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レベル999のFC2部屋

ぼくの妹 第7話 櫻井さんと九鬼と妹、そしてぼく

『最後のケンカ』

内容
櫻井(大滝秀治)の容体が急変し、最期の時が迫っていた。
藤得医師(神尾佑)から夕方までもつかどうかと告げられる盟(オダギリジョー)
身内と言えば九鬼(千原ジュニア)しかいない。。。
すぐに連絡を入れるのだが、、繋がらない。
そこで、颯(長澤まさみ)に連絡すると、浦和の植木市にいるという。
九鬼に気持ちのある颯に頼むわけにもいかず、電話をかけ続ける盟。
すると、、九鬼がやってきた。。。颯が、直接行ったようだった。
盟に導かれるようにベッドの横に行く九鬼。
朦朧とする意識の中、櫻井は“研次”のことを頼むと盟に。。。
そして、、故郷“寄見”と、、言い残し臨終を迎えた。
そんななか、盟は櫻井が九鬼の父であると伝えると、、、動揺する九鬼。

“父親なら手は握らない、もしそうなら来る必要なかった”
と言い残し、立ち去っていくのだった。

植木市に帰ってきた九鬼は、颯がいることに憤慨する。
そして、、
“言いたいこといくらでもあったのに
 父親ならそうだといえ。ひきょうだ”
と櫻井が残した手帳を投げ捨てる。

しかし、颯は手帳を拾い上げ
“これ櫻井さんの手帳ですか
 これ遺言だと思います、櫻井さんの
 捨てちゃダメですよ
 私の父は何も残してくれなかった。
 寂しかった
 今でも寂しいから。”

その日の夜。櫻井のアパートに盟はいた。
が、、、そこには、九鬼どころか、颯もいない。
颯に連絡を取り続けても繋がらない。。。。
そしてやっと繋がったと思ったら、明らかに九鬼といた!!
盟にとって、最悪の状態になってしまっていた。


敬称略



状況としては、櫻井が一人死んだ。
ただ、それだけのお話なのである。

が!

今回は、急激に物語が動きだしたような感じです。

何と言っても、主人公の一人・颯。。。。が、
気になる状態から、一気に想いを寄せていった感じですよね。

“暴走”とまでは言いませんが、

前回までの状態よりも、
完全に、九鬼の気持ちにシンクロしている颯がキッチリと表現された感じだ。

“これ櫻井さんの手帳ですか
 これ遺言だと思います、櫻井さんの
 捨てちゃダメですよ
 私の父は何も残してくれなかった。
 寂しかった
 今でも寂しいから。”

ホント。。。これだけで、物語が動いた。
同情ではなく、、愛に変わったのかも知れません。

父という家族を失っている颯にとっては、
そんなちっぽけなことであっても、家族が残してくれたモノ。。。
父との絆。。とでも言えばいいでしょうね。

そんな状態を感づいた盟
盟“最悪だと思った
  九鬼が妹を奪った
  間違いのない事実だ
  そうなる妹もどうかしているが
  九鬼はひどい
  今日は自分の父親の通夜なのだ
  どんな事情があってもここにいるべきだ
  絶対に許せない

盟の颯の想いだけでなく九鬼への気持ちも分かった瞬間ですよね。


ただ、櫻井が死んだだけなのに。
大きく物語が動いた感じである。

いや、正確には、今まで抱いていた“想い”が、
より一層深くなった。。。。ということなのでしょう。


颯“あの人、不器用なんだ
  東京へ出てきて何をやっても上手くいかなくて
  これといった夢もなくて
  私も一緒。。。よく似てる。
  自分が何をすればいいのか、
  それがずっと見つからなかった。
  昨日ようやく分かったの
  植木市で花を売ったの凄く売れたの
  売ってて幸せだったの
  花を買う人ってみんなイイヒトなのよ
  そう思って買っていくの
  私は、幸せを売ってるんだって
  これって、いい仕事だって。
盟“俺は上手くいくと思わないぞ
颯“今度こそ上手くいく



セリフだけを並べた感じになってしまいましたが。
キレイに流れは、ありますよね。

やっぱり、
理不尽な争いを見るよりも
意味ある争いを見ているほうが、納得感がありますし。
そこに気持ちがあれば、説得力があると言う事だ。


もしかしたら、、
良い感じのドラマになっているんじゃ?

そんな気持ちになってきています。


これまでの感想

第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

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天地人 第22回 真田幸村参上

『真田幸村参上』

内容
真田家より使者が上杉家にやってきた。
それは、真田家当主・真田昌幸(岩松了)の娘・初音(長澤まさみ)であった。
徳川に狙われているため、味方をして欲しいと言う
戸惑う、景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)
秀吉のことも考え、辞めるべきと泉沢久秀(東幹久)は進言するが、
“これも上杉の義”として、盟約を受けることを了承する景勝。
その事を兼続から聞かされた初音は、信長、秀吉とすべては真田を守るためと。

そんな折も折、父・惣右衛門(高嶋政伸)が
弟・小国実頼(小泉孝太郎)と見知らぬ女性を連れやって来る。
なんと、兼続、与七より年下の“新しい母”およし(西原亜希)!?
お船(常盤貴子)らとともに、戸惑うばかりの兼続であった。

そして、ついに、上杉家に、盟約の証としての人質が春日山に送られてくる。
真田昌幸の次男・幸村(城田優)だった。
人質ではなく、客人として扱うという兼続。

迎えて早々、その幸村の仏頂面を見て槍勝負を申し込む久秀。
久秀は勝利したが、、翌日。久秀の槍が紛失し、幸村を疑いはじめる。
盗みに加担したかどうかさえ言わない幸村。
すると今度は、幸村が久秀に勝負を挑み、幸村が勝利を収める。
だが、心を開こうとしない幸村をみて、兼続は海の見物へと誘い出す。
人を信じないという幸村は、裏切られる前に裏切るのも上策と言い放つ。
それでも、人は信ずるに足りるものと。。。兼続。

そんななか真田家から書状が届く。
徳川が上田城に軍を向けたという知らせであった。
盟約に従い援軍の準備を整えはじめる上杉軍。
すると、兼続は、幸村を呼び。。。手勢を連れ、真田に戻れと。。。。
人質が無くとも援軍を出すという兼続の言葉に戸惑う幸村。

幸村『なぜ。そこまで。。。
兼続『それが上杉なのじゃ



敬称略



今回は、
上杉と真田の盟約。

そこに人質としてやって来た若武者・真田幸村

人は裏切るモノであると、人を信じない幸村に
人は信ずるに足りるという兼続。

そんなとき、徳川の大軍が上田城へ迫る!!!

援軍を向けることを決定した上杉軍

すると、、、兼続は、
真田家を救いたいなら、。。と帰ることを了承。



あとは、援軍と幸村の活躍で、大勝利の真田。

そして、、、人を信じるという兼続の心に打たれて。。。

幸村『真田幸村、このたび、直江兼続様の弟子となるため戻って参りました


である。

まぁ、
なかなか、ドラマとして面白いお話ですよね。

『主』を変えることで、真田家は守られてきた。
それは、裏切りに続く裏切りの連続

その一方で、人を信じる。。。上杉の義

まさに、
イデオロギー対立の再来と言って良い状態ですよね。

でも織田との意味不明な対立よりも、分かり易くて良いです!!

信じるか、信じないかという単純な図式であるというだけでなく、
戦での勝利という結果が見えるというのも良いところ。

誰が見ても分かり易く。。

そんな感じのお話ですね(笑)


ほんと、ベタと言えばベタですが、
久秀達、重臣らもキッチリ表現しているし、

こういう人間関係の表現こそが、『連ドラ』として、最も重要なこと。

きっと今回のことが、『いずれ』、、幸村の行動に表れるでしょうし。

普通に面白かったと思います


なんかまぁ、、普通の現代劇みたいだけどね。
ま、、いいや、、楽しいから。


それに、、もうヒトコト。
ついに初音の状態を表現したことによって、
今回は、ほぼ納得感のある状態でしたね。


こういう感じであれば、、、、
過去は水に流すことにしましょう


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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第9話 創られた想い

『創られた想い』

内容
元第五研究所での戦いで、ボロボロになってしまったエド。
体は無事だったが、ナンバー66の言葉にアルの心は乱れてしまっていた。
エドによって作られた“まがいものの魂”ではという疑念を抱きはじめる。
ロス少尉、ブロッシュ軍曹に“大人”として怒られた後
そんななか、オートメイルが動かなくなってしまったことをウィンリィに
連絡を入れるエド。。。
が、アルの様子がおかしいことに気付くのだった。
そして、セントラルにオートメイルの修理にやってきたウィンリィに、
アルのことを、相談。。。

そして、、整備が完了したのを見ていたかのように、
強引に、ヒューズ中佐の娘・エリシアの誕生会に招かれるウィンリィであった。

翌日。エドとアルのふたりのところにやってきたウィンリィ。
が、、、ふたりは、、、

“僕は好きでこんな体になったんじゃない
 この空っぽの体で、何を信じろって言うんだ!
 記憶だって突き詰めれば、ただの情報でしかない
 人工的に構築することも可能なはずだ
 兄さんは。。。前に、僕に、怖くて言えないことがあるって言ったよね
 それは、もしかして僕は
 魂も記憶も、本当はすべてでっち上げた偽物ってことじゃないのかい!?




ついに心の中にあった疑問。。。
そして、、ナンバー66の言葉により、心をゆらされたアル。

その思いを兄にぶつけるお話だ。

本当は、魂も記憶もすべて、あるが作ったモノではないのか???

である。


でも、、兄弟。。“きっかけ”さえあれば、仲直りは出来る。

ウィンリィ“アルのバカちん!
  エドの気持ちも知らないで
  エドが怖くて言えなかったってことはね
  あんたが自分を恨んでるんじゃないかってことよ
  それなのに、、
  自分の命を捨てる覚悟で、偽物の弟をつくるバカが
  どこの世界にいるって言うのよ
  あんたたちは、たったふたりの兄弟じゃない!


そして、、兄弟たちは、兄弟のように育ったウィンリィから、、導かれ。
お互いに、、、体をぶつけ合って。。。。


ウィンリィ“口で言わなきゃ伝わらないこともあります
ヒューズ“男ってのは、言葉より行動で示す生き物だから
  苦しいことはなるべくなら、
  自分以外の人に背負わせたくない
  心配もかけたくない
  だから、言わない
  それでもあの兄弟が弱音を吐いたら
  そんときは、キッチリ受け止めてやる。それでいいんじゃないか


体をぶつかり合わせるという行動で示し、
想いが伝わったかのように、心を言葉でさらけ出す。

良い感じのお話でした。



たしかに、分かりにくさというのはあるんですけどね。

それ言い出したら、原作だって。。。。。
ってことである。

まぁ、“行動”で、理解し合うだけで十分だろうね


今回は、結構いい感じでしたね
原作で何話だとか言い始めると、きりがありませんが、

前半は、どうなるかと思った内容でしたが、
後半になると、キッチリとぶつかり合いましたしね!

やはり、時間配分によって、印象が変わるってことでしょうね。

わたし的には、後半は満足感があった感じだ。




そういえば、セントラルの駅で、、師匠達、、登場させましたね。
やらないのかと思っていたので、一安心。


次回、、、一気に、葬式までですか。。。。。


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フレッシュプリキュア! 第18話 プリキュアに会いたい!

『プリキュアに会いたい!小さな女の子の願い!!』

内容
美希の弟・和希が倒れたという知らせを聞いて病院へ向かうラブ、美希、祈里。
無事だったので一安心。
でも、、そこで、千香ちゃんという少女と出会う。
どうやら“プリキュア”が、大好きのようで、手紙を書いたという。
お母さんの話では、明日の手術を怖がっていて、、、
話を聞いてラブは、
“プリキュアに、来て~って頼んであげる”と約束するのだった。

そして、千香ちゃんのために、変身する3人は、
急いで病院に向かおうとするが、、
目の前に、テレビ塔をナキワメーケにしたウエスターが現れ。。。。。







っていうか、、敵も登場していないのに、
変身するって。。。。いいのか。。。。

正義の味方の大盤振る舞いだな(笑)

でも、ラブたちの優しさは、存分に伝わってきた感じである。

いやまぁ、それ以前に、シフォンが、、、
サスガ“妖精”!!!

“夢だったの。。。ヤッパリ来てくれてたんだ。。”

良い感じですよね。

ま、、変身して、移動するって言うのは、ヤリスギですけどね!!



ということで、ウエスター!!
いったい、何週連続なんだよ!!!!

テレビ塔をナキワメーケにしている時点で、
ウエスターのキャラを考えれば、ネタはバレバレだけどね。

ウエスター、町中に醜態をさらす!!である。

目立つために、ホント良く考えたウエスターくんなのに。。。
ホント、おマヌケキャラだよね。

もう、格好良さの片鱗もないし!


そして、キュアスティックのそろい踏みである。

三位一体攻撃!!

ここで、これ使っちゃうと、あとで困ったことにならなきゃ良いけどね。

でも、3人がそろったんだから、
こういったモノも必要だよね!!


