。。。

澤井“私がやります。私が必ず助けます”

一応の処置は完了したが、予断を許さない状態。
そこに、工藤の父・亮一(國村隼)母・都がやって来て、進藤を責める。
“未熟なモノを事故現場に向かわせた。早計だと思わないのか?
 あんたが指導医だろ。
 息子は、病院に泊まり込んでいた。なぜ、休みを与えなかった?
 実力以上の患者を任されその患者が亡くなり、責任感に押しつぶされた
 それが、指導か? いじめだ!”

そのころ、工藤を見て、澤井は古い友人に重ねていた。
“希死念慮”。。。そのことを、小島に訴える澤井。

そんなとき、猪狩美由紀というモンスターペイシェントがやってきたことで。
澤井は決断をする。

澤井は語り出す。。救命を崩壊させる原因
“コンビニ医療と軽んじられる救急に来たがらない医者の意識
 国の舵取りのまずさ。
 軽傷なのに救命を便利に使う者
 医者の落ち度を見つけて、訴訟を起こそうと身構える者
そして、、小島に、再度医局長のポジションを依頼し、
澤井“第2の工藤先生を出さないこと
  私の古い友人のようにしないこと
  医療裁判を起こされた小島先生なら分かるハズ

進藤“わずかでも助かる可能性があれば全力を尽くす
  それが救命じゃないのか
澤井“みんながあなたのような力量を持っているわけではない
  あなたが先頭を走れば、ついて行く者は息を切らします。倒れます。
  進藤先生辞めて下さい。
  スピードが落ちても誰も転ばず、長く走り続けることが大切です。

澤井は進藤に辞めるよう命じるのだった。

医局長となるかどうか
それを決める前に、、小島にはやらなければならないことがあった。
小島は、ある事に気付き。。ついに進藤に告げる。。。。。
“奥様を亡くされているから走り続けてるんじゃありませんか
 でも、ときどき、患者さんじゃなく、自分のために闘っているように見えます
 一日でも良いから休んで下さい。心と体を休めて下さい。

その後、工藤が死なせてしまった廣田さんの息子・健太と話し合った小島。
ようやく、自分のなすべきことを見つけ出すのだった。

“患者さんや、ここにいるみんなを守りたいと思ったからです
 患者と向き合える環境を作ること。
 時間がかかるかもしれませんが、それが私に課せられた使命だと思うんです。

一方、医局長を小島に託した澤井は、救命改革機構の会議に出席。。。。。



敬称略


↑もう面倒なんですモードである。

何と言っても、2時間を超す、、、バカに長い最終回SP。


ヒトコトで言えば、

かなりあれこれと詰めこみ楽しめているが、
ハッキリ言って、、、長すぎ!!!

である。


確かに、“そういう現場”であるのは認めるし、
そこに今期遅れてきたヒーロー・進藤をなんとしても活躍させねばならない。
となると、、、やるべきことは、、、これだけあったと言う事だ。

もう、、、ヤリスギです!!

食傷を起こしかねないほどのてんこ盛り!!

いやまぁ、楽しめているし。。

澤井“助けられる命を見捨てるのは犯罪だ

とか言いながら、実は、過去があり。。。と言うのも
いまさらながら説得力のある部分だし。

その一方で、医局長としてやらねばならないことを見つける小島楓も
シリーズ的には、、、1つの完結編と言って良い展開だ。

で、、、そのうえ。。

進藤“今のことは俺たちがやる
  明日のことはあんたに任せる
  オレや小島が倒れる前に変えてくれ。


と言う事。。で終わりかと思わせておきながら、、、澤井が!!

明らかに、ヤリスギ!!
嬉しい悲鳴ではあるが、盛り込みすぎでしょ!!


放送の枠というモノがあるだろうから、
結局、、、主人公の事故が足を引っ張っちゃったってことだ。

もしも、4話以上早く。。。いや初期の予定なら、あと5話増えたはず。

そうすれば、、

もっと、工藤を描けただろうし、澤井も描けたであろう。
そして、、、小島も。。。。ついでに、、進藤の活躍も!

同じ信念の元で、背負っているモノがいろいろありながら
進藤と澤井が必死に頑張ってきたことが、もっと分かったでしょうに。。。


ま。そういうことである。
かなり面白かったのは認めますが。。。

やっぱ、、これだけのネタをやるには、話数。。。少なすぎだよね。
人間関係を描き、キャラを描き。。。。テーマを絞って描き。。。って

これだけのシリーズになると、ファンもいるし、期待感も大きい。

いっそ、、、月9で行ったように、ひと月ズラしても良かったんじゃ?
季節の変わり目の“特番”なんか、、ぶっ飛ばしても
成立するほどのドラマのハズですけどね!!

ほんと、もったいないです!!!


ってことで、
続編、SP。。。期待します。
SP、、、できれば、2夜連続2時間!!ってどう?
本気でそれくらいの時間の作品で見たいんですけどね!!
その時は、テーマを絞ってね!きっと、、工藤だろうけど。。。


これまでの感想
第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~ 第11話(最終回)Love makes me strong

『最終回拡大75分SP完結編!!…旅立ち』


内容
莉子(北川景子)の夢のため、莉子と離れることを決めた直輝(山下智久)。
チームメイトが練習をする中、直輝はリハビリの日々を送っていた。

やがて、軽井沢に発つ前。。。莉子、アルバイト最後の日。
店長に小牧祐介(川端竜太)に挨拶をしようとしていると、
そこに、、、祐介の妻・雪乃(ちすん)がたまたまやってくる。
以前、莉子にヒマワリを渡そうとして、渡せない弟・直輝を見ていたのだった。
驚く莉子。。。。あの時、少年から渡されたのが、、直輝からのヒマワリ。
ケータイを解約したにもかかわらず、連絡を取ろうとしたが、
“これで良いんだよ。きっと”と、、、決意を新たにする莉子。

一方、直輝は、自分の中のモヤモヤするモノを母・真希子(真矢みき)へ伝える。
すると。。。
“諦めないで信じていれば、キラキラしたモノが見つかるかもしれない。”
母からの応援を受け、復帰への決意を新たにする直輝。

そして、、、PBAのレギュラーシーズンが始まる。


やがて、シーズン最終戦。。。直輝はコートにいた。
直輝の大活躍もあり、プレーオフ進出を決めたJCアークス。

そのころ、偶然に、莉子は公演の手伝いで東京にいた。。。


敬称略


お話の方は。。。

“Love makes me strong”

この言葉が結実したお話である。


まぁ、、莉子の方は、“成功”したと言う事であるが、
セリフだけなので、なんだか良く分かりませんけどね!!

その部分さえ無視すれば。

劇中の1年前とまったく同じシチュエーションで、
大活躍をする直輝。。。。強くなった。。。。直輝である。

一方の莉子も、大抜擢で強さを感じさせ。。。

最後は、、

“Love makes me strong”

である。

試合のことだけでなく、莉子の行動も含めて
完全に先読みできる状態ではあるのだが、

ここまで丁寧に、ベタベタに描けば、、、それなりに満足するというもの。

そのうえ、

菜月、、、はらしく。。別れ。。。いや、自分を初めてさらけ出し。。。
ってことで、、最後は、、宇都宮である。

麻衣、秀治にしても、
麻衣というキャラを上手く使い、逆プロポーズ。
まさに、らしい結末。

ま、、、まとまらなかったのは川崎だけってことである。


ヒマワリの伏線も回収し、それを再度利用したのも、面白い部分。
、、、、指揮者は強引でしたけどね!

“Love makes me strong”

って。。。。


そう、、
見事に“Love makes me strong”
を描ききった作品だったと言えるでしょうね。



ここからは総括気味で。

このドラマ、どう見ても“今風のドラマ”ではありません。
いってみれば。。。
トレンディドラマ。と言う単語が謳歌した頃のニオイが漂うドラマ。

いや、強引に無茶展開にしなくても
丁寧に描けば、ドラマって面白いモノであると言う事を
このドラマが身をもって証明したといって良いでしょう。

オモシロ味。。と言えば、先読みが出来すぎる部分が
どうしても目についてしまうわけではあるのだが、
その部分の“好み”と“我慢”できるかどうか。。。
そこが、大きな分かれ目であったと言えます。

この手の作品。
最近では少ない上、、今作、、意外とインパクトを残したと思われますので

これから登場するドラマ。。。。
特に奇をてらったり、目に余るモノは、
視聴者が見向きしなくなる可能性がありますよね。

このドラマを見て満足した人は、きっと、、、目が肥えたでしょうから!

若干、終盤は、勢いが落ち着いた感じにはなりましたが、
全般的に、“ドラマ”を楽しませてくれた作品だったと思います。



最後にヒトコト。
ラストのゲーム部分、、、サスガに、、分かってはいても
ヤリスギですよね。。。
ま、、いいけどね!そういうドラマだし!

個人的には、延長するんじゃなくて
莉子の方の成功も詳細に描き、もう一話増やすべきだったと思っています。


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天地人 第38回 関ヶ原

『ふたつの関ヶ原』

内容
家康(松方弘樹)を迎え撃つべく準備を進めていた兼続(妻夫木聡)ら上杉軍。
そのさなか突如西へ向かった家康の軍、景勝(北村一輝)の厳命で追撃も出来ず。
やがて、福島正則(石原良純)の美濃攻め開始で、家康の本軍は、江戸を出陣。
上杉軍へは、最上、伊達をあて、北からの進軍を食い止めさせるよう命じる。

そのころ、美濃・大垣城では、三成(小栗旬)の呼びかけに応じた諸将が集結。
宇喜多秀家(須賀貴匡)を中心に、家康軍を待ち構えていた。
一方、大坂城には、総大将の毛利輝元(中尾彬)が、淀(深田恭子)らといた。
秀忠軍が、真田昌幸(若松了)幸村(城田優)らの足止めを食らっている中。
家康軍が大垣城には向かわず西進したことで、
家康軍と三成軍は、関ヶ原で対峙することになる。

同じ頃、最上方の城である、出羽の長谷堂城攻めを上杉軍は開始していた。

そして、慶長五年九月十五日。東西で戦いがはじまる。

関ヶ原では、一進一退の攻防の中。西軍はわずかに優勢。
だが三成の西軍には動かない軍勢がいた。
それは、毛利、吉川、小早川らの一軍。
焦る三成は、再三催促の狼煙を上げるが、動かない毛利三軍勢。
三成は、小早川秀秋(上地雄輔)を説得するため、小早川の陣へ。
やがて、家康からも密使が来ていた秀秋は、悩み。。。。
家康から鉄砲を撃ち込まれ。、、、ついに決断する。
小早川の軍が向かったのは、大谷吉継(津田寛治)軍。

裏切りだった。

小早川勢の動きを見た、家康本軍も攻めはじめ、一気に形勢逆転。
西軍は、なだれをうって敗走をはじめる。
三成は、島左近(若林豪)により、逃がされるのだが。。。。。


数日後、長谷堂城を取り囲む上杉軍に、、大敗の報がもたらされる。


敬称略


ヒトコトで言えば、

天地人にしては、かなり頑張った関ヶ原。

と言う感じですね



実際
冷たい言い方ですが。兼続。。。必要なかったんじゃ?

それくらいの描き込みですよね。関ヶ原!!

いや、この『天地人』始まって以来の。。。本格的な大戦を表現!


