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ソウルイーター 第51話(最終回) 合言葉は勇気! 

『合言葉は勇気!』

内容
ソウルを救ったマカであったが、呆然とする。
倒れるブラック☆スター、椿、そして、キッド、リズ、パティ
それでもマカは、ソウルと共に鬼神・阿修羅に挑んでいく!!

が、、、鬼神狩りでも、、太刀打ちできない。。
そのうえ、、ソウルまで倒れてしまい。。。。。




ある意味定番ですが
見事に描ききっていますよね。

すべては、、、鬼神というか、、、まぁ
鬼神の演技力に他ならないんですけどね。。。

声だけでなく、表情変化が素晴らしかったですね。


流れ自体も、見事だ。
と言う事で、今回は、『セリフ』を大量投入である。


『非力だな
 この世が終わろうとしているのに、
 最後の相手がお前のような出来損ないとは
 そこに倒れているガキどもの方がよほど手応えがあったぞ

完全に、なめられているマカを序盤から演出。


“鬼神狩り!”

だが

『退魔の波長か。お前に問う
 俺は魔なのか?
 それは過ちだ
 俺の発する狂気は不浄のモノか?
 違う
 狂気は誰の心の中にも存在する感情だ
 勿論、お前の中にもな


そして、ソウルがマカを庇って倒れたあと

『先に倒れていくヤツらは、期待や責任という名の重荷を押しつける
 それからお前が感じる苦痛や不安、それが恐怖の一つだ
 いらだち。恫喝。それも恐怖だな
 焦りに、怒り、それも恐怖だ
 コレが痛み
 一番原始的で野蛮な恐怖だ
 だがお前のような弱い人間には、コレが結構効く 

と追い詰めていく、、阿修羅

マカ『お前の言うとおり
  私は弱い人間だよ
  でもこんなの
  あの時の痛みに比べれば、あの時の拳に比べれば
  なんてことない

武器として覚醒するマカ!!!

コレ、一番良いですね。。次回予告で、気になっていたんですよね。

『なぜ覚醒した
 先ほどまでの恐怖心が消えている。
 なぜだ
 なるほど。。。 
 恐怖をぬぐい去るために、意識を飛ばしたか
 さらに、無意識下での武器化発動
 コレでふたたび不確定要素は消えた
 種の知れた手品などに、恐怖はない
 眠りながら戦おうなんて横着すぎるぞ
 お前が今感じているその感情こそが恐怖だ
 もういいんだ。楽になれ
 狂気に身を任せれば、お前も恐怖から解放される
 痛みも不安もすべてが無くなる
 どうせお前には何も出来ない
 仲間も退魔の波長もお前達のやろうとしていたことすべてが
 俺には通用しなかった
 今や、パートナーもうしない、体も満足に動かせやしない
 お前に俺を倒す術は、もう何もない


すべてを『理解』することで、自らの『恐怖』を消してきた阿修羅。
その事を、たったこれだけで、キッチリ表現だ。

そこに、武器となっているマカだから、
見事な戦いでしたね。


なのに、、、マカは。。

マカ『せいせいした

意味が分からない阿修羅

マカ『せいせいしたって言っただけ
  元々好きでこんな力持ってるわけじゃない
  大人たちがとやかく言うから、 
  上手くやらなきゃって、思ってたけど
  そう言うの、本当は、得意じゃないんだよね。私
阿修羅『お前バカか

仲間たち『バカはどっちだクソやろう
  ホントはみんな知ってるはずだよ
  そいつは、オレ様見てえな才能はねえが
  ここにすげえもん持ってる
  マカの強さは、特殊な能力などではない
  そうさ、マカには恐怖と戦う

   勇気がある!!

阿修羅『勇気だと?
  何だ、こいつら。なぜ、そんな不確定なモノに頼ろうとする?
  やめろよ、そんな目で俺を見るな
  何で、こんな状況で、そんな顔が出来るんだ
  何なんだよ
  お前は一体何者だ

マカ『私の名前は、マカ=アルバーン。鎌職人よ

阿修羅『ちげえよ
  名前なんか聞いてねえんだよ
  そう言う意味じゃなくて、何者だって話だろうが

マカ『私は私。他の何者でもない

阿修羅『な、なにか、いらつくぞ
  か、かゆいところに、手が届かない感じだ
  寝ている時にたばこの煙を直接吹きかけられている。あの感じだ。
  もういい。お前ら、全員消してやる
  それ以外に選択肢はない

マカ『ショジュアッテウゥ

阿修羅『え、いま、なんて?
  気になんだろ
  なんで、そういうことすんだよ
  気持ち悪い。。。

マカ『いいえ、やめない。
  こんなところでやめたら
  今まで私を支えてくれた人や、一緒に戦ってくれた仲間に
  顔向けできない
  みんながいるから。今。私がここにいられる。
  みんなの勇気はもらった
  あとは、私の勇気をぶつけるだけ
阿修羅『勇気をぶつけるだぁ?
  なにがしてえんだよ、オメエはよ

マカ『全部ひっくるめて、拳にのせる

阿修羅『ばーか
  その細い腕で何ができんだよ
  どうにもなんねえよ!いたくもかゆくもねえから、どうせ
  まったくもって、なんともならねえんだよ
  まったくも、意味わかんねえよ!
  あ。。。
  わからない。なぜ、あいつに期待する? 
  弱いクセに。
  タダの人間のクセに
  勇気って、何だ?

マカ『鬼神。阿修羅 覚悟~

阿修羅『そんな事して、何になる
  俺を倒したところで狂気は消えない
  俺を消したところで、どうせ、すぐに二代目とか 
  ジュニアとか、新とか2とか真とかニューとか
  いろいろ名前を変えて狂気の原因は生まれてくる
  無駄なんだよ、そんなこと

マカ『そんなこと、知るか~

マカ、魂の一撃!!

阿修羅『全然余裕だね。こんなの想定内なんだよ。ば=か
  お前みてえに弱っちい、何もないタダの人間に
  オレ様が負けるわけ。。。
  あれ??
  なんだよ。
  勇気を拳にのせるとか言ったって、タダのパンチじゃん


マカ『そうだよ。特別じゃない
  だから、誰でも持ってる。

阿修羅『なんだ、じゃ。狂気と同じだな。。。。

阿修羅、、、消滅




今回はマカのおかげで、どうにかなったが
この先、新たな鬼神は確実に。。


大丈夫だよ
その時は、私たちがいるじゃん
それに、人の心の中にあるのは、負の感情だけじゃない
シュジュアテウゥ
勇気はみんなのここにある!



見事ですよね。
倒せるモノがないからこそ、
阿修羅が理解できないモノを持っているマカの一撃が効果を生む。

まさに、阿修羅の言うように『タダのパンチ』なのであるが

『勇気』という“定番の言葉”を登場させることで、

ただのパンチも“力”となる。

素晴らしいですね。

なんていえばいいかな。あ。。

あれこれと、小難しいことをやって混乱させたりする
昨今の漫画やアニメ。。
ですが、この“単純さ”こそが、本当の“姿”ですよね。

そんなモノに対するアンチテーゼもあるのかも知れませんよね。

なかなか、意味ある“一撃”だったとおもいます。

良い感じで魅せながら、起伏を作っていますしね。。。素晴らしいことです


とはいえ、セリフ三昧なんですけどね。
コレ、阿修羅というキャラじゃないと、成立しませんよね(笑)



1年前から、気合いの入っていたこのアニメ。
最終的に、“ロボ”を登場させるなど
何でもかんでもやっちゃった感じではあるが。

最後の最後まで、その入っていた気合いをゆるめずに
突っ走った感じですね。

一部気になるところもありましたが。

かなり面白かったと思います



これまでの感想
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第45話 第44話 第43話 第42話 第41話 
第40話 第39話 第38話 第37話 第36話 

以下、字数制限により省略

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天地人 第13回 危うい賭

『潜入!武田の陣』


内容
春日山の上と下で対峙する、景勝(北村一輝)と景虎(玉山鉄二)
そんななか武田勝頼(市川笑也)は、景虎を支援し軍勢を動かしはじめた。
それだけでなく北条の軍勢も越後に迫る。
栗林政頼(平泉成)深沢利重(鈴木正幸)は、上田庄に入り
北条の軍勢を押さえるというのだった。

追い込まれていく景勝勢
御館の仙桃院(高島礼子)は、
北条、武田は景虎のために動いているのではない。と注意するが。
今の状態があるのは、“遺言”のせいであると。。
そして、華姫(相武紗季)からも、
兄・景勝が、夫・景虎を信じなかったせいだと告げられ、
完全に板挟みの仙桃院はショックを受ける。

その景勝の陣では、上田の若者達は、
“敗戦”の覚悟を決め、談笑をするしかない状態であった。
その姿を見た兼続(妻夫木聡)は、何とか打開策を練るが思いつかない。
そこへ、兵糧を調べていた父・惣右衛門(高嶋政伸)から、
『今一番大事なのは、己の力の限りを尽くすこと』
と助言されるのだった。

考える兼続。。。“敵の意表を突き、形勢を逆転”という故事。。。
近くにいた、弟・与七(小泉孝太郎)は、ふと口にする。
“武田を味方にでもつけなければ、形勢は変わらない”
その言葉を聞き、ひらめく兼続は。
翌日の軍議で、景勝に“武田との和議”を進言する。
吉江(山本圭)ら重臣達は猛反対するが。
信濃、上野の一部を譲ることを条件にすれば、可能性はあると。
だが、謙信の遺志にかなうのかどうか。..。“無理じゃ”と反対する景勝。
それでも、兼続は、殿は殿であると。勇気を出せと言い放ち。
説き伏せられた景勝は、武田に使者を送ることを決断する。
自ら使者に志願した兼続は、与七、泉沢(東幹久)とともに、
武田の陣へと赴くのだった。


敬称略



兼続の起死回生の“策”で、
武田との和睦することを決めた景勝。
そして、使者として赴く兼続。

そんなお話である。


景勝『上杉が武田に屈するなど、到底出来ぬ
兼続『それでは、すべてが水の泡
   ここで我らが負ければ、この越後。北条、武田のものになってしまいます。
   それを止めるためには、何としても!
景勝『兼続。御屋形様がお許しになると思うか
   御屋形様は、この越後をわしに託したのじゃ。
   このご遺志をわしに曲げろと申すか。
兼続『殿は殿。御屋形様ではございませぬ!
   殿には、自ら立つ勇気がおありにならぬのですか!
景勝『おのれ。。。。。
   。。。。
   武田に使者を出せ。
兼続『ありがとうございまする。
   殿。武田には私が参りまする。早速支度を。
景勝『兼続。
   万に一つの危うい賭じゃ、抜かるなよ
兼続『殿を残し、先に冥土には参りませぬ
   必ずや、吉報と共に戻りまする。


ここが、一番かな。

流れがいいよね。流れが。

まずは、軍議で披露する“策”
これがあってこそ、“他の家臣との違い”がハッキリします。

そして、それでも食いついていく兼続で、上のくだりである。

メリハリがハッキリするだけでなく
割譲しても良いと言った土地が、
重臣達が苦労して手に入れたと、言う事で
“過去”まで、表現しています。

だから、“御屋形様”という言葉を出してくる景勝までが、
スッキリした流れが表現されているのだ。

ドラマを表現しながら、
主人公である兼続というキャラをキッチリ表現
その中に、“歴史”まで入れ込んでいます!

そして
景勝とのやり合いで、妻夫木聡さん、北村一輝さんの演技力!


その流れから、高坂登場で

高坂『武田は、上杉に味方する
  上杉謙信公は、亡き主・信玄が、この世で一番と見込んだ男児におわした
  この和議をなすことは、信玄公へのわしの最後のご奉公となろう
  よくそこまで思いきられた
兼続『上杉家を守るため、ひいては越後を守るため
  我が主、ギリギリの決心にございます。
高坂『謙信公は、よく若者を育てられた。
  和睦まとめましょう
  摩利支天に誓って疑いなし。

ここで、ふたたび『歴史』を出し、、そして『未来』を表現した。

良いですね。こう言うのって。

こんなやりとりだけが、『ドラマ』というわけではありませんが
『歴史』を扱っているドラマなのだから、
ある程度の表現は必要です。

それをどれだけ“魅せる”ことが出来るかが、“大河の醍醐味”なわけである。


当然、そんな中にも上田衆の気持ちも入れ込んでいる。
宿敵達のやりとりも、すこし入れているしね!

私の中では、今までで一番ですね。




ただね。。ひとこと。
お船と信綱のお話。。。。これ、、、いるのか??

気持ちは分かるんだけど。
こう言うのって“独身時代”に表現して下さい!!

本気で必要性が意味不明である。

そうでなくても、、信長まで入れちゃってるんだから(苦笑)




これまでの感想
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第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

機動戦士ガンダム00セカンドシーズン 第25話(最終回)再生

『再生』

内容
ついに対峙した
リボンズのリボンズキャノン
vs
刹那のダブルオーライザー

人間を管理するというリボンズに、挑んでいく刹那。

ツインドライヴのガンダムタイプの機体のリボンズには、リヴァイヴ、ヒリング
刹那には、アレルヤ、ライル、、、そして、、プトレマイオス2

それぞれが、最後の力をふりしぼった戦いがはじまる!






まぁ、特に、、何かあったわけでもなく。
前回、キャラが喋りすぎたためか、

今回は、ラストまで、あまり喋らず戦いだけ。

じゃなきゃ、、舌噛んじゃうよね(苦笑)


でもなぁ。。
おかげで、

オーガンダムVSエクシアという

元に戻ったMS同士の戦いを見ることは出来ましたが

それ以上じゃないよね。


“一応”撃破されている形にはなっているリボンズ・アルマーク

本当の平和が訪れ、自分たちで考え歩み始めた人類。

その一方で、武力に対する抑止力となって生きるソレスタルビーイング。



この番組がはじまった時と変わったことは。
“平和を求める気持ちで世界が1つ”

と言う事だけで、
番組開始当初の、ソレスタルビーイングの存在と
連邦軍の存在は健在。



結局“意識変化”というのことだけである。

大切と言えば、大切なんですけどね。


でも、合計1年にわたってやって来た物語としては、
中途半端な印象もあるのも、確かであろう。


やはり。思うわけです。

“変わろう”という過程が重要であり、
すでに“変わった”モノを見せられても

あまり、意味が無いんですよね。


せめて、カタロンが、対話の席に着くまでを。。。描かなきゃならないんじゃ?