ベタベタの、ドラマのような物語でしたが、
結構、面白かったと思います。



ってか、プリキュアの近くにシフォンがいたら、意味ないような。。。。
千香ちゃんには、ばれているよね、、、きっと。



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仮面ライダーディケイド 第19話 終わる旅

『終わる旅』

内容
ヒビキ(デビット伊東)が、突如、伝説のマカモウと呼ばれる“牛鬼”に!!
士(井上正大)は、ディケイド、龍騎、電王となり戦いを始めるが苦戦。
すると、いがみ合っていた、流派が。。。
トドロキ(川口真五)は、轟鬼に!アキラ(秋山奈々)は、天鬼に!!変身。
なんとか、敗退させることに成功。
アスム(小清水一揮)も含めて、音撃道を1つにする。。と3つの流派は結束!

士の仲立ちもあり、
ザンキ(松田賢二)イブキ(渋江譲二)の2人から、免許皆伝!

一方で、
ヒビキから、牛鬼の謎を聞かされる夏海(森カンナ)ユウスケ(村井良大)
“正しい心で鬼の力を制御しなければならない
 相手を倒そうとする気持ちが強くなりすぎると、鬼に心を奪われてしまう”
と。

そんななか、ヒビキとアスムが、話しようとしているとき、
海東(戸谷公人)が現れ。。。。。。


敬称略





海東『言っておくけど
   僕は、キミよりも、ずっと前から
   通りすがりの仮面ライダーだ』

っていうか、ホント、海東、、、どういう風の吹き回しなんだろうね。

基本的に、海東の行動が全く意味不明なので、
たとえ、音撃道の秘密分かっても、

なんか、モヤモヤしているモノが。。。。(笑)


まぁ、
最終的に、セッションを見ることが出来たので、
これはこれでいいかな。まさに“響鬼の世界”の醍醐味である!

『俺はあいつにとどめを刺して欲しい。
 それが魂を受け継ぐと言う事だ。』

牛鬼となったヒビキを倒してしまうと言う、切ない物語で
結構いい感じでしたしね!

もう少し、ドラマが描けていれば、
もっと面白くなったお話ですね。

前後編なので、こんなところでしょうが、意外と満足。

前回の対立しているのが、1つになるという爽快感もあるのでしょう。




にしても、
なんで、こんなに海東、、やさしかったんだろう。。。。
気まぐれ?

どうも、これが、気になります。

まあ
それ以前に、ディケイドの放送中に11人目のライダーというのもねえ。。。


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侍戦隊シンケンジャー 第十六幕 黒子力

『黒子力(くろのこちから)』

内容
モヂカラの稽古中、家宝を壊してしまった
流ノ介(相葉弘樹)千明(鈴木勝吾)ことは(森田涼花)
彦馬(伊吹吾郎)は、“少しは黒子達を見習ったらどうだ”と怒るのだった。
街に出て、黒子達の行動を見ると、評判が良い。。。街の鑑とまで、。。
3人は、良いことをしようとするのだが、どうもうまくいかない。
黒子は、さりげなく行動して、上手くたち振る舞っていく。。。
そんななか、アヤカシ“マリゴモリ”が現れる!!
あわてて駆けつけると、苦戦する丈瑠(松坂桃季)と茉子(高梨臨)
戦いに遅れて参加し集中できていない3人は、
戦いの最中に、黒子が活躍しているのを知る。。。。


敬称略




黒子達だって、人を守るために戦いたいだが、
外道衆を相手に戦うには、モヂカラが必要

互いに違う役割のモノが、
信頼しあって力を合わせていく。。。
適材適所


そんなお話ですね


まぁ結局、黒子の力を認めて、
シンケンジャーたちが連携するというお話ですね。

黒子もミスするし、
黒子の頑張り、、、街の人を逃がしているなど。。。


意外と面白いネタからの連携話になっていたと思います。


『岩』『枝』敵の攻撃を防御し
攻撃を強化して、最後には『波』冷やして破壊

『兜』で、熱して、『舵木』で、冷やす
『虎』で、トドメ


お話は、結構面白かったのですが、
1つだけ、かなり気になったことが。。。。

茉子。。。って、3人の監視をしなくて良かったのかな???

なんか見ていると、
丈瑠と先に二人で戦っていたり、
そのあとも、丈瑠と連携するなど

丈瑠と茉子は、、、結構、良い関係??

もしかしたら、、、デート?

連携ワザで
丈瑠『茉子!!
茉子『分かった!

以心伝心ですよね(笑)

お話と、全く別のことが、気になってしまいました。



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MR.BRAIN 第2話 犯人は幽霊!?

『変人脳科学者VS蘇る美しき幽霊!!脳トレで人は蘇る!?』


内容
“僕は必ずよみがえる”
そんな言葉を言い残し、絞首刑になった男・竹神貞治郎(Gackt)
そして1年後。
北千住署の刑事・津村修介(神保悟志)が、惨殺された
現場で採取された指紋は、竹神貞治郎のモノだった。
3年前、4件の殺人を犯し、食していた男・竹神
明らかに手口は竹神のモノと酷似していた。。。。

林田刑事(水嶋ヒロ)は九十九(木村拓哉)の元にやってきた。
事情を話すと、現場に行きたいと言い出す。。。九十九
かなり部屋が荒らされ、指紋だらけになっていることに妙なモノを感じていると、
林田の携帯が鳴る。。。丹原(香川照之)からだった。また、犯行が行われたと。
今度の被害者は、北千住署の元鑑識。高田英一(福井博章)
やはり、同じ手口。。。竹神事件に関わった人物だった。
そんななか捜査本部は、竹神の信奉者であり
事件後に現在姿をくらましている杉山幸三(石黒英雄)の捜索を開始。

その一方で、竹神事件の裁判の判決に大きな影響を与えた
宮瀬久美子(小雪)の元を訪れる丹原。。。
4件目の被害者・後藤秀樹(平山祐介)の婚約者だった。
すると、当時捜査をしていたという岸川刑事(松重豊)が訪れていたと知る。
安全を考え警護すると言う事だった。
そして、見つかった杉山を尋問するのだが。。。

そのころ、九十九は、竹神を分析したデータを取り出し、
妙なことを言い出すのだった。3件目までの事件と、4件目の事件が違う。。と。
そして4件目の被害者の遺棄現場を訪れた九十九は、
“何かオカシイ”と言い出すのだった。

その話を由里(綾瀬はるか)から聞いた佐々(大地真央)は、再鑑定を指示する!
すると、、分析の結果。。。。衝撃的な事実が浮かび上がり始める。。。

敬称略



連続して発生して猟奇的殺人事件。
手口、、そして、現場に残された指紋から、
すでに1年前に死刑になった男のモノ。。。。

犯人は、幽霊なのか???

そんななか、九十九は1つの事件について疑問に感じ始める。。。。。


と言う感じですね。




まぁ、結構今回は、強引な展開ですが

『なんかの手違い
『それのどこが科学者の回答なんですか

ということで、
私たちなら出来る!と言う感じで、佐々の主導で科警研は動き出す。


のである。

ほんと、強引なんですけどね。

だって、どこにも動き出さなきゃならない部分がないんですよね。
九十九の『なんかオカシイ』しか。

もう少し、正式な依頼とか、そう言うのを出していれば
この違和感は消えるんでしょうけどね。


とりあえず、

死んだはずの男の指紋トリックを解明!!!

と言う物語だ。




ドラマとして
特に、あれこれという感じではなく、
ただ単に、再捜査の発案を主人公がして、
再捜査で新しい証拠が、バンバン見つかっているだけのお話だ


おかげで、どこにも、論理的な思考が見えるわけでもなく
証拠がまとめて後出しされているだけである。

なんか、思った以上に、オモシロ味があるような、無いような感じ。


前回に比べると、
極端に、普通程度の物語になってしまいましたね。
ちょっと、残念かな。



たとえばね、、枠からすると無理なのでしょうけど
津村の遺体から斬った腕であちこちに指紋をつけたっていいわけです

それも今回の三カ所全部の現場に!!
単純なことだけど、こんな事で、事件は違った印象になりますよね。

幽霊の謎を解決するという事件から、
一気に、猟奇的連続殺人事件になります。


事件のオモシロ味がまとめすぎて、イマイチだったというのも
今回の事件の問題点でしょうね。
詳細がハッキリしてないし。。。



もう少し事件に凝るなら凝る。
無駄なモノを無くすなら無くす。
科警研が動かなければならない理由。
すなわち
入れなければならないモノは絶対に入れる。

今でも面白くないわけじゃないけど。
そう言うことを、もう少し丁寧にするだけで、
もっと面白くなるはずなのにね。。。

それこそ、幽霊というので、もっと踏み込んだって良かったくらいですよね。

今回に限っての問題は、やはり、事件が多すぎたことなんでしょうけどね。
過去の事件と現在の事件、、合計、4つだから。。。


これまでの感想
第1話

スマイル 第7話 ビトが守りたいモノ

『はじめてのキス』

内容
ビト(松本潤)が、花(新垣結衣)との待ち合わせの場所に向かっていると。
目の前で、林(小栗旬)に連れ去られそうになる花を見かけ、助け出す。
“守るっていったのに。。”後悔するビトであったが、
一緒に行けば良かったと花に慰められ、、、その後、2人はデートへ。
その後、里菜(寺本純菜)と母(西尾まり)もビトと和解。

徐々に良い感じに。。。まさに、再出発。。そのはずだった。

だが、数日後。いつもとは違う雰囲気で、林が町村フーズに現れる。
“俺、立ち直りたいんです”

ビトに辞めておけと言う、伊東弁護士(中井貴一)であったが、
“いつか話しつけなきゃイケないことだから”と言うビトは、
林のあとをついて行くのだった。

そのころ、金太(徳山秀典)は伊東に
ビトが事件に巻き込まれた噂や、
林の父・誠一郎(竜雷太)が、警察庁のお偉いさんだったこと。
古瀬刑事(北見敏之)との関わりなどを
今までのことをすべて伝えるのだった。
そして、林が、甲斐(松田悟志)に逆恨みしていると言う事を。。。。

だが、、、そんなビトの身を、ふたたび林は。。。。。


敬称略




えっと、先ずヒトコト。
銃を奪うだけなら、甲斐の舎弟に絡まれているときに
奪っちゃえば良かったんじゃ??

なら、2つ手に入れること出来ましたよね??

もちろん、甲斐の関係だから、事件になること無いし。。。

ビトなんか使わなくても、簡単に手に入れられたような。。。。。。

そのうえ、
花、、、ビトのストーカー???


と、これらの部分は、ツッコンじゃダメなのかな????



それはさておき。物語は。

ビトを利用して、林は銃を強奪。
そして、花を人質に、甲斐をやれと命令。


猟奇的な小栗旬さん!!!


ビト『死んで下さい』
林『撃てよ!
  お前みたいなヤツはな、俺と一緒にいりゃあいいんだよ
  このフィリピン野郎が!

銃声!!

以上、今回の内容は、最後の10分弱だけである



細かい部分さえ気にしなければ、
良い感じで花との関係を描き、守ると宣言
そのあと、
林のメチャクチャな状態もキッチリ描いているし、
金太から、林とビトのことも詳細に判明。

と、様々なことを駆け足状態であるが、
分かり難かった部分のすべてを表現しきった感じで、

今まで以上に
ビト、花、林の人間関係を描ききった感じである。

きっちりと、それぞれのそれぞれに対する感情も描いているため
物語としてのオモシロ味もある。

花を守り、自分のプライド、アイデンティティを守る!!
そう言う感じである。

そして結構、テンポ良く進んでいたのもあり
かなり、面白く見ることが出来たと思います。


まぁ、
極論を言えば、詰めこみすぎの印象が少しあり、
今回だけを見れば、今までのお話、全く必要なかったんじゃ??

という、疑惑は生まれるんですけどね(苦笑)


今までがあるから、守りたいモノもハッキリしている。。。と言う事でしょうけどね


面白かったので、、、ま。。いいかな。

小栗旬さんもホント良い感じで
完全に、小栗さんが生み出したキャラのメリハリにより
物語が盛り上がった感じである。

素晴らしいですね。
あまり、俳優さんのこと取り上げませんが、、今回だけはねっ!



で、、これで、まさか、一気に未来???


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第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

BOSS 第7話 完璧な女

『女VS女の心理戦!』


内容
野立(竹野内豊)から、テレビ出演を命じられる大澤絵里子(天海祐希)
そしてニュース番組でキャスターの高峰仁美(富田靖子)と対談する。
番組終了後、お互いのことを話する2人であったが、
そこに割り込むように、ひとりのスタッフが一枚の紙を持ってくる。
それは、仁美への脅迫状だった。
警察に届けるように言うスタッフであったが、必要ないという仁美。

そんななか、丹波刑事部長(光石研)から、ある事件の再捜査を命じられる。
フリーカメラマンの安田博文が、自宅で溺死。
飲酒による泥酔状態による事故と、所轄は判断した。
通常なら、再捜査しない事案であるが、
安田が芸能人をターゲットにしたスクープ写真を撮っていたこともあり、
マスコミが大騒ぎしていたのだった。
仕方がなく、再捜査。。。。という。。。

片桐(玉山鉄二)岩井(ケンドーコバヤシ)には、職場関係。
山村(温水洋一)花形(溝端淳平)には、交友関係を当たらせ、
絵里子は自ら、木元(戸田恵梨香)と共に、現場検証へ。

現場の状況を見て、あまりにも完璧すぎる状態に違和感を感じる絵里子。
泥酔している割に、完璧すぎる。。。
そして、大量にあったポジフィルムにを分析するよう木元に命じるのだった。
片桐らの報告で、安田が金に困っていたことが分かってくる。

すると10年前の6月のフィルムが極点に少ないことが判明する。
もしかしたら、何者かにより、持ち去られたのでは??
当時、都内で発生した重要事件はストーカー殺人事件だけ。
その事件は、高峰がスクープした事件。。。何か関係があるのか?