正直、テキトーにしかやらないと思っていましたので、
戦いを表現したことには、驚かされました。

たしかに、兼続と『密約』をかわした三成を表現していましたから、
友情物語として考えれば、
三成の敗北は、キッチリ描かなくてはならない部分だろう。

なんといっても、
このドラマ的には、三成は景勝と共に、脇役ではあるが、メイン。

ただ、問題は、このドラマ。。。戦い描かなかったんですよね。。。
だからこそ、その不安があり、今回を見たため、

なんだか、逆にスッキリした感じがします。
戦いを描いただけで、、“満足”としておきましょう


もちろん、細かいことを言い出せば、キリがないので
あれこれと、ツッコミをするのは、辞めておきます。

だって、、、
大河ドラマクオリティではなく、、、“天地人クオリティ”ですので!

そう考えれば、
悪くはない、、、かなり、分かり易い関ヶ原だったと思います。
それぞれの気持ちも描いていましたし。


まぁ、次回は、結構、、“無茶”するようですけどね!



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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第24話 腹の中

『腹の中』

内容
エンヴィーに捕らえられた、ドクター・マルコー
アメストリスの国民すべてを使った錬成陣を指摘するマルコーであったが、
協力を求められるマルコー、、、、多くの人たちの命を盾に取られ。。。。。。

そのころグラトニーの捕縛に成功したエド、リン、マスタング大佐
が、、突如、グラトニーは、暴走をはじめ、体を大きな口に変える。
狙いは、、、、ラストを倒したマスタング大佐!
傷が回復していない足手まといのマスタング大佐とランファンをノックスに頼み、
エドとアル、そしてリンは、グラトニーに挑もうとしていると
そこに、黒い犬が現れる。。。。
次の瞬間、、、、黒犬は、エンヴィーへと変貌を遂げる。

人柱のエドとアルは、命を狙われずに済むはずだったが、
エンヴィーの参戦により、戦いは熾烈を極め、グラトニーの大きな口は、
エド、リン、、そして、エンヴィーを飲み込んでしまうのだった。

一方、マスタング大佐は、疑惑の答えを見つけるため、
ホークアイ中尉と共に軍司令部へと向かっていた。
東方司令部のグラマン中将が認めたレイブン将軍と接触したのだが、
大佐は、想像以上の衝撃を受けてしまうのだった。
軍司令部の中枢すべてが、、ブラッドレイの真実を知っていた。。。。





かなり、あれこれと並行して物語が動いているため、
正直、分かり難い部分もある感じだ。

エドの戦いと。。そのあとの、謎の空間。
マスタング大佐が、軍の真実を知ってしまうこと。

この両者が並行している。
もちろん、それぞれに重要なネタである。
エドにとっては、“大きな賭”でもう1歩、、、真実。。いや、真理に近づき、
マスタングは、これからの物語の展開上。最も重要な部分である。

ただこれ。。。
グラトニー捕獲作戦と同じように、2話くらいに分離できなかったのかな?

いやまぁ、物語は、
良い感じで“鋼の錬金術師”らしいギャグも織り込まれ、
結構面白かったんですけどね。

あまりにも、盛り込みすぎですよね。。。。

それも、“大ネタ”を!!
面白いのに、困ったなぁ。

リン“人間なめるなよ、ホムンクルス!”

なんて、ホントカッコ良かったし!
戦いもキッチリ魅せてくれていましたしね!
前後半も、テンポ良く、良い感じだったし。

でも、お腹がいっぱいになってしまったのも確かですよね。



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仮面ライダーW 第3話 天国への行き方

『Mに手を出すな/天国への行き方』

内容
ラジオでは天国のカジノ。。ミリオンコロッセオというカジノの噂が話題に。
翔太郎(桐山漣)は、若菜(飛鳥凛)の番組で、噂を知る。
そんななか、娘を調べて欲しいと
和泉優子(妹尾友里江)の両親・和泉夫妻(九太朗・上村依子)が、
探偵事務所にやってくる。
翔太郎と亜樹子(山本ひかる)が、優子の後をつけるのだが見失ってしまう。
村雨五郎(亀山助清)というカジノにハマル男を見つけ出す2人。
そのころを、フィリップ(菅田将暉)に分析をしてもらっている間に
村雨の悲鳴!!
翔太郎が駆けつけると、、、
加賀泰造(我修院達也)と言う男がマネードーパントになり、
村雨五郎に襲いかかっていた!

翔太郎は、ダブルに変身しようとするが、フィリップが応えない。
少し間が空き。。。フィリップが応え、サイクロンジョーカー!
一度は追い詰めかけるが、謎の男の乱入で、取り逃がしてしまうのだった。

やがて、優子と亜樹子のやりとりから、“行き方”に何かがあると気付き、
調べていくと、、、いくつかの地名が分かってくる。

フィリップに
風都、ギャンブル、コロッセオ
木枯坂、市場通り、十文字交差点、中央街道
検索を依頼したところ、、、“路線バス”に秘密が隠されていることが判明

現れたマネードーパントと戦いはじめ。。。サイクロンメタル!
が、、、とどめを刺すことが出来ない!


敬称略



良いですね。
敵が人間の命を人質に!!

この悪意こそが、謎解きや、探偵モノよりも

ライダーとしては、重要ですよね。


物語の方は、
都市伝説のように噂が広がる謎のカジノ。。ミリオンコロッセオ

その謎解きの先に、ドーパントがいた!

である。

ま、、今回は、完全に前半戦なのでネタフリ三昧ではあるが、

単純ではあるが、謎解きの面白さも表現されているし、
人間が金にはまっていく姿も表現されている。

そのうえ、敵もシッカリ描かれ、
面白いのは、ここに、、フィリップが異常行動!!

物語を描くだけでなく、
主人公サイドも何らかのことも謎の提示をするなんて、、、

戦いを魅せるだけでなく、
物語でも魅せようという気持ちが伝わってきます。

あとは、、こういったものを、少しずつ回収していくかどうか?ですけどね。


良い感じの面白さが物語に盛り込まれているため、
前回までの2話のネタフリよりも、今回を見て、、、ようやく見えてきた感じ。

少し安心できそうである。



それにしても、一番気になったのは、

冴子“ガイアメモリの秘密は底が知れない
  あわててすべてを知る必要はないわ

やられた~~~~
いろいろな謎は、、、気にしないこととします。


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第2話 第1話 

侍戦隊シンケンジャー 第三十幕 操学園

『操学園』

内容
鷹白学院という高校に、ことは(森田涼花)が、高校に転入。
流ノ介(相葉弘樹)が、教育実習生として潜入した。

それは数日前のこと、外道衆との戦いで妙な高校生達を見たからだった。
無表情のまま、戦いに割り込んできた高校生達。。。。
何かがあると考え、潜入したのだった。

ことはは、高橋恵里(松尾寧夏)という少女と出会うが、何も分からない状態。
徐々に、妙な生徒が増えていると聞くが。。。
流ノ介は、岡村先生(飯塚ひより)が外道衆!?と考えるが。。。ちがう。。
戸塚先生(松原正隆)が、、、催眠状態にしているのか???ちがう。。。

服に取り憑いているわけでもなければ、化けているわけでもない。

そんななか、流ノ介は、妙なことに気付く。
恵里だけが、、妙なことになっていない。。。。。外道衆なのでは?
が。。。。恵里でも、なかった。

自分が追っていたら、こんな事にならなかったかもと考えることは。
そのとき、妙な糸が腕についているのを見つけ、
何者かに操られていることが判明する!

やがて。アクマロの配下アヤカシ“クグツカイ”が現れ、
ことは、流ノ介達は戦いはじめるのだが、
クグツカイが生徒たちを盾にして近づけない。。。。。


敬称略



ダイゴヨウ>>>。。。え?あれ??

殿が。。。

まさに、新鮮ですね(笑)


っていうか、結局、3体のロボが出来るのだから、
こう言うカタチにしなきゃ、

戦力バランスが悪いしね!!

そう考えれば、定番ネタであっても、いいアイデアですよね。

えっと、、ダイゴヨウ。。。。オー?。。。あれ?
名前、は何?

ことはらしい、アイデア。。じゃない、
ことはメインだからこその、新合体だったと思います。


っていうより、流ノ介。無駄にウザイ先生。

こう言うのも、流ノ介だよね。

そう!
ここのところ、物語作りが前に出ていたため、
キャラによるネタ作りというのが、少なかった。

今回は、ことは&流ノ介という、、“天然キャラ”だからこその
良い感じの展開とお話だったと思います

流ノ介でなければ、あれだけのミスリードはしないだろうし
ことはでなければ、高校生達と馴染めないだろうし。
新合体もあり得ない。

お見事なお話だったと言えるでしょうね。


誰かがメインになれば、ほかのメンバーが薄くなっても仕方ないこと。
今回くらいキャラを前面に押し出すお話が、メイン脚本以外で出るならば
これからも安心してみることが出来そうである。


個人的に、意外と良い感じだと思ったのは2カ所。
クグツカイが、生徒を盾にするという非道行為を行ったこと!
 サスガ、悪役である!
ことはが、“穴”というモヂカラを使ったこと
 最近、このネタがなかったので、これからも出して欲しいモノである。


なかなか、魅せてくれるお話だったと思います



個人的に残念だったのは、流ノ介がスーパー化したこと。。。ですね
設定上無理なのかな。。。流ノ介&ことは、、2人同時スーパー化!


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第十幕 第九幕 第八幕 第七幕 第六幕 
第五幕 第四幕 第三幕 第二幕 第一幕 
『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』

『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
感想

オトメン(乙男)~夏~ 第7話 ガラスの乙面

『ガラスの乙面』

内容
本屋で“らぶちっく”を立ち読みする飛鳥(岡田将生)
作者の幸花ジュエルをただ者じゃないと、尊敬していた。
ある日のこと。美術の授業で“らぶちっく”の絵を描いた充太(佐野和真)
それをみて、充太も幸花ジュエルのファンだと飛鳥は考える。
そのうえ、
飛鳥からコミックを借りていたりょう(夏帆)も、いつの間にかファンに!
決定的なヒントに疑問さえ抱かない二人に、“怖ろしい子たち”と充太。

そんななか、妹・久利子(武井咲)から
黒泉社漫画大賞に“らぶちっく”が選ばれたと報告を受ける充太。
出席する必要のある授賞式にはファンもやってくる。。。どうすれば?
充太は、久利子を幸花ジュエルに仕立て上げることを考えはじめる。

そのころ、猛(高田延彦)は、浄美(山本未來)と会い
主水乃介(鶴見辰吾)から告白された日のことを思い出していた
“オレな、女になることにしたよ。
 ずっとやりたいこともあるしな。。。。。”
と言い残し立ち去っていった日のことを。

一方、黒泉社では、幸花ジュエル担当の松戸が、
少女マンガのカリスマ・城之内ミラにプレゼンターを打診していた。
幸花ジュエルが、男子高校生だと知り、了承するミラ。

そして、授賞式の招待券を当てたりょうは、飛鳥を誘い出席する。
ふたりは授賞式で、充太を見つけ声をかける。
出版社に勤める叔父にお願いして入れてもらったとごまかす充太。

ジュエルになるため控え室にいた久利子の元に、
樹虎(市川知宏)がファンからの花を届けにやってくる。
ジュエルであることは黙っていて欲しいと言う久利子だが、
“花束のシロバラの花言葉は純粋さ”
ファンは、それを求めているのではと言う樹虎の言葉に、
なにかを感じた久利子は、、姿を消してしまうのだった。

控え室に充太がいると、、、ミラがやってくる。
ミラ“自分が人前に出ては、読者の夢を壊してしまう。
 そんな風に考えていらっしゃると聞きました。
 先生がらぶちっくと言う作品で読者にかけた魔法は
 そんな簡単なことで解けてしまう程度のものなのかしら
 少女漫画家は自らの作品にふさわしいキャラクターであるべき。
 でももし、今の自分がそうでないと思うなら、プロとしてすべきコトは1つ”
決断した充太は、すぐに多武峰(木村了)に連絡を入れ。。。。。


敬称略



賞を受賞した“らぶちっく”
ファンに姿を隠している幸花ジュエルこと、充太は、、悩みはじめる。
バレてしまうだけならまだしも、ファンに夢を壊してしまうかもしれない。。。

そんなとき、充太の前に現れたのは、、、少女漫画界のカリスマ城之内ミラ
ミラの言葉で、充太は決断の時を迎える。


ってことですね。


正直、
視聴者的には、すでに分かっていることなのに、
一体、どういう展開にするのだ???