だって、そこがなければ
大統領による、アロウズの解体程度の発言で

リボンズの“悪意”は、表面化していないわけだ。

いつだったか、
管理されることによる平和を求めると言う事を。
ビリー・カタギリ、、や、、アンドレイ・スミルノフは、
言っていたわけです。

これこそが、リボンズの“支配”

その決着がついているような感じではないのに、
“次”に進んでいる印象しかないのは、

サスガに、強引すぎのような気がします

まとまっているから、、納得は、出来ているけどね。。。。。
でもモヤモヤするのも、、ホントの話だもん



ってことで。
なんか、旅に出てる、アレルヤ&マリー
結婚しちゃったパトリック&カティ

あとは、、オマケってことで。

そういえば、ブシドー、、、じゃない。。グラハムが何をしているのかが
少し気になるところですけどね、
もしかしたら、いまだにビリーに開発してもらっちゃったりして。。。


しかし。キャラの多さというのは、物語を崩壊させますよね。
今回の“ガンダム00”は、それが顕著。

出さないヤツは、出さないで良いのに
因縁づけをし過ぎて、決着を描かなくちゃならなくなり
物語が混乱するだけでなく、
散漫な状態になってしまったのも確かだろう。

せめて、リボンズがもっと前に出ていれば、違ったんでしょうけどね。

まいいや。ある程度まとまってるし。


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仮面ライダーディケイド 第10話 学園の怪盗

『ファイズ学園の怪盗』


内容
ファイズの世界にやってきた士(井上正大)たち。
その士のまえに、、士を知るという男・海東大樹(戸谷公人)が現れる。
違和感を感じるが、海東のことを知っていると感じる士。

そんななか、“SMART BRAIN”ハイスクールに潜入し
“ファイズ”探しをはじめるのだった。
その学園は、ラッキークローバーと呼ばれる者たちが幅を利かせていた。

それに立ち向かう。友田由里(緑有利恵)。。。
そして、由里を助ける尾上タクミ(制野峻右)


士は、ラッキークローバーにファイズがいると考え、
ラッキークローバーもまた、士のことをファイズと。
両者は戦いはじめるが、オルフェノクとディケイド。
まさに見当違いだった。

タイガーオルフェノクをリーダー格に
センチピード、ドラゴン、ロブスター
四人相手に苦戦するディケイド。

だが、由里を助けるために、ファイズに変身したタクミ。
それを見ていた海東が現れ、、、ディエンドに変身!!

オルフェノクたちに倒されるファイズ。。。そして、、ウルフ。...



敬称略




先ず初めに

歌舞鬼、レイ

の二人のライダーを呼び出した???


ッてことでしょうか、、、ディエンド。。の能力


でも、なんか、活躍する場も与えられず
完全に“使い捨て”。。。。
じゃ、、、登場させる必要ないですよね???

もう少し、活躍させなきゃダメなんじゃ???


そうでなくても、ディケイドでも衝撃的な様相なのに、
知っていたこととは言え、
動いているディエンドを見ると、、笑いがこみ上げてしまって(苦笑)


ディエンドのための、捨て駒なのは良いが、
意味不明なことだけは、勘弁してもらいたいモノだ



とりあえず、
コレからの展開にとって、最も重要なディエンド登場のお話だ。



一応物語は、プチ学園モノとして描かれているし
オルフェノクの敵として存在するファイズも表現している。

だから、“世界観”としては、キッチリ表現していると言えるだろう



ただ、
一番意味不明なのは、士だけでなく、海東までもが
ファイズ探しをしていること。

理由の提示が皆無のため、本当に意味不明

あの。。。。。。
いくらなんでも、ファイズの世界だからといって
“ファイズ探し”って、、、

それ、、いいのか???



キャラの説明、世界観の説明。。。と説明が多くなりすぎると
若干、迷走気味になってしまうのが、

今回の“ディケイド”の欠点であることが、
ハッキリと明示された感じである。


物語として悪くないし、戦い自体も、無理がないのだから

もう少し、ディエンドについては、
ネタを上手くばらまいてきて欲しかったモノである。

次々と、“世界”を変更していくのだから!!
そういう、丁寧さは、絶対に必要です!




これまで
第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 

侍戦隊シンケンジャー 第七幕 舵木一本釣

『舵木一本釣』

内容
“舵木折神”が見つかったという彦馬(伊吹吾郎)
外道衆アヤカシ“ヤミオロロ”の出現はあったが
丈瑠(松坂桃季)は、流ノ介(相葉弘樹)に確保を命じる

ヤミオロロが噴き出す毒に苦しめられる丈瑠たち。
その一方で、
彦馬から、舵木折神の海の力で毒を浄化できると聞き、
必死にモヂカラを使って釣り上げようとするが、、、苦戦する流ノ介。
その姿を、先代の殿に仕えた侍を知っているという
小松朔太郎(綱島郷太郎)という男が声をかけてくる。
“殿のために生きていても、結果によってむなしさが残る”と。。。

しかし、毒に苦しめられても、必死に戦う殿・丈瑠の気持ちに応え、
流ノ介は。。。。。。

“外道衆からこの世を守る
 殿は命を賭けてそれを実行している
 強い意志と力で
 あの殿なら、命を預けて一緒に戦える
 その戦いがどんな結果でも、むなしいハズなんて無いです”

と、、舵木折神の釣り上げに成功する!



敬称略



今回は、新しい折神“舵木折神”を確保する話であるが、
そこに、今までの戦いを絡め、

“この世を守る”

流ノ介が、丈瑠の意志に応え、運命、宿命などではなく
自分の意志で行動していることを表現。


か~るく、前回まで少しトラウマ状態だったことを撃破。
キッチリ自分の決意であることを
“宿命”などということで、参加したのではないことを
表現したお話と言える。

千明などが少し悩んだお話の流ノ介バージョンですね。


かなり変則的なお話ではあるが、
はじめから、
信じ込んでいる流ノ介には、丁度良いお話ですね。

そこに、折神確保を重ねているのだから、ウマく出来ている。



とはいえ、気になるのは、
結局、黒子になった男。。。。
黒子なのか、それとも。。。。。。。

まぁいいや。


しかし、舵木折神って、、結局。

シンケンオーの衣装交換。。。カジキシンケンオー

って、、それ、兜を変更しているだけですよね。

そのうえ、
なぎなたモード

って、、武器の変更だし。

まさに、衣装変えだけなので、
“強さ”のようなモノを感じにくいのが、
妙な違和感を感じる部分である。


っていうか、もうすこし“違い”を出しません??


カジキ一刀両断

だけでは、中途半端なんですけど(苦笑)


お話が良かっただけに、
もう少し戦いだけは、魅せることをやって欲しいです!!

大筒モードだって、、、2人で振り回しているだけだし。。。



これまでの感想

第六幕 
第五幕 第四幕 第三幕 第二幕 第一幕

VOICEヴォイス~命なき者の声~ 第11話(最終回)それぞれの道

『別れの時、僕らの明日』

内容
もうすぐゼミも終わる。。
亮介(生田斗真)佳奈子(石原さとみ)哲平(遠藤雄弥)彰(佐藤智仁)
それぞれが、“その後”を決めていく中、
大和田刑事(山崎樹範)が、やって来る。
運送会社の配達員・成瀬愃一(ダンカン)が、
女子高生の坂田潔美(近野成美)に刺殺された。
潔美の証言では、成瀬に襲われもみ合っているウチに、。。。
正当防衛を主張していた。
成瀬は、女性への暴行事件で前科があり、警察の目も正当防衛にむきかけていた。
そんななか、佐川教授(時任三郎)は、潔美に直接面会し
成瀬によりつけられたという、左膝の傷、右腕の傷を見てなにかを感じる。
そして、佐川は、警察に、正当防衛と言い切れないと助言する。
だが、潔美が、大学の理事長の親戚だったため、
佐川は窮地に追い込まれていく。。。。。
また、理事長は、他の大学の権威ある法医学者に助言をさせ、
完全に、佐川が大学を去ることが確定してしまう。

佐川を信じる大己(瑛太)は、成瀬の同僚の長井(ガダルカナル・タカ)から、
反省し前向きに生きていたと知る。それを理解する女性と結婚していることも。
そして、成瀬の被害にあった少女が自殺していることも。。
大己は、潔美と成瀬の身長差と、成瀬の胸の傷、そして、潔美の腕の傷
解剖から分かった、刺されたあとに10分ほど息があった事実。
それらから、1つの可能性を推理するのだった。


敬称略



今回は、、
真実を見ながらも、それをきっかけに、
大己たちのことも含めダシにされ、退場させられる佐川教授

そして、主人公の大己たちは、
それに関係があるのか無いのか、結構微妙なカタチで

自分たちの進路を決めた。


そんな感じですね。

さて、、、、とりあえず、皆さん“次”を決めたと言う事である。

事件のことを無視すれば、
普通の学園もののような感じですね(笑)



実際のトコロ、
今までのような雰囲気じゃなく、
法医学のネタが、佐川のことだけにしか利用されていないのは
かなり気になる部分ですが。


佐川が、自分が法医学の道に進んだのが、
大己の言葉があったためだということを、伝えるためには、
追い込まなきゃダメだった...ッてことなんでしょうけどね。


この、『事件のオマケ化』のおかげで、
いままでやってきた、プチ人情ものの物語が、完全崩壊
しちゃうと言う。。。

まぁ、、なんか、よくわかんない展開ですね。


それはそれで、
アッサリしていて、普通の推理モノの印象になっちゃって、
悪くない雰囲気ですけどね。

いやまぁ、、逆に、今までが“くどかった”ってことなんですけどね。

そう考えれば、普通だったかな。。。
特に、盛り上がっている感じでもなく。。。。(苦笑)

もうちょっと、事件とつながっていればなぁ、、、、
15年前と同じようなことが起きていても良かったかもね。。。。

子供が登場するとか。。。。。
まいいや。

以下、、ちょっとセリフ

遺体と向き合いその声に耳を傾けるのが法医学の仕事です
まだ、学生なら、その声を拾おうとするあまり
はみ出してしまうことがあるかも知れません。
でも、その経験は決して無駄じゃないんです。
ご遺体やご遺族の悲しみを理解しようとして
考え、行動した人間にしか拾えない声がある。
私は、そう信じてます

お前の推測は正しいのかもしれない
でもな、俺たち法医学者は、想像するだけで終わらせちゃダメなんだ
それを裏付けるために事実を積み重ねていく必要がある。
プロとしてやっていきたいんだったら
お前の、そのイマジネーションは
解剖室の中で発揮されるべきだと思う
お前にしか聞こえない声が、必ずある

興味があって答えを探したいから、どうして、って思うんでしょ
答えを探したり、理由を求めたいって
強く思ってる時点で、もう、好きってことでしょ
本当に好きなことほど、簡単に好きって言えない気がする

こういう感じのことも、もう少し盛り上げたあとで
存在すれば、、違うんでしょうけどね。。。



ということで、
ドラマ全体を見て
日本版“ナントカ”と、、評されたこのドラマ。
そんなことを無視しても、
ある程度の収まりにはなっていたと思います。

ただ、やっぱり、ネタの部分よりも
主人公のキャラなんですよね。
これが、どうも、、、かなりクセがありますから、
最後の最後まで、ドラマ作りに利用されているのは良いが、
逆に、それが足を引っ張っていたのも事実であろう。

ここさえ、ナントカなっていれば、
もう少し、楽しむことが出来たカモね
もうちょっと、そのほかの人物も含めて
キャラ設定を馴染みやすくして、人間関係を
くどいネタで回すのではなく、ベタなかんじで良かったでしょうに。。。
ほんのちょっとしたことだと思うんだけどね。


これまでの感想

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ソウルイーター 第50話 神を超える!

『イチかバチか?!~神を超える男たち?~』

内容
阿修羅と戦いはじめたマカ、ブラック☆スター、デス・ザ・キッド
そのさなか、ソウルが黒血に取り込まれ戦闘不能に。。。。
マカは、ソウルの魂に接触し、迎えに行く。。。
すると、、、
小部屋の中にいたソウル。
だが、閉じ込められてしまったマカ。
ソウルは、脱出する方法があると、マカに小箱を手渡すのだった。
その中には、俺の勇気が入っていて、
箱を開ければ、部屋から脱出できるという

しかし、それは、ソウルを完全に取り込むための小鬼のワナだった。。。
そのことを知らないマカは、開けようとするが。。。。。


一方、マカが、ソウルに接触している間。
阿修羅と戦う、ブラック☆スターとデス・ザ・キッド
しかし、その強力な力により苦戦を強いられてしまう。。。。。





今回は、ソウルと小鬼の話が半分と阿修羅戦に奮闘の2人である。


ザ・ライン・オブ・サンズ

覚醒するキッド!!!

ワザの名前は登場しませんでしたが、
かなりカッコイイ感じのキッド!!!

さすが、死神様の息子である。


ま、、、その準備のために、援護。。。じゃない、
大活躍をしたブラック☆スター!!!

阿修羅の裏をかき、そのウラの裏。。。。と

大活躍!!

一瞬、神を超えたかと思わせるのも、なかなか良い感じでしたよね。


そんな、久々に楽しい戦いで魅せておきながら

エクスカリバー。。。。で、息抜き。。。に
なっているような。、、ないような(苦笑)


最終的には、
小鬼『俺はソウルの一部、ソウルは俺の一部
  切っても切り離せない、パートナーみたいなもんさ

と、、、
直前にやっていたブリーチの再放送を思い出すような展開!!(笑)
完全に、かぶってる!

ということで、
定番モノなんですが、マカの“気持ち”も見えた感じだし、
友情を超えたモノを見たような雰囲気ですし!!