そして、安田ともめていた番組制作会社の東郷英憲(小市慢太郎)が、
いること分かってくる。。。東郷も10年前のスクープの当事者だった。
すぐに任意で聴取をはじめるが、その聴取中に東郷は死亡。
青酸カリにより死亡。。。。だが、飲んだ時刻にはすでに聴取していた。
また、そのころ、高峰にはアリバイがある。。。。
なにかある。。。と思ったのだが、
マスコミが騒ぎ立ててしまい、絵里子達は捜査を外されてしまうのだった。

そんななか東郷の遺書が発見される。
安田からねつ造スクープで、強請られていたため殺したという




敬称略




お話自体は、

完璧な女が犯した犯罪。

完璧すぎるために違和感を感じる大澤絵里子。

そして、その完璧を崩していく、、、


と言う感じのお話だ。


まぁ、確かに、女vs女という感じで、
それも、

男にこびず自分の信念を貫き通す女の対決という感じで、面白いんだけどね。



ただ、こう言っちゃなんだけど、
逆に『不測の事態』のような雰囲気のようなモノが少なく、

ドラマとしては、完璧すぎて、オモシロ味がない感じに見えている。

正確には、“遊びがない”という方が、適切かもね



犯人自体は、登場から特定されているので、
あとは、どのように魅せるのか?と言う事。

ただ、そのオモシロ味が、かなり少なかった感じだ。

バカバカしい小ネタを入れたり、
そう言うことをしていないと言う事ではない。

あまりにも、完璧すぎるために、
ほとんど、サプライズ展開が無くて、完全に先が読めてしまう

ということなのだ。

当然、ミスリードなんかも、存在しない。

この手のドラマで、
先が読めすぎてしまうモノほど、オモシロ味のないモノはありません!!

こうなると、
ただただ、事件を描いているだけにしか過ぎなくなってしまう。

キャラだって、ほとんど立っているような感じではないしね!


玲子“スキがないのよね”

そう言う雰囲気であるといるだろう。
だから、面白味に欠けるのだ!



完璧なんだったら、
もうちょっと、事件に完全に行き詰まっているとか、
そこがなければねぇ。。。。

ほんと、、どこまでも完璧すぎて。。。

結局、細かい証拠にしても、
すでに分かっていてもおかしくないようなことを、
後で出してくるし。。。。初めに出さなきゃ、意味が無いと思いますけどね。


これまでの感想

第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

夜光の階段 第6話 束縛からの解放

『殺害』

内容
雅子(室井滋)を殺したことをネタに、
幸子(木村佳乃)に追い詰められる道夫(藤木直人)。
そんななか、青山に店がオープン。
多くの女優、政財界の有力者の妻達が訪れることで話題になっていく。
しかし幸子は、どこまでも道夫と束縛し、店も我がモノのように振る舞っていく。
その道夫と幸子を見張る桑山(小林稔侍)と桜田(高知東生)

幸子の様子を見て危険さを感じ始めた桑山は、
幸子を呼び出し、『佐山から離れた方が良い』と忠告するのだが。。。。
全く聞く耳を持たない幸子。
幸子の束縛は、、、道夫を行動させるのだった。

沖縄に講習会の名目で向かった道夫。フジ子(夏川結衣)も呼び寄せられる。
取材と思っていたフジ子であったが、『幸子と別れたい』と告げるのだった。
そして、、キスをする道夫。

そのころ、竹崎弓子(南野陽子)に接触した幸子は、
弓子のパトロン・添島(山田明郷)を呼び、、、追い詰めていく。。。
2日後、弓子は自ら命を絶った。

マスコミには、弓子とのことが流れはじめ、完全に道夫は追い詰められる。
そして、、、ついに、フジ子が録音してた“道夫の告白”を取り出す幸子。

それは道夫の中に、“殺意”が生まれた瞬間だった。

そこで道夫は、フジ子を通じて、岡野(石井正則)に仕事を紹介する。
そしてそのことを道夫は幸子に話すのだった。

後日。フジ子の元に向かった道夫は、幸子が浮気をしていると。。。


敬称略



道夫『殺したくて人を殺すのは、キミが初めてだ』

追い詰められた道夫は、
アリバイ作りにフジ子を利用して。。。殺した。。
そして、犯人も仕立て上げた。。


そんなお話である。



やはり、殺しは殺しであるのだが、
そこにキッチリと幸子の暴走。。。。。狂気を表現しているのが
なかなか、面白いところですね。

一瞬、同情的に思っちゃうのが、これまた怖いところ。

でも、それこそが、道夫の行動に説得力を生んでいると言う事なのだ。


そんななか、
ICレコーダーに録音された道夫の『告白』が、、、響き渡る。

“僕は人殺しなんだよ。怖いだろ、汚いだろ”

その道夫こそが、本当の“狂気”と言う感じでしょうね。



登場人物の行動に、キッチリとした意味づけがされ、
感情の表現も、見事な領域に入ってきている。

そして、新しい事件である。

これからの展開も気になるところであるが、
今のところ“穴”が見あたらない状態を“心を束縛する”という。。。
完全に幸子のお株を奪う展開というのも面白いところですね。



まぁ、
結局は、結末が、どこかにあるわけで、
それを見るために、このドラマを楽しんでいるわけである。

単純に表現すれば、2時間弱で済むようなお話なのにね!

でも
登場人物同士のやりとりが、先が見えていても、
奇妙な圧迫感、、恐怖感、、緊張感で、オモシロ味に見えている状態だ。


ほんと、盛り上がってきた感じである。



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アイシテル-海容- 第7話 扉がひらくとき

『僕は死刑になるの?』

内容
さつき(稲森いずみ)は、ふたたび被害者家族への手紙を書き、
その手紙を葉子(田中美佐子)に手渡すのだった。
『生きていくことを許していただきたい』
ただ、その一心だった。
数日後、
少しだけ前向きな気持ちになり始めた小沢家では、
生前、清貴(佐藤詩音)が、学校で育てていたジャガイモでカレー。。。
キヨタンの気持ちが伝わるだけで、少しだけ楽になっていた。
そんな小沢家を葉子が手紙を手渡しに訪れる。
迷った聖子(板谷由夏)であったが、
『最後にして欲しい』と伝えて欲しいと受け取ることを了承するのだった。

そして、、さつきからの手紙を読んだ聖子は、
被害者の自分たちだけでなく、加害者の家族も傷つき、
罪に向き合うことで苦しんでいることを知る。

聖子は、夫・秀昭(佐野史郎)に
『全部を知って受け入れることでしか、前に進めない』
と伝えるのだが。。。。。。。


そのころ、
息子・智也(嘉数一星)の罪に向き合い、生きていく覚悟を決めたさつき。
やっと智也に面会することが出来た。
さつきが入院していたことを、父・和彦(山本太郎)から聞いていた智也は、
母・さつきのことを気遣ってれる。。。
『お母さん、体大丈夫なの?』

それだけで十分だった。

それからというもの、度々面会に応じてくれる智也。
だが、突然、面会は中断される。
逆に、面会を許されるようになった葉子。
そして、ついに。。。葉子に口を開く。。。。最後の扉を


敬称略




若干、ダラダラしているようにも見えるが、
今回は、『かなり丁寧』と言って良い状態ですね。

被害者家族も、加害者家族の現実を知り、
加害者家族が事件に向き合おうとしている『部分』に、共感?を覚え、
『全部を知って受け入れることでしか、前に進めない』と
本当の意味で、事件を受け止め、前に進むには
苦しみは大きいが、“真実”を知る以外ない。。。

と言う被害者家族。

その一方で、
“待望”の多くの嫌がらせを受ける加害者家族。
でも生きていくことを許してもらいたい。。。
『息子が、あのような罪を犯したのは私たちのせいであると
 母親として必要なことはすべてしていると思い込み、
 してあげていないことの方が多かったことに
 思いも及びませんでした。
 ただ、一生をかけ
 息子に罪の深さ、その過ちの重さを気付かせるために
 私たちが生きていくことをどうかお許し下さい。
 かけがえのない清貴くんの命を奪ってなお
 私たちが行き、息子が生きていくことを
 心の底から申し訳なく思います(一部省略)』
“生きていく”ことの困難さ。。。そして、それが“進む道”と。

そんな両家族を描きながら、
“真実の扉”を開けようとする加害者

そんな感じだ。


今回、本当に丁寧である。
この言葉だけで十分な内容である。

両者に“さまざまな現実”をキッチリ描くことで、
それぞれの立場をハッキリさせた。

かなり多い登場人物も、
それぞれのキャラを。。家族として、母として、父として。
様々な立場で描き言っていると言って良いだろう。

正直言って、

やっと、“制作サイドが、ドラマに向き合いはじめた

そんな印象がある。
実際、選んでいるテーマがテーマなのだから


“どの部分にも、救いは、ほとんど存在しない”

それを描いてこその、“煽らない”と言う事のハズなのだ。

苦しいのは当たり前であり、
苦しみを表現しなければ、全く意味はありません!

わたし的には、
ようやく見ることの出来るドラマになった感じがあり、
僅かだけど、次回への期待感が高まったというところだ



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第6話 
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臨場 第7話 ユズリハの家

『ユズリハの家』
『ユズリハの家作られた不自由な死』

内容
倉石(内野聖陽)たちが、臨場要請で向かった現場にはすでに、
捜査一課の坂東(隆大介)がいた。。
寝たきりの老人・宮坂義太郎(西沢利明)の縊死(いし)による自殺と推測。
すでに、つっていたと言われる鴨居から下ろされ、帯も解かれているため
発見者である娘夫婦の証言しかなく、ただ遺書だけが物語る状態だった。
だが、倉石は、首に残る付着物を発見する。
そして近くのタンスの取っ手、遺体の足にも帯の繊維。
不自由ではあるが立つことが出来たらしく、、倉石は1つの見立てをする。
義太郎が、自殺を図るが虫の息状態。発見した娘夫婦がとどめを刺したと。
他殺。。。。の可能性を立原(高嶋政伸)に示唆するのだった。
そのことを娘・祥子(藤真利子)、夫・直樹(中村育二)にそれとなく伝えるが、
鴨居で死んだと言う事にしておこうとウソは伝えたが、やっていないという2人。

そんななか、西田(小林勝也)による解剖で、扼殺の可能性が上がってくる。
そして、首の付着物が、松ヤニであると分かる。
夫婦の息子・義樹(太賀)は、よく義太郎に怒られていたらしく、
そのうえ、野球部に所属し、松ヤニを使ったロージンバッグ。。。
夫・直樹は、画廊が失敗し多額の借金。友人に仕事の誘いがあったが、
義太郎がいて、再出発しようにも行けない状態。。。。
今の勤め先で、松ヤニでつくるロージンアートを扱っている。
そして、、義太郎にかけられた保険金。。。

可能性は、それぞれにあった。
そこでアリバイのない直樹に対し、任意同行を求める立原たち

一方で、なにかを感じた倉石は、1人で再捜索。。。。
そして昔、バイオリン奏者だったという祥子の持ち物にあるモノを見つけ出す。。


敬称略



娘たちのため。。。
自分の状態を嘆き、、自殺を図ろうとした父。
息も絶え絶え状態で父を発見する娘。

『苦しいんだよね。わかった。。。
 私が、、楽にしてあげる。
 もういいのよね。。。おとうさん。。。。。
 ごめんね。。おとうさん。』

父を救いたかった。楽にしてあげたかった。


倉石『俺は生きている人間のことはよくわからねえ
  だが、死んだ人間の心持ちは少しだけは分かる。
  あんたが歯を食いしばりながら、父親を楽にしてやろうとしたとき
  まだ、ちっちゃいあんたに、
  ウエハース付きのアイスクリームを食べさせてやったことを思い出して、
  嬉しかったに違いねえ
  だがな、あんたがやったことは、許されることじゃねえ。決してな。


ま、、そういうことである。



なんとなく、今週はじめの『某ドラマ』に重なっている印象があるのがねぇ。。。

偶然なのは分かってはいても、
こうなってしまうと“比較”を自然としてしまうのが苦しいところである。


中盤アタリの解剖で、
完全に扼殺。。。手で首を絞めたことが確定されたため

そのあとは、どこに“松ヤニ”を見つけるのか?
というだけであった。

実際。鑑識に分析作業をさせると言う事で、“時間稼ぎ”(苦笑)


最終的には、いろいろと
生きているときの苦しみ、、
それは、介護される者、する者。それぞれに存在する。

それを表現している。。。サラッとだけどね。

お話自体は、最後の倉石の言葉だけでなく、
立原の父のことも含めて良くできているのであるが、



やはり気になったのは、刑事物であること。そして、主人公が解決すると言う事。
その事を中心に置いているために、
“生きていることの苦しみ”というのを、セリフにはあるが、
ドラマとしての表現が、かなり中途半端であったことであろう。

表現されていないわけではない。

が、そこにこそ、“大きな意味”があるわけであり、
倉石に対してセリフを使ったり、サラッと回想を流すのであるならば、
その部分は、もっと詳細に“ドラマ化”すべきだったでしょうね。

“動機”が見えにくい状態で解決しているようなモノである。




これ、、今週初めに、見ていなければ、
ここまでの気持ちにならなかったんだけどね。。。。

こういうの、比較したくなくても、残念な状態に見えてしまいます。

それこそ。
鑑識作業を待つという部分を“映像化”を削除すべき!!