と思っていましたが、意外と良い感じのお話ですよね。

なんて言えば良いんだろう。。。。

飛鳥が自分をさらけ出し、その後、多武峰も。。。と。
その流れの中で、充太も。。。と言う感じかな。

わたし的には、
“この手があったか!”と、普通に納得した展開でした。

途中、偽りの自分を脱ぎ捨て、親友の猛に語りかける主水乃介が、
良い感じのネタフリになっていますよね。

そう、
見事に、序盤から終盤まで描き込まれている。
それも、充太にとっては悩みであり、主人公たちにとっては、、“夢”ですね。

その部分にドラマとしての葛藤のオモシロ味だけでなく、
双方に発生しているギャップと天然さで、オモシロを演出。

両者が上手くコントラストとして進みながら、
その究極のカタチの城之内ミラで、キッチリカタチにする。

本当にお見事な展開だったと思います。

ココ数回、
若干、、ネタに走りがちで、ドラマとしてのオモシロ味が薄まりつつあったが、
一気に、この作品が序盤に魅せた面白さを描ききった感じである。

かなり面白かったと思います。


ま、、、
多武峰的には、、最もショックの大きい被害者だったでしょうけどね。
“オレは知らなくて良いモノを知ってしまった”

すべてを知っている充太だからこその展開だと言えるでしょうね。
ドラマとしての多武峰の才能をすでに表現しているのも、良い感じだしね!


それにしても、、、鶴見辰吾さん。。。。。
素晴らしい演技ですね。
今回は、これがすべてだったかもしれません




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第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話


こちら葛飾区亀有公園前派出所 第7話 交機の本田!

『2重人格!?純情白バイ警官珍デート!!』

内容
暇をもてあます両さん(香取慎吾)
そんななか、中川(速水もこみち)が、大きなプレゼントを持ってくる。
大原部長(伊武雅刀)に孫のためにと頼まれたのだという。
が、、三輪車を破壊しちゃった両さん。修理に四苦八苦していると。。。

そこへ、ひったくり事件の連絡が入る。
両さんと中川が向かうと。。。交通機動隊の本田速人(内村光良)の姿!
すでに解決済みであった。
白バイにまたがる怖くてカッコイイ姿に驚く中川であったが、
白バイから降りた瞬間、一気にナヨナヨおとなしく気の弱い姿
ついでに。。少女マンガオタク
ハンドルを握るだけで、性格が変わっちゃう男であった。

話をするうちに、麗子(香里奈)が、本田に好きな人がいるか聞いてみると。。
どうやら、、、好きな女性がいるよう。。。。
本田の後をつけてみると、
“かめのこ学園”の保育士の美佐(本上まなみ)に一目惚れをしていた!
両さんは、本田を強引に連れデートを申し込むと。。
園長(温水洋一)の妨害はあったが、美佐はアッサリ了承。

その後、麗子が、両さんの強引さを謝罪に美佐に元を訪れていると、
優しい感じだからと本田のことを気に入っていることが分かる。。。。でも、。。
先日、白バイの警官が、犯人に暴力を振るっているのを見たという。。。
暴力は、嫌いだと言う事だった。
麗子は気付く。。。明らかに、、本田!

そのことを、両さん、中川に相談すると、、、
なんとか、上手くいくようにと作戦を練りはじめる。

ついにやってきた遊園地デート。
本気を出した中川は、遊園地を貸し切り、エキストラを大量投入!
“男らしさアピール作戦”が開始される!
両さんのフォローもあり、、なんとか、成功!?
次は“ナイスムード作戦”

と、いろいろとするのだが、いつの間にか、自然に良い雰囲気のふたり。
でもそこに園長が、園児達を連れてきたため。。。一転ぶちこわし。
が、両さんのサポートもありピンチを切り抜けていく。
そして、命のバイクを捨て異動願を出して、美佐とのことを選ぶ本田。

そんなとき、美佐の乗った園バスがバスジャック!!
犯人(前田健)は、美佐と園児達の人質にとり逃走!
両さんが犯人を引きつけ、本田が乗り込むという作戦に出るのだが。。。。

敬称略





今回、今までと、明らかに雰囲気が違いますね。

今までは、
主人公だと言う事もあり、両さんを前面に押し出し、
ゴチャゴチャと大騒ぎする展開が多く、
小ネタにしても、両さん絡みで進んでいたワケなのだが、

今回。。両さん、、明らかに、脇役ですね。

そのため、雰囲気がガラリと変わり、
“こち亀”のコメディ色が、本田だけに転換され、
一気に、普通のドラマのような雰囲気に変わった感じだ。


なんだか、普通すぎて、肩すかしな感じもあるが、
本田というキャラを考えれば、

切なさ、苦しみなどを上手く利用した、
オモシロ味のあるお話だったと思います。

ま、、“こち亀”は“こち亀”なんだけどね!


でも、本来、こういったお話も“こち亀”ですので。
あ。。。良いネタ選んだなぁ。。。と言う感じですね。



と言う事で

“交機の本田を、なめんなよ!”

思った以上に良い感じのウッチャンでしたね。



結局両さん。。。活躍らしい活躍って、
“愛してるなら、
 何があっても愛している人を守るのが男じゃねえのか。本田!”
くらいでしょうか



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第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

任侠ヘルパー 第11話(最終回)最後の手段

『最終回15分拡大SP…最後の手段』

内容
彦一(草なぎ剛)らの正体がバレ、騒ぎが大きくなっていく“タイヨウ”
周辺住民の苦情により、ついに閉鎖されることになってしまう。
そのことを彦一、りこ(黒木メイサ)三樹矢(藪宏太)黒沢(五十嵐隼士)
二本橋(宇梶剛士)そして和泉(山本裕典)らは、鷹山(松平健)に報告をする。

そのころ、園崎(大杉漣)晴菜(仲里依紗)らは入所者の受け入れ先探し。
羽鳥晶(夏川結衣)も涼太(加藤清史郎)とともに、去っていった。
見送ることしかできない彦一。
そんなとき、鎌田(渡辺哲)という男が、バスで多くの高齢者を連れてくる。
施設が潰れ、行くところが無くなった“介護難民”だという。。
仕方なく、園崎は受け入れたのだが、翌朝、、、鎌田は姿を消してしまう。

やがて、高齢者達の実情を知り始めた彦一達は、炊き出しをはじめるのだった。
だが優しい言葉をかけられる彦一。。。。何かを感じ始める。。
“研修が終われば、年寄りを食い物にして生きていく。
 俺らは、戻るんだぞ。極道に。。。。”

現実の自分と、今の自分に葛藤はじめる彦一。
そんななか、厚労省の藤堂慶太郎(陣内孝則)がやって来て指摘する。
藤堂“行き場のない高齢者を救うという名目なら、なんでもまかり通ってしまう。
 認可もない、医療も、健康管理の体制もない。
 そんな劣悪な環境に高齢者を押し込んで介護施設を名乗る。
 それは介護とは呼ばない。”
彦一“なんだよ、介護って言うのは?”
藤堂“答えはない”
そこにやってきた六車(夕輝壽太)が、1つのアイデアを披露する

“高齢者専用賃貸住宅”。。。。“高専賃”

そして、“タイヨウ”の窮状を知った大島(山田親太朗)野村(三浦まゆ)
古賀健介(高木万平)康介(高木心平)戸川(甲斐まり恵)らも帰ってきて。。。
軌道に乗り始めるかと思った矢先、施設内感染と思われる病気が広まり、
“タイヨウ”は、本当に追い込まれてしまうのだった。
受け入れ先もすべて決まり、完全に閉鎖することが園崎から発表。

一方で、和泉から彦一が幹部となることが伝えられ、研修終了。
施設を出て“シマ”に帰ろうとしたとき、彦一たちの前に、
タイヨウの元入所者達が現れ。。。。。。。。。。
五郎“めしでも作るか”

悩む彦一。。。
彦一“結局、何も守れなかった。そんなオレが幹部やって、何が出来るんだよ”
晶“あなたらしくない。私は私だって言ってくれたのあなたじゃない”

ようやく彦一は、、、1つの行動を起こすことを決める。。。
“目の前にいる人間を見殺しにしなきゃ成り立たないような制度だったら
 いっそのこと、つぶしたらどうだ?
 おれらは、目の前にいる弱えヤツらを、ほっとくことはできねえ
 まして、少しでも関わった連中を途中で放り出す気にもなれねえ
 これが俺たちの筋の通し方だ!”


敬称略



↑ちょっと、メンドーなんですモードである。


さて、物語の方は、

追い込まれていく、タイヨウ、、そして任侠ヘルパー達
だが、そこには、、どこにも行くことの出来ない老人達の姿も。

やがて、彦一は、最後の手段に打って出る!!!

ま、、そんなお話ですね。



細かいことはさておき。

いい感じで、“殺陣”で魅せながら、
任侠ヘルパー達が感じた疑問を、彼らなりに解決した。

と言う感じでしょうか。

六車という、、存在もあり、
最終回としては、メッセージ性も含めて、
結構楽しめたお話だったと思います。

みんながなにかを感じ、一歩踏み出しはじめた。。

ってことかな。
それぞれに、進む方向は違うけどね!

最後の最後の、、園崎が気になりますが。。。。
変わったと言う事を雰囲気で表現しているので、
ほぼ、、、まとまった。。ということである。

“弱きを助け、強きをくじく”ってね。


ちなみに、気になったのは1つだけ。
六車って、、まさか、、ハートフルバードを手に入れたのかな?
っていうくらいですね。
一から起こすより、手っ取り早いしね!