納得の展開だったかな。。。


全体として、
結構いい感じだったんだけどね。。。

ただね、これ、、、

分割できなかったかなぁ。。。。。
両方とも、30分でやるべきことでしょ!!

マカとソウルのことなんて、
いままで、クロナで、あれだけやってきたのだから
もっと、回想を挟むべきでしょうし。。。。


もったいないなぁ。。。。

両方とも、かなりいい感じだから
もっと、長い尺で見たかったです!!!


で、、ついに、次回最終回ですね

マカが活躍するのは分かってはいますが。
わたし的には、それ以上に、

エクスカリバーの動向が気になります!!

明らかに、“エクスカリバー愛”がありますので。。。。。。
きっと、やってくれそうな。。。。


それにしても、、、ソウルの小鬼の処理方法が。。。。
頭に残っちゃうじゃないか!!





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天地人 第12回 命がけの使者

『命がけの使者』

内容
景虎(玉山鉄二)との後継者争いをはじめた景勝(北村一輝)。
景虎の軍勢が御館に退き、春日山に残った景勝軍であったが、
逆に、御館に陣を取られたことで搬入の道が断たれた景勝軍の兵糧は
尽きようとしていた。

その景虎のもとには、実の兄・北条氏政からの密書が届き、
援軍の動きが見え始める。
また、宿敵・武田勝頼(市川笑也)は、北条からの知らせもあり、
忠臣・高坂の信長への圧力のために“上杉と組む”という進言も聞かず、
越後攻めの動きを見せ始め、
混乱する越後に、“外敵”の動きによる“越後存亡の危機”まで見え始めていた。
そんななか、兼続(妻夫木聡)は、景勝に進言をする。
景勝との関係は、まだ築けていないモノの
春日山の背後にある、謙信とゆかりのある桑取に、兵糧調達へ出向くべきだと。
景勝の了承を得た兼続は、1人、、、険しい山を下り、桑取へと向かうのだった。

一方、兼続からの知らせを待つ春日山には、
景虎側の北条高広(新井康弘)の勢が、攻め込んできていた。
窮地に追い込まれる景勝勢。。。。

そのころ桑取りに向かっていた兼続は、山道で襲われ囚われの身となっていた。
その兼続の前に桑取の長・斎京三郎右衛門(高杉亘)が姿を現し、
景虎からも取引を持ちかけてきたと、兼続に取引を持ちかけてくる。
しかし、取引ではなく、気持ちに訴えようとした兼続は、酷い目にあってしまう。
そんな兼続の目の前に、山道で出会った老婆・トメ(草笛光子)が現れる。。。。


敬称略




斎京『命をかけて、思い出させてくださいました
   桑取の誇りを!

そして、、、
トメ『我らを信じている証ぞ。

である。


まあ、流れ自体は、ベタで見えているんですけどね。

そんなに悪くない感じだったと思います。

一部、屋外ロケもあったし(笑)

セットだと、ちょっとしたことでも、、
『大河なのに。..』と思ってしまうからね



一応、
トメ『謙信公のお導きかもしれぬのぉ
   かつて謙信公も、太刀を持たず、我らにお会いくだされた。
   あの兼続というお人こそ、謙信公の教えを受け継ぐお人よ

と謙信とのことを、それなりに表現しているので、
まとまっていると言えば、まとまっている。

兼続『越後を守りたいのじゃ
  みんなを守りたいのじゃ
  殿のためなら、命などいらぬ

というのも、悪くはない。
単純だけど、太刀を預けてるからね!



ただね、
このセリフは、いくら何でもヤリスギの印象まであるのが、

兼続をほめすぎていること!!

せめて、このあとに、

兼続をほめるだけでなく、景勝をほめるべきでしたけどね!!

そうでなければ、、、、
どう聞いても、越後を支配している殿・『上杉兼続』に聞こえてしまいます!!

そこにこそ、このドラマの基本である
兼続と景勝の主従関係があると思います!!

主人公だからと言って、ヤリスギは、ダメです!

そういう、ある意味致命的なことはありましたが、



内容自体は、外敵の存在も、上手く表現していたし。
『大河らしい』雰囲気を漂わせたエピソードでしたので、
納得することにしておきます。


ただねぇ、、やはり、
無理矢理に、必要なのかどうか、分からないエピソード
たとえば、、今回も、やって来たお船夫婦の不仲の話。.

こう言うのさえなければ、
もっと良かったんですけどね。



まいいや。
国の関係や、現状が、そこそこ表現してたしね!

ほんとは、今回のような感じで
兼続らしさを出して、人間関係を描き。
国の内外の状態を表現すべきなんですけどね。

こういうのこそが、『ドラマ』だし、『大河』だと思います。




さて、2度見しての追記
まぁ、、、特に、印象は変わりませんが。

あいもかわらず、無関係そうなモノばかりが目についてしまって。。。。

そこは、無視するとして。
ナニが足りないんだろうねぇ。..

極論を言えば、
『兼続というキャラ』が確定している印象がないのに
“主人公だから、活躍させている!!”


と言う印象があることだろうか。

これは、いままで、キッチリ表現してこなかったことにも、
問題はあると思いますので。。。。。

そこが、足を引っ張ってる感じでしょう


言ってみれば、
他の登場人物よりも“秀でた部分”が、見えないと言う事

ふと思ったんだけど。
たとえば、景勝と1対1で、進言している。

こういうことですよね。問題点は。
あとで、他の者たちが、あれこれと言ったところで、
なんか、ひとりよがりというか。。。。
自分勝手というか。。。。。
そんな雰囲気が漂っていますよね。

これって、重臣の中で勝頼に進言する高坂と言う部分とは、
全く違う印象があります。

前者・兼続が、主人公の自分勝手な行動に見え
後者は、殿様への家臣の進言に見える。

そう言う感じですね。


主人公だから仕方がない。

実は、そう言うことじゃないんですよね。
“他の人の前”だからこそ、他の人との“差”が分かり

優秀さというモノがあるならば、それが明確化されるんですよね。

それが、“対比”というものです。
そして、“人間関係の描写”であります。


いつも、自分勝手に進言。

ここにこそ、大問題が潜んでいるような気がします


もう少し、丁寧に描いて欲しいモノです。
悪くないとは思いますけどね。

ほんのちょっとしたこと。

いくら主人公でも、鼻につきますよね(苦笑)





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第11回 
第10回 第9回 第8回 第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

機動戦士ガンダム00セカンドシーズン 第24話 BEYOND

『BEYOND』

内容
沙慈が説得を試みるも、ルイスの怒りはおさまらない
そんな刹那、沙慈のダブルオーに、特攻してくるMS
そのMS部隊により追い込まれていくプトレマイオス2。

そんななか、純粋なイノベイターとしての刹那の力が、解放される。
戦場にきらめく、刹那の脳量子波。。。。
広がる刹那のGN粒子。。気持ちは、
争い会っていた人たちの心を繋げていく。。。。。。。。




ティエリア『イノベイターの出現をうながすために造られたイノベイドだ

だそうで。

どうやら、刹那の力とティエリアの“能力”で、まとまったようです。

あとは、大雑把に言えば、『まとめ』である。

ビリー・カタギリ、、スメラギ
アンドレイ、マリー

そして、ルイス、沙慈

そのほかも大勢、いろいろと戦闘してますけどね。


刹那『みんなの命が消えていく。。。。。
  そんなコトさせるか~~

と、、
皆さん、戦場で、“裸”にならずに、わかり合えたようです。


まぁ、退場するヤツは退場。

そういうことだ。


にしても、強引にまとめようとしていますよね。

これだけの人数がいるんだから、
実際、こういう“手段”しかないわけです。

でもね、
ここまであれこれとやると、
物語は、まとまっているように見えますが

結局のトコロ。

刹那なんて、GN粒子を戦場に満たしただけで、
ヴェーダに行く必要性さえない状態なんですよね(苦笑)

なのに、、わざわざ、行く。
こう言うところだよね。問題点のひとつは。

そういうことしか、やることがないと言う事なのだ。
主人公なのに!!


たとえば、今回。
戦いなんて、ほぼ無い。いや、ある事はあったけど

ほとんどの部分は、“関係者の会話”である。
まとめだから、仕方がないとはいえ。

そこまで、あれこれと、言われてもねぇ。.。。

正直、すごいんだかどうだか、ホント分かりません。


“戦いの最中に饒舌だなぁ”

そんな印象しかない。

根本的問題とは、こう言うことなんだよね。
キャラが多すぎるから、こんな状態だ。

物語が、散漫となっているだけでなく
混乱に拍車をかけているだけだ。


おかしな言い方かも知れませんが、
今回をぶっ飛ばして、次回で十分だったと思いますけどね




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フレッシュプリキュア! 第8話 ピーチの新しい力!!

『シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!』

内容
シフォンのため食事キュアビタンを用意しようとしたラブ
でも、なぜか、ほ乳瓶の中は、空っぽ!!

キュアビタンが、ない!!
タルトに注意されていたのに、キュアビタンの補充を忘れてしまっていた!
そのうえ、
タルトが書いていたメモを、捨てちゃうと言う大失態まで。。
ラブは、いろいろなモノを作ってシフォンに食べさせようとするが、
シフォンは、一切食べてくれない。
それどころか、空腹で怒ったシフォンは超能力で大暴れ!!

そんなとき、タルトがキュアビタンを作ってみればいいと言いだし、
材料集めを開始するのだが。。。。。

虹色の卵
空から降った乙女の涙
竜巻のかけら
走るペガサスのしっぽ
天使が落とした幸福のリング

あり得ないモノばかり。。。。。
近いモノで良いと聞き、美希、祈里の協力で、、材料集めを開始する。

そんななか、、、ウエスターが現れ。。。。。。。。





2回ほど前、設定として入れたラブの料理。

その事を利用して、シフォンの離乳食作り!!

でも、食べてくれない。。。。

じゃあ。。。と、キュアビタン作りに挑む!!


って感じデスね。

オモシロも含めて、良い感じでキャラのギャップを使って描いていますね。
そのながれのなかで、

“お母さん”状態のラブの頑張りを見て、
シフォンが、“進化”である。

そのタイミングが、なかなか良い感じで。
いつもの3人同時攻撃をはねつけるナケワメーケに対応するカタチで

新しいアイテムの登場だ。

“とどけ、愛のメロディ
 キュアスティック ピーチロッド!
 わるいの、わるいの。とんでいけ
 プリキュア ラブサンシャイン フレーッシュ!!


実際、“ロッド”を振り回している姿に変わっているだけなので、
見た目は、あまり変化がないけどね(苦笑)

物語として、キッチリ描かれているために
そこのところは、“愛嬌”と言う事にしておきましょう。



最終的にシフォンが進化したことで、
食べ物の幅を増やすなど、なかなか良い感じ。

“オチ”も入れ込んでいたのが、
単純ではあるが、分かり易く、親しめる部分だろう。



にしても
もっと、驚いたのは
ウエスターが、ナケワメーケを強化していたこと。

今回の敵は、もしかしたら、、、かなり、やるヤツなのかも!


物語の面白さと、意外な敵の進化など
結構、今回の楽しむことが出来たお話だったと思います


まぁ、、、まだまだ、
キャラの成長段階で、描き込みの途中っていう感じなので、
そこのトコロがあるから、

若干、モヤモヤしたモノはあることはあるけどね。。。。。


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仮面ライダーディケイド 第9話 ブレイドブレード

『ブレイドブレード』


内容
ブレイド、ギャレン、レンゲルのライダーバトルに
ディケイドだけでなく、アンデッド、、、そして、カリスまで乱入してくる。
そのうえ、突如現れた轟鬼!!
轟鬼の無差別攻撃により、バトルは終了する。
カリスの奪われてしまったブレイドのベルト。。。。

結果、ハジメ(累央)から、告げられる“人事”
サクヤ(成松慶彦)は、“A”から“3”に降格。
ムツキ(川原一馬)を“A”とするとともに、
カズマ(鈴木拡樹)は、、クビ。。。。

特別ボーナスを受けた士(井上正大)は、カズマに。。。。。

そんななか、ベルト奪還に向かったサクヤ、ムツキは、
カリスの正体に衝撃を受ける!!

カズマは、2人が退職をしたと知り、ユウスケ(村井良大)とともに、
理事長のもとへと向かう。
そこにいたのは、鎌田(入江雅人)。。
社長のハジメと鎌田は、
最強のアンデッド“ジョーカー”を生みだそうとしていた。



敬称略



“この男が働くのは、失敗しても成功しても
 ともに働く仲間をはげまし、助け合い、
 いっしょに進化していくために、そのために働いているんだ


まぁ、通りすがりの仮面ライダーさんは、
なにげに、良いことを言っているようだが、

でも、、基本的に、
カメラの修理代のために、働いているだけだし(笑)


とりあえず、ユウスケと夏みかんのおかげで
いびつな気持ちも、普通に良い感じで動いているのが

主人公らしくもあり、
それが、このお話の面白さの1つになっているのだから

シリアスとオモシロが融合されていると言って良いのかも知れません。



一応、物語は、チープではあるが描かれているし。
ブレイドを立ち直らせただけでも、お手柄。..と言うべきなのかな。



1つ気になったのは、
アンデッドを2体、一気に消滅させちゃったこと

う~~~ん。。。これ、、、よかったのか??
アッサリしすぎて、拍子抜けである。

“エースに封印されたアンデッドの細胞と人間の細胞を組み合わせた
 究極の改造実験体
 それが、最強のアンデッド“ジョーカー”を生み出す

一瞬、良い感じに盛り上げかけているのにね。。。。。

なんだかなぁ。。。。こんなにアッサリで良いのか??