そういうことだ。


ツメが甘い!
もったいないことをしちゃった感じですね。


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白い春 第7話 名乗れない痛み

『名乗れない痛み』

内容
村上ベーカリーで働き始めた春男(阿部寛)
そんななか、山中恵一(村上剛基)が配達途中の事故でケガ。
康史(遠藤憲一)が病院に向かう中、さち(大橋のぞみ)が熱で早退して帰宅。
“康史も佳奈子もいない2階”に上がったさちのことが気になる春男。
どうしても心配な春男は、無断で2階に上がり、さちの元へ。
薬を与え、熱を測り、レシピを見ておかゆつくり。。。春男は看病をはじめる。

「さあ。食え」

だが、さちの部屋を眺めるウチに、さちの成長を見る春男。
思いもよらない苦しみが、そこにはあった。。。。父なのに。。。。

そこへ、帰ってきた康史と佳奈子が“惨状”を目の当たりにする。
一瞬、泥棒?と。。。そこには、春男。
春男に家には入らないようにと言う康史であったが、
逆に、春男から、好き嫌いをさせているのかと言われてしまう康史。
そのうえ、、、さちがパーティーと言っていたと。

康史は春男への意地もあり、さちの好き嫌いをやめさせ、
パーティをやって良いと、さちに伝えるのだった。


敬称略


まさに、
『名乗れない痛み』、、、いや、『父の痛み』でしょうか。


さちが病気!?
看病する春男。。。でも、そこにある『さちの歴史』を見てショックの春男。

そんななか、春男の目の前で、
“父”康史が、、、さちから誕生日の祝福を受けている。。。。


偶然。さちに近づくことが出来たのに、
さちに近づいたことによって、待っていた苦しみ。


そんなお話でしたね。


春男が、康史に言った言葉がすべてでしょう。
春男『俺が上に行きたいと思うか。
   上にはさちがこれまで育ってきた時間が刻まれてる。

時間は、、康史が父であると言う事だからね。
再確認しちゃったってことでしょう。


さち『おとうさん、いつもありがとう
康史『さち。。。ありがとな

にしても、酷なことを。。。
さちが無邪気に“おじさん”を2階に呼んじゃうから

より一層、、、切なく見えてしまいますよね。


ということで、今回も堪能なのだが。

途中にあった、春男の不器用さも、かなりいい感じのオモシロ味。
やはりこう言うことがあるから、
パーティーという次へのネタフリだけでなく、
春男の中にも感情を生み出すことが出来て、
最終的な切なさも、メリハリとなり際だっていくというモノです。

それだけ、作り込まれていることを感じますよね。
素晴らしい限りです



ただ
気になったのは、2つ。
1.佳奈子が、昔話を無理矢理したこと。
2.栞、勇樹のお話。

2に関しては、“次”への展開のために仕方がないのでしょうが、

どうも気になるのは、なぜここで佳奈子を入れてきたのか???ということ。
“姉妹なのに真理子と似てねえな”

という、そんな言葉を入れるためだけ???

ホント、よく分かりません。
まぁ、、“2”から、展開していく“物語”のために、
“そう言う結末”に繋がっていくためのネタフリなんでしょうけどね。

ホント、強引だよね。


まいいや。

そう、そう。今回、ちょっと面白かったのは、
次回予告、読みにくく、かなり細切れになっちゃいましたね。

整理は出来るし、読もうとすれば読めますが、
これだけ細切れになれば、分かり難くて良いですよね(笑)


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アタシんちの男子 第7話 一緒に笑ったり泣いたり

『急接近にドキッ!』

内容
父・新造(草刈正雄)が残した巻物には、兄弟たちの秘密がかかれてあった。
長男・風(要潤)が、実の子であるにもかかわらず養子扱い。。。など。
時田(山本耕史)の罠で足止めを食らっていた千里(堀北真希)が
トリックハート城に戻ると、、、誰もいなかった。。。はずだった。
旅に出た優(山本裕典)と風をのぞき、、4人が残っていた。
そして、井上さん(江口のりこ)に代わり、国土(つるの剛士)がやってくる。
そんななか、明(岡山智樹)が、突然
“ジャパンイケてる男子コンテスト”に出場すると言い始め、
千里、猛(岡田義徳)翔(向井理)智(瀬戸康史)らが協力し、
優勝のための特訓をはじめるのだった。

特訓の中、明が寝入ったとき、“明の巻物”を読む4人。
母が育児放棄し、失踪していることが判明。コンテストは井上さんの勧めだった。
旅から帰ってきた優も加わり、明の特訓も強化!
ネットカフェの人たちも加わり、明の母親“滝沢舞”探しが進められていく!

明は、実の母に会いたいのだろう。。。。と。

が、国土がコンテストの書類を出し忘れていたことで、特訓は無駄に。。。。
明は、別にどうでも良かったと言うが
志望動機の欄に“母の誕生日に見てくれるかも”と。。。
そこで、優のツテで“ちびっ子うた自慢大会”に参加できることに!

そのころ、思い出したくない思い出。。。
実の父なのに、認知をしなかった父を恨む風であったが、
千里、翔たちが、、、新造は、そんなに悪い奴じゃないという説得。。。
風は、響子(高島礼子)の元に行き、、、養子となった真相を知るのだった。。

そして、千里や兄弟たちに見守られながら、
母が見てくれる可能性を考えて、明は“うた自慢大会”に出場する!!


敬称略





優のことが、省略しているため、かなり気になりますが。。。
だって、妹、、、っていうから、何かあるのかと思いきや。

優からの告白だけ。。って。

なんだよ、それ!

う~~~ん。。。よくわからん!

風のお話ならば、まだ許せるけど。。。

ま、いっか


とりあえず、今回のお話は、

明の母を捜せ!!!
である。


今回は、ミラクルスポットライトを完成させるということで、風も参加!

メインのひとり以外の5人と千里を、役割分担させ、
明の物語をキレイに作り上げたという印象だ。

実際は、5人が目立ちすぎて、千里が全く目立っていないけどね。
まるで主人公は、、猛。。岡田義徳さんのようで(笑)

キッチリ役割分担されているし、分かり易い。

何と言っても、楽しそうな表情になる兄弟たち!!

それだけで十分です。


千里『どうして、そこまで、血の繋がらない息子達のことを?
新造『それが私の幸せだからだよ

そして、、

千里『私も、一緒に嬉しくなって、幸せな気持ちになれた。
  そうやって、誰かと一緒に笑ったり泣いたりできるのって
  血のつながりとか関係ないんじゃないかな



そう!
みんな一緒になって、幸せな気持ちになれた。

最後には、明の母の行動で、みんなで泣いちゃったり、
そして切なく『心を共有』

それだけで、このドラマのテーマである『家族』は、
表現されていると言って良いだろう。



ココ数回、若干迷走気味の雰囲気でしたが、
良い感じのまとまりのある、お話となっていたと思います

『9時に寝る』という、オチもあったしね!



で、、時田って、、敵なの?味方なの??

って言うか、いまさら、何かがあるの??


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婚カツ! 第6話 婚カツバーと嫉妬

『嫉妬がとまらない』

内容
茂(佐藤隆太)のプロポーズを正式の断った春乃(上戸彩)
ギクシャクしている2人を邦夫(小日向文世)邦康(上田竜也)が、気遣い、
いつも通りの2人にもどるのだった。

ある日のこと、区長(風吹ジュン)に呼び出される匠(谷原章介)は、
“さくら地蔵商店街”の再開発計画があることを告げられ、
都市開発課の伊藤(北村有起哉)への協力を命じられるのだった。
話を聞いた邦之(中居正広)は、立ち退き問題なども発生するため反対する。
でも、“現実”は、、寂れた商店街でしかない。。。。
そこで、活性化のための“代案”探しを考えはじめ、
以前、真琴(りょう)から聞いたことのある“婚活ツバー”を
茂の店を改装して実施することを思いつくのだった。
その話を聞いた桜田(橋爪功)は、“ネコ好き合コン”を発案!

そして、、、数日後。
茂の店で、“ネコ好き合コン”が開催された!
“婚活マニア”優子(釈由美子)だけでなく、
増岡さん(田中要次)まで、愛猫レイチェル持参で参加!!
大盛り上がりの“婚活バー”!!
が、、、そのレイチェルが突然姿を消し、、騒ぎが起き始め。。。。

そのころ、区役所では
再開発のための説明会が、商店街の人たちを前に行われていた。
伊藤から、立ち退きのことも含めて、説明がなされるのだが。。。。。
会場にいた匠は、、、、、


敬称略



えっと、、、今回やったことは。。

春乃が、真琴と邦之の関係を見て嫉妬!!!
で、、茂に、好きな人が誰かが分かっちゃう!


っていう、、、ラストの3分ほどだけである。


確かに、やっていることは、悪くないとは思うんですよ。

少子化対策課の“婚活事業”も、なんとなく動き出しているし。

茂の無茶もあるが、“ネコ探し合コン”ってのも、
なかなか、、ベタな感じで、良かったし。

で、
邦之のまわりでは、真琴がベッタリ。

それを感じて、春乃が嫉妬である。

そう!
恋バナとしての流れは、全く間違っていません!!



再開発という、全く違うネタを“上手く利用”していると考えることも出来るし。

結果的に、匠のことも、。。。どう考えて良いか分からない雰囲気だが、
前回のことがあるから、“結婚”というのを邦之に見せている。と。
考えることは出来るんだけどね。

なんて言えばいいだろう。。。。“愛のカタチ”でしょうか



でもこれ。
“婚活”というテーマから、完全にずれているネタを入れてますからね!!

そこが、
どれだけ、恋バナとして描いていても、
モヤモヤしているモノが、残るところである。


そうなのだ。
結婚しなければ職を失う。。その緊張感からドンドン離れていっているし。
“間が悪い男”のハズなのに、そのネタも皆無。


はじまりが“主人公の結婚ありき”なのだから、
それを描いていない時点で、“迷走”と言われても仕方がないと思います。

ほんと、
ベタな恋の物語に、、田中要次さんの面白さもあり
ドラマとしての一定の満足感はあるんですけどね。。。。。


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ハンチョウ~神南署安積班~ 第7話 事故か事件か。。。それとも。。

『鬼と呼ばれた家政婦…遺産を狙う老老介護』


内容
村雨(中村俊介)の様子がおかしいことが気になった安積(佐々木蔵之介)
相棒の桜井(山口翔悟)にワケを聞くと、妻が親の介護で実家へ。
そのため一人娘・花の面倒を見ていたのだった。
そんな強行班係安積班の部屋を、地域課の巡査とともに1人の女性がやってくる。
山村早苗(朝加真由美)は、先日あった、、富士見坂での事故を殺人だという。
脳梗塞の後遺症リハビリ帰りの早苗の母・小池菊乃(佐々木すみ江)の車いすを、
家政婦の熊谷はつ子(泉ピン子)が、ワザと突き飛ばしたというのだ。
地域課の調べでは、
靴ひもを結び直していたら、走り出したとはつ子が言っていたのだった。
だが、近所の人の話で、菊乃がはつ子から虐待を受けていたと聞いたという早苗。
家政婦を代えた方が良いと言っても、菊乃が聞かなかったと。

何か妙なモノを感じた安積は、捜査を開始するが、
そんななか、死因贈与契約書が見つかり、
菊乃が死んだ場合、遺産ははつ子のものになることが分かってくる。

しかし、安積は言う。
もしも、遺産が自分のものになるのを知っているなら、
周りの人から疑われる行動をしないのでは??と。

水野(黒谷友香)の調べで、
若い頃、結婚の約束までしていた人がいたが、会社を辞め8年前まで両親の介護。
結婚もウヤムヤ。。。
介護のために犠牲にした自分の人生を取り戻すために、
やったのではと、推測する水野。。

そんなとき、娘・涼子(渋谷飛鳥)から、
医療保険で受けられるリハビリの期間が決まっている事を聞かされる安積。
リハビリをしていた病院に向かい、担当の白井(尾上紫)から話を聞くと。
事故のあった日が、リハビリ最後の日だったこと分かってくる。

安積は、はつ子を連れ出し、須田(塚地武雅)水野とともに
坂道の上での状況再現を試みるが、車いすが勝手に動き出す場所は、坂にはない。
そして安積は、2つの可能性を示唆する。
はつ子が押したか、菊乃が自分で押したか。

だが、それを聞いたはつ子は。
『そんな事実が分かって、誰が喜ぶのよ!本当のことを分かって誰が喜ぶの?』

事故なのか?殺人未遂なのか?それとも、自殺なのか?
安積達は、金子刑事課長(田山涼成)の命令を聞かず、目撃者捜しを開始する。

敬称略




はつ子
『そんな事実が分かって、誰が喜ぶのよ!
 本当のことを分かって誰が喜ぶの?』

事故なのか?殺人未遂なのか?それとも、自殺なのか?