ドラマ全体を見て。
あきらかに、奇をてらうと言う物語であったわけですが、
任侠。。。と言う部分を、介護に重ねていったのは、
最終的なメッセージ性や、考えさせる展開など、

いい感じの分かり易さに転換されていった感じである。

身近にいないと分かり難いテーマですからね。
誰しもが、、老いるというのに。。。

そういう意味では、大成功と言って良いでしょう。
ま、、、コレいちゃオシマイですが、、
わざわざ、研修がどうとか、そういうことじゃなくても良かった気もしますし、、
基本的に、ヤクザである必要性もなかったんですけどね!
その部分が、わたし的には、最後まで引っかかった部分。
だって、ドラマと言う事を考えれば、
熱意のある主人公が、ただ考え、行動するだけでokなワケで、
わざわざ、“大暴れ”を表現する必要性がないんですよね。

もう1つ気になったのは、晶の存在。。。彼女も必要ないよね。。。

と、そんなことを気にしなければ、
色々考えることも出来ただろうし、面白いお話だったとは思います。


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第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

救命病棟24時(4) 第6話 進藤と澤井

『狙われた救命センター』

内容
硫化水素による自殺を図った女性・上川由梨(野村佑香)が運ばれてきた。
他の患者への影響を考え、表の駐車場で処置を決めた進藤(江口洋介)
進藤、小島(松嶋菜々子)らの処置で、一命を取り留めた由梨。

そのころ病院では、医局長の澤井(ユースケ・サンタマリア)が
衆議院議員の岡部宗一郎(佐戸井けん太)と秘書の古本(石井愃一)に
救命医療について様々な説明をしていた。
その澤井は、病院内で腕にケガをしている妙な男・浅越守(水橋研二)と出会う。
“そのぐらいでは死にません。ここは三次の高度救命救急センターです。
 今すぐ治療しないと命に関わる方が来る場所です。
 治療にも優先順位があるんです”
と、、澤井は対応するのだった。

直後から、妙なイタズラ電話が、救命センターのホットラインに相次ぎはじめる。
ネットへの書き込み。病院内から110番通報。。混乱は大きくなっていき。。。

やがて小島は、由梨の処置中に見かけた男を思い出す。
澤井“私だ”
どうやら、澤井が追い返したことが分かってくる。。
澤井は謝罪に行くと言い、小島とともに浅越の自宅を訪ねる。。。
そこにあった写真を見て小島は、警察が言っていたコトを思い出すのだった。
由梨と一緒に自殺を図ろうとしていた人がいたと。
警察に保護を求めた澤井達。

そんななかホットラインが鳴らないのに、岡部が心筋梗塞で運ばれてくる。
横には、澤井の姿。。。。
進藤と澤井の処置により、一命を取り留めた岡部。
そして、進藤は、岡部のことを“特別な患者”と述べ、小島を担当医に据える。
“特別な患者などいません”という進藤であったが、あしらわれてしまう。

数日後、ICUで意識を取り戻して由梨であったが、錯乱状態。
“あの男に殺される!”
どうやら、ストーカー化した浅越。。。。由梨の命を狙っている可能性があった。

そして、病院にナイフを持ち現れる浅越。。。。


敬称略




進藤『患者に総理大臣も犯人もありません』


命を天秤にかける澤井
その一方で、“特別な患者などいません”という進藤

そんななか発生する事件。
進藤は、男に刺されたのだが、、、、その男を救おうという進藤。。


ま、、、そんなお話である。


お話としては、オモシロ味はあるのだが。。。
ちょっと、強引だよね。

確かに、澤井というキャラを出し、進藤というキャラを出し
そこに事件を発生させているわけなのですが、

刑事モノドラマのような『事件もの』として見ることは出来ても、
このドラマとしては、、、、、

深み”というモノがありませんよね。

たとえば。。。浅越と岡部の比較。
別に、ストーカー事件を出してこなくても、

身分の格差のある人物が、同時に救命センターに運ばれてくるだけで
物語は十分成立するのである。

そう!
事件を発生させると言う事を前提に物語が作られているため、
淡々と、物語が進んでいる印象しかない。

これでは、

進藤が“患者に総理大臣も犯人もありません!”と

いつものように気合いの入った発言をしても、
事件に目が止まりすぎてしまって、
物語の本質。。。
すなわち、、澤井と進藤という本来描かなくてはならない“テーマ”部分では、
かなり中途半端な物語になっている印象しかない。


そんな。。。わざわざ。。ICUで事件起こさなくても良かったんじゃ???

奇抜なことをわざわざしなくても良かったのにね。。。
澤井が優先順位をつけるだけで、十分成立である。


これまでの感想

第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~ 第10話 決断の時

『最終章・別れ』

内容
一輪のひまわりを買い莉子(北川景子)の部屋を訪ねた直輝(山下智久)は、
部屋から出てきた、帰国したばかりの川崎(伊藤英明)と出会う。

川崎“お前のせいで泣いている彼女を、俺が優しく抱きしめた
  お前に彼女が守れるとは思えない
直輝“確かにオレ、強くないです
  いつもどこかで自分に自信なくて、劣等感バッカで
  でも彼女は、そんなオレを認めてくれたんです
  オレのバスケを、オレの生き方を
  彼女がいるとオレ強くなれるんです
  だから、大事にして梨子と一緒に夢を追い続けたいんです。
  オレ、絶対彼女を離しません
川崎“さっき、莉子ちゃんにも、まったく同じコト言われたよ。
  おれは、もうしらねえ
  その代わり、ちゃんと見せてくれよ
  お前がどれだけ強くなったか
  彼女の愛が、どれだけお前を変えたのか。
  オレにバスケで見せてみろ

そして、、莉子と仲直りした直輝。
直輝“俺が好きなのは莉子だけだよ、だからちゃんと信じて、オレのこと。
  うん?
莉子“うん!ありがと

翌日には、ヘッドコーチとして川崎もJCアークスに合流。
その練習中、直輝の足に激痛が走る。
医師の話では、手術が必要だと言うが、手術をすれば開幕には間に合わない。
直輝は、拒否するのだが、
付き添ってきていた菜月(相武紗季)が、チームに迷惑がかかると、手術を決断。
直輝は納得するしかなかった。。

そんななか、莉子の元に、須賀川淳(岡本光太郎)という男から連絡が入る。
呼ばれた東都音楽財団に向かうと。。。。あの男(升毅)がいた。
“精神がプロではない”と莉子を評する男・八尾隆介。
八尾が理事長を務める音楽団に、バイオリニストに欠員が出たため、
来週の演奏会までの1週間を“私にくれ”と莉子に言い始めるのだった。
実力がありながら、それを出せていない莉子の能力を見て取った八尾からの誘い。
“チャンス”を感じた莉子は、即諾。。。厳しい練習が開始される。

莉子から話を聞いた直輝。。笑顔でありながらも、その思いは複雑だった。
“チーム”。。。直輝は、代々木(金子ノブアキ)に
直輝“勝つためにここに来たんだろ。もっとまわり信用しろよ”
チームのみんなに見送られ、、、手術へ。。。

そのころ、八尾から可能性を認められ合格した莉子。
が、、、麻衣(貫地谷しほり)から、直輝の手術の事を聞き、
急いで病院に行ったのだが、そこには菜月がいた。

菜月は莉子がいるのを確認しながら、、
見舞いにやってきた直輝の母・真希子(真矢みき)に。。。。。。。


そして、開かれる演奏会

敬称略



“Love makes me strong”

自分たちの関係を理解、納得した直輝と莉子。

相手のことを思えば、強くなれる。

そんなとき訪れる莉子にとってのチャンス。
でも、、菜月という存在が、こころを揺さぶる。。。

オーケストラに誘われた莉子であったが、、、
莉子“わたし直輝のそばにいたいの。
  それだけで、ホントに幸せ

戸惑う直輝。。。。本当に、それで良いのか???

一方の莉子も、麻衣に告白する。
莉子“自信がないんだ
  直輝と離れて、直輝のこころをつなぎ止めておく自信が。。。
  怖いんだもん。離れるのが

やがて直輝は、1つの決意を持って莉子に会いに行く。。。

直輝“今のオレを支えてんのは莉子なんだよ
  莉子にも夢を追い続けて欲しい
  大丈夫だよ、離れてても、ずっと莉子のこと応援してる
  オレも莉子の一番のファンなんだ
  頑張れよ。。。頑張ろうぜ
  オレたちさ、もう、夢みているだけじゃいられない年になってきたけど。
  ちゃんと現実を向き合わなきゃならない年になってきたけど
  俺たち。。。最後まで諦めないで、頑張ろう
  行ってこい、軽井沢
莉子“そうだよね。最後まで諦めないって、直輝と約束したもんね。
直輝“離れてても、莉子がいると思うと強くなれる
莉子“私も、強くなる。

莉子“さよなら。。

直輝“さよなら


ってことである。


結局、、、ほぼ100%書いてしまいましたが。

良い感じですよね。
莉子と直輝は仲直りした時、なんとなく約束したはずなのに、
手術ことを話してくれない!!追い打ちで、菜月のささやき!!!


直輝のセリフにありましたが、
莉子にも“劣等感”というのが存在するのでしょう。
夢を追いかけ挫折。。。それは、すべての自信を崩壊させると言う事。

相手を信じていれば。どうってコト無い。
でも、、自信がない。。である。

まぁ、ここで、卵が先かニワトリが先かの論法になってしまうが、
好きという自信を持つことで、音楽が良くなるのも面白い部分でしょうね。

直輝も感じることが出来るからこそ、
“別れ”の決断へ。。。。そう!直輝にも“劣等感”。。。
莉子に共感が出来るからである。


ここまでまとまってきているのに
わざわざ崩壊させる必要があるのか???
と言う疑問はあることはありますが、、、、

“Love makes me strong”

ということで、納得するしかないかもね。

愛が強くし、それは自信に繋がり、夢に繋がっていく。。。。と。


それにしても、よくもまぁここまで描き込んだなぁ。。という印象が強いです。
いろいろな意味で、お腹いっぱいですね。

感情は揺れ動くのに、恋愛というところはシッカリしている。
その一方で、夢と言う事もキッチリ描く。。。当然、挫折感も。

それを、2人の主人公で描いているのだから、、ホント凄いことです


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天地人 第37回 直江状

『家康への挑戦状』

内容
慶長5年。家康(松方弘樹)にけしかけられたことで、
景勝(北村一輝)兼続(妻夫木聡)ら上杉軍は会津に戻った。
会津の整備に入った兼続達。
そんななか、謙信の23回忌の法要が開かれ、仙桃院(高島礼子)から、
新しい春日山城主・堀秀治(かなやす慶行)が、上杉の謀反を疑っていると聞く。

堀はその事を家康に訴え出たため、上杉家に家康から詰問の書状が届く。
“上洛せよ”
だが、景勝の決意は固く。。。その意を汲んだ兼続は、
家康だけでなく大老、奉行らに宛、
一片の曇りもない旨を書状にしたためるのだった。。。。直江状であった。

家康は書状を読み、、、無礼千万と。。。
上杉討伐のため大坂城に集められた諸将。。。。総勢10万軍が会津へ

そのころ、兼続は、敵の襲来に備え、会津南部・革籠原に防塁を築き、
対策を練りはじめていた。これこそ“正義の砦”であると。

同じ頃、三成(小栗旬)は、盟友の大谷吉継(津田寛治)と接触。
毛利輝元(中尾彬)が総大将を引き受けたことを告げ、家康討伐の挙兵を求め、
ついに、総大将の輝元、三成らは、秀頼(小林海人)を奉り大坂で挙兵する!

知らせを聞いた家康は、大坂にとって返す機会をうかがいはじめる。
同じ情報を得た福島正則(石原良純)は、秀頼君のためにならないと動揺。。
が、、、その福島に対し、“三成の策謀”と家康が説得し、
ついに、会津へ向けていた軍を大坂へとって返すのだった。

家康の動きを知り、挟撃すべきと兼続は進言するが、
景勝は、背後から討つことは義に背くこと。。
義に背いてまで敵を討てば、天は我らを見放すと。。。猛反対
“ワシを討ってからにせよ”


敬称略



今回は、
直江状とそれに始まる上杉の戦い。。。
そして、、、家康を巡ってへの対応。。

最後は、兼続の夢破れる。

である。


細かいことを気にしなければ、

兼続が必死に『夢』を語り、『策』を練る姿が、
結果がどうでアレ、オモシロ味のあるドラマだったと思います

まさか、、、防塁で阻まれる家康を映像化するなんて!!

本当に良い魅せ場だったと思います。

それは、、兼続の動きを信じる三成も同じ。

前回の密約。。。というか、、妄想が、上手く生きている場面ですよね。


何度も書くようだが、『結果』は、分かっていることなのだ。

だからこそ、“敗者”のサイドの物語をドラマティックに描くには
それなりの“演出”は必要であり、
泥臭い戦いを描かず、視聴者を楽しませようとすれば、
こういう方法論しかないのも確かなのである。

“主人公の夢”

そう思えば、、、“この大河”的には、、どうってコト無い部分だ



まぁ、ねぇ。。。直江状を読ませる相手が多すぎるのは、
いくら何でも、ヤリスギですけどね!!