まいいや、
とりあえず、ディエンドですね。


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第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 

侍戦隊シンケンジャー 第六幕 悪口王

『悪口王』

内容
武術以外のことは、サッパリのことは(森田涼花)
でも、なんだか、、しょうがないとあきらめ気味。
そんななか、アヤカシ“ズボシメシ”が現れる。
相手の真実を見抜き、悪口を投げかけて相手の心を傷つける。
次の瞬間、その“図星”の攻撃により吹っ飛んでしまう。
千明、“落ちこぼれ
流ノ介、“ファザコン
茉子、“一生独身
丈瑠、“ウソつき
4人は、傷つき吹っ飛ばされるのだが、、、
ことは、“ドジ!どんくさ女!
ことはだけは、吹っ飛ばない。。。。
逆に衝撃を受けたズボシメシは、退散してしまう。

彦馬は、平常心を保てば大丈夫と言うが、
なぜ、、ことはは、大丈夫なのか??
すると、昔から、言われ慣れているからと。。。。

その言葉を聞いた千明(鈴木勝吾)は、
そんなこと言うのは、本当にバカだと悪口。

その事を聞いたことはは、気づく。
“自分でアホって思うことが、ほんまのアホやった”と
そして、自分が言ってしまったことを謝罪する千明。

そんな中、ふたたびズボシメシが現れ。。。。。。。


敬称略



今回のメインは、ことは。

姉の代わりにシンケンジャーとなったことは
でも武術以外は、何も出来ない。
その自分の姿に、納得してしまっていた。


そんなことはを描いた今回。

結構面白いですね。
“悪口”というのが、攻撃になっちゃうなんて。

明らかに、子供達向けの教育的なこともあるのだろうが、

描き方が見事で。

ズバズバという、茉子
冷静を保ちながらも、“誰にでも触れられたくないことはある”と、丈瑠
その一方で、完全にオモシロ担当の竜之介

そんななか、
自分自身がダメなのが分かっている千明とことは、である。

本当にキャラをしっかり描きながら、そして、過去を描き、
物語をキッチリ描ききっている。

素晴らしいですね。ほんと。


面白いのは、そんな明らかにダメコンビの千明&ことはが、
助け合って、ズボシメシに攻撃!

考えてみれば、
シンケンジャー的には、最も落ちこぼれだからね。


ズボシメシのナナシの使い方も絶妙だし。
かなりの作品に仕上がっているという感じだ。

本当に面白いですね。
キャラを、キッチリ補強していますね....すごいことです。





まぁ。もう少し、子供達に対して
“悪口はダメ”をハッキリさせても良かったかもしれませんけどね。



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第五幕 第四幕 第三幕 第二幕 第一幕 

RESCUE~特別高度救助隊 第9話(最終回)再結成!

『ドラマ史上最悪の結末!ベイブリッジ完全封鎖へ!最終章』


内容
徳永隊解散。
そんななか、火力発電所で火災が発生する
手塚(増田貴久)、不動(山本裕典)らもそれぞれの救助隊に所属し現場に到着。
発電所の猛火のせいで、出場したSR2隊だけでなく、
他の救助隊にも負傷者が出始めていた。
その状況で、芹沢(石橋凌)は、徳永(石黒賢)に連絡し、
隊の再結成をうながす。
五十嵐(田中要次)のこともあり、ためらう徳永であったが、
自分たちがやらなければならないこと。。。。ついに決断する。

一方、懲戒免職処分を受けた大地(中丸雄一)は、
病気療養中の大八木(山下真司)の元を訪れ、気持ちをぶちまけていた。
だが、大八木から、、
『おまえは、今しか見ていない
 生きているのは、自分ひとりだけの力だと思ってるんじゃないのか
 生きているというのは、生かされていると言うことだ
 人間は、ひとりじゃ生きられないんだ。
 お前が救わなければならない命は、相手の命だけじゃない
 お前自身の、その大切な命もだ

レスキューの本当の意味を理解した大地。

そして再招集された葛城(要潤)加納(照英)佃(高橋洋)に合流した大地。
再結成された徳永班は、出場。
そして、現場で、手塚、不動を合流させ、
現場に残ったSRおよび救助隊、小日向(大東俊介)井川(石黒英雄)ら
と協力したSR徳永班のレスキューがはじまる!!


敬称略





オイオイ、またか、、今回は、徳永。

結局、この番組って、同じパターンだよね。


今回のお話は、超災害で、徳永班再結集!!

そして、レスキュー!!


である。

ただね。
“ドラマ”だから、大災害ばかりを出すのは、
ある程度仕方がないし、
現場での2次被害も、その“隊の宿命”から、
これも、ある程度仕方がないことだろう。


でもね。
ココまで、毎回やられちゃうと、
盛り上げている作業を行い、盛り上げているつもりであっても
結果的にワンパターンに陥ってしまっているんですよね。


だから、“またか”である。


で、
“救う命も救われる命も命の重さは一緒です。
 相手の命を救うこと、自分の命を守ること
 その2つがそろって、初めて救助です
 生きて帰ること、それが本当の救助です”

と言う、セリフである。

たしかに、意味は分かるし、
最終回だから、これはコレで良いことなのだが


結局、この言葉でさえ、
“上っ面の言葉”に聞こえてしまうのは、

命というモノを軽々しく扱ってきた、この番組のツケだと思います。

救助はしています。
ですが、
軽視しているからこそ、
毎回のように“命の危機”の演出をしているのだ。


ドラマとしては、悪くなかったと思いますけどね。
かなり、ベタな展開だけどね!!



ここからは、総括も含めて。

人気のある俳優を使って、ある程度盛り上げようとしているのであろう。
実際のトコロ。
中堅、ベテランを含めた演技巧者ばかりがいるならば
こんな“事態”ばかりにはならなかったであろう。
だが、そこにスタッフサイドにも、“人気”だけに目が行き過ぎているがため
こんな感じの“極端な演出”ばかりをしてしまうのだ


もっと、信じてあげればいいのに。。。。
若手の人たちも悪くなかったと思いますよ。ほんと


正直、究極の状態なんて、1,2回あれば十分なんですよね。
どこまで人間関係を描くか?
ほんとは、そう言うことでしょ?ドラマというのは!!


今回だって、小日向、井川が参加しているわけだ。

もしも、序盤においてもっと彼らとの関わりを描いていれば、
きっと、もっと感動的だったと思います。

大八木“人間は、ひとりじゃ生きられない”

と大八木が言っていたように、人間はひとりではない。
だからこそ、“ドラマ”には人間関係が重要で、そこに“意味”があるのだ。

主人公が、誰であるかは、理解している。

だったら、極端なことをせずに
たとえ“地味”でも、キッチリ描けば良かったことだと思います。


おかしな言い方をすれば、
ココまで自爆ばかりしちゃう救助隊。
そんな救助隊に、入りたいと思う人がいるだろうか?
それこそ、救う側も、救われる側も。。。。。ちょっとね(苦笑)

そんな風に思われても仕方がないと思いますよ!


最後にヒトコト
『ドラマ史上最悪の結末!ベイブリッジ完全封鎖へ!』

って、どこのこと???封鎖もされなければ、
最悪の結末でもないし。。。

それとも、こんな班が再結成されたことが“最悪”ということでしょうか?



本職の方にやり過ぎたことを、謝るべきじゃ?


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ラブシャッフル 第10話(最終回)運命

『運命の人にめぐり逢うために』


内容
啓(玉木宏)は、芽衣(貫地谷しほり)との結婚を機に
引っ越しをすることになった。
愛瑠(香里奈)、旺次郎(松田翔太)、正人(谷原章介)らとともに、
いつもの場所で祝っていると、そこに
諭吉(DAIGO)が、海里(吉高由里子)を連れ、現れる。
驚く旺次郎であったが、安心した。

そんな中、開かれた結婚式。
新婦の芽衣を待っていたのは、、諭吉だった!!
衝撃を受ける旺次郎と愛瑠。
玲子(小島聖)の話で、ふたたび衝撃を受ける。
“政治家への立候補”を勧めたというのだった。

“傷みを知っている人間が前に出るべき”

実は、それこそが、啓が“ラブシャッフル”で、得たモノであり。
芽衣が感じていた啓の本当の姿だった。
“自分のために我慢している姿を見るのはつらかった”と。

その芽衣の心を救ったのが諭吉だった。
諭吉は、芽衣の父の会社の株を買い占め、有無を言わせぬ状況を作りながら
芽衣に愛を告白していた。
そこにあった、諭吉の誠意。。。芽衣が思っていた以上の諭吉の姿だった。
本当の愛を手に入れた諭吉と芽衣。

一方
海里と同じタナトスを味わった旺次郎。
本当の意味で分かり合えた2人の心の接触で、“死”は回避された。
そして、旺次郎は、戦場へ向かう決意をする。
その送別会で、正人は、“許す”と言って欲しいと旺次郎に頼みだす。
自分のせいで、、、と悩み続けていた正人の苦しみ。
旺次郎は、肩を抱き寄せ。。。。。愛していたと。
正人の心も、やっと解放されるのだった。


そして、
立候補した啓は、
ラブシャッフルで出会った様々な人の協力を得ながら選挙活動

玲子から衝撃の告白を受ける正人
“あなたも独りぼっちとは言えなくなるわね”

海里“私がそばにいれば、あなたは死なない”
旺次郎と2人、旅立っていく。。。

愛瑠は、亀井(袴田吉彦)に、、
“私が求めている、本当の安心は、出る幕”だと。。。告げていた。


敬称略



↑今回は、まとめようにも、まとまりそうにないので、
あれこれと、ほとんど結末まで、調子に乗って書いてしまいました。



結局

いつだったかの、酔っぱらっての“演説”
そこに、結末があったようですね。

本当は、スゴイ!


そう言うことのようです。

“ジャパンだ~~”


今まで、いろいろなことをして、
ハッキリ言って、“普通の才能”が見えなかったウサたん。

しかし、だからこそ。
“今ある奇跡”は、まさに、“カリスマ”と呼んでいい状態だろうね。

埋もれていた奇跡の力

そう言って良いのかも知れません。


いや、、もしかしたら、、“満月の力”??(笑)


さてお話のほうは、いろいろと前半に書いちゃったので
細かいことは、もういいだろう。


あんなに昏迷して、どこに行くか全く分からなかった“混沌”

しかし、細かい部分まで、
今まで積み上げてきた“キャラ”をキッチリ出しながら、
見事に、まとめ上げた感じですね。

登場人物が多いために
若干、あれこれとやり過ぎている印象もあることはあるが、
そこは、“らしさ”で、乗り切っている感じだ。

今期のドラマの中で、
人間関係を、ココまで描き、
面白く魅せ、まとめきったのは、コレが一番だったかな



ヒトコトあるなら、
“回想”が多すぎて、時間軸を考えると
少し分かりにくさに拍車がかかった印象。。。

そこだけですね。



ドラマ全体を見て。

正直。野島伸司さんということもあり、
登場人物の多さから、不安がかなりあった序盤。
が、それを、キャラを描きながら、面白く魅せると言うことで
何とか乗り切り、
中盤以降は、描いたキャラを、利用しながら楽しく
そして、最終回に向かってまっしぐら!
終わってみれば、キャラが見せられていると言うことは
登場人物の気持ちをキッチリ描いていることであり、
それが、見事に融合されたドラマに仕上がった感じだ。

まぁ、、、いわゆる、バブリーな部分は多々あったんだけどね。
そう言うのも、いつの間にか、曖昧にしちゃいましたからね。
こういうのも人物描写の妙と共に、“らしさ”を見せつけた部分ですね。

結果。ほぼ大満足状態である。
さすがに、クセはあるのだが、、、、復活したかな、、、、


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第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

ありふれた奇跡 第11回(最終回) 家族

内容
知らない女性・美代(末永遥)に子供を強引に預けられた、
加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)
しばらく経ってトイレに行くが、女性はいない。
警察に届けようという翔太
帰ってくるような気がするという加奈。
ふたりは、何とか世話を続けるが、、、
やがて、藤本(陣内孝則)と権藤(塩見三省)がやってくる。
翔太が連絡を取っていたのだ。
4人で、警察に届けようとした時、美代が帰ってくる。
赤ん坊を母親に返し、すべて終わった。
ちょっとしたまま体験、パパ体験をした二人。

そんななか律子(キムラ緑子)を訪ねる桂(戸田恵子)。
そして朋也(岸部一徳)と重夫(風間杜夫)は、密会。

そんなとき、神戸(松重豊)の優しい言葉で、逆ギレした四郎(井川比佐志)。
その逆ギレを翔太が怒ったことで。。。。止まっていた時間は動き出す。

四郎は、静江(八千草薫)ら中城家一同と、重夫を呼び寄せ
加奈、翔太を前にして。。。。。。


敬称略



まぁ、大団円である。

以上。



特に書くこともなく。


四郎『不況で仕事が減ってる半人前の翔太と
  子供は無理だって言うお嬢さんが、
  一緒になって、まず、上手くいくわけがないって言うのが
  私の常識でね。
  結局は、本人達の自由だなんて
  忠告もしないで見放して良いのかと。
  でも数日前
  ひきこもりの翔太が堂々と胸を張って
  用心のしすぎだって、
  いつの間にか、翔太は変わってるぞと、嬉しかった。
  つまり、それは、お嬢さんと会ったせいだ
  良いお嬢さんなんだって、手をあわせたくなってね。
  加奈さん、ありがとう
  用心なんてつまらない
  人を好きになれば、乗り越えられる


最終回に四郎が陥落しただけだ。

翔太『用心のしすぎだよ。
 それじゃずっと独りじゃないか
 誰かに心を開くってことが無いじゃないか
 なに怖がってんだ。やってみりゃいいじゃないか

その、翔太にとって勇気ある行動が、
加奈の存在の意味だけでなく、自分もまた、一歩進まなければならないことを
四郎が、認識したということだ。



大団円。

それだけですね。


感動。までは、私は行きませんが。

全体として
今回だけでなく、“徐々に”家族達が変化していく姿は、
丁寧に描かれていた感じだ。

ちょっとしたことにより、“大きく変わる”かもしれない。。。

そんなお話ですね。



ただまぁ、
ドラマ全体を見れば、山田太一さんということもあり
独特の描き方。
ここが、好みの分かれ道だったでしょうね。
かなり丁寧に描かれているし、
“メール”という近代兵器も使っているしね(笑)

らしさを出しながら、新しさも描いた感じですね。

逆に言えば。
新しい演出であっても、そこに描かれている“家族の姿”というのは
今も昔も、そんなに変わらない。
ってことなのでしょう。
だから、四郎が昔の話をしたりする。


もしも、ヒトコトだけ、、言う事があるとすれば。
加奈の秘密を引っ張りすぎたことかな。
このおかげで、どうも、悪役になっていましたからね。。
そこだけでしょうか。
まぁ、あきらかになってからは、ちょっとしたことで
それぞれの気持ちが揺れ動いていく姿は、サスガですしね。

ココから初めても良かったかもしれません。
そうすれば、エンディングの部分も、、、もっとみることができたのにね。
きっと、本当の意味での、山田太一さんのドラマは
ここからがオモシロ味が出てくるはずですし!!