という“事案”である。


どっちにしても
泉ピン子さん、佐々木すみ江さん

2人のパワーが、前面に押し出されているわけですが、

もの凄い迫力の“家政婦は見た”を見たような感じですね(笑)


面白いのは
ドラマをつくるために、“回想”をふんだんに盛り込みむことで
2人のパワーを存分に利用した“人情物語”の骨格を描き出したことだ。

そして、、それを、、いや、、
その回想で涙するはつ子を、、、“ハンチョウは見た!”である。

たしかに、
細かいことを言えば、目撃者が見つからなければ、ただの推理であるのだが、
ハンチョウを視聴者とかぶせることで、絶妙に物語を動かしている。

強引さは、少しあるけど
流れ自体が、スムーズであるために、
かなり説得力がある物語に仕上がっていますよね。


そして
安積『事故ですませば、誰も傷つかない
  あなたは、そう思ってるかもしれない
  でも、あなたは殺人未遂で疑われ、 
  早苗さんは、あなたを憎んでいる。
  これで、誰も傷ついてないと言えるんですか
  菊乃さんだって、こんな事は望んでいなかったはずです


当然、そのあとの“事故”も物語としてキレイに“回想”である。

切ない、、、そして、悲しい決断。

菊乃『ありがとう』
すべてが、物語っています。

それしか選択肢が思いつかなかった。。。絶望状態。。人生の終焉の決断。


早苗『私が面倒みるから
菊乃『アタシのケンカ相手は、あんたじゃ務まらない
   おなかすいてきちゃった。はっちゃん。お団子買ってきて。

かなりいい物語ですよね
。。。。ベテランのパワーにかなり頼っているけどね!


オチが、まさかの、、結婚詐欺師の顔という、、、安積(笑)


実は、一番良くできているなぁと思った部分があります。
今回の事案に対して、なぜ、安積が取り組まなければならないのか?

本来なら、あり得ないんですよね。。。

それを序盤で補強しておくという、ナイスフォロー

友紀子『どうして、必死になれるんですか?
安積『刑事の仕事は、真実を突き止めることだ
  何が悪いとか間違ってるとか、言うつもりはない
  ただ、ひたすら真実を掘り起こす。
  俺達は、そのために汗をかいてる。

これ、、スゴイですよね。
今までの物語をも、補強しちゃってるよ!!!



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第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

ぼくの妹 第6話 妹の恋

『だめんず好き』

内容
入院した櫻井(大滝秀治)から、九鬼研次(千原ジュニア)の実の父・忠彦と
告白された盟(オダギリジョー)は、少なからず、ショックを受けていた。

一方、九鬼に大金を要求された颯(長澤まさみ)
でも颯は九鬼に共感しはじめ、瀬川(田中哲司)に相談するのだった。
全財産300万を持ち、競馬という賭けに出る!!!
が、、、、やはり、決断が出来なかった。
仕方がなく、颯は、現金を持ち九鬼のところに向かうが
颯の兄・盟とのの約束があるからと、受けとっれくれない。。。。。

そんな中、櫻井から、花畑の権利書を手渡され、
花畑を売った金を研次に渡してくれと言われる盟。
借金をすべて返済できるだろうと言う事だった。
そこで盟は、不動産屋を回るが、、、良くても300万ほどだった。
櫻井には大丈夫と言ったモノの。。。これでは売れない。

そんなとき、大河原理事長(若林豪)から、友人の息子を診てくれるようにと
依頼を受ける盟。。。。仕事があるからと断ろうとするが、、、、問答無用。
戸惑っていると、
春奈(笹本玲奈)が、何でも言うことを聞くといっていたと口走る。
そこで花畑の件を提案することに。。。

翌日。春奈に花畑を見せるために向かった盟だったが、
花畑には、九鬼と颯がいた。
瀬川から、颯が九鬼に対して、気持ちを持ち始めていると聞いていたため
より一層困惑する盟。


敬称略




今回は、ざっと見て『つなぎ』という感じでしょうね。

内容として、これ!と言う目新しいモノは、ほとんどない

『金』に関するネタフリと。
颯から九鬼への気持ちが、確かなモノになった

というだけである。

ただ、逆に言えば、
“結末”に向けての、お膳立てはすべて整った。

と言う感じですね。
それだけ、人間関係が描かれた印象である。


櫻井から頼まれたことで悩む盟。。そんなとき、九鬼に恋した妹を知る。
妹は妹で、九鬼への気持ちが徐々に強くなっていく感じだ。

そして、九鬼は、一歩引くことを考えているのに近づく颯!

それらの人間関係を、多少細切れ状態ながらも、
キッチリ描いたという感じだ。



まぁ、どっちにしても、ネタフリだけなんですけどね。
次回、ホントにいろいろなことが発生しそうなので、

起承転結の“承”の終わりだったと言う事かな。


これまでの感想
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

天地人 第21回 三成の涙

『三成の涙』

内容
落水にて行われた秀吉(笹野高史)と景勝(北村一輝)の面会は、
景勝が上洛を約束することで無事に終わった。
そんな中、落水城で開かれた宴の席で、三成(小栗旬)と兼続(妻夫木聡)は、
言い争いになってしまうが、秀吉により、収まりを見せる。
そして、秀吉から三成との出会いを聞かされた兼続は、
席を外していた三成の元を、にぎりめしを持ち訪れるのだった。
秀吉が話をしたと気付いた三成は、自分の性分を変えるつもりはないと言い放ち、
秀吉が、日本国の民のために、国を豊にしようとしていると語るのだった。
が、それを聞いた兼続は、
『幸せというても人それぞれじゃ、国が豊になったとしても
 友のいない幸せは、幸せとは言えぬ
 仲間がいれば心は満たされる
と言い返すのであった。

お互いのことについて、納得は出来ないまでも、気になり始める、兼続と三成。
三成は、初音(長澤まさみ)に、、兼続は、お船(常盤貴子)に、、愚痴を。。

そんななか、1つの事件が起きる。
仙桃院(高島礼子)が、菊姫(比嘉愛未)が懐妊したと勘違いしてしまい、
景勝、菊姫夫婦の騒動。。。。
いや、嫁姑問題に兼続が巻き込まれてしまっていた。。。。。

そのころ、直江の屋敷にも騒動が起きていた。
なぜか、三成がひとりでやってきたのだった。
お船が応対し、、
その後、上田衆の面々泉沢久秀(東幹久)小国実頼(小泉孝太郎)
甘糟景継(パパイヤ鈴木)桜井晴吉(松尾諭)山岸尚家(松本実)
らが、、引き続き応対するが、
三成の、、あまりの横柄な態度に、一触即発状態に。。。。
それを見ていたお船は、、『正直すぎる』と侍女かよ(あき竹城)に告げていた。

数刻後。
景勝らの問題も収拾し、、急いで直江屋敷に帰ってきた兼続。
帰ろうとしている三成を、お船とともに呼び止めるのだった。
そこに、偶然やって来た兼続を慕う百姓達。。。
三成の言動で帰宅していた上田衆らも呼び寄せ、宴を開き、
大騒ぎをする兼続、そして、上田衆らを見て、三成は“兼続”を理解しはじめる。


そして、、、、、

敬称略




三成『良き奥方だ
兼続『ワシも、そう思っておる。ワシには過ぎたおなごだ。
三成『それに家臣同士、仲も良い
兼続『ああ、つらいとき、苦しいとき、誰よりも信じられる友だ

三成『うらやましいな

兼続『おお、初めてじゃの。おぬしの口から、そのようなことを聞くのは。
三成『俺とて、本音は。。。。
兼続『おぬし、他人のことをあほうだと思うておる。それがいかんのじゃ。
三成『あほうは、あほうだ。だがお前は違う。あほうにもなれる心を持つ男だ。
   それが俺と違うところ。
   だからお前は人に好かれ、俺は嫌われる。
   だが性分ゆえ、仕方がない。

兼続『ワシは、おぬしのことを誤解していたようだ。許せ。

手を出す兼続。
ためらう、三成

兼続『どうした。
三成『いや

手を取り合う2人
笑顔の兼続、口をゆるめる三成。

兼続『で、得るモノはあったか?それを確かめに来たのであろう。
三成『おれは。民のために、豊かな暮らしをと願っていた。
   だが、それだけでは足りぬと思った。
   互いに思いやる心、共に歩もうとする志
   それが大事。
兼続『さすがじゃのう
三成『お前が教えてくれたんだ。礼を言う
兼続『水くさいことを言うな。今日よりおぬしは、ワシの友よ。



ということで、無二の親友となった兼続と三成。


そんなお話でした。



ちょっと、いろいろと考えましたが、切り替えて。。。

ほぼ、100%近く書いています。
気合いを入れてみました!!


今回は、
兼続と三成のお話である。

だから、序盤で、イヤ、先週の終わりにケンカして
今週は、そのケンカから始まる。

同じような『ニオイ』を見せておいて、
はじめは、『興味』から始まる。

そんななか、『宴』で見せた、兼続の本心。
兼続を慕う百姓達の姿。

ついに、三成も陥落である。


キッチリ、理論も含め感情のぶつかり合いを描き、
見事に『友情物語』として、描ききった感じですね。

感動、、、まではいきませんが。

絶賛に値する感じだったと思います。

途中、懐妊事件と、嫁姑問題は、
これからのこともあるでしょうし、ネタフリも兼ねているのでしょう。

が、いつもなら無駄ではありますが、
全体的にゆるい展開であるために、

丁度良い、三成の態度の表現の場になったのも確かだ。

三成の態度。。。そして、兼続の態度の対比である。


そんななかから、友情物語をキッチリ完結
それも『にぎりめし』で終えたのだから、

1つの友情物語としては、秀逸な出来だったと言えるでしょうね。



いつもなら気になる、初音、お船についても、
三成、兼続に生まれる変化の兆しを表現するには、
少し強引さはあるが、コレしか無いと言うべきでしょう。


なかなか、面白いお話だったと思います。


まぁ、実際は、
今までのワケのわからない感じのお話も

これくらい、、、上田衆も含めて、人間関係。
感情のぶつかり合いなどを描いてくれていれば、

結構、納得出来るお話もあったとは思いますけどね。

そんなことを、逆に浮かび上がらせるほどの
良い感じのお話だったと思います。

っていうか、
目指すべき場所、カタチが今回あったと言って良いでしょうね。


かなり、ベタですけどね。



1つだけ気になったこと。。。
今回の感じからすると、、まさか、、
『三成のその時』に、、『にぎりめし』を差し入れします???




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フレッシュプリキュア! 第17話 ベリーの新しい力!

『シフォンはまかせて!ベリーの新しい力!!』

内容
なぜ自分だけ、ピックルンが出てこないと、、、悩む美希
もしかしたら、シフォンがきっかけになっているのでは?
と。。。そこで、美希はシフォンの世話係になることに!

育児本を読み、お勉強をする美希。
でも、いろいろなことをしても、シフォンは、、ラブ、祈里と。。。。
それでも必死になるが、上手くいかない。

だが、様子がおかしいことに、美希の母・レミも気づくが。。。

そんななか、モデルの仕事に連れて行ったシフォンが行方不明に!!




今回は、
美希にもアイテムを!!

というお話だ(笑)


なんとか、自分にも新しい力が欲しいと、
シフォンの世話係に!

だが、上手くいかないなか、、

“ただ純粋に愛してあげればいい”

と言う事に気付く美希

その次の瞬間!


っていう感じですね。


途中に、母のことをちょっと入れて、
その姿を印象づけながら、
行方不明になったシフォンを探すときに思い出す“思い出”

ある意味、定番モノの展開ですね。

オチで“もっと完璧に”というのも
キャラを使っていると言うこともあり、面白い感じであるしね。

悪くないお話だったと思います


もう少し、小ネタを入れるべきだったでしょうけどね。
ちょっとスルー気味かな。。。。途中で、場所も移動しちゃったし。。。



ただまぁ、

結局

キュアスティック、ベリーソード!!!

って、そのあとの流れは、あまり変わりませんよね(苦笑)

実際のところ。
パインのような特殊能力があるわけでも無さそうだし!

このアタリは、もうひとひねり欲しかった部分ですけどね。


やはり、キャラには役割分担というのがあるわけで、
現状のこの必殺技では、
主人公らしいピーチ、特殊能力のパインと比べると

一段落ちちゃいますよね。。。。。



お話自体が、悪くなかっただけに
このアタリ次回からの“後付け”があった方が良いかもね


そういえば、前回、ウエスター
今回もウエスター。。。次回も???


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仮面ライダーディケイド 第18話 サボる響鬼

『サボる響鬼』

内容
“響鬼の世界”にやって来た士(井上正大)達
バケモノ“マカモウ”に襲われる少年アスム(小清水一揮)と遭遇し、
ディケイドへ変身し撃退する
どうやら、音撃道という武術によりマカモウと退治しているようだった。
ヒビキ流、イブキ流、ザンキ流に別れ、争いあっているよう。。。。

ヒビキ(デビット伊東)に“大師匠”と呼ばれてから、少し図に乗る士。
そんななか、イブキ(渋江譲二)ザンキ(松田賢二)らと遭遇。
士は、イブキに接近し、3つの流派に“巻物”が存在し、
“音撃道の新の宝”が隠されていると知る。

一方、ヒビキの前に現れた海東(戸谷公人)は、巻物を奪おうとするが、
ヒビキに軽くあしらわれてしまう。
その上、妙なことに、アスムを破門し海東に任せてしまうのだった。

海東は、少年から巻物の秘密を聞き、、、ザンキ流へ道場破りへ。

そのころ、ヒビキの前に現れたマカモウ。
アスムを手をとり逃げはじめる。。。。。。。響鬼に変身もせずに。
それを見たユウスケ(村井良大)はクウガとなるのだが、苦戦。
その戦いの最中、響鬼に変身したヒビキはマカモウを撃退するが、
次の瞬間“牛鬼”へとなり。。。。。

そんななか、ザンキ流VSイブキ流の代理戦争が、
ディケイドとディエンドで行われ。。。。。

敬称略



お話自体は、ネタフリに近いモノなので、
それはそれでいいだろう。

いい雰囲気のキャラを使いながら、
結構、魅せ場も存在しましたし!