せめて、誰かの元に送られたのを、読んで聞かせるなど
他の方法があったはず!
“あんなに長い文章を、一字も間違えずにコピーが出来た”なんて、、、
いくらなんでもねぇ。。。。ってことですね。

もう、いいけどね。。。そういうドラマだし。


とりあえず、良い感じで“この大河”としては盛り上がってきているので
こう言うのも、、、ま、、、良いでしょう。



少し気になったのは、
最後の、景勝と兼続のやりとり。

家康の凄さを知り、
景勝が、後追いせずに、家康に恩を売れば。。。。と考えた。。

って言う風に見えてしまったんですけどね。。。

なんか、表現するかどうか分かりませんが、
毛利の3本の矢の動きに似ていますよね。。。ってことね。
きっと、そこまでのことを考えてはいないんだろうけど。

“保険をかけた”ように見えたのも事実でしょうね。



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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第23話 戦場の少女

『戦場の少女』

内容
エドとアルがスカーを追い詰めている。。。そのころ。
状況を見て、ついにマスタング大佐は、ホークアイ中尉に指示する。
同じ頃。
ブラッドレイ、グラトニーの追跡から必死に逃れようとするリンとランファン。
追跡を振り切るため、“王”を守るためランファンは決断する。。

スカーと対峙するエドとアル。そこにグラトニー!!そして現れるリン!!
1度グラトニーを爆破したあと、再生中に縛り上げ捕獲するのだった!!
ようやく、ホークアイも到着し、、、グラトニーを連れ去っていく。。。
あとは、マスタングに任せ、スカーを捕縛しようとした瞬間。
謎の少女・メイ、、、、が現れ、錬丹術を使用しスカーを助け出すのだった。

一方、リンとランファンを追い詰めたと思ったブラッドレイであったが、
そこにあったのは、、、犬の体に縛り付けたランファンの。。。。腕。。。




ランファンの決断!。。。。そこにある覚悟!

ホムンクルスを捕まえるという作戦のために、
それぞれが大きな犠牲を払ってしまった。。。
覚悟を決めるエドとアル

そして、、衝撃的事実。。。キング・ブラッドレイの真実!!

ま、、そういうお話である。

いや、、、物語の核心に、限りなく近づいたお話。ですね。


前半から、中盤あたりまでの、
壮絶な戦いが、本当に素晴らしいですよね。

ランファンの決断だけでなく、
前回、から引っ張ったウィンリィのお話。。。
そして、ウィンリィを見て感じるスカー
内容もそうであるが、魅せ方が、、ホント良い感じ。

やはり、様々な気持ちや思惑が融合してこそ
物語は盛り上がっていくというものです。

もちろん、戦いがカッコイイのは言うまでもありません。

ちなみに
個人的には、練丹術に魅せられてしまいました。
なんか、、、エドたちが使う錬金術よりも、美学を感じますよね(笑)



ただ、少し気になり始めているのは、
このあたりから、、徐々に複雑化しますよね。。。原作って。
やっていることは、同じ方向を向いているのですが、
あれもこれもとやっているから、何がどうなっているのかが分かりにくい状態。

さて、、、本当に、これからが、今作『FA』の正念場と言えるでしょう。
次回から、楽しみである。。。どのように魅せてくるのか?


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フレッシュプリキュア! 第32話 さよならタルトとシフォン!

『さようなら!タルトとシフォン!!』

内容
あるとき。ラブが家に帰ってくると、タルトが支度をしていた。
スウィーツ王国へ帰ると言い始める。
4人のプリキュア探しも終わったからためか、
長老から帰ってくるよう連絡を受けたということだった。
相談するラブたち。。。でも、“言いつけは、守らないとあかん”と言うタルト。

タルトとシフォンは、スウィーツ王国に帰った。。。
しんみりするタルト。。。でも、、横にはラブたちの姿!?
大歓迎のタルト。。。。なんと、タルトは王子だった!!!
そのうえ、アズキーナと言うフィアンセも居た!!

早速長老に会いに行くと、シルコ・アマの森のほこらにあるものを
取ってきて欲しいと言う事だった。
その昔、魔人が支配したという伝説もある森。。。。
やがて、妙な花に襲いかかられ。。。変身するプリキュア!
なんと、魔人の封印が解かれてしまっていた!!!
いったい、、、なぜ???
そこに、、アズキーナの悲鳴!!!



本当にどうでも良いことなんだけど。
タルトが王子なのは分かったのだが、、、シフォンは?
王国に帰ったのに、シフォン。。。。
なんか、扱いが。。。。。少し切なさのようなモノを感じてしまいました。


それはさておき。
物語は、
タルトが長老に呼び戻された!!
ついて行ってしまったラブたち。
スウィーツ王国で、発生する大事件!

っていう感じである。



まぁ、最終回でもないので、ここで帰っちゃうわけ無いのだが、
まさか、、、新アイテムを探せ!!だったとは。。。

個人的には、普通に驚いてしまいました。

いまでも、対ラビリンス戦で、かなりの強さのプリキュアなのに、
新アイテムとはね。。。。。

とりあえず、
大事件の方は、タルトへの気持ちで暴走したフィアンセの。。

ということで、
最後はなんだか良いお話に。。。

戦いも、ラビリンスが登場しない方が、
無駄がないような感じがあり、キレがあったしね!


プリキュア的には、明らかにイレギュラーなお話ですが、
結構面白かったと思います。


それにしてもシフォンが気になるなぁ。。。
なぜ、ラブたちの世界に“一緒に”やってきたんだろう??
シフォンには、何か別のモノがあるのかな??


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仮面ライダーW 第2話 街を泣かせるもの

『Wの検索/街を泣かせるもの』

内容
ようやく戸川(YOH)を捕まえた、翔太郎(桐山漣)フィリップ(菅田将暉)
だが、、何者かの介入により、連れ去られてしまう。
ほどなく戸川の死体が川から上がり、現場に向かった翔太郎。
するとそこに、戸川の恋人真里奈(山内明日)が現れ。。。。。
フィリップが別のことに集中していたため、
仕方なく翔太郎は、情報屋ウォッチャマン(なすび)から1つの情報を得る
ガイアメモリの売人らしい須藤霧彦(君沢ユウキ)が、戸川に接触していたと。

そんななか、ティーレックスの魔人が翔太郎に襲いかかってくる!!
なんとか、撃退に成功したが、、、
ある事に気付いた翔太郎はフィリップに検索を依頼する。
ウインドスケール、羽根。。。そして、、女から浮かび上がったのは、、真里奈。

始末しろというフィリップ。。。信じたいという翔太郎

だが、、、、真里奈の話を聞き、、、、
翔太郎“お前は、この街そのものを泣かしてる”

ピンチに陥った翔太郎。。。そこに、フィリップが現れ、、、変身!!

“サイクロンジョーカー!!”


敬称略



いまだに、ガイアメモリによる属性変化の“違い”がよく分からない私。
実際。。。バイクのような乗り物も。。。。。

アイテムが違うだけ?
能力も違うのかな??


と、、そんなことは気になりながらも、、ちょっと安心しました。

今回は、“後編”で、一つ目の事件の解決編であったわけだ。

ガイアメモリによる“変化”の違いが、よくわかりませんが。

お話自体は、
子供にも分かり易く、そこに仮面ライダーというアイテムを持ち込み
かなり良い感じと言って良いほどの、、、
ハードボイルド。。ならぬ、、ハーフボイルドモノの探偵物語になっていた。

細かい設定は、後に残すとして。

キャラづけもシッカリしているし、
物語に丁寧さを見ることが出来て、
結構面白かったと思います。

“敵”もハッキリと表現しているしね!

前回の不安が少し払拭された感じである。


あとは、、、細かい設定を、
どうやって、分かり易く視聴者に説明するか??ということだ。

現時点で少なくとも、、9変化できるわけだし!
戦い方も含めて、“違い”、、、魅せることができるのか??
ということだ。


とりあえず、普通に楽しめそうな物語ということですね



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第1話 

侍戦隊シンケンジャー 第二十九幕 家出提灯

『家出提灯』

内容
源太(相馬圭祐)とその相棒・ダイゴヨウ。
ズケズケというそのもの言いに、2人は大げんか
“夜にしか使えないクセに”という源太の言葉で、キレたダイゴヨウは、
昼間にも役に立つことを証明してやる!!と、、、飛び出していくのだった!
どこに言っても、相手にしてもらえないダイゴヨウ。
心配になった茉子(高梨臨)が声をかけるが、、、

そんななか、アクマロの手下・アヤカシ“ドクロボウ”が出現!
外道衆一カッコイイと名乗る、ドクロボウは、分身の術を使い、
シンケンジャーを翻弄!!!追い詰められたシンケンジャーであったが、
ドクロボウが水切れで退いたため、九死に一生を得るシンケンジャー。

一方、茉子は源太にも仲直りを勧めるのだが。。。。。



敬称略


前回登場した、新アイテム『ダイゴヨウ』

そのダイゴヨウが、早速。。“親分”の源太とケンカして家出!!

というお話だ。

まぁ、、“戦隊”的には、定番ネタだよね。

“提灯は世界を照らすモノ
 そのために生まれてきたのに。。。。親分は。。。”

ちょっとした切ない物語で、ダイゴヨウのキャラづけなのでしょう。

“こんなオイラでよろしいんですか
“何言ってんだ、お前はオレの分身じゃねえか


お話としては、世話焼きの茉子も加わり、良い感じなのですが



それにしても、かなりアッサリ気味ですよね。。。
もうちょっとケンカなどを見たかったが、
サラッと流された感じで。。。。

結局、今回は、茉子がスーパーになるわけだが、
茉子自身の活躍などが少なくて見えない中のスーパー化。。。って、

源太がスーパーじゃないのかな??

もの凄く気になるんですけど!!

仲間たちの気持ちが表現されていないわけじゃないから、
良いと言えば良いし、最後には、オチもついている。


でも、間延びしちゃってるもんなぁ。。。。


せめて、ダイゴヨウの力があれば
分身やろうなんて、一発だ!、、、っていう展開の方が良かったような。。。
家出人の捜索、仲間の捜索も重要だけど、

ダイゴヨウの必要性の表現の方が重要だと思いますけどね!

“お前が必要なんだ!”ってほうがね!


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第五幕 第四幕 第三幕 第二幕 第一幕 

こちら葛飾区亀有公園前派出所 第6話 両さんと中川が入れ替わった!?

『両さんと中川が入れかわっちゃった!?』

内容
両さん(香取慎吾)が、子供達と遊んでいて、派出所に戻ってくると
中川(速水もこみち)の様子がおかしい。
どうやら、AKB48のメンバーとフグを食べるという!!!
ワシが代わりに出てやる。。。という両さんであったが、、
そこに大原部長(伊武雅刀)がやってくる。

大東京美術館に“エンジェルダスト”という窃盗団が、
“ディーバの微笑”を奪うと犯行予告が届いたのだった。
中川によると、画家・三日月八雲が描いた“ディーバ”は三部作。
先日イタリアで盗まれたモノと、中川財閥所有の“ディーバの涙”があり、
一枚あたり、50億!!

厳重な警備体制を敷いた警察であったが、隙を狙われいつの間にか強奪!
“ワシなら。。”と屋上に張り込んでいた両さんの前に、
逃走しようとしているエンジェルダストのひとり・真奈美(島袋寛子)が現れる!
なんとか追い詰めた両さんであったが、あと少しのところで逃走!!
逃走に用いられたロープを伝い追いかけていたが、、力尽きる両さん。
その下に、中川が入り込み両さんは無事であったが、何か様子がおかしい。。。

中川と両さんの体が入れ替わってしまった!?

