『最後のケンカ』
内容
櫻井(大滝秀治)の容体が急変し、最期の時が迫っていた。
藤得医師(神尾佑)から夕方までもつかどうかと告げられる盟(オダギリジョー)
身内と言えば九鬼(千原ジュニア)しかいない。。。
すぐに連絡を入れるのだが、、繋がらない。
そこで、颯(長澤まさみ)に連絡すると、浦和の植木市にいるという。
九鬼に気持ちのある颯に頼むわけにもいかず、電話をかけ続ける盟。
すると、、九鬼がやってきた。。。颯が、直接行ったようだった。
盟に導かれるようにベッドの横に行く九鬼。
朦朧とする意識の中、櫻井は“研次”のことを頼むと盟に。。。
そして、、故郷“寄見”と、、言い残し臨終を迎えた。
そんななか、盟は櫻井が九鬼の父であると伝えると、、、動揺する九鬼。
“父親なら手は握らない、もしそうなら来る必要なかった”
と言い残し、立ち去っていくのだった。
植木市に帰ってきた九鬼は、颯がいることに憤慨する。
そして、、
“言いたいこといくらでもあったのに
父親ならそうだといえ。ひきょうだ”
と櫻井が残した手帳を投げ捨てる。
しかし、颯は手帳を拾い上げ
“これ櫻井さんの手帳ですか
これ遺言だと思います、櫻井さんの
捨てちゃダメですよ
私の父は何も残してくれなかった。
寂しかった
今でも寂しいから。”
その日の夜。櫻井のアパートに盟はいた。
が、、、そこには、九鬼どころか、颯もいない。
颯に連絡を取り続けても繋がらない。。。。
そしてやっと繋がったと思ったら、明らかに九鬼といた!!
盟にとって、最悪の状態になってしまっていた。
敬称略
状況としては、櫻井が一人死んだ。
ただ、それだけのお話なのである。
が!
今回は、急激に物語が動きだしたような感じです。
何と言っても、主人公の一人・颯。。。。が、
気になる状態から、一気に想いを寄せていった感じですよね。
“暴走”とまでは言いませんが、
前回までの状態よりも、
完全に、九鬼の気持ちにシンクロしている颯がキッチリと表現された感じだ。
“これ櫻井さんの手帳ですか
これ遺言だと思います、櫻井さんの
捨てちゃダメですよ
私の父は何も残してくれなかった。
寂しかった
今でも寂しいから。”
ホント。。。これだけで、物語が動いた。
同情ではなく、、愛に変わったのかも知れません。
父という家族を失っている颯にとっては、
そんなちっぽけなことであっても、家族が残してくれたモノ。。。
父との絆。。とでも言えばいいでしょうね。
そんな状態を感づいた盟
盟“最悪だと思った
九鬼が妹を奪った
間違いのない事実だ
そうなる妹もどうかしているが
九鬼はひどい
今日は自分の父親の通夜なのだ
どんな事情があってもここにいるべきだ
絶対に許せない
盟の颯の想いだけでなく九鬼への気持ちも分かった瞬間ですよね。
ただ、櫻井が死んだだけなのに。
大きく物語が動いた感じである。
いや、正確には、今まで抱いていた“想い”が、
より一層深くなった。。。。ということなのでしょう。
颯“あの人、不器用なんだ
東京へ出てきて何をやっても上手くいかなくて
これといった夢もなくて
私も一緒。。。よく似てる。
自分が何をすればいいのか、
それがずっと見つからなかった。
昨日ようやく分かったの
植木市で花を売ったの凄く売れたの
売ってて幸せだったの
花を買う人ってみんなイイヒトなのよ
そう思って買っていくの
私は、幸せを売ってるんだって
これって、いい仕事だって。
盟“俺は上手くいくと思わないぞ
颯“今度こそ上手くいく
セリフだけを並べた感じになってしまいましたが。
キレイに流れは、ありますよね。
やっぱり、
理不尽な争いを見るよりも
意味ある争いを見ているほうが、納得感がありますし。
そこに気持ちがあれば、説得力があると言う事だ。
もしかしたら、、
良い感じのドラマになっているんじゃ?