これはこれで、面白い感じだったと思います。

やはり、戦い、、争いには“理由”が必要であると言う事だ。




ただ、今回。
なんか、妙なことになっていますよね。

オリジナルの人たちを大量投入するという電王の続く展開であるが

もう、電王とは違い、
世界の設定が、、、、ぐるっと回って一回りしたような(笑)

なんか、、、今まで巡ってきた世界の中で、
一番、つくられている印象を受けるのは気のせいではあるまい。

今までは、それなりに引き継ぐか、全く違うモノであったが、
“響鬼の世界”
全く違うにもかかわらず、違和感を感じず楽しく見えてしまうのは

きっと、俳優さん達の頑張りもあるだろうが、
それ以上に、
ライダーバトルに意味づけしやすいような、世界観

武術の流派

と言うモノを取り入れたためであろう。

で、見ていると、妙にシックリ来る。。。この世界。



たしかに、“響鬼”は、最終的にグダグダになってしまいましたが、
もしかしたら、この部分にこそ、意味があったのかもね。

仲間。。。ライバル。。。。

人間関係の上積みが薄かったと言う事だな。

っていうか、
こんなメチャクチャになっている世界で、それを感じさせてしまうというのは

なんか、おかしいけどね。

逆に、納得しちゃいました(笑)

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『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ、鬼ヶ島の戦艦』
感想

侍戦隊シンケンジャー 第十五幕 偽物本物大捕物

『偽物本物大捕物(にせものほんものおおとりもの)』

内容
千明(鈴木勝吾)は、流ノ介(相葉弘樹)と白刃どりの稽古をしていた。
当然できない千明。。。。。
近くでは丈瑠(松坂桃季)は、、、サラッとやってのける。
そこで、千明はひとりで稽古に励んでいると、
アヤカシ“ナリスマシ”とナナシ連中が現れ、シンケングリーンに!
が、戦っている最中に、頭に攻撃を受け気絶してしまうのだった。

そん戦いにシンケンジャーたちが現れる。
戦いのさなか遅れて現れた千明は、戦おうとせずに立ち去ってしまう。。。。

ナナシ連中との戦いを終えたシンケンジャーの前にふたたび現れる千明。
怒る、流ノ介、茉子(高梨臨)ことは(森田涼花)
だが何を言っているのか千明にはよく分からず、戸惑うばかり。

そんななか、ナリスマシによる作戦は始まる。。。。。


敬称略




今回は、千明のお話。

基本的に、いい加減なキャラという設定があるために、
稽古でもダメというのをキッチリ表現。

が、そのウラで、ひとりで稽古をするのも千明である。

まぁ、、、気絶しちゃうって言うのは、妙な感じではあるが。。。
っていうか、それ、、流ノ介キャラじゃ???


あとは、
ナリスマシによる、仲間割れの助長という

定番のお話だ。

結構いい感じで、みんながメリハリのある演技をしているので
面白く見ることが出来た感じかな。


白刃どりも、殺陣に利用するというのも
悪くはなかったし。



ただ、全体としては、何か“物足りなさ”も感じる。

たしかに、千明が頑張るのは良いし、
“雨降って地固まる”というのも、良い感じ


どうしても、気になってしまったのは、
“殿”が、ほとんど物語に参加していないこと。

定番の戦隊とは違い、
基本的に、丈瑠は別格のキャラなのである!!


セリフ自体が、ほとんどないので、なんとも言い難いが
見ていると、

“家臣連中”と、あまり変わらないキャラ設定になっていますよね(苦笑)

この違和感のあるキャラ見せが、
物語に締まりのなさを生んでいるような気がします。

だから、説得力が見えない感じですよね。。。。。
だから、物足りない。


ちょっと、惜しい感じかな。。。


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ザ・クイズショウ 第6話 誘拐事件発生!!

『生放送中に誘拐事件発生!!娘の命は!?』


内容
神山(櫻井翔)の素性を調べても分からないスタッフたち。
それでも、“ザ・クイズショウ”は行われる。
今回の解答者は、桂木誠(堀内健)
派遣社員をしていたが2年前に職を失い休職中
夢は、、どうでも良いと言うが、事前のアンケートで賞金1億円と決定。
クイズが始まった直後、冴島(真矢みき)の携帯が鳴る。
娘・美野里(大橋のぞみ)を誘拐したという。。。。
クイズが終わる前に、見つけ出して見ろと言ってくるのだった。
そして、、犯人は自分の名前をハッキリ言う。。。桂木誠と。
ふとスタジオを見ると、桂木の不適な顔。
警察には連絡を入れるなと厳命したあと、クイズが始まる。
1問目を解答後、桂木は、神山にクイズを出すのだった。答えはライオン。
意味が全く分からない冴島であったが、
本間(横山裕)は、美野里が捕まっている場所と推理。
そして、、2問目の答えのあとの問題は、ヘビ、3問目は、ユニコーン
竹内(和田正人)がネットで調べて、“七つの大罪”と判明。
次の問題で、明らかに、冴島と美野里が毎日通る教会を指摘。
ハッキリさせるために、冴島は本間に問題変更を指示する。
教会だと分かり、冴島を向かわせるのだが、、、美野里はいない。。。
何かがオカシイ。。。本間は、桂木の言葉から、3問目までをウソだと考え、
冴島に、学校へ向かわせるのだった。
問題が佳境にさしかかり、召喚で母・美佐子(立石凉子)が登場。
神山から、美佐子が病であることを聞かされ、、桂木の様子がおかしく。。。。


敬称略




ドリームチャンスで突如、自分ので問題を作り出す神山

神山『あなたが今犯している犯罪はどれ?

だが、
神山は、桂木の本当の気持ち、そしてウソを見抜いていた!!

って感じデスね。



今回、ラストの『アレ』は、のぞき、

同じ展開ではあるのですが、
やっと、クイズの中にマンネリ感が消えた感じですね。

何と言っても、ハプニング発生!!
それも、冴島の娘の誘拐だ!

犯人が、解答者!!

である。

ちょっとしたことだけど、
“不確定要素”が、登場するだけで、
クイズの中に緊張感が漂いますよね。

もちろん、面白かったかどうかは、
結局同じコトをやっているのでビミョーであるのは変わりないですが、
でも、

クイズにだけ目を向かせ、
解答者の人生をいろいろとしている状態よりも

たとえ、悪意が存在したとしても
今まで以上に、解答者の人間性が前面に押し出されることで、

演技巧者の俳優さんが解答者となるよりも、
ドラマとしての、オモシロ味は出た感じである。

やはり、“キャラ”っていうのは、大切であると言う事だ。



ということで。
“久々に生きてる感じがした。

『甘ったれんな
 何が面白いだよ、何が生きてる感じがしただよ
 全然面白くねえよ
 あんたむかつくよ、本気でむかつくよ
 小学生も中学生も高校生も大学生も社会人も
 おっさんもおばさんも
 もっと苦労して生きてんだよ
 逃げたんでしょ、あきらめたんでしょ
 あんたみたいなヤツに生きてること実感する資格なんて無いんだよ
 なんで、お母さん無理して働いていると思う
 自分の体壊してまでお金稼いでるとおもう
 あんたが大切だからだ
 たったひとりの大切な息子だから
 生きててくれてありがとう、今でもきっとそう思ってるから
 そんなお母さんの気持ち踏みにじって、
 死んでも良いとか言っちゃって、あんた、なんなんだよ
 世の中には親孝行したくても出来ない人、たくさんいるの
 子どもは親を選べない?違うって
 家族だろ、たったひとりの肉親だろ
 誰よりも強い血が、愛情が、そこには流れているだろ
 こんな事でしか生きられない、あんた
 おれは。、絶対に認めない』


『なんちゃって~』が、無いだけで
一気に物語が締まりますよね(笑)


わたし的には、今までで一番面白く見ることが出来た感じだ。

まぁ、裏の『MR.BRAIN』と同じようなネタを使って、
ウソをつくと、、、、というのは、、ま、、、なんでもいいでしょう。


こういう風に取り上げてくれるのを、お互いに望んでいるでしょうし。


それ以上に気になったのは、
山之辺の登場。

これ、前作のキャラですよね??
別にね、繋げるのは良いんだけど、ローカルの評判と
視聴者層の変異を考えれば、評判は無視すべきだと思いますけどね。

そうでなければ、放送している意味が無いと思います。

それとも、分かり易く、回想でも入れます??

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第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

MR.BRAIN 第1話 瞬間移動の謎

『史上空前の脳科学ミステリー始動!!
 変人脳科学者VS連続テロ魔!!脳を使い瞬間移動!?

内容
勤めているホストクラブの帰り道、
泣いている女性(広末涼子)を見かけるひとりのホスト・九十九(木村拓哉)。
そんな中、事故に遭ってしまう。。。。

5年後
警察庁科学警察研究所“科警研”に警視庁から通達。
五反田で爆発事件が発生した。
そして、現場で犯人を捜索していた船田刑事(ユースケ・サンタマリア)が
爆発物らしきモノを触っている不審者を発見、拘束される。
名前は、九十九龍介
現場にやってきていた、
捜査一課・丹原朋実警部(香川照之)林田虎之助警部補(水嶋ヒロ)により、
容疑者として、取り調べられるのだった。
が、その途中、九十九は、ある人物を名指しして、
爆弾事件の真相を話し始めるのだった。。。。

そして、丹波に言う。
“科警研で脳科学を研究するのとになっている。僕、脳科学者なんです”


内容2
結局、事故に巻き込まれ、犯人と疑われた九十九は、
科警研に到着後、法科学部長・佐々未春(大地真央)から
科警研の様々な部署とともに助手となる由里和音(綾瀬はるか)を紹介される。

そんな中、殺人事件が発生する。
被害者は、産業開発省事務次官・中野修三と総合企画局長・本間英介
現場には被害者の血で描かれた十字架。。。。
警視庁は捜査本部を立ち上げ、
ふたりが、公共事業に絡む談合撤廃に尽力を尽くしていたため、
それに恨みを持つ人物によるモノと断定。
現場に残された指紋から、土田建設社長・土田吾一(志賀廣太郎)を容疑者と。
だが、土田は2週間前に逮捕され、拘置所にいる。。。。
科捜研で、詳細な分析が行われ、被害者から犯人の皮膚片、現場から毛髪が採取。
DNAから、土田のモノとされた。
すべての証拠は、土田を示すが、土田は拘置所の中。。。

すると、そこに捜査に行き詰まっている林田が現れ、九十九に捜査協力を求める。
土田に面会に行ったところ、
『犯人は私です。私は自由に壁を通り抜けて、人を殺せる
 まもなく、次の犠牲者が出る』と言ったという。

話を聞いた九十九は、壁を通り抜けると言う事に興味を覚え、
土田との面会を要求する。
当然、瞬間移動など出来るわけもなく、
九十九は、共犯者の存在を考え、ひとつの推理を披露するのだった。
が、、その九十九を見ている。。。組織対策四課刑事・武井(市川海老蔵)の姿
九十九の推理をもとに、丹原たちが土田を聴取すると、
逮捕前に、何者かに拉致されていたことが分かってくる。
そして、その犯人達が、、、ドイケン。。。。と言っていたと。
データベースで調べると産業開発省・土木開発局長・土井健三(高嶋政伸)


敬称略


公式HP
http://www.tbs.co.jp/mr-brain/



科警研に新しくできた部署『脳科学研究室』
そこにやって来た、、、頭はキレるが、すこしKY
妙なことばかりに興味を示す男・九十九龍介


『プライミング』。。先入観を与えることで、ミスリード

まぁ、そう言う方法で、ダイイングメッセージを消した真犯人


そんなお話ですね。今回は。


ざっと見た感じのイメージとしては、
どこかで見たようなことのある刑事物ドラマを、
どこかで大量に見たことのある俳優を使い、

『この枠』のドラマの演出を利用して、、、

この枠らしい、刑事物、事件ものドラマをつくった。

と言う感じでしょうか。

もちろん、どこかで見たような“場所”が利用されているのは言うまでもない。


『この枠らしい』から、かなり分かり易く。
この枠が始まった当初目標にしていたことを、もう一度作り直したドラマ。

ですね。

そう!