最近は、奇抜すぎるモノ、目を引くモノ
そう言うモノが多すぎて、
丁寧なモノが少ないから、たまにこう言うのも見たいモノです。


これまでの感想

第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

キイナ~不可能犯罪捜査官~ 第9話(最終回)神隠し。...かも!?

『神隠し』
『最後の事件神隠し~すべての住民が消えた!!

内容
通行人が突然火だるまに。
偶然、キイナ(菅野美穂)は、現場に居合わせてしまう。。。
もしかしたら、人体自然発火!

そんななか、工藤(塚地武雅)の娘・莉子(森迫永依)から相談を受ける。
同じクラスの子供が、3人も無断欠席をし続けていると。
みんな、おなじ、風見団地に、住んでいるという。
キイナ、尊(平岡祐太)らは、団地に向かう。
すると、クラスメートどころか、団地の住人約300人が行方不明。

もしかしたら、神隠し。。。かも。

聞き込みから、自治会主催の映画鑑賞会が開かれた夜から、
姿を消したらしいことがわかってくる。
またテレビ局に送られてきた犯行声明文から、組織犯罪の可能性が考えられた。
そんなとき、声明文から指紋が検出され、
団地の住人の1人・後藤栄一(八十田勇一)のモノであることが分かってくる。
後藤は、大学の清掃員。団地ではトラブルを起こしてばかり。
大学を訪ねたキイナは、
心理学の小早川政則教授(加藤雅也)に興味を覚えはじめる。

そんなとき、自然発火で死んだ男が後藤であることが判明する。
そして、監視カメラの映像から、誰かに放火された殺人だったことも。
後藤が利用され、何者かに始末された。。。。。

原因は、映画鑑賞会かも。。。キイナはビデオを見始めて、ある事に気付く。


敬称略




団地の住人が304人消えた!!

神隠し?

だが、ビデオから、サブリミナルの映像!


ま、、そういうことです。



雅『お前は、小早川が犯人だと信じるんだな
  小早川政則を徹底的に洗う。
  それが、捜査本部の方針です

と沢村一樹さんが、かっこいいとこ見せたあと。

ジーンズである



今回は、ハッキリと『証拠』を見せただけで、
なんとなく、納得出来た感じかな。

お話のほうは、
いつもの感じで、『とか』『かも』を連呼しながら、
最終的に、本から、いろいろと調べるなど

いままでのことを、今まで以上にやった感じ。

人体自然発火、神隠しに、UFOに、、、、、
キイナの世界である。

ただ、今までのお話と少し違うのは、
時間が延長されたこともあり、

犯人の悪意が、ハッキリと表現されたこと。

でしょうね。

おかげで、ちょっとスッキリ感がある感じだ



ドラマ全体を見て。。。も同じコト。

結局、『悪意』なんですよね。
この番組に足りないものは。
いろいろなネタを組み合わせて、楽しく物語を作っているし
それはそれで、知らない人にとっては『ふしぎ』なものではある。
ネタとしては、悪くない。
“不可能犯罪”ではないが、ふしぎな事件の解決にはなっている。
が、
結果的に『犯罪解決』を行うには、犯人の悪意が必須条件。
しかしこの番組では、この部分がいつも、薄い。
だから、“なんとなくふしぎな事件”を解決しているつもりで、
“普通の事件”よりも“軽い事件”を解決している印象なのだ。
そのうえ、
“不可能”ならば、“不可能”であることを表現しなければならないのに、
手抜き捜査、、、いや、、普通の捜査もやっていない
不可能に陥っていないんですよね。。。

この2点が、もう少し丁寧に描けていれば、
きっと、面白かったドラマでしょうに。...


これまでの感想
第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

相棒シーズン7 第19話最終回sp やって来た男

『特命』

内容
警察庁の警視・神戸尊(及川光博)が、小野田(岸部一徳)らに上手く言われ、
特命係に、、半年という約束でやって来る。。。勿論、警部補に降格。
配属されても、、杉下右京(水谷豊)がいない。。。
10年ぶりの警視庁と言う事もあり、挨拶回りをすると、
どうも、内村刑事部長(片桐竜次)を筆頭に、扱いが、冷たい。。。。
そんななか、右京を探しまわる神戸は、鑑識の米沢(六角精児)の話から、
“馬頭刈村(まずかりむら)”という村に向かったことが分かってくる。

すぐに、村に向かった神戸は、やっと右京に会うことに成功し、
なぜいるのかを聞かされる。
数日前。この村の女性・山口直弓(宮本真希)から、手紙をもらったという。
その中には、まるで写真と見まがうかのような一枚の絵。
中心に倒れている女性・小池貞子(大塚良重)を囲むように、
夫であり区長の小池源一(前田吟)と弟の晋平(日野陽仁)
血だまりがある感じから、、殺人現場のようだった。
その絵を描いたのは、直弓の弟・毅一(やべきょうすけ)
知的障害を持つが際だった能力を持つ“イディオ・サヴァン”
そして、現場と思われる山小屋を米沢と調べて分かったのは、
血痕を消すかのように張り替えられた床板。
神戸は、右京の言っているコトをにわかに信じる事は出来ない状態。

そんなとき、駐在の真鍋哲朗の話から、
右京が秘密裏に行っていた捜査が、すでにばれてしまっていることを知る。
すでに、、神戸が、源一と息子の福助(伊嵜充則)に会っていた。
そして、不用意にも、右京のことを話してしまっていたのだった。

一方、直弓から、動物の絵しか描いたことがないのに。。。と。
そして
死因を調べた舟木医師の話から、駆けつけた時にはすでに貞子は死んでいた。
源一、晋平、、そして、住職の法春(苅谷俊介)がいたという。
そして死因として、心不全と判断したと。

福助が、事業で失敗した額の借金を背負っていたこと。
貞子に賭けられた高額の保険金。そして、“絵”のなかにある麻縄。。。
右京は、角田(山西惇)の協力もあり、ある推理を練り上げる。
そんななか、苦情を受けたと言う事で、
伊丹(川原和久)三浦(大谷亮介)芹沢(山中崇史)らが駆けつけ。。。。。


敬称略




右京『僕は特に指図したりしませんよ
  好きにしてもらって構いません
  ただし、くれぐれも僕の邪魔だけはしないで下さい。
神戸『でも1人より2人
  実際、長らく特命係はコンビでいたんでしょ?
右京『君は、亀山君の代わりには、なれませんよ


この言葉に、すべてが含まれている感じですね。

相棒がやってきたこと。
右京にとっては、まだまだ“邪魔”な存在であること。
当然、亀山君の代わりではないこと。

である。


で、
右京『昔から細かいことが気になってしまう、僕の悪いクセ。

と、様々なことに疑惑を抱く右京。

その一方で
神戸『負け惜しみの屁理屈に聞こえます

そして、思慮が深いのか、足りないのか
空気が読めないのか(苦笑)

右京の邪魔ばかりをしてしまう神戸。

いまのところ『運悪く』という印象なので、
第3の男・陣川警部補とは、全く違う部分。

積極的に『ウザイ』よりも、スッキリ感はある感じですね(笑)


右京の分析
“頭は良さそうですが、端々に官僚臭さが漂いますね
 警察庁にいたからか、それとも
 持って生まれた性質かは、分かりませんが
 亀山君とは違って、腹の内は読みづらいタイプです
 自信過剰のきらいもありますね
 それから、運転が乱暴です

だそうで。

いつかは、仲よくなるのかも知れません(笑)



ということで、

亀山君の初期の頃のような雰囲気が漂っているのが
わたし的には、、、

“2人だけの特命係 相棒”を見ているような感じ

本来、“2人”には、
その職場にいるのが2人と言うだけではなく、
“仕方がなく”というような、“孤立感”のようなモノがあったはず。

だからこそ、初期の亀山君とのやりとりも

今回。

神戸『これで良かったんですかね
右京『犯罪を見過ごせとおっしゃるんですか
神戸『元々見過ごされている犯罪ですよ
  それが、たまたま杉下警部の目に止まってしまっただけ
  なんとなく不公平かなって、運が悪かったのかなって。。。

とか

神戸『この四枚の絵で、犯罪を立証できますか
右京『立証できなくても、彼女には後悔というつらい罰が与えられます

と言う感じの、
なんとなくの『距離感』があったのだ。

それが、親密な関係となり、『相棒』と認めあえるまで
それなりの『時間』がかかったのだ。

そうかんがえれば、

丁度良い感じの『相棒のスタート』といえるだろう。



どちらにしても、
小野田達に良い感じで言われていますが、
『左遷』『降格』されたのは、事実であり、

ナニをやらかしてしまったのかが、
『次』の課題となるでしょうね。


それと。できれば、もう1人くらいサブキャラでほしい!!

だって、2人退場して、1人追加だけではね。。。。。

このアタリも、『次』の課題である。


さて今回は、
2つの事件。

無理心中と保護責任者遺棄

結局、1つの手紙が生んでしまった『悲劇』と言える感じ。


神戸の言うとおりで
『杉下警部の目に止まってしまっただけ』

それが、2つの事件を生みだし、悲劇を生み出してしまった。


そう言うお話である。


ま、、。
相棒の紹介のお話なので。こんなトコロでしょうね。

私の中では、悪くない感じですね。

途中でバレバレでしたが、
そこそこテンポも良かったし、
キャラを使ったオモシロも描きながら、人物紹介もしていたし。







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第15話 第14話 第13話 第12話 第11話
第10話元日SP
第9話 第8話 第7話 第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

トライアングル 第11話(最終回)決着の時

『決着』
『終わらない愛と絆』

内容
確実な証拠を手に入れたと誰かに連絡をする亮二(江口洋介)
そのことを、信造(北大路欣也)に報告し、
佐智絵、志摩野(堺雅人)サチ(広末涼子)の
3つの事件の犯人に会ってくることを告げるのだった。
本部がサチ殺害でだけ動いていることで、
25年前のことが、曖昧になることを防ぐため、
信造に協力を依頼しにやってきたのだった。

亮二『本部に先を来させるわけにはいきません
  本部が追っているのはサチ殺害の容疑だけですよね
  おれは、すべてが知りたいんです
  25年前の真実を明らかにしたいんです
  本部に任せるわけにはいきません


そして、舜(稲垣吾郎)の協力を得て、約束の場所にやって来た亮二。
そこに現れたのは均(大杉漣)だった。
亮二は、佐智絵の事件について、均を問い詰めていく。。。。

亮二『葛城さん、一連の事件を引き起こしたのは誰だと思いますか
  疑念から、娘を愛することは出来なかった。
均 『私は、娘を心から愛していたよ
亮二『愛すればこそ、殺すことだってあるんです
  愛する者を自らの手で殺すことによって、永遠の愛とする。
  オレは言いましたよね。手土産を持って会いに行くと。

亮二『オレとしては、自らの罪を認めてもらいたいんです
  25年前のあの日、葛城佐智絵を殺したのはあなたですね。
  そして、オレを背後から脅したのは、あなたですね。
  

そんなとき、舜が、亮二と均をライフルで狙っていた犯人を確保する。
そこにいたのは、、、丸山(小日向文世)だった。。。。。

アッサリと舜に捕まった丸山は、
サチの殺害は認めるが、過失だったと告げる。
そのうえ、25年前の事件は、、知らないと。。。

署での尋問でも変わらない証言。
亮二、舜が、関わろうにも、関わることが出来ない壁。

そこに、信造からの電話で、やっと丸山に話を聞くことができた。
だが、何も言わない丸山に、
亮二は、
自分と犯人しか知り得ない“事実”を、話し出す。。。。。



敬称略



一応、、まとまった。。。と言うべきかな。

25年前。許せないことが起きた。
その、復讐。。。。。。
だが、逃げて逃げて時効を迎えても、罪、、、苦しみは消えない。
そこに現れたのが、“郷田亮二”だった。
苦しみは、言いようのない恐怖となり、暴走を繰り返した。


そんな感じだ。


そのあとは、ざっと、セリフだけ。ってか、面倒なんです(笑)


亮二『オレと犯人しか知り得ない事実
  あんたがやったんだ、あんたが葛城佐智絵を。。。
丸山『そうだよ。おれがやった。
  オレがナニもかも、すべてひとりでやった。

横領。。。疑惑
丸山の妹・美紀子が自殺。

丸山『あいつは、妹の死を何とも思ってなかったんだ。
  よかった。。葛城佐智絵を殺して良かった。
  オレが大切な妹を奪われたように
  あいつの娘を奪ったことは間違いじゃなかった。
  オレのやったことは正しかった
  ヤッパリ神様が導いてくれたんだよ。あの日。
亮二『あんた、間違ってる。

丸山『お前だけが心配だったよ
  ナニか言い出すんじゃないかって
  かわいそうに
  ますます、人を信じられなくなっただろ
  黒木、お前もかわいそうに
  分かってるよ。オレが悪いんだ
  分かってんだよ。オレがすべて悪いって。

  撃てよ、郷田。
  オレはお前の存在に怯えながらお前の大切な人を奪った。
  お前の気持ちは、よ~くわかる
  憎いだろ。苦しいだろ。許せないだろ。
  長かったよな。25年間
  郷田、長かったよな。
  ようやく終わりに出来るな。

亮二『オレの大切な人が人殺しなんか望むわけがないだろ
  かわいそうにな
  あんたも25年間。ずっと苦しんできたんだろ
  オレは、コレから自分の人生を生きてやる
  けど、お前。続くぞ
  時効によって罪を償うことは、出来なくなった
  苦しみは、コレからも、ずっと続く。
  かわいそうにな


以上である。

正直言って、
物語が、どうかより
犯人が、どうかよりも

小日向文世さんの演技がなければ、
かなり、残念な結果だったような気が。....