そんな気持ちになってきています。
これまでの感想
第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
内容
櫻井(大滝秀治)の容体が急変し、最期の時が迫っていた。
藤得医師(神尾佑)から夕方までもつかどうかと告げられる盟(オダギリジョー)
身内と言えば九鬼(千原ジュニア)しかいない。。。
すぐに連絡を入れるのだが、、繋がらない。
そこで、颯(長澤まさみ)に連絡すると、浦和の植木市にいるという。
九鬼に気持ちのある颯に頼むわけにもいかず、電話をかけ続ける盟。
すると、、九鬼がやってきた。。。颯が、直接行ったようだった。
盟に導かれるようにベッドの横に行く九鬼。
朦朧とする意識の中、櫻井は“研次”のことを頼むと盟に。。。
そして、、故郷“寄見”と、、言い残し臨終を迎えた。
そんななか、盟は櫻井が九鬼の父であると伝えると、、、動揺する九鬼。
“父親なら手は握らない、もしそうなら来る必要なかった”
と言い残し、立ち去っていくのだった。
植木市に帰ってきた九鬼は、颯がいることに憤慨する。
そして、、
“言いたいこといくらでもあったのに
父親ならそうだといえ。ひきょうだ”
と櫻井が残した手帳を投げ捨てる。
しかし、颯は手帳を拾い上げ
“これ櫻井さんの手帳ですか
これ遺言だと思います、櫻井さんの
捨てちゃダメですよ
私の父は何も残してくれなかった。
寂しかった
今でも寂しいから。”
その日の夜。櫻井のアパートに盟はいた。
が、、、そこには、九鬼どころか、颯もいない。
颯に連絡を取り続けても繋がらない。。。。
そしてやっと繋がったと思ったら、明らかに九鬼といた!!
盟にとって、最悪の状態になってしまっていた。
敬称略
状況としては、櫻井が一人死んだ。
ただ、それだけのお話なのである。
が!
今回は、急激に物語が動きだしたような感じです。
何と言っても、主人公の一人・颯。。。。が、
気になる状態から、一気に想いを寄せていった感じですよね。
“暴走”とまでは言いませんが、
前回までの状態よりも、
完全に、九鬼の気持ちにシンクロしている颯がキッチリと表現された感じだ。
“これ櫻井さんの手帳ですか
これ遺言だと思います、櫻井さんの
捨てちゃダメですよ
私の父は何も残してくれなかった。
寂しかった
今でも寂しいから。”
ホント。。。これだけで、物語が動いた。
同情ではなく、、愛に変わったのかも知れません。
父という家族を失っている颯にとっては、
そんなちっぽけなことであっても、家族が残してくれたモノ。。。
父との絆。。とでも言えばいいでしょうね。
そんな状態を感づいた盟
盟“最悪だと思った
九鬼が妹を奪った
間違いのない事実だ
そうなる妹もどうかしているが
九鬼はひどい
今日は自分の父親の通夜なのだ
どんな事情があってもここにいるべきだ
絶対に許せない
盟の颯の想いだけでなく九鬼への気持ちも分かった瞬間ですよね。
ただ、櫻井が死んだだけなのに。
大きく物語が動いた感じである。
いや、正確には、今まで抱いていた“想い”が、
より一層深くなった。。。。ということなのでしょう。
颯“あの人、不器用なんだ
東京へ出てきて何をやっても上手くいかなくて
これといった夢もなくて
私も一緒。。。よく似てる。
自分が何をすればいいのか、
それがずっと見つからなかった。
昨日ようやく分かったの
植木市で花を売ったの凄く売れたの
売ってて幸せだったの
花を買う人ってみんなイイヒトなのよ
そう思って買っていくの
私は、幸せを売ってるんだって
これって、いい仕事だって。
盟“俺は上手くいくと思わないぞ
颯“今度こそ上手くいく
セリフだけを並べた感じになってしまいましたが。
キレイに流れは、ありますよね。
やっぱり、
理不尽な争いを見るよりも
意味ある争いを見ているほうが、納得感がありますし。
そこに気持ちがあれば、説得力があると言う事だ。
もしかしたら、、
良い感じのドラマになっているんじゃ?
そんな気持ちになってきています。
これまでの感想
第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
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