家族みんなで見て、楽しい。

そういうことである。
実際、『ROOKIES』の時は、その方向でしたが、
若者にターゲットを絞り込みすぎて、“原作”に頼りすぎたため、
微妙に歪んだ状態でしたが、

今回、やっと、元に戻ったような印象ですね。


細かいキャラ演出については、、どうかなぁ。。。と思う部分もありますが、
許容範囲でしょう。


ミスリードの件、事件の解決の部分も含めて
結構、楽しい感じだったと思います。

“脳はウソをつけない”

ということですね。


今回だけを見れば、100分という変則的な時間ではあるが、
前後編で、2つの事件入れながら、キャラ紹介。

悪くない感じだったと思います。

じゃっかん、引き延ばし感はありますけどね。
飽きさせないようにしながら、ネタフリをしていたので、
これも、許容範囲ですね。


気になったのは2カ所。

1つは、科警研のほかのメンバーがあまり絡んでいないこと。
 初回なので、この程度でしょうけど、
 もう少し、いろいろと絡めて欲しい感じですね。
 そうでなければ、
 主人公の九十九が、ワンマンで事件を解決しているようにしか見えません。
 それも、手を出してはいけない、“捜査”という分野に!!

2つ目は、若い俳優が多いこと。
 この枠なので、ある程度仕方ないでしょうが、
 イメージとして、ゆるく見えてしまいますよね。
 ベテランがいるかどうか、、ドラマが締まるかどうか
 そこに関わってきますからね。
 科学分析なのだから、刑事がもう少し年齢がいっている方が良かったかもね。


これからの展開。。ネタ次第で、物語の善し悪しも出るでしょうね。

とりあえず、ハッキリと言えるのは、
“ハズレ”は、ほとんど出ないと言う事でしょうね。

先ほども書きましたが、
キャラ演出の好みはあるんでしょうけど。

スマイル 第6話 赤飯事件の決着

『僕が社長の無念を晴らす』

内容
中傷記事にはじまり、銀行、取引先から追い詰められていく町村フーズ。
そして社長の町村宗助(前田吟)は、死んだ。
それでも、記者達の“赤飯事件”への追求は止まない。

潔白を証明するために、
ビト(松本潤)花(新垣結衣)は、小島美奈子(村上知子)の元へ。
だが、そのにいたのは、、林誠司(小栗旬)!!!

一方、伊東一馬(中井貴一)としおり(小池栄子)は、
もち米の仕入れ先である帝国食品の佐原明夫(高橋洋)に、
真実を話してくれるように頼みに行くのだが、、、

そんななか、同じように事故を起こしていた食品会社の山本社長(菅原大吉)が、
町村フーズに姿を見せる。そして、経営危機で、、、口止めをさせられていたと。
でも、真実を話してくれるように頼むのだが、口をつぐんでしまうのだった。

そして、ビトは、美奈子の実家を訪れ、三度目にして、
やっと話し合うことが出来る。

そこで、伊東は、マスコミにはマスコミをと、。。。。。。


敬称略



みんなで、社長の無念を晴らそう!!


まぁ、そう言うお話である。


一応、刑事物のドラマではありませんが、
キッチリと、いろいろと動き回っているし、
証拠も歩いてくる。
そのうえ、最後は、主人公の土下座で、すべてキレイにおさまる

『僕が出来ることは、社長の潔白を証明することだけなんです
 おねがいします。あなたしかいないんです

ある意味ベタと言えばベタだし、
多少の強引さは、ドラマとして、それはそれでいいだろう




ただ、2つほど疑問がある。

その1.美奈子に3度も会いに行ったビト
その2.里菜ちゃん事件


『その1』
 3度も。。。。
 回数は、時間稼ぎもあるし、それはいいんだけど
 その中に、林とのことを絡めたこと。
 林から、美奈子をそそのかしと聞いたはずのビトなのに、
 それを伊東弁護士らに話そうとしない。
 話さなくても良いけど。
 原因が、それなのだから、そこに怒りをぶつけても良かったんじゃ?
 結構、気になりました。
 逆襲が怖いというのもあるだろうけど、
 会わない方が、恐怖感が盛り上がりましたよね。絶対に!
 ビトを付け狙っているんだから、花がいるコトなんて確認できるはずなのに。。

『その2』
 学校の赤飯事件と繋がりがあるとは言え、
 完全に別物で、病院に訪れた際の『お見舞い』を食べて。。。。
 それで、ビトが訴えられたはずなのだ。
 これはどこにいった??????
 社長の死と、赤飯事件と、その捜査で、
 どっかに吹っ飛んじゃってますよね(苦笑)


ってことで、

なんだか、いろいろと、
アッサリ解決しているような印象の『事件』の結末でした。

結局、
事件や、ネタフリを、いろいろとやり過ぎているために
上手く回収できなかったというのが、ホントのところかもしれませんね


ベタな感じで、悪くはない。

でも、思ったほどではなかった。というところかな


とりあえず、次回からのお話が、
きっと、この物語の『本題』なのでしょうね。

そう考えれば、『赤飯事件』『社長の死』は、おまけ。。。かな(苦笑)

これまでの感想
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話


BOSS 第6話 天才少女

『天使?悪魔?天才少女の罠』


内容
丹波刑事部長(光石研)に呼び出された絵里子(天海祐希)
名門の英明女子学院の体育教師・増岡剛(松田悟志)が殺された
その事件を捜査しろという命令。
野立(竹野内豊)による、推薦のようだった。
死因は頭部打撲による脳挫傷。凶器もなし、遺留品も無し。
指紋がキレイに拭き取られ、汗などの痕跡を消すため漂白剤がばらまかれていた。
絵里子は、相手が頭がキレると推測。
岩井(ケンドーコバヤシ)山村(温水洋一)に現場周辺の聞き込み。
片桐(玉山鉄二)花形(溝端淳平)を学校へ向かわせ、
絵里子は、木元(戸田恵梨香)と共に、現場へ。
思った以上にキレることを目で確かめた絵里子は、学校へ向かう。

片桐らの聞き込みにより、増岡とつきあっていたという人物が判明。
学校一の秀才・石原由貴(志田未来)
話を聞く絵里子であったが、明らかにキレる。。
そのうえ、なぜかつきあっていたことも告白する。。。
違和感を抱きながらも、ふたたび任意の聴取。

そんななか、被害者の同僚で化学教師・二宮奈津子(西山繭子)の
自宅周辺から凶器などの遺留品が発見される。
目撃情報、防犯カメラからも、奈津子の姿が見つかる。
2人はつきあっていて、別れを告げに言ったことは認めるが、犯行は認めない。
そのうえ、
玲子(吉瀬美智子)の報告で、遺留品のマニキュアの購入先に奈津子の名。
状況証拠は、奈津子に向いているが、
明らかにそろいすぎている。。。それに、別れ話にしては証拠隠滅が冷静すぎる。

と、、、絵里子は考えはじめるのだった。

そして、犯行時刻に、もう1人の少女・沙織(水沢奈子)の存在。
絵里子は、沙織と由貴を警察に招き。。。。


敬称略



絵里子『悪くないよ。オバサンも
  そんなに突っ張らなくて済むから。
  ゆるーくなってるから

ということで、
今回の“敵”は、妙に突っかかる天才少女である。


まぁ、登場している時点で、誰が犯人とか
そう言うのは、無視しましょう。

だって、楽しめないから!!

重要なのは、
“敵”とのやりとりと、打ち負かすBOSSである。



今回は、明らかに、負かされている印象を与えながらも
様々なネタフリ。。

知能犯だからこそ、知恵で追い詰め、
手のひらの上にのせてしまう。

完璧すぎる証拠は、違和感満載というヤツですね。
この手の物語では、定番のお話ですが、

おばさんVSツッパリ少女

といこともあり、
なかなか、良い感じの“女の闘い”だったと思います。

天海祐希さんvs志田未来さん

と言う状態であったのは、言うまでもありません。

若干、志田未来さんが早口すぎたために、聞きづらかったけどね。
まぁ、ご愛敬と言う事にしておきましょう。




ちなみに、今回見ていて、一番気になったこと。

絵里子が、由貴に証拠を見せるときに出したセリフの中に
“Nシステム”という言葉。

う~~~ん。
たしかにこれ、この手のドラマでは定番だし、
証拠の1つとして、当然なのであるが。。。

ココで気になったのは、
この言葉を、前回、前々回の連続話モノの時に登場させなかったこと。

いやまぁ、知能犯と言えば、それまでだけど。
逆に今回出したことで気になりました。

だって、向かった写真て、、警視庁の管轄外だよね?

ま、いいけどね。
たのしかったし


これまでの感想
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話


夫婦道(2) 第6回 悲しいウソと高鍋家の真実!?

『鬼パパ来襲緊急事態』

内容
マー君(石倉三郎)の兄嫁が、高鍋家にやってくることになった。
康介(武田鉄矢)は、何か企んでいると勘ぐる。
隙があってはダメと家中の掃除を開始する聡子(高畑淳子)は、
娘・八夜子(たくませいこ)若葉(本仮屋ユイカ)に、真剣にするよう命じる。
そして、ついにやってきた兄嫁・山崎多佳子(山口果林)
“山崎家”の由緒について語り出し、“鳩子”と勝手に命名。
そのうえ、自分の養子にしたいと言い出すのだった。
マー君の店が傾いていると話だし、マー君も救うとまで言い始める。

それを聞いた、聡子は多佳子の機嫌をとりはじめ、
ウソを並べ立てて、なんとかまとめようとする。
その聡子の作戦に乗った高鍋家の一同は、教養を見せ付けるように。。。。。

そんななか、修造(橋爪功)の親しい女・千尋(星野亜希)に、
“高鍋康介”と名乗って、遊んでいたため、、、、、
高鍋家は、佳奈子に茜を狙われるだけでなく、
ヤクザの岩見沢耕一(金田明夫)にも狙われることに!



敬称略



ドタバタと、いろいろあって。

康介『なんで、お母ちゃん、こんな悲しい大ウソついたんだよ
  茜を取られないために、
  お前にもマー君にも茜にも幸せになって欲しい一心で、
  こんな悲しいウソついたんだよ
  見栄や体裁でついたウソじゃねえ。
  修造見りゃわかるダロ。笑いながらついたウソは後で必ず泣くことになる。
  でもな。俺達はな、力を合わせて、一生懸命家族そろって
  悲しいウソとついたんだよ
  泣きながらついたウソは、いつかきっと笑い話になるから。
  もうちょっと、待ってくれよ。

それでも、茜が奪われるなら。。。と決意する康介!

だが、それを立ち聞きしてしまった。。。多佳子

『このうちのほんまの姿見られて良かった
 私は人の親になったことがないけん、分からないけど
 もしもさっきみたいに、自分の娘がヤクザに脅されたら、
 聡子さんみたいに、体張って庇ってやれるかいのう。
 聡子さん。あんたは立派な母親やわ
 何があってもあんたになら、茜ちゃん任せられます。
 山崎家は、資産もあるし品格もあります
 でも、ああやって、家族が本音でぶつかり合うことはなかった。
 いつも世間体を気にしてしもうて
 私、あの家に嫁いでから、いっつも思っとったんよ
 1度でええけん、本音で話がしてみたいなぁって。
 さっきの、なんか、とっても、うらやましかった。
 高鍋さんの話もステキやった。
 八夜子さんに伝えてもらえん
 高松に帰って昌弘と茜ちゃんの3人で
 こちらみたいな家庭を築いて欲しい。』


ってことで、

修造の家も、すでに押しかけ女房状態の典子に救われ。。。

夫婦道教訓
『夫婦の絆は家族を救う』


である。




なかなか、良いお話ですよね。
人情モノになるのも分かるし、
次のネタが分かってはいるベタ展開なのですが、

良い感じの人間関係と、ドタバタが表現されているため

かなりいい感じのドラマになっていますよね。


そんななかに、オチもありだ!

典子『入間川にたたき込むよ』



それにしても、
まさか修造の浮気が、高鍋家を救うことになろうとは!!

いや、それ以上に、典子、、杉田かおるさんが、カッコイイ!

こういった部分も、
このドラマの『らしさ』であり、面白さですよね。

お見事だったと思います。


個人的には、
ココまで良い感じになった、高鍋家と多佳子なのだから、
再登場して欲しいですね。

そのときは、マー君のおにいさんにも。。。。


最後にヒトコト
しかしまぁ、朝ドラと同じような雰囲気のドラマであるにもかかわらず。。
このドラマの素晴らしさ。

高畑さん、金田さん。。。どうおもってるんだろ。。。


これまでの感想
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

臨場 第6話 罪つくり

『罪つくり』
『罪つくり~赤い口紅の秘密』

内容
法医学の西田(小林勝也)の解剖を待つ倉石(内野聖陽)小坂(松下由樹)は
心臓発作で運ばれてきた男性を見かける。
寄り添う女性に見覚えのある小坂。
そんななか、臨場要請。

西新宿シティホテルのツインルームで、女性の遺体が見つかる。
所轄の新宿西警察の神田勝(大河内浩)、
敷島一雄(永岡佑)、井上(平野貴大)らは、
薬物反応、外傷、明確な圧迫痕がないことから、病死と考える。
だが、やってきた倉石は、殺しと断定する。
グラスが1つしか残されていないことから、誰かがいたと推測し、
肩に赤いアザがあったことから、体の大きい人物が頸部にのしかかれば可能と。
神田らが防犯カメラを調べると映像から、巨体の男がいたと分かる。
そのうえ、被害者のカバンから、睡眠薬。。。
調べてみると、売春、昏睡強盗の前科のある片岡小夜子(小濱なつき)と判明。
昏睡強盗を謀ろうとして、逆に。。。。と言う事のようだった。

翌日、病院で会った小坂の知人・桐岡素子(あめくみちこ)の夫が、
心臓発作で亡くなったことを知った倉石は、ある可能性を考えはじめる。
素子の夫・桐岡洋介(須藤為五郎)による事件と。
睡眠薬を飲まされた後、心疾患のある洋介が、被害者に倒れ込んで、そのまま。
一ノ瀬(渡辺大)から事実を並べると可能性があると聞かされる小坂。
状況証拠による可能性には納得するが、
まさか、素子が、証拠隠滅を。。。。をと、小坂は疑問を抱くのだった。

だが、ホテルから出た指紋には、洋介の指紋が検出されない。
そこで、ふたたび現場に向かった倉石は、トイレの便座から発見する。
そして隠滅の図ったのが、女性であると指摘。
どうしても納得出来ない小坂であったが、
倉石は、桐岡の家を家宅捜索するよう、神田らに命じるのだった。
『偶然が過ぎる』と。

何かを考えている倉石は捜索するなか、あるモノに目をとめる。

敬称略




↑1度かいて、もう一度組み立て直すという。。。大苦戦。

だって、いろいろと、ネタフリが多かったですから!!