それだけの、演技を見せ付けた小日向文世さん!!


実際、それ以外、どうでも良い感じだった(苦笑)

ま、そういうことである。


さて、総括的なことも含めて、いろいろ。

このドラマ。ハッキリ言って、
『最終回だけ』で、良かったんじゃ???

いやまぁ、それじゃ、ドラマは成立しないんだけど。

なんか、そう感じてしまうのが、かなり残念なトコロ。

だって、途中の細かい“ネタ”状態の事件なんかよりも
25年前の事件と、サチの事件だけがあれば、十分成立するわけだ。

となるとこれ。。。
上手くまとめれば、90分もあれば、十分なドラマである

それを
1クール、引き延ばしを行ったのだから、
その内容が、どんな状態になっていたかは言うまでもない。


事件を前回のラストで作って、次の話で決着。
で、それが、そのあとのこと、メインの事件には、ほとんど関係ない。

そんなことを、ずっと繰り返し続けたドラマ。

ということは、
繋がりがない時点で、無駄だったと言う事なのだ。

そう!
無駄を繰り返し、引き延ばし作業を続けたのだ。

で、今回の結末である。


たしかに、まとまっている。
一定の納得感はあるが、それは、やはり、
俳優さんの力に他ならない


だがそれは、決して、物語の面白さではない。
いや、無関係なことの引き延ばしが、面白いわけがないのだ


そういうことだな。


最後にもうヒトコト。
先ほど、90分と書いたが。

本気でドラマ作りをして、印象に残る作品を作りたかったのならば、
3時間程度の前後編モノで、
2日、または、2週にわたって放送すれば良いだけである。

そうすれば、“無駄”はなくなり、
きっと、オモシロ味のある緊張感のある作品になったでしょうに。

一番不可解なのは、
事件解決の中心にいる、黒木舜を、ほとんど登場させなかったことなんだけどね


もしこれが、上手く描けていれば。。
もし、父との関係を、、“疑惑”というのも含めて描いていれば。

きっと、盛り上がったと思いますよ。

結局のトコロ。
亮二のスタンドプレイをやり過ぎた。。。それだけのことだ。

おかげで、
ドラマに、厚みが生まれてこないという
どうにもならない状態に陥ってしまったと言って良いだろう



ついでに、もうひとこと
隠蔽がどうとか、、って、、
それ、完全に、現在WOWOWで放送中の“超人ウタダ”とかぶってますよね。。
そこだけを考えれば、あっちのほうが、まだ良い感じに描けているけどね。。
最後の取り調べだって、、そんな感じだし。。


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メイちゃんの執事 第10話(最終回)本郷家の後継者

『ラストkiss』


内容
メイ(榮倉奈々)は理人(水嶋ヒロ)を賭けた、
ルチア(山田優)とのデュエロに挑む。
ただし、理人と忍(向井理)の代理戦。
だが、勝負の前に、理人が多美(谷村美月)に傷つけられたこともあり、
忍の強さに全く歯が立たない理人。
一方でメイに近づいた詩織は、負けを認めるように迫ってくる。
だが、約束をしたからと、、拒否するメイ。
その言葉を聞き、激高した詩織はメイを直接傷つけようとするが、、、
理人が、自らの身に忍からの攻撃を受けながらも、メイを救うのだった。

メイ『勝って、理人』
理人『かしこまりました、メイ様』

形勢逆転をした理人は、傷ついた体をモノともせずに、
忍から勝利を収める。

喜ぶクラスメートたち。
だが、すでに、その場に詩織と忍の姿はなかった。
急いで追いかけて行った、メイ、理人、剣人(佐藤健)
3人は、忍から、詩織の苦しみを聞くのだった。。。。

忍『やっと解放されたんだ、本郷家の後継者として生きる責任からも
 君への思いからも
 すべては、詩織様への私の想いからです
 私にとっては、あの方こそ、仕えるべきお嬢様だったんだ
 詩織様のためだったら、どんな罪だって背負うことが出来た
 それも、今日で終わりだ

そして、、命を絶とうとした詩織を助けるメイ。

メイ『今の私がいるのは、あなたのおかげなの
 1人じゃないよ、私がそばにいるから
 だから、生きて。。生きて幸せになって。お願い


本当にコレで、戦いは終結した。
祖父・金太郎(津川雅彦)の前で、晴れて本郷家の後継者となったメイ。

そんななか、剣人がSランク取得のために留学する事を聞いたメイ。
クラスメートたちと開かれる送別会にも参加せず。。。。。

その一方で、理人と剣人は。。。

理人『オレはお前がうらやましいよ
 メイ様は、お前にしか見せない顔を持ってる
 遠慮なく自分をさらけ出せる
 お前は特別な存在なんだろうな
剣人『幼なじみだからだろ
 そんなとこまで、アニキに負けてたまっかよ
 今は、負けてっかもしんねえけど
 男としても、執事としてもアニキのことを超えて
 あいつのこと、絶対に振り向かせる気でいっから
 だから、それまで、あいつ泣かしたら承知しねえぞ
理人『お前に言われなくても、そのつもりだ
 それに、お前に負ける気も無い


そして、、開かれる、本郷家正統後継者となったメイのセレモニー
用意された原稿を読む。。。。ただ、それだけのこと。。。だったのだが。。。


敬称略



↑本気で、面倒なんですモードである。

でもこれで、だいたい5割くらい。




今回のお話は、

詩織とのデュエロに勝利したメイが、本郷家の後継者となる。

そして、本郷家のスタイルではなく、自分流を見せるメイ


ま、、そんなお話だ。


言ってみれば、デュエロが最大の盛り上がりであり、
あとは、ほぼベタな内容だ。

あれこれというようなモノでもない。

“仲間”たちが、助けてくれる!!

そこの楽しさくらいかな。


いや、実際は、今回のような内容を
今までのお話でも表現してくれていれば、

きっと、もっと面白かったでしょうけどね


あ。。。ということで、以下は、半分総括的なことも混ぜながら。。。


ホント、結局、この部分なんですよね。

たとえば、今回にしても。
“いまさら悩むメイ”である。

どこに、悩む必要があるのか???


と、、、まぁ、、聞きたいくらいであるが、
今回は“ドラマ”なので、仕方ないだろう。

それに、かなりテンポも良かったし、
本来“このドラマ枠”で、やるべき姿だった感じだ。



が、コレは、今回の“最終回”だからこそ、許されること。

そんな、“悩むメイ”という姿だけを、
ずっと見せ付けられてきた、このドラマ。

正直、そんなのばかりで、オモシロがなければ、
どこにもオモシロ味なんか無いんですけどね。


それに、
キャラだって、今回くらい利用していれば、
テンポも生まれるし、楽しくなるのに、

メイの顔の止め画ばかり。

そんなの、楽しいわけがない。




楽しければいいわけでないし、
悩みがないのが良いことでもない


が、
毎回のように、同じような“暗い雰囲気”の繰り返しでは、
さすがに、面白くないと言う事だ。

そこを、これだけのキャラがいるのだから、
どう魅せればいいのか??

その事が、かなり中途半端だったドラマだったと思います。



こんな雰囲気でも、
かりに、ルチアに酷いコトされていても、
その一方で、これくらい楽しければ、

きっと、満足のいくドラマだったでしょうに。。。。


最終回としては、そこそこ、面白く見ることは出来たと思います。

そういうことだな。



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VOICEヴォイス~命なき者の声~ 第10話 愛する者を悲しませないため

『最後の大勝負』

内容
作家の桜井真也(田村亮)の死に疑問を持った亮介(生田斗真)は、
妻・瑠美子(麻生祐未)に、解剖を勧める。
すると瑠美子は佐川教授(時任三郎)らに解剖を依頼してくる。
解剖から抗がん剤による、強い副作用は分かってくるが。
医療ミスを証明する確たる証拠は、出なかった。
その事で亮介は、瑠美子から責められてしまう。
大己(瑛太)は、瑠美子に会い、亮介の覚悟を話をし、徐々に打ち解ける。
そんななか、桜井の最後に書いたモノが“18金”というメモだとわかる。

一体、何なのか???
一体、なぜ、新任の梅木が見ていたのか??

そして、亮介は、担当医の梅木(福井博章)に、抗がん剤の過剰投与を
直接問いただすが、正しい判断だったと、ミスではないという。
そこで、以前の担当医の宮島に会うために、
彰(佐藤智仁)と仙台へ向かった亮介は、そこで“ミスの可能性”を知る。

“投与してはいけない抗がん剤の投与による医療ミス”

そして、蕪木技官(泉谷しげる)と血液検査をしていた哲平(えんどう)は、
多量のモルヒネが投与されていたことが判明する。

様々なことが明らかになっていく中、亮介の説得により、
父・貴之(名高達男)は、記者会見を開き、医療ミスを謝罪する。

その記者会見を見ていて、大己はあることに気付く!


敬称略





桜井『オレの作品の一番のファンでいてくれた瑠美子には、
  最後の最後まで、桜井真也でいてやりたいんだ。
  オレの最後の望みを、お前に託して良いよな。


妻を愛していた男が選んだ道。
それは、
最も、信頼出来る男・・・・親友の手による尊厳死


ま、そんなお話です。


結局
痛みを感じさせないようにして、
やってはならない治療をした。

ってことだ。

いやまぁ、これ、、遺族が納得してるから良いけど、
犯罪行為。。。ですよね。
ラストで、“けじめ”つけてるけどね。

それに
俳優さん達が、良い感じだから、見ることが出来てるけどね。

それも、感動的に!!

まぁ、ココが、
若手とベテランの力の差、、と言ってしまうと、それまで。

行為を認めるわけではありませんが、
俳優さん達の力もあり、

私の中では、“第7話”以来ですね。
そこそこ、満足したのは。

やはり、感情が描かれることほど、ドラマは面白いモノは無い。


実際、主人公達は、いても居なくてもいい感じなんだけどね(苦笑)



今回の話。
少し気になったのは、大己たちがいろいろと動いているが、
以前から、少し関係があるような感じの佐川教授と貴之、、、なんだから。
ここは、大己が動くよりも、佐川が動く方が
ドラマは、もっと盛り上がったでしょうに。。。。
これ、選択ミスだと思いますけどね。




にしても
梅木にとっては、つらい経験ですよね。
人を犠牲にせずに、自分が治療すればいいのに!!

って、思ってしまったのは言うまでもない。



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ソウルイーター 第49話 阿修羅覚醒

『阿修羅覚醒~世界の行き着く果てへ?~』


内容
目覚めた鬼神・阿修羅により、
死神様だけでなく、魔女アラクネまでやられてしまった。
アラクネの魂を食らった阿修羅は、
自らの体を癒やすために、結界を張り始めた。
結界の完成は、世界へ狂気をばらまき続けることを意味した。
マカ、ブラック☆スター、デス・ザ・キッド
の3人は、それぞれの武器と共に、閉じる前の結界へと入り込むのだった。

そして
3組は、ソウルの演奏と黒血の力を利用した共鳴連鎖を開始し、
バケモノと化した阿修羅に挑んでいく!!!!

攻撃を開始するが、効いているのかどうかが分からないまま。。。
そんな攻撃のさなか、ナニか、妙なモノを感じ始めるマカ

そして、、ついに、ソウルが、、小鬼に食われ。。。。。。
戦いが停止してしまう。。。。





もう、
阿修羅、不気味すぎ。。。

『己の器に見合わぬ力を自らの都合で使い続けた、
 ツケが回ってきただけの話だ。
 狂気に身を任せた者だけに与えらる力に
 理性という名のカセをはめようとしたところで、
 必ずその先には、破綻が訪れる
 身を任せれば良かったんだよ
 そうすれば、怖い思いをしなくて済んだのに。。。

正直なところ、その印象しかありません。
でも、意外と、冷静なんだよね..阿修羅って。

一つ星職人3人とは『格』が違う、、かな。


ま、、共鳴連鎖となって、
いつだったかの、モスキート戦と同じく

敵のまわりをグルグル回っている映像だったので、
ちょっと、興ざめしてしまいましたが、


一応、それぞれの攻撃も使っているし、
魅せているから、ギリギリ、楽しく見ることが出来ている感じだ。


最後は、
ブラック☆スター『触れさせねえよ。2人には。
    そう言う約束だかんな。
デス・ザ・キッド『約束は、必ず守る
    それが俺たちの死武専生だ!
    
と、カッコイイ状態なので、
とりあえず、、、って感じかな。


次回予告が、かなりカッコイイので。。。。
期待は、、次回へ!!


ま、そんな感じだ。



それにしても、阿修羅の不気味さと共に、
やはり、すごかったのは、
『節穴みたいな目(by、B.J.)』のエクスカリバー!!

すべてをお見通しというのが、
この男(?)、、あなどれません!



