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連続テレビ小説『舞いあがれ!』土曜版第25週




百歩譲って。

次週の最終週に続くとしても。

間違いなく、次週は、“メイン”担当なわけで。

実際、“予告”でも、

“回収”のつもりだろうけど。すでに“迷走”が見えてしまっているのだ。

正直。

今週のエピソードで、“空飛ぶクルマ”は完成させたほうが良かったのでは?

“土曜版”を見ても、そんな印象になってしまった。


たとえ、“サブ”が書いていたとしても。

“土曜版”だけを見れば、

明らかに、貴司は不要だし。

むしろ、ラストにまとめてしまったために、貴司のスランプが強調。

今週のエピソードは、“空飛ぶクルマ”より“スランプ”が、

メインのように見えてしまった。


例えば、“本編”では。

貴司は。。。舞を、いろいろな部分で“支えてくれた”らしいし。

そういう描写は、少なからず存在した。

だから、スランプは際立つし。

主人公の“気づかなかった”も、理解出来なくも無かったのである。

“流れ”で描くというのは、そういうコトだ。

が、“土曜版”では、そういう部分は、ほぼ削除。

ずっと、スランプの描写ばかり。あげく、八木。

先日の感想でも書いてしまったけど。

“土曜版”は、“本編”よりも、“BL”が強まった感じだ。


他にもある。

今回の“土曜版”では、残す必要の無かったセリフを残していた。

それは、御園の“町工場を巻き込んで”という言葉。

“本編”でも気になっていたのは、そこなのだ。

“本編”の“流れ”だけをみれば。

投資家を強調しすぎてしまっているが。

実際は、その“流れ”のはじまりでは。

舞と御園は、“こんねくと”によるサポート、提携ということで。

“町工場”と“金”の話をしていたのだ。

が、気がつけば、投資家。。。金。

映像的にも、協力していると思われるのは、

言い出しっぺの主人公・舞と、なぜか渥美だけだ。

渥美にしたところで、“バードマン”絡みで、

理解出来ないわけでは無いけど。

もうちょっと、“こんねくと”の仕事で登場していれば、

唐突感が消えていたハズなのである。

だって、

“こんねくと”の考え方と、渥美の仕事は、同じ方向を向いているからである。

結果的に“空飛ぶクルマ”で、“こんねくと”が絡んだのは“金”だけ。

これじゃ、

“本編”で。。。刈谷たちが舞に金の無心に。。。という印象になるのも当然だ。

“土曜版”では、“本編”で、そんな感じだったので。

調整出来るわけが無く。。。。である。

だからこそ、残す必要の無かったセリフ。。と言うことになる。

最終的に、妙なセリフや、謎の人物も登場しているので、

町工場の協力も無いわけでは無さそうだけどね(苦笑)


でもね。

 無いわけでは無さそう。

というのは、“描いている”とは別モノですので。

“ドラマ”にとっては“描いている”が“すべて”であり。

視聴者に丸投げしている行間の好意的な脳内補完は、

それは、“ドラマ”の一部ではありませんので。



まぁ、“本編”が“本編”なので、

“土曜版”で、今回以上になることは、ほぼ無いだろうけど。

これだけ、ラストで貴司を強調するなら、

“土曜版”では、そこまでの貴司は、全削除で良かったと思いますよ。


本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202303250000/

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連続テレビ小説『舞いあがれ!』第121回

内容
貴司(赤楚衛二)から、短歌を辞めると打ち明けられた舞(福原遥)