臨場要請で、見立てたのは殺し。
が、その容疑者の男は、心臓発作で死んでいた。
男の妻を怪しみはじめる倉石。。。。


そんなお話だ。


もう、もの凄い複雑ですよね。

簡単に言えば、
殺人犯の夫を病死とすることで、
犯人じゃないようにと証拠隠滅。
それで、娘の明日香(大村彩子さん)の結婚も、上手くいく!

という動機ですね。


倉石『あんたがもし、自分を犠牲にして娘の幸せを守ったことで、
  満足してるんだとしたら、
  それは、ただの、罪作りッてんっだ。

まぁ、そういうことである。


事件の奇妙さと、複雑ささえ気にしなければ
2時間サスペンスを、1時間に凝縮したような感じですね。

あまりに濃すぎるために、ちょっと驚いてしまいました。

普通1時間で、ここまでやりませんよね(笑)

将に、サスペンスという感じで、なかなか良い感じ。


ただ、今回の物語って、
所轄の刑事達が、動いているようで動いていないために、
倉石達が、動き回りすぎている印象しかありません。


ここだよね。。。ちょっとした違和感
今回も、途中にちょっと言われてましたけどね。

立場を考えれば、出しゃばりすぎです!!

もうちょっと、神田刑事が動いている姿があれば、
スッキリしたでしょうけどね。

事件のネタフリなどは、詳細に行われているし
サラッと流している感じだったので、
かなり、良い感じのネタフリだったと思います


ここまで、分かり難いと、
面白さとともに、強引さも少し感じますけどね。


あれこれとあった中で、
一番面白かったのは、一ノ瀬が目立っていたことですね。

連ドラとして考えれば、『成長』ととれる感じですね。


ただ、そうなると違和感があるのは、
一見さんを信じ込む小坂というキャラなんですけどね(苦笑)


とりあえず、事件も楽しく満足感があったお話でした


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第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

白い春 第6話 つながる絆

『運命の絆第二章』

内容
娘、、、さち(大橋のぞみ)に会いたくても、、、ふさわしくない。。。。
そしてハローワークへ仕事探しに行く春男(阿部寛)
でも、刑務所帰りに、年齢が災いし、仕事は見つからない。
それが、今の春男の“現実”であった。
そんななか、警備員の仕事で、工事現場で働き始めた春男。

すると、目の前に、さちと佳奈子(白石美帆)
さちには見つからなかったが、偶然、村上ベーカリーの近くだった。
佳奈子から聞いた、康史(遠藤憲一)は、
春男の工事現場に行くと、『どうせ今日まで』と春男に言われる。。

そのころ康史は、大口の客が増えたことで、求人を出していた。
でも、山中恵一(村上剛基)ほどの人物は見あたらない。
そんなとき、求人を出していたハローワークから電話。
面接の喫茶店に康史が行くと、そこには、春男が居た!!
ハローワークからの紹介だという。。。。。
しかし、春男は、先日康史に偉そうに言われたのが、言い返したいだけだったが、
話をしているウチに康史は、面接をすると言い出すのだった。

採用を決めた康史。佳奈子は驚くのだが、
『立派な親子だというのを見せてやる』と、、、決めたのだった。

朝早くから“村上ベーカリー”で働き始めた春男。。。。
それは、春男を見守る栞(吉高由里子)にとっても、衝撃的展開だった。


敬称略



3分ほど総集編

と言うのを、いきなりやったのが、一番驚いてしまいました。

いやまぁ、“第二章”というのは、知っていたので、
やるんだろうなぁ。とは思ってはいてのですが、

かなり、詳細でしたよね!

う~~ん。
3分で、本当に5話分見たような印象が。。。。。

なら、どんだけ、引き延ばしてる?

ってことの裏返しなんですけどね。

ま、いいや。
それだけ、丁寧に描いているということなのだろうね



ということで、今回から、第二章。


さちのために、、、いつか、ふさわしい人間になりたい!!
その強い気持ちが、偶然を呼び込みはじめる。

まさかの村上ベーカリーへの就職。

村上の方も、春男に言われたことで、
さちとの親子関係に戸惑っていた。
だからこそ、親子関係の再確認。。それを、見せ付ける!

お互いの意図は、全く違うモノの、
さちという“娘”の近くで働く“ふたりの父”

最後には、接近できたからこその“親子のひととき”

ちょっと笑顔の春男。

そして、、鉄棒の本番では、
さちは、父の前で、つばさの持ったおじさんのパワー。。。

である。



かなり、極端すぎる展開になっているわけなのですが。
良い感じの意地の張り合いで、
娘を挟んでの三角関係が、楽しく、、そして面白く。。。切なく。。

丁寧に描いている感じである。


ただまぁ、
今回は、まさに“第二章”的なはじまりであり、
これからという感じなんですけどね。

でも、
今までのことを序盤に“あらすじ”として入れ込んだモノだから、
絶妙な感じで、それが効いてきていますよね。

ハローワークで、現実を知るというのを入れたのも、
後半に行くに従っての盛り上げに、一役買っています。



それにしても、
次回予告はともかくとして、

本当に真面目に働く春男というのを
あれだけ間近に見てしまうと、、、、
康史達も心変わりがあってもおかしくないですよね。

なのに、次回予告では、、、。。

ちょっと、そこが引っかかる部分です。



とりあえず、大きく動き始めたので、
後半戦も楽しく見ることが出来そうである。



これまでの感想
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

アタシんちの男子 第6話 新造の遺産!?

『ママが恋人?!』

内容
突然、千里(堀北真希)にキスをした風(要潤)
“俺の新しい彼女”と、、、、だが、女関係のトラブルでフリをしてくれと。
それが、家に戻ってくる条件だった。
仕方なく“フリ”をして、彼女という女に殴られて、解決。したかと思ったのに。
でも、あと26人いるという風。
驚く千里であったが、借金のことを出され、謝罪を続けることに。。。

そのころ風は、千里の部屋“恐怖時計の部屋”を物色していた。
そこに翔(向井理)もやってくる。
お互いの目的が新造(草刈正雄)の遺産と言う事で、
風は、6兄弟の遺産の発明品の中の数字に注目したことを伝える。
“とけいのへやをさがせ”という暗号だった。
すると、時計が、妙なリズムで時報を告げ、、、鳴り始める。
翔が時計の内部を探すと、“鍵”が見つかるのだが、
“裏に隠された真実”というメッセージ、、、。。。

そんなとき千里が部屋に入ってくる。
千里は、風に対して怒り出す。。。自分勝手だと。
だが、逆に風から、新造のことを言われるのだった。
“裏に隠された本当の顔も知らないで。
 あの人は、相当の悪人だ。”

家を飛び出し、ネットカフェで悩みはじめる千里。。。。
すると、優(山本裕典)が連れ戻しに現れる。

一方、鍵の意味に気付き、発明品のプレートのウラの文字に気付く。翔。
愛 爺 得ぬ 愛 得る 部位


そんななか、大物政治家へ持っていくはずだった“カツラ”を
必死になって探す猛(岡田義徳)


敬称略



若干、散漫気味ではありますが。。
っていうか、

実際は、散漫。


ドタバタしながら、兄弟たちの変化を知る風。

そんななか、発見される、隠し部屋への鍵!


っていう感じですね。



ほんと、ドタバタしているだけで、
最終的に『LIVING』に集合させているだけなのだから、

あまり、意味があるような、ないような状態

ただ、兄弟の変化を知ったというのは、
風という、今まで登場の少なかったキャラを一気に解決するには、
重要な意味があったお話であるとも言える。

かなり、大目に見てですけどね(苦笑)



ということで、登場の遺産

みらくるん2号

次の展開と言う事だ。


ま、、ほんと、“つなぎ”という印象しか無く、
オモシロ味も特にあったわけではない。


ちょっと、迷走状態かな。。。。。

宝探しを消去してでも、
もうちょっと、謝罪会見で、あれこれやった方が良かったかもね。

これだけ、兄弟がバラバラに動いてしまうと
散漫な印象しか無く、何をやっているのかが分かりません。
それで、キレイにまとまって、衝撃的なことならまだしも
なんだかなぁ。。。というオチのドタバタで、ロボの登場だからね。。。

しっかし、、何がしたいんだろうね。
今回だけを見ちゃうと、本当に意味不明すぎます。

人数が多いことで、キャラを立てようとして、
物語を崩壊させているだけですよね。


これまでの感想
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

ハンチョウ~神南署安積班~ 第6話 死んだはずの男の指紋

『存在しない男を愛した女…3650円の人生』


内容
非番の安積(佐々木蔵之介)が、娘・涼子(渋谷飛鳥)に言われ買い物へ。
目の前で、飛び出してきた子どもが、あわや交通事故!
安積が助けて、事故にはならなかったが、
その車“みやび食品”の運転手の男・山根健二(鶴見辰吾)が気になる安積。
そんななか、安積は村雨(中村俊介)から、殺しの連絡を受ける。
須田(塚地武雅)黒木(賀集利樹)を強盗事件に向かわせていたため、
桜井(山口翔悟)と水野(黒谷友香)を現場に向かわせたという。
安積も、すぐに殺人事件の現場へ急行する。
不動産会社社長・山並道代が、近くの灰皿で殴られたようだった。
すると第一発見者で事務員の神田は、逃げる人影を目撃していた!
近くの金融会社“並木金融”の河原崎伸一(由地慶伍)だという。

どうやら女社長と深い関係があったことは分かるのだが、
任意同行を求め事情を聞くと、犯行時刻には桜町の公園にいたと主張する。
そこで、河原崎が目撃したという老夫婦、子連れの若夫婦を捜し出すと、
その時間帯に、河原崎を見たという証言は得られないが、
河原崎が目撃したという人物達が公園にいたことは判明する。
殺しの証拠は無いが、アリバイを認めざるをえず、河原崎を仕方なく釈放する。
だが、あまりにも詳細なアリバイに疑問を感じはじめる安積は、
村雨たちに河原崎に手を貸した可能性のある人物を捜すよう命じるのだった。

そのころ、ドラッグストアの強盗事件を追っていた須田と黒木は、
容疑者のひとり林田謙吾を逮捕するのだが、安積に妙なことを言い出すのだった。
もう一つ残っていた指紋が、前科者リストから“野上拓也”と分かるのだが、
半年前に、踏切事故で死んでいた男だという。。。なぜ??
その野上を調べていくと、河原崎から金を借り、繋がりが分かってくる。
事故を担当した所轄の話では、所持品には遺書などもあり、
損傷はしているモノの、身元確認などで人物を特定、自殺と断定していた。。。
大量の飲酒での死亡事故。所持品にあったライターの居酒屋に向かう安積たち。
店主(山田明郷)の話で“男がふたり”いたコトが分かる。
警察の聴取では、そこまで聞かれていないため話していないと。

何かを感じ始めた安積は、失踪者リストに山根健二という人物を見つけ。。。。


敬称略





ある殺人事件を捜査するが、完璧すぎるアリバイ。。。
そんななか
半年前に死んだ男の指紋が、最近発生した強盗事件で発見される!


っていうお話だ。


このドラマって、複数の事件、事故が、毎回あるために
正直言って、結構分かり難いですよね。

ただ、
刑事物のドラマとして考えれば、
この複雑さは、許容範囲だろうし、
妙な事件の発生も手伝い、オモシロ味にはなっています。


最終的には、
そんな、『いない男を愛した女、、、そして、その娘』
と、ちょっとした人情モノ。

である。


それにしても、事件の複雑さはさておき。
今回もそうであるが、

安積というキャラが、悪くない感じで前に出ていますよね。

勘の良さというのもあるが、
味のある人情モノ刑事というか。。。

ここにきて、
安積というキャラが、ほぼ確定したようなである。
良い感じで、部下達を上手く使っていますし、
誘導、、、、していますよね。

宇宙人さん!

その妙な雰囲気の中にある『愛』が見え始めた感じだ。


逆に考えれば、
ここまで、安積が目立たなかったのは、
ゲストの人たちが強烈すぎたのもあるのでしょうね。


まぁ、良い感じの雰囲気と、オモシロ味のある事件になっているので

十分楽しむことは出来てるんですけどね。


いや、、、カタチに慣れてきたと言うべきかな(笑)



これまでの感想
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話