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本日も晴れ。異状なし~南の島 駐在所物語~ 第9話(最終回)1つの未来

『30年前の悲劇…そして輝く未来へ』


内容
那瑠美島にやってきた立花和美(布施博)
その姿に驚く遼(坂口憲二)とキヌ(前田美波里)
子供として育てていた立花を、疑い裏切ったことを謝罪するキヌ。
その一方で、遼は、立花から
えん罪で刑務所行きにされたと、非難されていた。
ショックの2人の姿に、戸惑う島の人たち。
その夜は、島の男達と酒を酌み交わす立花。。。

美波(夏未エレナ)から、励まされる遼。
うらら(松下奈緒)などは、酒で酔い、、、遼に告白するまで。。。

翌朝。遼は、うららに、子供達の演奏会を
立花のために行うことを提案し、すぐに開催される。
そんななか、光生(青木崇高)に呼び出された遼。
サトウキビ畑に大きな穴が出来て、、、荒らされていた!!
と同時に、東京の片岡(遠藤憲一)から連絡が入る。
取引が、那瑠美島で行われると。。。。。怪しいヤツがやってきてないか。..
遼は、すぐに、思い当たるのだった。


敬称略





お話としては、

立花が来た理由。。。そして、ずっと桃彦(中村靖日さん)がいた理由。
そのお話がメインとなり、

遼が駐在としてやってきたことが、
島民によく伝わっている。。。

ということが、ハッキリと表現されたお話。


まぁ、、取引、とか、撃たれるとか、、は、
サスガにやりすぎだとは思いますが



『あんたがナニしようが、
 みんな、ずっと信じて待ってんだよ
 あんたが、ちゃんと立ち直ってくれる日を
 自分を信じて立ち直ってくれる日を
 ずっと待ってんだよ
 だから、立花さんも、自分自身を信じてください。


素直に島民が立花を受け入れたことや
島民達の遼への思い。

は、この言葉と、
島民達の行動で十分表現されていると言って良いだろう

最終的に、
一年後、、、どのような状態で、
あんな状態になったかは、正確には表現されていませんが

島民達の決意表明がありましたので、
それで十分だろう。


ってことで、ハッピーエンドですね。

唐突な立花の事件が、
かなりの違和感がある部分ではありますが、
ま、、そこは、、オマケ。。としておきましょう。

島民達の変化が、第1でしょうから。




さて
ドラマ全体を見て

遼が島に来た理由
なぜだか、入る立花。
そして、、意味不明なキヌ。
この3点を、最後までずっと引っ張ったこのドラマ。

ドラマを、大雑把に見れば、
遼の真摯な態度が、島に変化をもたらしていった姿は、
いろいろな事件を描き、問題提起したり、、することで、
ベタではあるが、キッチリと描かれていたと思います。
その意味では、あと1クールくらい、丁寧に描いても
十分成立するだけのドラマだったと思います。

ただ、やはりネックは、最初にあげた3点。
これが、どうも、モヤモヤするモノを引きずっていたんですよね。
序盤から出すのではなく、終盤の数回で出すだけで、
もっと、スッキリした、ベタなドラマとなっただろうに、、、、
そこだけは、本当に残念な部分。

そこさえ気にしなければ、十分楽しむことが出来たドラマだったと思います。


これまでの感想

第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話


天地人 第11回 上杉の分裂

『御館(おたて)の乱』

内容
景虎(玉山鉄二)の説得に向かった兼続(妻夫木聡)
兼続の行いに怒りを覚える景虎は、手討ちにしようとしたが、
仙桃院(高島礼子)が間に入り、その場は、おさまる。
そんななか、遠山(螢雪次郎)の思惑により、
北条(新井康弘)たち家臣が集まりはじめ、
景勝(北村一輝)との戦いを決意する景虎であった。
兼続が去ったあと、争いを回避するために
ふたたび景虎の説得を試みる仙桃院。
だが、景虎の不信感は強く、受け入れようとしない。
その状態に、自分が迂闊なことを言ったと自分を責める華姫(相武紗季)
そうこうしているうちに、両者の戦の準備は整い、小競り合いが始まる。

景勝は、兼続を呼び出し、
“我らに義はあるのか”と問いかけていた。。。

そんななか、景虎軍は、御館へと陣を移すのであった。。。。。


敬称略




えっっと。
今回、一体、何やりましたっけ???


先ず書いておくが、

華姫ならいざ知らず、

お船、信長。。。。必要か????????

お船の無駄な絡みの多さと、
唐突に入る、信長達。

これ、なきゃイケないことか???

こんなモノ入れたから、『乱』がはじまったはずなのに、
景虎、景勝の葛藤は表現されていますけど。

それ以上にはなっていませんよね???

お船が、決意をうながすくらいなら、
仙桃院がうながすべきだったんじゃないのか???



追い出される時、、、頼みました。。。そんなヒトコトあれば、
十分成立するのに

なにが、鬼なんだよ!!
鬼だろうが、夜叉だろうが、妖怪だろうが、、、、化け物だろうが。..


確かに、
この2人のコンビは“主人公”なのかもしれない。
だからといって。

本来ならば、歴史の裏にいる人物であり、
主人公ではないのだ。

描いてはいけない。
とは言いません。

だったら、
景勝と共に、決心すべきだったんじゃ???


絶対に、対象が間違っています!

そんな意味不明な中、
唐突な、信長である。

もう、、、、ええやん!

本格的に接触するまで、、不必要なモノを入れる必要なし!!



この番組のスタッフ、分かっているのだろうか??

この“御館の乱”が、
序盤で、最も盛り上げなければならない“エピソード”でしょ???


描くなら“乱の当事者”を描くべきであり、
不必要な物を描いた時点で、

物語が、壊れてしまっていることを認識すべきである。





で、今回やったことは、一体ナニか?
印象に残っているモノは、ナニか??

景虎&華姫のメロドラマ



なぜだか、春日山から降りる景虎


以上の2点である。


せめて、景虎が撤退しなければならない理由くらい
キッチリ描きません???

それと

景虎と同じくらい、景勝の葛藤も!!

もう、“乱”どころか。。。ナニがやりたかったのかが
ほんとうによくわかりません。



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第10回 第9回 第8回 第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

フレッシュプリキュア! 第7話 友情のクローバー

『せつなとラブ 友情のクローバー!』

内容
母のお使いで、商店街にお買い物に出たラブ
そこで、ラブを占ってくれた占い師の“東せつな”に出会う。
街に来たばかりと言うとこで、ラブは案内。..

だが、、せつなこと、、ラビリンスのイースは、

イース『プリキュアに変身できなければ、倒すことなど造作もない

ラブの持つ、リンクルンを狙ってくるのだが、、、、
当のラブは、おともだちになろうと。。。。。。。





今回は、
イースが、ラブに接触し、変身できないようにしてやろう!

という、
なかなかの悪役ぶりのお話なのだが

結果的には、ウエスターの乱入(?)で、
ラブにとっては、友情を作るお話
一方のイースにとっては、再びの接触の機会作り

って感じだ。


結構、オモシロなども効いていて
ベタではあるが、楽しいお話で

そのうえ、ラブのキャラを出し、イースの“悪”を見せるなど
キッチリ描き込みをしている。
ま、、、ウエスターが、、お茶目なのも分かったし。

ナキワメーケが、時計と言う事もあり
様々な楽しみ、、、苦戦

そして、ラブの気持ちで、ナキワメーケを止めちゃうなど

魅力たっぷりだった。


ただ、
私の中で結構気になったのは。

ラブサンシャイン
エスポワールシャワー
ヒーリングプレアー

を完全同時攻撃をしたこと。

いままでは、“連続”に近い感じですからね。

これって、
ラブの気合い以前に、
なんか、パワーアップしていますよね(笑)

確かに、
3人同時キックなどはありましたけど、
必殺技の同時攻撃を、この時点でやって来るとは!!

かなり、驚くと共に、
“次”が、、できるのか?と心配になっちゃいます


だって、そういうことって、
強敵相手じゃないの???


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第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 

仮面ライダーディケイド 第8話 ブレイドの世界

『ブレイド食堂いらっしゃいませ』

内容
龍騎の世界から、ブレイドの世界にやって来た士(井上正大)達
アンデッドを封印する会社“BOARD”のコックとなった士。
そこは、階級分けされ、身分の格差がある会社だった。
そのうえ、、、サラリーマンとしてライダーが、アンデッド退治。。。

そんな会社で、“A”ランクの
剣立カズマ(鈴木拡樹)ブレイド菱形ヤクサ(成松慶彦)ギャレン
それ以下の黒葉ムツキ(川原一馬)
たちが、、社長 四条ハジメ(累央)の下で、ライダーとなっていた。

あるとき、ディケイドとなり活躍した士。
そのためにカズマは、降格されてしまうのだった
それに伴って、ムツキは、レンゲルに昇格。
士は、階級を上げ“K”に、、、、
自暴自棄となるカズマを諭すのだが。。。。。

そんなとき、鎌田アンデッド(入江雅人)が現れる!!
そのうえ、、ギャレン、レンゲル、、、そして、、カリス

敬称略




今回は、
お話作りをしていると言うよりも

ほとんど、“次”へのネタフリのお話と言って良い感じだ。
まぁ、
龍騎の世界では、“裁判”というカタチにより、
一定のまとまりが見えていたわけであるが

今回は、“会社”ではあるが、
アンデッドを退治しているはずなのに、
戦っているのはディケイドだけという。。。。

なんか、本末転倒な展開(苦笑)


おかげで、
いさかいから、ライダーバトルは展開されるが、
ディケイドが、完全に物語の中で浮いた存在になってしまっています。

これ、、、ディケイド、、いなくても良いし。
逆に、ブレイドたちも、必要ありませんよね。。。。

たしかに
ブレイドの世界に馴染む士。。。とか
食堂で、こき使われるカズマとか。。。

オモシロ味はあることはありましたが、
それは、所詮小ネタ。

物語としては、それ以上ではない。

結局

ブレイドたちとディケイドが分離された物語で動いている時点で、
ネタフリと『つなぎ』の役割しか果たしていないと言えるだろう。



ま、、、次回こそは、鎌田を絡め、
いろいろして欲しいモノです。


小ネタとか、オモシロとか
必要なのは分かるんだけどね。
ただ、2~3回程度で、次の世界に行くのだから、
物語を作らなければ、だめなんじゃ・??

小ネタで楽しむことは出来ても、
そんなこと繰り返して、物語が進んじゃうと、
確実に、飽きちゃいます。

龍騎を使うディケイドは、、良い感じなのになぁ。...
それ、、、バトルだもん。。。

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第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 

侍戦隊シンケンジャー 第五幕 兜折神

『兜折神(かぶとおりがみ)』

内容
殿・丈瑠(松坂桃季)から、休みをもらった侍たち
親睦を深めようという流ノ介(相葉弘樹)と
ことは(森田涼花)の提案で、遊園地に行くことに
だが、丈瑠は遊園地に行かず、彦馬(伊吹吾郎)と稽古をしていた。
今のままでは、外道衆に対抗できなくなるかもと。。。
倍以上のモヂカラが必要とする志葉家秘伝の“秘伝ディスク”の稽古を!

そのころ、流ノ介達のいる遊園地に
アヤカシ“ヤナスダレ”が現れていた!!
シンケンジャーとなり、戦いはじめるも、
攻撃する力を受け流し、刀の攻撃が効かない。
丈瑠が加わった、モヂカラを使った5人同時攻撃
シンケンマル“五重の太刀”も、傷をつける程度。

やはり、秘伝ディスクの力が必要。
丈瑠は侍たちを動揺させないように、1人稽古に励む。。。。。


敬称略




秘伝ディスク“兜ディスク”を使い、

烈火大斬刀 大筒モード!
兜五輪弾!!

一の目を撃破!!


シンケンオー
兜ディスクから、兜折神!!!

大ナナシ!!
には、、、

侍武装!
カブトシンケンオー!!天下無双!

兜砲!!

二の目に

兜大回転砲!!



侍たちには、心を見せず
彦馬には、、、、

最終的な5分程度の戦いだけでも、盛りだくさん!!


なかなかやります、シンケンジャーである。

まぁ、なんでも“兜”を名称につけるのは
なにか気になる部分ではありますが、、、、
っていうのも、
他に“秘伝ディスク”が出てきた時、どんな名称に??と。。


それはさておき。
戦いでキッチリ魅せながら
“殿としての義務”をキッチリ果たそうとする丈瑠

見事に描ききったお話ですね

彦馬の説明
『使えぬといえば
 戦いに不慣れな流ノ介達のおそれは、戦いを不利にする
 彼らの支えとなるのは、殿の強さのみ
 その強さに、微塵の揺らぎもないからこそ、命を預けて戦える
 それが分かってるからこそ、殿は。。。

多少長めであったのは気になるが、
でも、分かり易く、『殿』とは、どういうことかが分かる部分。


そんな丈瑠の心を描き、
戦いも魅せる。
素晴らしい構成だったと思います。



ちなみに、最も気になったことは。
大ナナシが出現したまでは良いが、

あの距離で、弓矢攻撃ですか???