中川は病院送り。。。。自分を中川だと言いきる両さん。
魂が入れ替わったと、中川財閥の重役達にも発表!
が、、、、実は、すべて両さんの“企み”!!
とりあえず、AKB48と食事。
その後、両さんは、重大発表があると言い始め、、、、
資産300億という美術品をすべて売り払うと宣言!!

まもなく、中川の意識も戻り、両さんの企みはすべて露見。
大原部長、麗子(香里奈)、中川は、一芝居打って両さんにお灸を据える。

だが、、両さんの売り払い宣言を聞き、エンジェルダストが動き出す!
中川財閥に“ディーバの涙”を発見したからだった!
両さんを中川社長だと勘違い状態のエンジェルダスト
メンバーの真奈美、洋介(田中幸太朗)幸成(小柳友)は、
両さん誘拐作戦を決行!!!

中川を人質に取ったと中川財閥に連絡を入れても、受け入れられず。
そのうえ、派出所に連絡しても、、、無視。
実家に連絡入れても、信じてくれない。。。。寂しい両さん。


敬称略






“そりゃ、ぼくは先輩の代わりにはなりません、なりたくもないです”

両さんの企みとはいえ、入れ替わったことで、
両津という人物が、自分とは違うことをあらためて中川は知る。

それは、良いことであっても、悪いことであったも。。。。。。

そんなバカな、、『先輩』の身に危険が!!

悩んだ末、、中川の選択は

“この絵の価値をまったく分からない人もいれば50億の価値をつける人もいる
 専務が、あんな男って呼ぶ先輩も
 グータラで、金にがめつい最低の人だけど
 あの人のことを大切に思う人は、たくさんいる。
 ぼくもその一人だ”


そんな、、中川と両さんのお話。


まぁ、、、金持ちが勝手に売りさばいたのは、同情の余地はあるが
犯罪は、犯罪なんですけどね。。。。。

いくら“こち亀”だとはいえ、
その部分のスッキリ感がないため、、、ちょっとねぇ。。。

たとえば、中川はともかく。
“金持ちが悪い”というならば、他の2つの絵を悪い金持ちが持っていた方が
中川の“良さ”が見えて、納得出来たでしょうけどね。。。

それに、両さんがもっと無茶やっても良かったような。。。。


中川と両さんのちょっと良いお話なのですが、
ドラマとしての納得感は、あまりありませんよね。

惜しい感じなのにね!


これまでの感想

第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

コールセンターの恋人 第10話(最終回)おかえりなさい。。。。。

『最後の超大物クレーマー』

内容
青山響子(ミムラ)が、コールセンターから姿を消して1週間。
“相談窓口”の面々は、宇野(安田顕)を中心に落ち込んだまま。
それでも南極アイス(名取裕子)が救ってくれたコールセンターには電話が入る!

“福龍門お取り寄せ点心セット”を売っていた中継で、ミスをしたアイス。
そのことで、
相談窓口に連絡を入れ都倉(小泉孝太郎)の様子をうかがうアイスであったが、
青山響子が姿を消したと知り、アイスはショックを受けてしまう。
一方で、苦情を入れてくる客の大平(みのもんた)などは、アオキョーを指名。
相談窓口の面々は、アオキョーの凄さを知るはめになる。

都倉は、アオキョーの下宿先で近くの“なんでも屋”の大屋タエのもとに向かい、
アオキョーのことを聞くと。。。。一冊のノートを手渡される。
そこには、アオキョーが来て、彼女が調べた様々な商品の情報が書かれてあった。

こんなに、お客様のことを考えている人が。。。。
川辺(若林豪)の勧めもあり、アオキョーのことをブログに書き始める都倉。

そんななか、焦げないフライパン“こげへんやん”でまた失敗のアイス。
福龍門の点心とセットであったため、アイスは店に向かうと。。。。
そこには、、青山響子がいた!!!
初めてアオキョーと会った南極アイスは、その仕事っぷりに驚かされる。
相談窓口を辞めても、点心などのことを調べ上げていたからだった!


やがて書いていたブログが評判になり始めた都倉に出版社から単行本化。
“クレームの女王”は100万部突破し、“徹子の部屋”に出演するまでに!!
酒巻センター長(松重豊)宇野、八田(中島ひろ子)らと東京へ。
だが都倉は、出演した番組でMC黒柳徹子(本人)と話もせずに、
生放送の番組中に、アオキョーに呼びかけてしまうのだった!

そのころ、ラーメン店で番組を見ていたアオキョー。
店を出ようとした時、主人の山崎(大和田獏)が、声をかけてくる。
以前、父・研太郎(梨本謙次郎)と訪れたことのあるアオキョー。
娘・さとみと遊んだことがあるのを“黄色い水筒”の記憶とともに、
山崎が覚えていたのだった。
そこで、衝撃的な事実を知るアオキョー。。。。
20年ほど前、詐欺で逮捕された父は、その後、娘・響子の前から姿を消した。
5年前に亡くなるまで、山崎のラーメン店で働いていたという。。。。。

一方、都倉は、中島局長(柴俊夫)から、本社復帰を打診されるのだが。。。


敬称略





“生きてる手応えみたいなモノが、あそこにはあるんです
 もう少しだけコールセンターで、頑張らせてください。”


何かをつかんだ都倉。

やがて、深夜に無言電話が入る。

都倉は、、、、対応をはじめる。

“全国放送で、人の名前を連呼スルの辞めてください
 それだけです
“切らないで、待って下さい。
 水筒の水お持ちですか?ふたを開けて飲んでみてください。
 どんな味がしますか?
“しょっぱい
 こんなにしょっぱい水は、生まれて初めてです。

“1年前、ぼくがボロボロで、ここへ電話した時、
 電話に出てくれた女の人がこう言いました。
 人生はペットボトルの水と違う
 思い通りにならない人生を生き続けなさい。
 彼女の電話の声で救われた人はぼくの他にも大勢いるはずです。
 でも、彼女は今、独りぼっちじゃないかと思うんです。
 本当は幸せになりたいのに、どこかで独りで迷子になってるんじゃないかと。
 ここに電話してくる人はみんなそうです
 お客様の苦情は、より良く生きたい、もっと幸せになりたい
 だから、僕はココでその人の帰りを待っています。
 生き続けてください。あなたは独りじゃない。”



そして、、、

おかえりなさい。。。。。


そんな感じ。。大団円である。


前回、追い込むだけ追い込まれた青山響子
今回は、その後の顛末である。


かなり衝撃的な追い込まれ方をしましたが、
青山響子という人物を知って欲しいと思う都倉の気持ちが、
奇跡を引き起こしていった。。。

それは、、アオキョーの中にあるわだかまりを消すというだけでなく、
白い目で見ていた人たちも、変化していく。。

まさに、、ドラマ的展開ですね。

ま、、
以前使った、、劇中では1年前。の都倉の相談窓口への電話を
アオキョー自身がかけるという、、、なかなかいい展開である。

苦情は、より良く。。。より幸せにありたい。
そんな気持ちの表れだと。

父が亡くなっていたという衝撃展開でしたが、
戻る“場所”は、1つしかないため。。。。。
本当にいい追い詰め方でしたね。


最後の、、
おかえりなさい。。。。。まで、
かなり丁寧にアオキョーの気持ちと、アオキョーへの気持ちが描かれた、
ホントに良い感じの最終回だったと思います。



ドラマ全体を見て。
ちょっとコメディタッチ?それとも、、超人、、いや、主人公が際だつのか?
そんな状態から始まったドラマであったが、
やっていたことは、キャラをキッチリ描きながら、
普通に“仕事”としてこなしている人たちの姿を描いていた感じだ。
多少やり過ぎな部分はありますが、
その“普通さ”は、ドラマとしては、かなり希有な物語だったと思います。

だからこそ、1人の人間、、、都倉の成長物語として見ることが出来た感じだ。

ま、、逆に、盛り上がりに欠ける展開だったのも確かであり、
その部分をどう捉えるかで、
ドラマへの思い入れは違ったものになったということ。

見方によっては面白かったんだけどね。
こういう物語は、好みがありますから。。。。。


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第9話 第8話 第7話 
第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

任侠ヘルパー 第10話 崩壊

『正体がバレ、告白・自殺そして火災発生』

内容
彦一(草なぎ剛)達が暴れていた写真が、“ハートフルバード”へ伝わる。
そのうえ、暴力団の構成員という情報まで。
“ハートフルバード”から、日野弥生(中別府葵)がやって来て事情聴取。
りこ(黒木メイサ)は、何も話そうとせず。。。
それをみて和泉(山本裕典)は、自らの正体をバラシ
“極道がヘルパーやっちゃいけないんですか?”と問いかけるが、
日野は、“タイヨウ”とのフランチャイズ契約解除を通達する。

そのころ、病状の進行する羽鳥晶(夏川結衣)のマンションにいた彦一。
りこから連絡を受け、帰ろうとしていた彦一を涼太(加藤清史郎)が止める。
浴室に入った母・晶が気になると。
彦一が急ぎ向かうと、、手首から血を流す晶の姿。。。。。

病院に連れて行き、一命を取り留めた晶。。。だが、覚えていなかった。
症状を見た園崎所長(大杉漣)は、“タイヨウ”への入所を勧める。

その一方で、園崎所長から、
新しいヘルパーが見つかるまで残って欲しいと言われる彦一たち。。
だが、すぐに見つかるわけもなく、
晴菜(仲里依紗)たちヘルパーの彦一達への視線は変わっていき、
やがて“彼ら”がいるだけで、トラブルが起き始める。

晴菜“怖いです、一緒にいるの”

悪化していく状態。。。。
黒沢(五十嵐隼士)二本橋(宇梶剛士)六車(夕輝壽太)は、ショックを受ける。
黒沢“前より、良い感じがしてよ
  てめえがマシになった気がした
二本橋“わたしも。。
六車“それでもぼくらは堅気じゃない。。。

彼らの気持ちが伝わることもなく、、
そして、ついに、ヘルパーの大島陽介(山田親太朗)野村愛子(三浦まゆ)
古賀健介(高木万平)康介(高木心平)戸川由香(甲斐まり恵)が辞めてしまう。


一方、“タイヨウ”での暮らしが始まった晶。そして、、涼太。
日々、晶の病状は進行していく。
そんなある日、晶は、彦一に依頼する。連れて行って欲しいところがあると。
向かったのは、涼太の父・藤堂慶太郎(陣内孝則)の元だった。
涼太のことを藤堂に頼む晶。。
すると、厚生労働省老健局の役人である藤堂は、彦一に
“自分たちの世界にさっさと戻れ”と意味深な言葉を告げ去っていく。。。

そして、マスコミでも“タイヨウ”のことが取り上げられるようになっていき、
騒ぎが大きくなっていく。。。。

ついに、
六車“これ以上居てもタイヨウにとってマイナスにしかなりませんよ”
去っていく六車。。。。
その六車は、鷹山(松平健)のもとに向かい。。。。。。。

そんななか、タイヨウで火災が発生!!!


敬称略


↑どこで切って良いか分からないため、、、あれこれと。。。
いや、、、これだけ盛り込まれたら、目離し出来ません!!


先ほどまで、、、戦国侍だった男が、、、ヘルパーに変身!!

