『偽りの復讐』
内容
城ヶ崎刑事部長(高橋克実)の呼び出しを受けた越谷(勝村政信)
警察内部で、“指対室”の誰かが“アノニマス”と繋がっていると
噂が広がっているという。万丞(香取慎吾)が疑われていた。
そんななか、匿名の中傷で悩む専門学校生・末松香(川島鈴遥)が、
指対室に相談にやってくる。
メールで中傷してくるのは、自分では無く、恋人の椚総一郎(田中偉登)だと。
“イケメン王子”と話題の野球選手だった。昨夜から、連絡が取れないという。
万丞たちが話を聞いていると、四宮(清水尋也)が慌ててやって来る。
SNSに拉致監禁されている動画が上がっているという。
監禁されている状態が生配信されていた。
タイムリミットが迫る中、万丞が、香に話を聞いたところ。
2年前の暴力事件を起こした荒井慶太(岩上隼也)と声が似ているという。
しかし、すでに亡くなっていた。
すると、慶太の弟・翔太(楽駆)ではないかという香。
敬称略
脚本、入江信吾さん
監督、大内隆弘さん
タイムリミットを作り、情報が無い中で、
捜査は、“指対室”から離れて。。。と。
主人公たちの動きを作ることが出来ない状態をつくり上げた。
その緊張感、危機感の中で、
“指対室”でも、デジタルとアナログで対立を描き。。。。
ちょっと強引な印象もあるが、
これはこれで、悪くは無いです。
最近じゃ、すぐに、ドタバタしたがる“刑事モノ”が多いですからね(苦笑)
今作の場合、そういう見せ方じゃ無く。
話を凝ることで、魅せようとしているし。
そう。目先の演出で魅せようとするのは初心者向け。
内容自体で魅せようとするのは、玄人向け。。。と言えるかもね。
“ネットを利用するつもりが、利用されていた”
良いネタである。
ってか、同種の作品の中では、今作が、一番かもね。
そのレベルだと思います。