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第四幕 第三幕 第二幕 第一幕 

銭ゲバ 第9話(最終回)風太郎の幸せ

『幸せはどこにあるズラ?』

内容
死を決意した風太郎(松山ケンイチ)。
ダイナマイトを体に巻き付け、そして導火線に火をつけた。
風太郎が入っていった小屋を見つめる緑(ミムラ)


最期の時が迫る中。
自分が刻んだ文字を見つめる、、、『幸せ』
風太郎は、幸せを妄想しはじめる。。。。。

たくさんの友だちがいて。母・桃子(奥貫薫)がいる。
健蔵(椎名桔平)も普通の父
財布が落ちていた。届ける風太郎
荻野兄弟(宮川大輔、近藤公園)もいる。
普通に大学に進学し
茜(木南晴夏)とも運命の出会い
枝野(柄本時生)とも。。。友人。。。
バイトの現場には、寺田(田口トモロヲ)
そして、、
楽しい伊豆屋の面々(光石研、りょう、松山ケンイチ、石橋杏奈、たくませいこ)
。。。
そして、、茜の姉は、、、笑顔の緑
緑の彼氏のポジションは白川(田中圭)
父・譲次(山本圭)

そこには、『幸せ』があった。。。。。。
金持ち、貧乏。。。そんな“身分の差”などなく、、普通があった。

普通の暮らし。。。。

最も風太郎が望んだ“夢”
本当に大事な物は、“金”ではなく“心”

そして、、、笑顔。。。。


敬称略



開けろ~~

生への渇望
死への恐怖

爆発


『オレは間違っていたとは思わない
 この世界に生きてるヤツはみんな銭ゲバだ
 気付かんで、気付かんフリして
 飼い慣らされたブタみたいに生きてるだけの話しズラ
 そいでよきゃ。どうぞ。お幸せに。
 オレみたいなヤツは、次々生まれてくるズラ
 そこら中、歩いてんだぜ。銭ゲバは。


一気に、いろいろと。

途中、どうなるかと思った番組でしたが、
最後の最後まで、きっちりと『銭ゲバ』を描いたと言えるだろう。

風太郎の死の裏で、
『金』により、幸せを手に入れた伊豆屋、荻野たち。


まさに、
『金がすべてズラ~』である。

確かに、やっていることは犯罪。
だが、そこまでやらずとも、同じ方向を向いていることを
描いたと言えるだろう。

それこそが、風太郎の最後の言葉につながっている。


今回は、
今まで行ってきた『ネタ』をふんだんに取り入れながら、
『回想』ではないが、『夢想』とでも言う状態を描いた。
一方は、現実、もう一方は、夢

もしかしたら。。。。

その印象を与えた瞬間。
このドラマの世界にはまっていると言えるだろう。

本当に、見事な対比
そして、見事な俳優さん達だったと思います。


この普通の映像を見せることで
この番組が極端であることを、ワザと強調しているのでしょうね。

でも、真実も、あると。。


数字的には、全く振るいませんでしたが、
結局、
この原作者の作品を映像化するのが、基本的に難しいんですよね。

それでもかなり挑戦的に
様々な非難などはあったでしょうに、
キッチリと描ききったのは、かなり評価して良い部分だ。

最近じゃ。
ドラマだけに限らず、アニメでも
すぐに、『逃げ』を使うモノが多いですからね。

しかし、キッチリ描かなければ『銭ゲバ』ではない。
そのことをスタッフが認識しているからなのでしょう。

そして、キッチリ描かなければ、誤解を与えかねない。
だからキッチリ描く。

素晴らしい挑戦だったと思います。

こういった作品は、
好みに差があるのは確かです。
ですが、
お決まりのモノばかりや、サプライズばかりでそれ以上ではないモノ
そんなモノを羅列してばかりのモノよりも

よっぽど、面白い作品だと思います。


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第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

歌のおにいさん 第8話(最終回)歌のおにいさんのメッセージ!

『希望の歌声!!涙のラストライブ』

内容
健太(大野智)が、“みなうた終了”“ジゼル”で悩む中、
父・光雄(小野武彦)が倒れ、入院してしまう。
次の仕事探しをはじめる健太。。。
それは、うらら(片瀬那奈)守(丸山隆平)も同じだった。
そんなとき、明音(千紗)が訪ねてくる。。。
もう一度一緒に歌をやろう。。。と。
戸惑う健太であったが、明音の背を押すのだった。

そして迎えた、収録最終日。
子供達を招き入れ、リハがスタートするが。。。
マカロンキッズが、、そして、子供達が泣いてしまい。。。。
収録後。“パピプペパピルス”の解体作業を見つめる健太たち。

そんななか、光雄の見舞いに訪れた健太は、
そこにいた子供達から、“おにいさん”であることを実感する。
その姿を見た光雄は。。。。“最後の最後まで踏ん張ってみろ”。。。と

最終回を見ていた健太は。。。。。
スタッフ達を連れ、、、、真鍋(木村佳乃)のいるスタジオへ。。


敬称略





挫折を仕掛けた時
父から、、、、後押し

歌のおにいさんやお姉さんを見ている。
お前達が与えてくれるモノを、一生懸命受け取ろうとしている。
子供が育つって言う事は、未来が育つってことだ
おめえは、その未来作りに一役買ってんだ
いい仕事を見つけたな
最後の最後まで踏ん張ってみろ
おめえだって
子供達からいろんなもん、もらったんじゃねえのか

“歌のおにいさんの意味”にやっと気付く健太

そして、

自分自身が、本当の気持ちを
おにいさんとして、語っていなかったことを。。。


で、、奇跡!!

安斉も大もうけ!!

デラックスとなってハッピーエンド!!


って感じだ。




“ドラマ”としては、上手くまとまっていたと思います。


やはり、主人公が、現状に葛藤し
“次”を見つけていく姿が、
キッチリと描かれているだけで、納得というモノだ。

『借りがあるんだ。
 こいつらに借りを返してえんだ
 こんなオレを歌のおにいさんと認めてくれた、こいつらに


そして
『人生って落ち込むことの連続でさ。。
 こんな時代に生まれて、お前らがかわいそうだって思ってた
 こんな時代だからこそ、今を変えていかなきゃなんねえんだよな
 お前らには、その力がある。
 迷った時は、思い切って飛び越えろ
 そしたら必ず、違った明日がやってくる。

最終的に
ここで、矢野健太の歌。。



途中に、強引に明音を入れているため
物語が途切れてしまっているのは気になるが


まぁ物語は、キレイにまとまっていたと思います


感動。。。までは、いきませんがね。





ドラマ全体を見て
人生を投げていた主人公の成長物語。
としては、そこそこ面白く描けていたと思います

ま、、ベタって言えば、それまでですけどね
全く毛色の違う分野に進んでいるのだから
これくらいの葛藤も許せる範囲だろう。

だが、逆に
ココまで違ったために、
主人公が本当の意味で変化したのが、最終回。。。ではね。
いくら何でも、遅すぎの印象だ。
確かに、細かくは成長はしているが
それ以上のモノを感じなければ
結局もとどおりにしか見えず。今回のラストメッセージにしても
はじめ、しなかったのが、良い例だ。
こういうところですよね。
物語としては、悪くないだが、
引っ張りすぎている印象が強いために
モヤモヤしているモノもあります。
そこに、リンクするかのように存在する。
『ジゼル』という存在。

基本的に、“ジゼル”の意味があるのかどうかが
本当に意味不明なところなんですけどね。
ジゼルだけを、完全に分離していれば、
物語が散漫化せずに、
主人公だって、おにいさんを中心に物語が作れたでしょうに。。。
そこが一番、もったいないところかな。


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第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

ラブシャッフル 第9話 愛するゆえ

『愛の裏返しは孤独だった』


内容
海里(吉高由里子)が、姿を消してしまった。
啓(玉木宏)愛瑠(香里奈)たちは捜すが、見つからない。
そのショックから、旺次郎(松田翔太)の様子がおかしくなっていく。。。
だが、正人(谷原章介)の顔を見て、疑惑を抱く愛瑠。
旺次郎に近づくためだったのでは。。。と。
すると、それを認める正人。

そこで、啓は、諭吉(DAIGO)に海里探しを頼み込む。
すると、今までとは違い、逆に頼まれごとをされるのだった。
芽衣(貫地谷しほり)を譲ってほしいと。
一方、愛瑠は、玲子(小島聖)に相談をしていた。
すると、、、正人がすでに殺してしまったのではと。。。
まさか。。。。。。

愛瑠は啓を使って、もう一度探すのだが見つからない。
そこに、、正人が帰ってくる。
2人は、正人に問いただすと。。。。
医者としての“正人の真意”が、そこにはあった。。。。。


敬称略



玲子、、正人の過去
当然、、旺次郎、海里。
そして、、諭吉、芽衣

全部含めて、

“愛するゆえの孤独”
“愛を知ったがための孤独”

そして、、

本当の愛とは????

その疑問にたどり着きはじめる、啓、愛瑠

自分にも心にぽっかり穴が空くほどの、壊れちゃう人がいるのか?


ということのようだ。



ハッキリ言って、前回まで、
明らかな“混沌状態”で、人間関係を描くことに終始してきたこのドラマ

方向性が見えないまま、どうなるのか???

そう思っていて迎えた今回。


一気に、“愛”を描ききった印象ですね。


“自分が消えたら”“パートナーが消えたら”

その究極の先にある、、本当の“愛”

“ラブシャッフル”によって、たどり着いた“答え”だったようです。



実際。楽しいだけの印象でしたが、
なんか、“傑作”のニオイが少し。。。。。。。

勿論、感じ方の違いはありますけどね。


ということで、
究極の“実験”、いや“祈り”に打って出ていた菊リン。

『海里の自殺を食い止めるためには、コレしか無かった
 ホントの誕生日は来週
 1度、死なせてみようと考えた
 人は死に誘われると
 どこか盲目的に、そこに突き進んでいく
 あとのこと、自分がいなくなった後の世界など想像もしない
 死ぬという感覚じゃないんだ
 たぶん、消えるという感覚に近いんだろうね

 だから、
 僕が見せようとしたのはオーちゃんの姿
 変わり果てた姿を見せる。
 ぼくには、もう、その方法しか思いつかなかった
 それで、踏みとどまってくれればいいという
 治療と言ったが違うね
 いのり。。のようなものかも知れない

 彼には、いくら謝ってもたりない
 痛みの分かる僕自身、経験者としてね
 だけど分かってくれ
 みすみす海里を医者として、死なせるわけにはいかなかったんだ

 僕が悪者になり続ければ良かったのに
 あまりにも、ホッペが痛くて。。。

 そして、もうひとつ
 オーちゃんはそこから立ち直る。
 その姿を海里に見せて欲しいんだ
 自分がいないとダメだと思ったのに、
 その人が元気になったら、どう思う
 (ガッカリする。むかつくかも)
 その人間らしい感情が
 タナトスから、エロスへつながる細い糸さ
 つまり、愛の。。『ジェラシー』


完全に、このドラマの、すべてが詰まっているといって良いだろう。

『シャッフル』されたからこそ、
自分が求めていたモノが見えてきて、
その先にある『愛』に、気付く。

今までのことが崩壊し、再構築されたときに、見えた『真実』なのだろう。

それが、ラブシャッフル!!


どっちにしても、
正人が、結局、、、ゲームマスターだったと言う事だ。


それにしても
ドラマ性だけじゃなく、
本当に、感情を描ききりましたよね

勿論俳優さんの力は言うまでもありませんが、
ここまで、人間関係を超えたモノを描き込まれると、

素晴らしい。。。

その言葉しか出てこない状態だ。







楽しかったと思います。

あ。。。ちがう今回、、最終回じゃなかったんだ。。。


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特命係長 只野仁シーズン4 第39話(4-8)(最終回)さらば只野!

『だまされた歌姫、殺意のメロディ』
『さらば只野!!最期の特命…壮絶な幕切れ


内容
黒川会長(梅宮辰夫)から呼び出しを受ける只野(高橋克典)
かつては、『世界の有栖川』と呼ばれた、
現在も“Jポップの歌姫”と呼ばれる天海カヲル(金子さやか)をプロデュース。
その人気音楽プロデューサーの有栖川譲二(鈴木一真)。
電王堂主催で近々開かれる環境博覧会のテーマソングを依頼しているが
突然のスランプに陥ったという。
このままではスポンサーが抜けて、博覧会が中止になるかも知れない。
スランプの原因を探れ!それが今回の特命だった。
森脇(永井大)とともに、調査開始する只野。
そんな中、妙な電話があり、、、有栖川は金を持っていくのだった。
あらわれた謎の男(ケイン・コスギ)は、明らかに有栖川への敵意。
その上、助けに入った只野とのバトルでも、、、ただ者ではない!
バトルの最中、いきなり、新たなチンピラが乱入してくる。

そして、有栖川から事情を聴くと、
ビデオテープを盗まれ、それをネタに強請られているという。
男が落としていったお守りの中から一枚の写真。
真由子(三浦理恵子)から、写真の女性が藤堂美咲(阪井あゆみ)と判明する。
3年前、ジャパンテレビの新人発掘オーディションに合格。
しかし、デビュー直前に自殺したのだった。
そしてゆすっている男は、藤堂俊介。美咲の兄だった。
カヲルの話から、有栖川に捨てられたと知る。
藤堂に接触し、ビデオに自殺に追い込んだ証拠があると聞く只野。
だが次の瞬間、ふたたび藤堂が襲われる!!!
ビデオを託された只野は、マヤ(はるな愛)の店のカラオケを見て
ある事に気付くのだった。。。。。


敬称略




金子さやかさん。。
ヤッパリ、、悪女だよね~

でも、抜群の演技力があるから、
最後のシーンも良い感じなんだよね。


それはさておき。


物語は、色気も少なく。
なんか、、普通の物語でしたが。。。。
最終回なんだから、もっと気合い入れりゃいいのに。。。。。


ただ、今回は、アクションは良かったですよね。

高橋克典vsケイン・コスギ
ケイン・コスギvs永井大

森脇は、ひさびさの“本気”でしたね!!!
かなり、驚きました!!

でも、アクションを売りにしている者たちの共演だからこそ
物語だ、普通に近くても、
納得と言えば、納得かな。

実際、アクションしかなかった...と言っても過言ではない状態。


さて、、最後に

黒川『実力もないのにスターだと祭り上げられて。。
   少し人気があるだけでスターだともてはやす
   マスコミにも責任はある』

そうだよね(笑)



ドラマ全体を見て

第4シーズンで、ゴールデン進出となったが、
結局、マンネリというのもあるが、
それ以前に、『らしさ』を発揮しきれなかったことが、
“敗因”といっても良いだろう。
やっぱり、今まで積み上げてきたものを壊してしまうというのは
それだけのリスクを負ってしまうと言う事である。

ゴールデンであることを意識するあまり、
やらなければならないモノを消してしまっては、
すでにそれは、楽しんできた『只野仁』ではありえません。

ハッキリ言うが。
2Hサスペンスなどで、
平気であれこれやっているのだから、
色気だけでなく、そのほかのコトであっても
そんなにあれこれ気にする必要性なんてないと思います。
それこそ、深夜帯で非難を受けずに
ゴールデンで、非難を受けるような演出があるとするならば、
それは“客層”が、変わったと言う事だけであり、
そんなの。。バラエティじゃ、、、普通じゃないの??

ドラマだからダメ
それこそ、偏見であると思いますけどね。
これだけ、いろいろなチャンネルがある昨今。
見たくなければ、見なければ良いだけであるのだ。
その決意もなく、ゴールデンに持ってきた瞬間。
そして表現できなくなった瞬間。
只野仁は、只野仁ではなくなったのだ。

ま、、深夜でまたやれば?

これまでの感想

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