晴菜『この人達は、ヘルパーなんです!
  利用者さん達を支えるヘルパーなんです



追い詰められていく、彦一達。。
それとともに、崩壊していく『タイヨウ』

って言うお話ですね。

悲しいことに、、事件を大きくしているのが、晶っていうのが。。。

涼太くんのこともあり、切なさを誘う部分であります。


それにしても、
施設の普通の人たちの気持ち。。
彦一達の気持ちの変化。
そして、、施設の人たちの彦一達への視線。

様々な気持ちを絶妙に重ねながら、
みごとに、、、そして、完全なまでに追い詰めていきましたよね。

良いことも悪いことも、すべてひっくるめて
かなり丁寧に描いているのが、好感を持てる部分ですね。

それに
最終的に六車が、鷹山の意図にたどり着いているのが、、、唯一の救い。




次回最終回。
ここまで混乱状態になったモノを、どうやって終息させるのか?
鷹山の意図は、キッチリ表現されるのか?
和泉がたどり着く真実はあるのか?

そして、、、晶と涼太は??

と、、見どころは盛りだくさんである。

もちろん、彦一達が、どのように歩み出すかも注目です。


いまのところ、解決策が見えませんよね。。。
いや、1つあるか。。。。

とりあえず、次回が楽しみである。


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科捜研の女 第10話(最終回) 涙を流す死体

『泣いた死体!?目の中に残されたDNA!!


内容
冷凍車の中からトランクに入った女性の死体を見つける配送員(福本清三)
マリコ(沢口靖子)土門(内藤剛志)乾(泉政行)らが駆けつけるが、
女性の身元を示すようなモノは全くなかった。
ただ、、クビには、、、ロープが2本。。かなり奇妙な結び方だった。
風丘(若村麻由美)の検視で、首に残された索溝の形は、斜め。
自ら命を絶った可能性もあった。
だが、近くにはかきむしった痕“吉川線”が首にあったため、
他殺の可能性も出てくる。。

まもなく、歯の治療痕から藤吉友美(岡あゆみ)という派遣社員と判明する。
家宅捜索したところ、証拠隠滅が行われた痕跡。。。だが、、遺書もあった。
そして
“私が死んだら、泣いてくれますか”という意味深な言葉が残されていた。

そこで、以前勤めていた会社の元同僚の証言から、友美は人付き合いが苦手で、
友人と呼べる人は、誰もいなかったという。。
ただ、“東山小劇場”という劇団の女優・川瀬春奈(野波麻帆)が友人だと。
すぐにマリコ、土門らが、春奈のアルバイト先に向かうと。。
“恨みを買うようなことはない”と言いきる春奈。

一方で、トランクのキャスターの付着物成分・藍色の合成染料が存在する、
ジーンズの染色工場を配送ルート上に発見。。すでに、廃工場だった。
伊知郎(小野武彦)の成分分析から、犯行現場だと断定。
が、、その一方で、日野(斉藤暁)の分析で、遺書の筆跡は友美のモノ。

分析を進めれば進めるほど、
自ら命を絶ったのか?それとも他殺なのか?分からなくなっていく。。。

やがて、結び目の特殊さから、春奈が浮かび上がる。
自ら命を絶とうとしていた友美から、春奈は協力を頼まれたということだった。
すぐにロープがほどくことの出来るようにした春奈は、
辞めたい時は、、、、と最期の時まで止めようとしたという。
だが、友美は。。。。。死を選んでしまった。
事件はすべて解決。

ただ、マリコは、吉川線のことが気になる。
春奈の証言どおりなら、つくはずのない吉川線。
そんなとき、土門が、春奈が妙なことを言っていたとマリコに伝える。
“トランクにつめる時、友美の顔が泣いていた”と。。。
そして、日野の分析で、
遺書が、劇団スポンサーの坂東雄一(土屋裕一)の元に送られていたと判明。

マリコの頭の中で、ついにすべての疑問が繋がっていく

敬称略


土門“科学が証明したんだよ”

マリコ“人と人が接触すれば、必ず証拠が残る”


1人の女性の死
自ら命を絶ったのか?それとも他殺なのか?
証拠は、2つ浮かび上がってくる。。。
分析しても2つ。。。

だが、、1つの疑問が、真相に繋がっていく。
なぜ吉川線はついたのか??

そんなとき、、、遺体が泣いたという証言が、すべてを変えていく。。。


っていう感じですね。


自殺ほう助。。。その中に行われた、殺人事件

涙というのが、、なかなか良い感じですよね
もちろん泣くわけがないのですが、、、

無念の思い。。と結びつけているのが、面白いところ。

事件自体も、いくつものミスリードと、ミステリー感が織り込まれ
どの部分をとっても、面白い展開になっていたと思います。

やはり、謎解きは、これくらいでないとね!

まさい、科捜研だからこその事件だったというところですね。

最終回。。。SPじゃなかったのは残念ですが、
面白いお話だったと思います。



ドラマ全体を見て
“新”がとれてしまった“科捜研の女”

主要登場人物に変更もなく、変わったことと言えば、
父と娘の時間が無くなったことですね。その代わりに土門との時間が多くなった。
ただ、そうすることで、主人公はマリコ。。と言う状態から、
チームでの捜査が見え始めたのも事実であり、
雰囲気も、
“木曜ミステリー”というよりも“事件のオモシロ味”に重点が置かれた感じ。
素直に謎解きを楽しむことの出来る“謎解きドラマ”に昇華された
という印象である。
たしかに、慣れないと、、詰めこみすぎの印象もあるのだが、
どのお話をとってみても、満足のいくお話が多かったと思います。

惜しいのは、やはり、メンバーのキャラが見えにくいところがある部分。
伊知郎&マリコだけでなく、土門&美貴にしてもそうだ。
このあたりも含めて、もう1歩キャラの描き込みが欲しかった部分ですね。
ファンとしては、この部分の“味”が、良いスパイスだったと思いますので!


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第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話2hsp

赤鼻のセンセイ 第10話(最終回)卒業式

『生と死と愛の卒業式!』

内容
和田(須賀健太)の容体が急変し意識混濁状態に。
動揺する参太朗(大泉洋)であったが、“約束”だからと、
絹(小林聡美)七瀬(香椎由宇)八重樫(神木隆之介)田中(高良光莉)が、
見守る中、必死に病室の前で授業を開始する参太朗

絹『石原先生にしかできない授業でした』

翌朝。。。意識を回復し持ち直しはじめたワダッチ
そんななか、八重樫の退院が桜山院長(上川隆也)から伝えられる。

残り1ヶ月で院内学級が無くなる!
ということは、、、みんな、学校を出て行くと言う事!!
ならば、。。。と、参太朗は“卒業式”を思いつく!!

絹、権田(光石研)西森(平岩紙)らの了承を得た参太朗は、
生徒たちにも“卒業式”の開催を発表する。
そのことを、七瀬に伝えると。。和田の状態は、そこまでではないと聞かされる。
クリーンルームから出ることは出来ない!!ワダッチは参加できない!!
ショックを受ける参太朗であったが、

絹“参加させればいいじゃないですか”

桜山真院長、横山一(尾美としのり)千紘(能世あんな)遠野治雄(高橋努)
看護師の樋口陽子(住谷念美)牧村優(田島ゆみか)滝川琴美(工藤里紗)
近藤ミチル(入山法子)らからの応援を受けた参太朗は、

“画期的!?”なことを考えつくのだった!!


そしてついに開かれた、卒業式。。読み上げられていく生徒たちの氏名。。

本間ゆうた、野口百花、森口想、山田光輝、佐伯陽向、森村千佳
田中香、八重樫守

そして、、、、和田雅樹。。。。。。


敬称略


↑わざと、盛りだくさん。。。である。


と言う事で、最終回!


八重樫『笑ってるって。。。。
  先生、人は笑うために生きてるんだよね
参太朗『そうだ。そうだよ。

そして、、、、

参太朗『ここにいる人たちは、当たり前だけど
  みんな。命とまっすぐに向き合っていました。
  教えるどころか、学ぶことばかりだった。
  ぼくは、ここに来て良かった。。そう思います。
  僕はここに来て確信したことが1つだけあります
  人は笑うために生きている。
  やっぱりぼくは、そう思います。
  ここに来て、みんなの笑顔が見れて、よかった


物語の方は、ワダッチの病状と院内学級の行く末
2つのことを組み合わせて進んでいく。。。

院内学級が無くなるなら、卒業式!!

参太朗による、、、奇跡の卒業式が開催!!

その一方で、本当の奇跡も発生する!!

そんな感じですね。



和田のことをどう片付けるかが気になっていましたが、
前回のネタフリ通り。。。ということですね。

その一方の、院内学級もね!

個人的には、『卒業式』というところに、驚いた感じですね。

あ!その手があったか!!
である。
何かしなきゃ、格好つかないしね!参太朗だし


最後は、それぞれにエピローグもあり、キレイにまとまった感じである。
“成長”が、いろいろな部分で垣間見ることも出来たしね!



それにしても
役柄。。と言うのもありますが、
神木隆之介さん、、、キレがありますよね。メリハリもシッカリしてるし。

あ。。それはいいや。

それにしても。。耕造。。。父の登場の方も、驚きましたけどね。

あ。。。これもどうでもいいや。



ドラマ全体を見て。

序盤、どの方向に向かうのかがハッキリと提示はされませんでしたし、
散りばめられている参太朗の笑えないギャグのおかげで、若干迷走。
だが。。。参太朗が感じていく姿が描かれるにつれ、
“なんとなく教師になってしまった男の成長物語。”
と言う感じの本当に丁寧な、ヒューマンドラマになったと思います。

時にシリアス。。。そして、時にファンタジーっぽく。
でも、“現実”も誤解のないように描く。。。って感じですね。

個人的には、“死”というモノをどう描くのか?が一番気になっていましたが、
その部分も、
若干、反則気味ながらも、逃げずに描いたことには感心させられました。

ただまぁ、、結局、好み、、、なんですよね。
大泉洋さんという個性の強すぎる俳優を受け入れることが出来るかどうか?
展開を考えれば、暴走気味の参太朗など、
様々な表情を見せなければならないため適役だったと思うのですが、
好みって、絶対にあるわけです。
そこが“数字”に現れなかったということでしょうね。

結構、面白かったんですけどね!
生徒たちの変化だけでなく、参太朗の変化も、最終回をみればすべて分かるし!
それくらい丁寧に描いていたんですけどね。。。。。
逆に、こういうドラマが受け入れてもらえなかったことの方が、
わたし的には、残念な気がします。

奇抜なだけ、ショッキングなだけで内容が無いモノなんてたくさんあるし、
そういう物語の方が、目を惹くのは分かるんだけどね。。。。

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救命病棟24時(4) 第5話 救命の女たち

『こころを救う救命医』

内容
妙に機嫌のいい看護師の横溝静香(市川実和子)
どうやら、来週、恋人と久々に再会するらしい。。
千夏(北乃きい)らは、いつもと違う様子に戸惑うばかり。

そんななか、急患が入る。
星野美紀という少女がパチンコ店の駐車場の車に置き去りで連れてこられた。
小島楓(松嶋菜々子)たちの処置により一命を取り留めることに成功。
美紀の母に注意をする小島であったが、
“子供が居ないクセに”と逆ギレされてしまう。
戸惑う楓であったが、そこへ、母・梓(赤座美代子)が訪ねてくる。
救命医に復帰した楓のことが心配でやって来たのだった。
婚約者を亡くし、それから独り身である楓。。。母の気持ちに戸惑ってしまう。

一方、山城紗江子(木村多江)は、
そのスキルの高さから看護師長・堀田(山野海)らからも頼りにされ、
残業の要請に応えてばかりで、息子・剛史(浜多恵韻)を母・恵子に預けたまま。
ある日、剛史から“嘘つき”と言われ、動揺する紗江子。
その日の急患への対応でミスをしてしまい、進藤(江口洋介)から注意される。

“医者や看護師がどういう事情を抱えていようと、患者には関係ない”