敬称略


作、佃良太さん



今作は、短歌をテーマにした“連ドラ”でも無ければ。

短歌をテーマにした“~講座”なんていう番組でも無い。

なのに、

主人公が進む道。。。主人公が紡ぐ物語、テーマとは、

全く違う“要素”である、短歌を盛り込んでしまった。

まぁ、“メイン”が、盛り込みたかったのだろう。

きっと、そんな“些細な理由”だ。

だが、そもそも。短歌だろうが、なんだろうが。

多くの視聴者というか、多くの人にとっては、全く馴染みが無いもので。

それを、ごく一部の馴染みの有る人や、なんらかのうまみを感じた人が、

今までより評判になったからと、

それをブームだと言い切っているだけの話だ。

実際、ブームなんて、所詮、一過性のモノでしか無いのも事実で。

それを“きっかけ”にして。。。っていうのも、

理解出来ないわけでは無いのだけど。

じゃ、

そういう“要素”をテーマにしているわけでもない“連ドラ”で、

“要素”を扱おうとすれば。

展開は、数えるほどしか無いのは、言うまでもない。

歌を詠んで成功するか、失敗するか。

逆に、歌を詠めなくなるか。

そう。

今作の描こうとしている展開自体は、間違いでは無いのだ。

だからといって、

結果的に、今作のように同じような展開ばかりだと、

ワンパターンな印象しかないのは言うまでもない。


今作の場合。これが、脇役キャラの設定では無く、

主人公のパートナーであるため、

なんらかの“目立たせる展開”が、必要になるわけで。

。。。そう。。。ワンパターンしか、無かったのである。


あ。別に、今作の展開などを擁護しているわけでは無い。

むしろ、

“わざわざ”、こんな設定にする必要なんて、無かっただろうに。。。

そんな、気持ちしか無いです。

実際問題。

今週にしたところで。

主人公の物語があるにもかかわらず、

“盛り込まなければ!”という、“縛り”があるために。

度々、盛り込んでしまい、

明らかに、話の腰を折ってしまっている。

今回のエピソードなんて、良い例だ。

無理に、ちりばめる必要なんて、無かっただろうに。。。ってのが本心である。


いや、どうしても。。。っていうならば。

たとえ、とってつけたような印象になり、

あざとく見えたとしても。

今回の主人公が口にしたように、

“支えてくれた”を、徹底的に、表現すべきだったと思います。

で、“金曜”で、落とせば良いだけの話だ。

そこが、少し弱かった感じ。

とはいえ。

“メイン”が同じ事をやっていても、違和感しか無かったので。

今週の“サブ”は、“流れ”の中で“支えてくれた”を、

それなりに、盛り込んでいたのは、事実ですけどね。

貴司のキャラがキャラなので、ちょっと弱かったかな。

なんなら、娘と一緒に、舞の仕事ぶりを、

見に行くことくらいしても良かったかもね。

そうすれば、舞の頑張りが際立つし、貴司の苦悩も際立っただろうし。

本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202303240000/

連続テレビ小説『舞いあがれ!』第120回

内容
ついに刈谷(高杉真宙)玉本(細川岳)らのもとに、
舞(福原遥)悠人(横山裕)が紹介した投資家たちがやって来る。

敬称略


作、佃良太さん


一応、今週の“流れ”を引き継いでいるので、

登場人物の描写は丁寧だし。役割分担も明確。

“ドラマ”としては、それほど悪い印象は無いです。

まぁ、どうしても、“メイン”と“サブ”で比較しがちなので、

もうちょっと、今週のエピソードまでの“流れ”が、丁寧ならば、

普通に納得出来ただろうに。。。。。ってコトくらいだ。


本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202303230000/

連続テレビ小説『舞いあがれ!』第119回


内容
“空飛ぶクルマ”の開発で刈谷(高杉真宙)たちが、
開発費に困っていると知った舞(福原遥)は、“こんねくと”で引き受ける。

敬称略


作、佃良太さん


ちょっと、アバンから、あざとい印象だけど。

悠人と佳晴を描いたのは良いことだろう。

一応、久留美も現状も含め、セリフで盛り込んだし

サラッと。。。道子が。。。“望月”になっているのは、気になったが。

う~~ん。。。。望月道子より、津田佳晴のほうが、良いような(笑)


そのあたりは、ともかく。

あ。。。貴司のスランプも、ともかく。

やはり、“サブ”は、主人公の描写が丁寧だよね。

もちろん、主人公だけに限らないのだけど。

仕事に、家事に、子育てに奮闘しているように“見える”

同じ事は、人間関係の描写や、登場人物の描写も、同じことが言える。

悠人しかり、御園しかり。

今までは、いや、“メイン”の描写では、

ただただ盛り込んでいただけで。

必要性、必然性が感じられなかったのが事実。

そのうえ、奇妙な煽り描写なども多かったし。

ハッキリ言えば、“物語”が全く描けていなかった。

“物語”は、“ネタ”の羅列、箇条書きでは無い。

物語に登場する、登場人物のやりとりがあってこそなのだ。

そして、そのやりとりを描くために、絶対に必要なのが登場人物自体の描写。

当たり前のことなんだけどね。


なんか、見れば見るほど、

“メイン”と“サブ”の差が際立っていく感じだ。


本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202303220000/

連続テレビ小説『舞いあがれ!』第118回


内容
“空飛ぶクルマ”でぶつかる刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)
製造等に苦戦しているようだった。
相談を受けた舞(福原遥)は。。。。

敬称略


作、佃良太さん


今回のエピソード自体は、それほど悪くは無いのだ。

“メイン”が描かないので、モヤモヤはあるけど。

主人公の“空”への思いを、夫を絡ませて、上手く盛り込んでいるし。

“メイン”は、ほぼ描かない登場人物とのやりとりにしても、同じ。

刈谷たちとのやりとりや、めぐみたち家族とのやりとりも、

それぞれの“言葉”“思い”で、舞とコミュニケーションがとられていて、

ホームドラマらしくて、良い感じだ。


見せ方自体も、オーソドックスだしね。

本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202303210000/