そのころ、小島楓が担当している腰痛の患者・柏木聡子(りりィ)は、
精密検査の結果、末期のすい臓ガンであることが判明する。
駆けつけてきたアパートの大家・藤原幸子(松本じゅん)の話では、
聡子は身寄りがない。。。独り身だった。
告知をすべきかどうか、悩みはじめる楓は、進藤に相談する。
“おまえが患者の立場だったら、どうしたい?”
問いかけられた楓は、“自分らしく過ごしたい”と答える。。。
告知する気持ちが固まった楓は、その事を聡子に伝えるのだった。

そんなとき、非常階段から転落したという少年が運ばれてくる。
紗江子の息子・剛史だった!
澤井(ユースケ・サンタマリア)の適切な処置で、とりあえず無事であったが、
その日の夜。剛史が病室を抜け出し。。。。。。。
まもなく、澤井が剛史を見つけ、
澤井“君のことをとても大切にしている
  いつだって君に会いたいと思ってる
  だけどママは、それを我慢して患者さんを助けているんだ。
  凄いことだと思わないか
  ママはきっとトリケラトプスみたいに強いひとなんだ

同じ頃、聡子の容体が急変し。。。。。。


敬称略



一人の患者の死を自分と重ねる小島楓。

楓“彼女、独りで死んでいったんです
  泣いてくれるひとも、悲しんでくれる人もいなかった
進藤“彼女は独りで死んでいったんじゃない、お前が居たじゃないか

なんとか慰めようとするが、、、、
弔問に訪れた楓は、驚く。。。。独りではなかった。
教師をやっていた時の教え子達がたくさん訪れていた。。。。


楓“私、救命にいて、幸せなの
  おかあさんが思う幸せじゃないけど、
  それで一生独り身だったとしても、後悔しないと思う


そんな感じのお話。。。

と、、、
子供のことを話さずに仕事に就いていた紗江子をみんなが理解する。。

という2本立て。

言ってみれば、、救命の女たち。。。って感じだ。


とはいえ、、、俳優の格の違いというのもあるのだろうか。。。

小島楓は、自分のコトについてであり、自己解決。

紗江子も自分のコトであるが、チーム解決。

と、まったく違う印象の物語を組み合わせている。



どちらも、オモシロ味のあるお話ではあったのだが、

両者の物語に、ほとんど重なりがないために、
“第5話”という物語で見た場合、
なんだか、、散漫に見えないこともない状態である。


澤井なんか、
このドラマの主人公は澤井ではないのか?と思うほどの活躍である。

それに比べて、進藤は。。。。。


それぞれに面白かったんだけどね!
丁寧に悩みを描いているし、、、事件も発生しているし。。。
次に進むきっかけになっているしね!!

ただ、澤井、進藤を絡めた、この描き方の違いが、この後に繋がってくるのかどうか??

少し気になります。


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第4話 第3話 第2話 第1話

ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~ 第9話 引き裂かれる絆

『引き裂かれた絆』

内容
練習後に雨の中を歩く菜月(相武紗季)に声をかけ、
傘を貸そうとした直輝(山下智久)であったが、突然抱きしめられる。
でも、用事があるからと、直輝は菜月の腕をふりほどき、
バスで実家に帰る予定の莉子(北川景子)のもとに走っていくのだった。

雨の降る中、傘も差さずにやってきた直輝に驚く莉子。
すでにバスの時間に間に合わないため、莉子は直輝を家に招く。
練習が長引いたと謝る直輝であったが、そこに、莉子のケータイが鳴り響く。。
。。。。菜月だった。
“私のせい”で遅れてしまったことをわびた菜月は、
シーズン前の大事な時期、風邪をひかないようにして欲しいと莉子に告げる。
ほどなく、食事から帰ってきた麻衣(貫地谷しほり)秀治(溝端淳平)から、
練習が早めに終わったと聞かされる梨子は、ショックを受ける。。

一方、莉子に言われたこともあり、家に帰った直輝であったが、
菜月とのことが、頭から離れずにいた。。。。

数日後、莉子が実家に帰っている中、
麻衣は、宇都宮(永井大)らを招き、すき焼きパーティー
すっきりと、秀治のことも告白、、、ついでに、宇都宮の誤解も解ける。
そんななか直輝は、莉子とのことは川崎(伊藤英明)が帰ってから直接伝えると
麻衣に伝えるのだが、逆に、、莉子がバイトを辞めたことを知らされるのだった。
そのため、少し元気がないと。。。。

心配になった直輝から連絡をもらった莉子。
父・光男、母・晴美たちから、
バイオリンを辞めて帰ってきてもいいのではと。。。。。。

夢に迷いがでている莉子は、アルバイト先の本屋の麻衣を訪ねるのだが、
そこに、菜月が現れ。。。。。。。。
莉子が浮気をしている、、そして、夢よりも現実を。。などと言われる莉子。
だが、、
莉子“直輝の夢をバカにすることだけは許せない”

そのころ、JCアークスのロッカールームでは、
代々木(金子ノブアキ)と金沢しおん(小松彩夏)の関係を見た直輝が。。。


敬称略




物語としては、


菜月の登場で、心が揺れ動く直輝。。。
莉子のことを気遣ったがために、直輝と莉子の間に亀裂が。。。

直輝に疑惑を感じ始める莉子。
夢を諦めかけているという弱い状態というのもあり、
菜月の攻め、、、、いや、、責め?に動揺

それぞれが、自分の気持ちに戸惑いながら。。

莉子“どうして、そうやってごまかすの
  知ってるんだからね、全部ウソだって知ってるんだからね。
  どうして、そんなウソをつくの?
直輝“ウソつく気はなくてさ、言ったら莉子が気にするかなって思ってさ
莉子“私のことより、菜月さんのことの方が大事なの?
直輝“莉子はオレと菜月のこと知らないだろ?
  でも、莉子にはそう言うこと言って欲しくない。
莉子“私とだったら、傷のなめあいだから?
  劣等感もなくふわふわとやっていけると思ったから?
  私はいつも、直輝のことだけを見てる。
  なのに、、どうして、直輝は、私のことだけ見ててくれないの


その後、自分の気持ちを確かにするかのように、本気で菜月と決別の直輝
直輝“オレ、菜月には感謝してる。
  でもオレは、もうオレの道を行くから

一方で、揺れ動く莉子の元には、川崎登場!


そんな感じの物語であり、
主人公達の気持ちの変化などを、かなり丁寧に描いていて、
そこに、、、

“夢”と“現実”を重ねているのは、分かるんです。

前回、かなり強引に三角関係、、いや、、四角関係の再構築に成功し、
人間関係のオモシロ味は、出ていますよね。。。


けどね。


ただ、どうも、
直輝というキャラに、、“間がない”というか、、、
もう一歩裏の気持ちの表現が、少なすぎるというか。。。

結果的に、ドタバタしている印象しか残っていないんですよね。

あくまでも、雰囲気なんですが、、
一部、撮れていないところがあるのかな???

簡単に言えば、抜けているカットがある!?

というのも、、、
莉子はともかくとして、、、
直輝。。。莉子の家、ロッカールームを往復しているだけだよね。
かなり極端に見ていますけど。。。。莉子の家付近の登場。。4回くらい?

途中、自室のカットがあるため、時間経過などは見えるのだが、
どうも、、、どこまでの時間経過があるのかが分かり難いよね。。。。

時間の経過って、感情、気持ちの変化でもあるわけであって、、
それが見えにくいって言うのは、、ちょっと。。。ねぇ。。。。


莉子の方は、結構いい感じに見えるから、、
逆に、直輝に、物足りない部分を感じてしまうのでしょう。


とりあえず、
ドラマとしては、面白く見ることが出来ているので、
ようやく、いろいろなことが動きそうなので、期待をして待ちたいと思います。



そういえば、宇都宮、、アッサリ、、、、でしたね。
かなり拍子抜けな感じ。。。“よく誤解がある”とも言っていたしね!


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第8話 第7話 
第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

天地人 第36回 共に天下を守れ

『史上最大の密約』

内容
慶長4年
前田利家(宇津井健)が亡くなった、その日の夜。
福島正則(石原良純)加藤清正(高橋努)らが挙兵し、
三成(小栗旬)の屋敷に夜討ちをかけた。
三成の手の者から知った、景勝(北村一輝)兼続(妻夫木聡)実頼(小泉孝太郎)
三成は、家康(松方弘樹)の屋敷に逃げ込むという秘策に打って出た。
これですぐには手を出せない状態に。。。。

実頼は、景勝らに三成を救うべきだと訴えるが、
兼続は、ある秘策があると、淀(深田恭子)の元を訪ねるのだった。

まもなく、淀から使者がでたこともあり、家康は、三成と対面し、
蟄居の処分とするのだった。

その後、家康は伏見城に入城し、秀頼の後見となったことで
事実上、天下を握ることになる。
状態を見た兼続が、毛利輝元(中尾彬)に訴えかけ、輝元は家康を詰問するが、
家康は、意に介さない。
それどころか、三成が家康を闇討ちしようとしていたことや、
兼続と景勝の関係を持ちだしてくるのだが、
景勝は、亡き秀吉(笹野高史)の遺言を反故にしているは家康であると言いきり、
兼続も景勝の言葉を持って、家康の真意を問うのだった。
だが、まったく家康は聞こうともせず、会津に帰れと景勝に命じる。

景勝と兼続は、その言動を家康の挑戦状であると考え、帰国を決断する。
その日の夜。兼続は、お船(常盤貴子)に慰められ、決意を固める。

やがて、旅支度を調えた上杉軍。家臣を前にして、景勝は帰国を伝える。
そして、、菊姫(比嘉愛未)らに、景勝は。。。“すまぬ”と。。。
上杉軍は帰国の途につくのだった。

そんな道中、兼続は、蟄居中の三成を訪ねる。

三成“今では天下人に一番相応しくない者が天下人じゃ。
  もうどうすることも出来ぬ
  お前には人がついてくる。
  その力こそ、豊臣の天下の守りになると、殿下は見抜かれていたのであろう。
  家康をこの事態に招いたのはオレだ。
兼続“私利私欲なく誠実なこと、心あるモノは誰でも知っておる

兼続は三成の気持ちを受け止め、
秀吉が残した“遺言”。。。。
“共に天下を守れ”について、語りはじめるのだった。


敬称略


↑もう、メンドーなんですモードである


まぁ、、ハッキリ言って、
兼続と三成の密談は、明らかにヤリスギなのですが、
2人がバラバラになってしまうのだから、

どこかで、視聴者に彼らの“意図”が見えなければならない。

そういうことなのでしょうね。
見ている人たちが皆、歴史好きじゃありませんしね!!

細かい部分はさておき、
ある意味、定番のネタと言って良いでしょう。

彼らが考え出した“作戦”も分かり易く描いているし、
その後の結果が、どうであったとしても、
いや、、言う必要さえないこと。

でも、彼らが目指そうとした気持ち。。。
それが描かれたということは、結果がどうアレ、
“劇的な瞬間”が、一瞬でも見えたのは
ドラマとして、オモシロ味があった“密談”だったと思います。

そう。
わたし的には、ヤリスギな気持ちが多少なりともありますが、
まぁ、一般視聴者に気持ちを知ってもらったりするには、
今回の密談は評価に値すべきお話だったと思います。


序盤からの家康の陰謀なども、
景勝の行動を含めて、分かり易かったですし、

前回と同じく、ホームドラマ風の今作にあって、
“大河ドラマ”という雰囲気だけは伝わってきたお話であった感じである。


何度も言いますが、
細かいことなんて気にしたって仕方がない。
ドラマなのだから、どこかで目をつぶらなければならないことはあります。


まして、
ここで主人公が理想論や夢を語らなければ、意味なんてありませんから!!
ま、、それ以前に、2人の友情を描かなきゃ、意味ありませんし!!



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